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「差し押さえってどこから?」
「さぁ~。そこまでは・・・。坂本、家にいるみたいなんで直接電話で聴いてみてもらえますか?」
差し押さえ。
たまに漫画で見る以外、田舎の高校生にはほとんど無縁の単語でした。
しかし、小、中、高校と、渉くんのように「原因不明」で突如転校した子供も何人かいて、それが経済的理由であることは高校になってからわかってきました。
どの家も似たような境遇であったことは、まず間違いないことでしたが、特にその家の子供たちは幼くしてそれを目にしたわけで、それがいかばかりのことであったか想像を絶するものがあります。
それにしても。差し押さえ。虹色家族の関係?
いや。まだ手形の期日は来ていないし。他の金融?
しかし答えはまったく意外なところでした。
さっそく電話をかけ、詳細を聴くと電話の向こうの坂本くん。
「いえ。まだ家や土地じゃないんですが・・・。なんか事務所にある青写真のコピー機とか備品もろもろが・・・」。
「青写真のコピー機?」
「ええ・・・。あれがないと仕事になんないはずなんです・・・。先輩、いろいろとありがとうございました・・・」。
坂本くん。さすがに落胆と焦燥を隠せないようです。渡くん同様、転校を覚悟に入れているようでもありました。
いえ。転校と言うよりも夜逃げ。か・・・。
僕は坂本くんに、とりあえず落ち着くよう諭して、受話器をおきました。
ジェミー。
「井上先輩、呼んできますか?」
「う~ん。井上でもどうにかなるものかどうか・・・」。
「だってほら。先輩より上じゃないですか。井上先輩」。
だからほっとけよっ!
「お母様もお前より上だって・・・」。
それはてめぇが言ったんだろうが!
それでも、グレート井上くんには、グレート父さんがついていますので
「そうだな。孝昭。とりあえず井上と森田に連絡とってくれるか?」
「わかった」。
頭脳はあるに越したことはありません。
「それからジェミー・・社長は、坂本んち行ってくれ。僕も後から行く」。
「社長、了解!」
自分で社長って言うなよ・・・。
僕は一旦家にもどり、司法書士の叔父さんに話を聞いてみることにしました。
幸い、叔父さんは仕事からもどっていました。
叔父さんは、
「ふうん。差し押さえかぁ」。
その単語にさして驚いた様子もなく、それが「法律」の世界では、日常的なことであることを物語っていました。
「で。どこの差し押さえをくらったって?社会保険事務所か?」
「え?なんでわかるの?叔父さん」
「あー。やっぱりな。いや、商売やってて一番最初に差し押さえかけてくんのはたいてい社会保険事務所だから」。
医療費の相互扶助機構「社会保険」の制度は、企業の場合、従業員から半額を天引きし、さらに半額を会社が負担してまとめて社会保険事務所に納めます。給与から天引きしているわけですから、理屈上、半額はなんとかなりそうなものですが、実は同じ財布ですので、窮地に陥った会社はこれを納められなくなってきます。
「相互扶助」の名の下、この取り立ては非常に厳しく、たいていの「差し押さえ」は、社会保険事務所から始まるのだそうです。
「社会保険事務所の差し押さえ自体はどってことないが・・・」。
「どってことない?」
「ああ。問題は期限の利益を失うことだな」。
「期限の利益って?」
期限の利益というのは、借りているお金の返済期限のことで、どんな借金の契約書にもこれが謳われています。
「たいていの貸借契約書はどっかから差し押さえくったら、あらゆる借金の期限の利益はなくなるってことになってる」。
「つまり?」
「お前も頭悪いなぁ。つまり全借金がその翌日には払わなきゃいけなくなるってことだよ」。
「え?手形は?」
「ああ。手形そのものは関係ないがな。でも貸借契約書のあるものは全てだ。銀行とか商工金融とか。あと個人の借金もだな」。
「え・・・社会保険料も払えないのに、払えるわけないでしょ?」
「そう。だからな。潰れた会社の何割かは社会保険事務所に潰されたって恨みごと言うくらいだから」。
国の機関が・・・会社を潰す・・・?
