ぼくたちと駐在さんの700日戦争

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お正月特別編『晴れて風なし』。いかがでしたか？

あれでおおよそ「ぼくちゅう」の書き方がわかったと思いますが、最初にタイトルだけ決めて、そこからメインキャラクターを設定。次にサブキャラを決めて、落としどころを決めていきます。

今回は、それを3話連続でリクエストをとってやってみました。
この時点では、あらすじすらなく、「啄木の短歌」で終わることだけ決めていたので、最後の話はえらく苦労しました。
いかに「いきあたりばったり小説」であるか、アップ時間でもわかったことでしょう。
でもまぁ。体裁はなしてるんでかんべんしてくださいね。

石川啄木という人は、ご存知のように不遇の作家でしたが、それでもお正月には希望を持っていて、彼の多くの「哀しい歌」とは一線を画しているのがわかります。「晴れて風なし」。


さて。

配信方法からなにから、迷いに迷っていた14章。

まぁ、でもブログですから、こりゃどうしようもないなぁ、と思った日にバッツリ変えてしまえばいいことなので、期待されていらっしゃる方々のため、続けてみますね。

もうひとつの悩みに、すでに700日に達してしまう、という大問題がありました。

14章は、通常通り行けば、最終章となってしまうので、書籍書き下ろしの『Side by Side』直後にもどるか？ということも考えました。
が。その時点では、ママチャリという呼び名がついていない、ということと、そもそも駐在さんがいない、などなど、いろんな問題を含んでいるので、やるとするなら「第二部」をつくるしかなさそうです。

で。14章です。
14章は10月。つまりクィーンがいなくなる前まで遡って、井上くんの話を書くことにしました。

■14章　あてにならないあらすじ

文化祭が近づき、今年もバンドをやる！とはりきっていた僕とジェミーですが、メンバーが足りなくなってできません。
そこで、キーボードもギターもできる音楽通「グレート井上くん」を、ひきいれようとしますが、けんもほろろに断られます。

しかし「美奈子さんと両思いになれないのは、まじめすぎるからだ」という説得に敏感に反応。
そこから井上くんの「革命」が始まりました。

一方、駐在さんにも「警察まつり」という一大行事が近づいていました。

激化する「警察権力」対「心霊研究会」の闘い
美奈子さんに強烈ライバル登場！
井上くんの恋のゆくえは？
新キャラ「チャーリーズエンジェル」って誰だ？


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