叔父さんが続けます。
「社会保険料なんてのはなぁ、たか知れた金額だからな。それで会社ひとつ潰されちゃうんだからかなわないよ」。
「ひどい話だね」。
「そうだな。いずれ改まる日も来るんだろうが・・・。どういうもんかな」。
実際には、これが改まる日は社会保険事務所がなくなる現代まで来ませんでした。
そうして集められたお金が、さまざまな無駄な施設や娯楽施設に投資されていた、という現実は、まったくもって皮肉としか言い用がありません。
「どうしたら・・・いいんだろ・・・。叔父さん」。
「ん~~~。とりあえず差し押さえ解除することだな。借金先に気づかれる前にな」。
叔父さんはあっけなく言い放ちました。
「え?そんなことできんの?」
「できる。一番簡単なのは金払うことだけど」。
「たぶん無理」。
「だろうな。だから差し押さえくってんだもんな」。
「うん。お金払わないで解除できる?」
「ふっふっふ。蛇の道はヘビーだよ」。
「叔父さん。そのシャレ、母ちゃんからの受け売りでしょ」。
「え?え?ち、ち、ちがうぞ。オ、オ、オリジナルだぞ!」
どもるオリジナルだなぁ。しかも盗作するほどレベル高くない。
僕が坂本くんの家にたどり着くと、その前ではグレート井上くんと、それを乗せて来たのであろう村山くんが一緒に立っていました。
「遅かったな。森田は来れないって。連絡あった」。
「そっか」。
グレート井上くんは
「社会保険料の滞納の制度調べてきたんだけど・・・・」。
さすがです。
「ガチガチの制度で抜け穴ないなぁ」。
それは国が考えたことですから。高校生ごときではどうにもなるはずがありません。
「うん。でね。僕の司法書士の叔父さんに聴いた方法、やってみようと思うんだ」。
「あ。今、お前んちに泊まりに来てるっていう?」
「そうそう。蛇の道はヘビーだってさ」。
「あはははははは」。
グレート井上くん。相変わらず沸点低い・・・。しかも聴くの2度めのはず・・・・。
僕はとうとう坂本くんのお父さんと会う決心をしました。
これ以上のことを勝手に動くわけにはいかないからです。
坂本くんのお父さんは、事務所の奥の部屋で、頭をかかえうなだれたままで、僕が坂本くんに連れられて入って行ってもその姿勢を変えませんでした。
それだけ思い悩んでいた、ということでしょう。
「父さん・・・。あの・・・500万円の先輩・・・」。
坂本くんのお父さんは、見るからに人の良さそうな、気の弱い人でした。
僕が司法書士の叔父がいることを伝えると、すでに諦めているのか、あらかたの事態をわかりやすい言葉で、僕に話してくれました。
「差し押さえ。解除したら、僕らの言ってる500万円のことも信用してくれますか?」
お父さんはかなりの驚きの表情を浮かべ、すべてを諦めたような口調で、僕にそれを許可したのです。
事務所に入ると、そこのおおよそ金目と思われる備品という備品は、それこそソファに至るまで差し押さえの紙が貼られていました。
差し押さえの紙は、想像した赤紙ではなく、白い紙でした。
その中でひときわ目立つ大きな転写装置。それが青写真コピー機でした。
これは設計図などの役所に提出するための書類を転写するもので、確かにこれがなければ商売にはならないのでしょう。
お父さんの話では、これだけでも600万円もするシロモノだそうで、200万円の滞納額には不釣り合いすぎるものでした。
「ほんとだ。移動だけだね。禁止されてるのは・・・」。
と、差し押さえの紙を見ながらグレート井上くん。
そうです。差し押さえは使用は許可されますが、一切の移動は禁じられます。
僕とグレート井上くんは、見慣れない事務所の中、二人で頭をしぼって台詞まわしを考えていました。
「こんなもんでいいかなぁ」。
「慎重に行けよ。なにしろ国だますんだから」。
「いや。警察署も国だろ?いつもやってんじゃん」。
「ははは。違いない」。
そこに遅れて、ようやく部活を終えた千葉くん到着。
これほど千葉くんが待ち遠しかったことがあったでしょうか。
「おせーよ!千葉!」
「あ?いや。これでも早く切り上げて来たんだ。責めるなよ」。
そして千葉くんが台詞回しをブツブツと朗読しはじめました。
「ん。おっけ。電話かけて」。
いよいよです。
相手は国家。千葉くんもさすがに緊張しているのか生唾を飲み込む音が聴こえました。
「あ?もしもし?社会保険事務所さん?」
開始です。
担当官を呼び出すと、その声色をつくった高校生は
「はい。実は事務所引き払うことになりましてね?で、おたくさんで差し押さえられた青写真機なんですが」。
「はい。当方では移動できないことになってますよね?ええ」。
「はい。それで、つきましてはですねぇ。明日までに移動していただきたいのですが」。
「ええ。それでですね。なにぶん精密機器ですので、普通のトラックとかでは運べませんで。はい」。
「うちでも前問い合わせた時はですねぇ。移動の専門業者がございまして。移動だけで100万ほどかかるんです。はい」。
「ええ。すいませんが明日中に。なにしろ当方では移動できませんので。はい明日中に」。
電話を切ると、さすがの千葉くんも汗だくでした。
「よくやった。千葉」。
「いや~~~。この歳で国だますってな~~~」。
「あ?心痛む?」
「いや。おもしろかった!工藤よりずっとおもしれ~~~」。
そう来なくっちゃ!千葉じゃないよ。
社会保険事務所から「差し押さえ解除」連絡が入ったのは、わずかに1時間後のことでした。
「差し押さえの紙は?」
「勝手にはがしてくれってさ」。
「ほんとだー。やっぱ役人ってそんなもんなんだな」。
「うん・・・。自分のフトコロと関係ないから」。
僕は叔父さんが教えた荒療治につくづく感心するとともに、国とはいったいなんなのか、ということ同時に考えていました。
たくさんの人が、今までこれで首をくくっている事実。
強制的に差し押さえをすれば、その後の事態など、誰にでもわかりそうなものです。
それを国が行うって。
坂本くんは大歓びでお父さんに伝えに行きました。
僕たちは、お父さんがもどる前に経緯を書いた紙を、剥がした差し押さえの紙といっしょに残して、事務所を後にしました。
「あとは坂本、自分で説明するだろ」。
「よし!後は儲けまくるだけだ!」
「蛇の道はヘビ~~~~~」。
井上くん。すっかりお気に入りのようです。
※日付変わってるので予告でクリックされたかたもお願いしま~す
プチ予告、更新しました~



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「差し押さえってどこから?」
「さぁ~。そこまでは・・・。坂本、家にいるみたいなんで直接電話で聴いてみてもらえますか?」
差し押さえ。
たまに漫画で見る以外、田舎の高校生にはほとんど無縁の単語でした。
しかし、小、中、高校と、渉くんのように「原因不明」で突如転校した子供も何人かいて、それが経済的理由であることは高校になってからわかってきました。
どの家も似たような境遇であったことは、まず間違いないことでしたが、特にその家の子供たちは幼くしてそれを目にしたわけで、それがいかばかりのことであったか想像を絶するものがあります。
それにしても。差し押さえ。虹色家族の関係?
いや。まだ手形の期日は来ていないし。他の金融?
しかし答えはまったく意外なところでした。
さっそく電話をかけ、詳細を聴くと電話の向こうの坂本くん。
「いえ。まだ家や土地じゃないんですが・・・。なんか事務所にある青写真のコピー機とか備品もろもろが・・・」。
「青写真のコピー機?」
「ええ・・・。あれがないと仕事になんないはずなんです・・・。先輩、いろいろとありがとうございました・・・」。
坂本くん。さすがに落胆と焦燥を隠せないようです。渡くん同様、転校を覚悟に入れているようでもありました。
いえ。転校と言うよりも夜逃げ。か・・・。
僕は坂本くんに、とりあえず落ち着くよう諭して、受話器をおきました。
ジェミー。
「井上先輩、呼んできますか?」
「う~ん。井上でもどうにかなるものかどうか・・・」。
「だってほら。先輩より上じゃないですか。井上先輩」。
だからほっとけよっ!
「お母様もお前より上だって・・・」。
それはてめぇが言ったんだろうが!
それでも、グレート井上くんには、グレート父さんがついていますので
「そうだな。孝昭。とりあえず井上と森田に連絡とってくれるか?」
「わかった」。
頭脳はあるに越したことはありません。
「それからジェミー・・社長は、坂本んち行ってくれ。僕も後から行く」。
「社長、了解!」
自分で社長って言うなよ・・・。
僕は一旦家にもどり、司法書士の叔父さんに話を聞いてみることにしました。
幸い、叔父さんは仕事からもどっていました。
叔父さんは、
「ふうん。差し押さえかぁ」。
その単語にさして驚いた様子もなく、それが「法律」の世界では、日常的なことであることを物語っていました。
「で。どこの差し押さえをくらったって?社会保険事務所か?」
「え?なんでわかるの?叔父さん」
「あー。やっぱりな。いや、商売やってて一番最初に差し押さえかけてくんのはたいてい社会保険事務所だから」。
医療費の相互扶助機構「社会保険」の制度は、企業の場合、従業員から半額を天引きし、さらに半額を会社が負担してまとめて社会保険事務所に納めます。給与から天引きしているわけですから、理屈上、半額はなんとかなりそうなものですが、実は同じ財布ですので、窮地に陥った会社はこれを納められなくなってきます。
「相互扶助」の名の下、この取り立ては非常に厳しく、たいていの「差し押さえ」は、社会保険事務所から始まるのだそうです。
「社会保険事務所の差し押さえ自体はどってことないが・・・」。
「どってことない?」
「ああ。問題は期限の利益を失うことだな」。
「期限の利益って?」
期限の利益というのは、借りているお金の返済期限のことで、どんな借金の契約書にもこれが謳われています。
「たいていの貸借契約書はどっかから差し押さえくったら、あらゆる借金の期限の利益はなくなるってことになってる」。
「つまり?」
「お前も頭悪いなぁ。つまり全借金がその翌日には払わなきゃいけなくなるってことだよ」。
「え?手形は?」
「ああ。手形そのものは関係ないがな。でも貸借契約書のあるものは全てだ。銀行とか商工金融とか。あと個人の借金もだな」。
「え・・・社会保険料も払えないのに、払えるわけないでしょ?」
「そう。だからな。潰れた会社の何割かは社会保険事務所に潰されたって恨みごと言うくらいだから」。
国の機関が・・・会社を潰す・・・?
叔父さんが続けます。
「社会保険料なんてのはなぁ、たか知れた金額だからな。それで会社ひとつ潰されちゃうんだからかなわないよ」。
「ひどい話だね」。
「そうだな。いずれ改まる日も来るんだろうが・・・。どういうもんかな」。
実際には、これが改まる日は社会保険事務所がなくなる現代まで来ませんでした。
そうして集められたお金が、さまざまな無駄な施設や娯楽施設に投資されていた、という現実は、まったくもって皮肉としか言い用がありません。
「どうしたら・・・いいんだろ・・・。叔父さん」。
「ん~~~。とりあえず差し押さえ解除することだな。借金先に気づかれる前にな」。
叔父さんはあっけなく言い放ちました。
「え?そんなことできんの?」
「できる。一番簡単なのは金払うことだけど」。
「たぶん無理」。
「だろうな。だから差し押さえくってんだもんな」。
「うん。お金払わないで解除できる?」
「ふっふっふ。蛇の道はヘビーだよ」。
「叔父さん。そのシャレ、母ちゃんからの受け売りでしょ」。
「え?え?ち、ち、ちがうぞ。オ、オ、オリジナルだぞ!」
どもるオリジナルだなぁ。しかも盗作するほどレベル高くない。
僕が坂本くんの家にたどり着くと、その前ではグレート井上くんと、それを乗せて来たのであろう村山くんが一緒に立っていました。
「遅かったな。森田は来れないって。連絡あった」。
「そっか」。
グレート井上くんは
「社会保険料の滞納の制度調べてきたんだけど・・・・」。
さすがです。
「ガチガチの制度で抜け穴ないなぁ」。
それは国が考えたことですから。高校生ごときではどうにもなるはずがありません。
「うん。でね。僕の司法書士の叔父さんに聴いた方法、やってみようと思うんだ」。
「あ。今、お前んちに泊まりに来てるっていう?」
「そうそう。蛇の道はヘビーだってさ」。
「あはははははは」。
グレート井上くん。相変わらず沸点低い・・・。しかも聴くの2度めのはず・・・・。
僕はとうとう坂本くんのお父さんと会う決心をしました。
これ以上のことを勝手に動くわけにはいかないからです。
坂本くんのお父さんは、事務所の奥の部屋で、頭をかかえうなだれたままで、僕が坂本くんに連れられて入って行ってもその姿勢を変えませんでした。
それだけ思い悩んでいた、ということでしょう。
「父さん・・・。あの・・・500万円の先輩・・・」。
坂本くんのお父さんは、見るからに人の良さそうな、気の弱い人でした。
僕が司法書士の叔父がいることを伝えると、すでに諦めているのか、あらかたの事態をわかりやすい言葉で、僕に話してくれました。
「差し押さえ。解除したら、僕らの言ってる500万円のことも信用してくれますか?」
お父さんはかなりの驚きの表情を浮かべ、すべてを諦めたような口調で、僕にそれを許可したのです。
事務所に入ると、そこのおおよそ金目と思われる備品という備品は、それこそソファに至るまで差し押さえの紙が貼られていました。
差し押さえの紙は、想像した赤紙ではなく、白い紙でした。
その中でひときわ目立つ大きな転写装置。それが青写真コピー機でした。
これは設計図などの役所に提出するための書類を転写するもので、確かにこれがなければ商売にはならないのでしょう。
お父さんの話では、これだけでも600万円もするシロモノだそうで、200万円の滞納額には不釣り合いすぎるものでした。
「ほんとだ。移動だけだね。禁止されてるのは・・・」。
と、差し押さえの紙を見ながらグレート井上くん。
そうです。差し押さえは使用は許可されますが、一切の移動は禁じられます。
僕とグレート井上くんは、見慣れない事務所の中、二人で頭をしぼって台詞まわしを考えていました。
「こんなもんでいいかなぁ」。
「慎重に行けよ。なにしろ国だますんだから」。
「いや。警察署も国だろ?いつもやってんじゃん」。
「ははは。違いない」。
そこに遅れて、ようやく部活を終えた千葉くん到着。
これほど千葉くんが待ち遠しかったことがあったでしょうか。
「おせーよ!千葉!」
「あ?いや。これでも早く切り上げて来たんだ。責めるなよ」。
そして千葉くんが台詞回しをブツブツと朗読しはじめました。
「ん。おっけ。電話かけて」。
いよいよです。
相手は国家。千葉くんもさすがに緊張しているのか生唾を飲み込む音が聴こえました。
「あ?もしもし?社会保険事務所さん?」
開始です。
担当官を呼び出すと、その声色をつくった高校生は
「はい。実は事務所引き払うことになりましてね?で、おたくさんで差し押さえられた青写真機なんですが」。
「はい。当方では移動できないことになってますよね?ええ」。
「はい。それで、つきましてはですねぇ。明日までに移動していただきたいのですが」。
「ええ。それでですね。なにぶん精密機器ですので、普通のトラックとかでは運べませんで。はい」。
「うちでも前問い合わせた時はですねぇ。移動の専門業者がございまして。移動だけで100万ほどかかるんです。はい」。
「ええ。すいませんが明日中に。なにしろ当方では移動できませんので。はい明日中に」。
電話を切ると、さすがの千葉くんも汗だくでした。
「よくやった。千葉」。
「いや~~~。この歳で国だますってな~~~」。
「あ?心痛む?」
「いや。おもしろかった!工藤よりずっとおもしれ~~~」。
そう来なくっちゃ!千葉じゃないよ。
社会保険事務所から「差し押さえ解除」連絡が入ったのは、わずかに1時間後のことでした。
「差し押さえの紙は?」
「勝手にはがしてくれってさ」。
「ほんとだー。やっぱ役人ってそんなもんなんだな」。
「うん・・・。自分のフトコロと関係ないから」。
僕は叔父さんが教えた荒療治につくづく感心するとともに、国とはいったいなんなのか、ということ同時に考えていました。
たくさんの人が、今までこれで首をくくっている事実。
強制的に差し押さえをすれば、その後の事態など、誰にでもわかりそうなものです。
それを国が行うって。
坂本くんは大歓びでお父さんに伝えに行きました。
僕たちは、お父さんがもどる前に経緯を書いた紙を、剥がした差し押さえの紙といっしょに残して、事務所を後にしました。
「あとは坂本、自分で説明するだろ」。
「よし!後は儲けまくるだけだ!」
「蛇の道はヘビ~~~~~」。
井上くん。すっかりお気に入りのようです。
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またでましたね「蛇のみちはヘビー」笑
役人めー
社名楽しみにしてます
お役所、テキトウですねぇ…
はがしていいんだ…
とうとう国を騙したのですね・・・
さすが~って褒めていいのかな?
でも意外と簡単なものですね~
よかったぁ~坂本くん。
あとはママチャリさまのシナリオ次第ですね。
Good luck, みんなっ!!
国を騙すなんてむちゃくちゃスケールデカいのに、あまりにもあっさりと事が運んでる!
やはりいつの時代もテキトーですよねぇ…。
>CGさん 2度目~~~?
すごい。一番載り認定!
リクエスト特権が溜まってく・・・・。
>またでましたね「蛇のみちはヘビー」笑
なにしろグレート井上くん、お気に入りですので。
ったく社会保険事務所ってやつぁ。
昔っからダメダメですね。
しかし、坂本くんちが首の皮一枚つながりましたね。
さぁ稼ぎまくりましょう!まずはテープを入手…orz
え~!!
お役所って、、お役所って、、、!!
、、、酷い~~!
んで、いい加減だぁ~。
♪「蛇の道はヘビー」♪ (笑)
もしかして1番
こんな方法があったのか・・・・・・
いまでも使えるかなぁ。
とってもすかっとしたと同時に気持ちがもやもやです。国ってなんだろうってホント考えちゃいますよね。
国に対する憤りがふつふつと……いや、真面目な公務員の方も多いし、きちんと国民のことを考えた法律っていうのもあるとはわかっているんですけれど、たまにどうしようもなく理不尽なものがそこに入っているのも確かなわけで……とりあえず、ママチャリの叔父さんありがとー!!
坂本君のお父様に心からエールを送りたいです。そしてママチャリくんたちの会社もますます頑張ってもらいたくなりました!!
役所ってケッコウ適当なんですね~
社名楽しみにしてます!
>papa 班長
+10点
>役人めー
社名楽しみにしてます
まぁ。役人全部悪者って考えは間違っていますが。
いい人いても全体的にはこうだったってことです。
社会保険事務所の腐敗はこのちょっと前から始まっていました。
▼---------
>ayuさん
>お役所、テキトウですねぇ…
はがしていいんだ…
はい。解除なると自分で剥がせます。
▼---------
>しゅうゆうさん
>でも意外と簡単なものですね~
はい。けっこうリアルに書いてます。
ほぼドキュメントですね。
今度は日本国家を相手にしたか。スケールがちがいますね。
それにしても本当にこの国は間違っていることが多い。オレらが大人になった時この国はどうなってるだろう・・・。
ジェミー
自分で社長って、言っちゃだめだよ~
しかし、個人の借金も払わなきゃいけないのは、何か釈然としない制度だ。憤慨だね。
リクエスト特権に期限はあるんですか
スケールがどんどんでっかくなってゆく・・・。
社名楽しみにしてます。
そんな簡単に剥がしていいなんて…その紙一枚に人の人生かかってるのに…
なんだか怒るって言うより呆れる…( °Д°)
叔父さんがいて良かった。もしそのままだったら…
「蛇の道はヘビー」でうけまくる井上君、大好きです…
国って、自分のことしか考えてない様でヤです~(TωT)
社名楽しみ~~♪
蛇の道はヘビー・・・
今日くらい、それを痛感するお話はありませんでした。
国の機関だからこそ、民間の企業は手が出せないというのに。
いまだに改善されていない事実というのも、ムカムカしてくるというか。
何事も、知ってると知らないとでは全然違いますね。勉強になりましたっ!
ありがとうございます。
さぁ、これからの儲け会社が楽しみだぁ!!
>くじら座さん 初登校?
+10点
>あとはママチャリさまのシナリオ次第ですね。
Good luck, みんなっ!!
がんばりまっす!
▼---------
>かにゃさん <重要>
>やはりいつの時代もテキトーですよねぇ…。
同じ差し押さえでも、税務署や裁判所とはまるで違います。
裁判所についても・・・
触れる時が来るかも。
とにかく自営業のかたは、この程度では首くくることないぞって教訓ですねー。
▼---------
>ジンジャ~さん
>ったく社会保険事務所ってやつぁ。
昔っからダメダメですね。
この数年前からだと思います。
すさまじく優遇され始めたんですね。積立金に特例設けて使い始めました。
その前はまじめな機関だったみたいですよ。
立場上あまり詳しい事は書けないのですが、ワタクシが今の会社に入る直前に
それまで実務の多くをやっていた人が、税理士と結託して
突如、殆どの社員と機材を持ち逃げしましてね。
自分の会社を作る資金造りに、社会保険料などをネコババしていたもんですから
差し押さえ寸前になったことがありました。
滞納保険料が700万くらいあったかなぁ。。。
でも『紙』貼られる前に、社長と奔走して何とかしましたゼ。裁判でもカタつけたし。
資金繰りは楽じゃないけど、今は借り入れもゼロです。
今日の話、その頃の事思い出しちゃったなぁ。
途中の社会保険事務所の辺りまで、う~~ん、何てひどい!!と怒り心頭だったのに。
>蛇の道はヘビー
また笑ってしまいました・・・
叔父さんは、神童タカさんの弟さんの方ですか?
ママチャリ叔父さんGJ!千葉くんGJ!
みんなもGJ!!です。がんばれ~~~。
こんな風に人の人生狂わせてまで集めたお金で、使い道が『あれ』ですからね‥。
使途不明金、どんどん増えそうですし。着服が常態化してたんで調べようがないなんて話もありますよね。
国って、何なんでしょうね。
ママチャリ達ついに国までだましましたね。
今回は千葉君も大活躍でしたね。
すっごいリアルですね…。
確かに、紙をはがせるし、しかも絶対バレない。
公正であるために、基準を設けて対応する必要は
あると思いますが、なんだかなぁ、と思います。
この対応者、ラクし過ぎ!
一度決めたルールを、役所の都合が悪くなる方向で
変えるのは、なかなか難しい気がしますが、
この件の「見て見ないフリ」のレベルはひどいと思います。
社会保険事務所ってそんなに前からそんな感じだったんですね。。。
でも千葉くんすごい!!高校生で千葉くんの右にでるものはいない?!
え…こんな荒療治で、だいじょうぶなんですか??
ばれたらえらい事になりませんか?
こわいですぅ~!!
>なぞつまさん
+10点
>え~!!
お役所って、、お役所って、、、!!
、、、酷い~~!
んで、いい加減だぁ~。
金銭の感覚が我々とは違うのは間違いないですね。
いつだったか社会保険事務所のお偉いさんが
「我々の金」って言ってましたが、我々って誰なんだろ?ってまじめに思いました。
▼---------
>つるきちさん
いらっしゃい。
+10点
>こんな方法があったのか・・・・・・
いまでも使えるかなぁ。
使えると思います。移動に取り立て金なみにかかるとなると、諦めるわけです。
これブログで公表してること自体、犯罪かも知れないけど、今この時に同じことで自殺考えてる人もいるかも知れないので。
あえて掲載してみますた。
▼---------
>saraさん
>とってもすかっとしたと同時に気持ちがもやもやです。国ってなんだろうってホント考えちゃいますよね。
ほんっと考え込みます。
社会保険事務所行くと、昔は必死に頭下げてる自営業の奥さん、たくさん見ることできました。
ほんとついこないだまで。
うーん、貧相な頭で理解に時間かかりそう。
手際がいい集団です。
ママチャリの叔父さんの役割大きい。
先が楽しみ。
リクエストはエスティマ日和のブログが好きでネームをCGにしたんですけど最近一度しか更新してないんでもっと更新してもらえないでしょうか
>月桂樹さん
+5点
>国に対する憤りがふつふつと……いや、真面目な公務員の方も多いし、きちんと国民のことを考えた法律っていうのもあるとはわかっているんですけれど、たまにどうしようもなく理不尽なものがそこに入っているのも確かなわけで……
はい。まったくです。
動かしている人間個々ではないんですね。
もう団体としての姿勢と制度の問題なんでしょう。
▼---------
>タマさん
>役所ってケッコウ適当なんですね~
あ。これはほんとに適当ですね。
いえ。ほんと。
でも、それに命かかっちゃってる人がいるっていう事実ですね。
重いのは。
▼---------
>0トラくん
>それにしても本当にこの国は間違っていることが多い。オレらが大人になった時この国はどうなってるだろう・・・。
いえ。国民も景気よくなくなるとバカじゃないですから。
そろそろ長年続いて来たおバカ国家も気づき始めたようで。
でも、気づくにはちょっと遅すぎましたねぇ。
君らにあんまり借金押し付けないよう、なんとかするしかありません。
+5点
社会保険事務所が腐ってるのは昨日今日の話ではないんですねぇ・・・
そゃつらをだまくらかすとはw痛快この上なぃです~~
さすが司法書士のおじ様☆
やっと出番が来たわけですね。
でもなんで移動を依頼すると差し押さえ解除してもらえるんですか?
ん~(∋_∈)難し過ぎてよくわかりません…。
とりあえず坂本くん家の差し押さえ解除出来てよかった~~。
悪知恵の働く家系ってあるもんなんですね~。
あと、おやじギャグも家系なんですか?
>プラさん
+10点
>しかし、個人の借金も払わなきゃいけないのは、何か釈然としない制度だ。憤慨だね。
あ。社会保険料は個人保証はつきませんので、お間違いないように。
でも、自営業の場合は財布いっしょですからねぇ。
▼---------
>CGさん@級長
>リクエスト特権に期限はあるんですか
ありません。メルヘン引換券とは違います。
▼---------
>りんごあめさん
>スケールがどんどんでっかくなってゆく・・・。
ん~~~。実は『俺たちは風』は、最初っから国家権力への挑戦ですので、さして変わってないといえば変わってない。
▼---------
>りきさん
>そんな簡単に剥がしていいなんて…その紙一枚に人の人生かかってるのに…
なんだか怒るって言うより呆れる…( °Д°)
そうですね。人生っていうより生命がかかってる場合が多いです。
へぇ~ホント蛇の道はヘビーだなぁ・・・抜け道知ってるって相当強みですね。この方法知っていたら助かった命も結構あったのでは?まぁあまり頻繁にあったら対策練られそうですが。法律面白そうだなぁ。
今日もタメになりました~この章かなり知的ですよねぇ
勉強になりやした、有り難うございました。
社会保険庁の隠れ蓑が私達が納めたお金で作ったグリーンピアには何回か行きましたが、あれだけ広い場所を管理維持するだけでもすごい金が湯水も如く使われていたと思う、無駄に広いだけ。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
差し押さえと言うだけで、本当に頭を抱えてしまいます。ちょっとリアルすぎて「寒肌」になってしまいます。いままで、一番最高かな。893の方の話より怖いです。(寒い寒い)
クハー( ̄▽ ̄;
流石と言うべきか、イヤハヤ…
ママチャリくんの回りには色々な知恵袋がイッパーイ。
羨ましいぞ、マッタク
千葉クンも中々やってくれるし。
ホント、粒揃いだなぁ
ママチャリ軍団て(´・ω・`)
難しい問題ですね……
役人全員悪ぢゃないんだろけど……
人の涙、分かんない訳ぢゃないんだろけど……
ルール尊重厳守しなきゃならないから結果的に追い込む型になってる気がして……
ただそれじゃヤッパ納得出来ないし……
特に訳分からン建物立てたり天下りだのなんだの考えてる役人は悪だろし……
ただ……スベテの根本原因が「金」ってのが一番悲しい……
>くまこさん
+5点
>国って、自分のことしか考えてない様でヤです~(TωT)
そうですねぇ。
残念ながら目立ちます。面で語るとそうなっちゃいますね。国民のほうを見ていません。
僕が社会保険事務所訪れた時には、4時半に将棋してました。
片方で、それを払うのに首くくること考えてて。なんなんだろ?って思いましたね。
▼---------
>るりさん
>何事も、知ってると知らないとでは全然違いますね。勉強になりましたっ!
そう思います。ほんとに。
知識は武器です。
+5点
▼---------
>なぞ3さん
>滞納保険料が700万くらいあったかなぁ。。。
でも『紙』貼られる前に、社長と奔走して何とかしましたゼ。裁判でもカタつけたし。
資金繰りは楽じゃないけど、今は借り入れもゼロです。
それはすごいですねー。普通あきらめちゃいますからね。
役所は事情受け入れませんしねぇ。ほとんど。
そのうち資金繰りのコツでも書きますかね。
国にとってのお金と、個人にとってのお金のあまりの重さの違いに、今更ながらに愕然とします。
それから、知っていることの大切さと、強さ。
大袈裟じゃなく、人生左右しますね。
あのクールな井上くんが…(笑)
読んでる私も、緊張から開放された気分になりました。
くっそ~、師匠め、知的な質問にしか答えないのか?? よしっっ!これからは知的な質問をバンバンするぞ!!…、まぁ変な質問もちょっとはするけど。
>あとむさん
+10点
>>蛇の道はヘビー
また笑ってしまいました・・・
叔父さんは、神童タカさんの弟さんの方ですか?
あとむさんも沸点ひくっ!
いえ。叔父は父の弟。次男です。
▼---------
>ガンくん
>こんな風に人の人生狂わせてまで集めたお金で、使い道が『あれ』ですからね‥。
使途不明金、どんどん増えそうですし。着服が常態化してたんで調べようがないなんて話もありますよね。
ほんっと。これはタイムリーな話でもありました。
そういう意識で書いたわけじゃなかったんですけど。
どうやるとそうなるか不思議でなりません。
+5点
▼---------
>七味さん
>今回は千葉君も大活躍でしたね。
千葉くん、とにかくビジネス用語に長けているうえに、声色うまいので。
誰でも騙されます。ばす~~~ん。
おぉ…勉強になります。
蛇の道はヘビー…たしかに重いですね。。
井上くん!私も沸点低いよ!(o^-’)b (笑)
くじら座の初登校は、第4回ぼくちゅーずday。
めざまし以降ず~っとromってたのに・・・
これからもず~っとromっていくつもりだったのに・・・
つい・・・、つい・・・、社名応募しちゃいました。
(4コマ西条くんの“変態!”にやられて冷静な判断能力なくなってたのカモ・・・)
こうなったらもうメルヘンポイント目指すしかないですねっ!!
何時も楽しく拝見させて頂いてます!!
渉くんの名前がいつの間にか渡くんになってますよっ!!
毎日大変だと思いますが頑張ってくださいね。
やっぱり知識は武器ですね。
今も昔も役所ってやつは、こっちが貰えるべきお金にはテキトーだけど
集金だけは無駄に熱心ですからねえ。
うちの実家も自営業で、うちの母は小さな抵抗と称して
集金に来られた際に、100万弱のお金を全部2000円札で払ってましたわw
し、師匠!!俺のコメントの後に何にも触れずにコメントとは、酷すぎますっ!!
嫌がらせですか!?
>あおさん
+5点
>公正であるために、基準を設けて対応する必要は
あると思いますが、なんだかなぁ、と思います。
この対応者、ラクし過ぎ!
これはですねぇ。社会保険の中身かなり知らないと判断むずかしいです。
結局回収しない、ということはないので、方法はいくつでもあるわけですね。相手倒産するってわかってするのは、ほとんどの場合、係員の感情論です。
▼---------
>ぷたんさん
>でも千葉くんすごい!!高校生で千葉くんの右にでるものはいない?!
いませんね。映画ではそうでもなさそうですが。
▼---------
>みゃあさん
>え…こんな荒療治で、だいじょうぶなんですか??
ばれたらえらい事になりませんか?
なりません。
会社が健康になって払えるようになると回収します。
この国がおかしい、と思うのは、
貧しい人・苦しい人から搾取したお金をわけのわからないことにつぎ込み、自分は絶対苦しくならないような制度にあぐらをかいて、
苦しい人がどうしようもないところまで追い込まれても助けない。どころか簡単に切り捨ててしまおうとするところ。
この国の上に立つ人たちは、一体この国をどうしようとしてるんでしょう?(こういう書き方をしてしまっていいのかわかりませんが)
ママチャリ軍団ががんばってくれると、この国を見返す事ができるような気がします。
というか、単純に「寝て起きて、明日もがんばろー!」って思えます。
だから、がんばって!!
応援してます!!
あっ!!もしかして師匠は自分が師匠だと気付いていないのでは…?!じゃあ、これからマメに言いますね!!
師匠はくろわっさんだぁ~!!!!!
…?あれ?なんか変…。
>ふりゅさん <解説>
+10点
>うーん、貧相な頭で理解に時間かかりそう。
なんとなくわかれば十分です。自営業のかた以外は。
ようは差し押さえくらったものは、本人は動かせないんですよ。
でも引っ越しとなると、動かさなきゃいけないでしょ?
▼---------
>CGさん@級長
>リクエストはエスティマ日和のブログが好きでネームをCGにしたんですけど最近一度しか更新してないんでもっと更新してもらえないでしょうか
あ。はい。わかりました。
がんばりまっす。
▼---------
>禅さん
>社会保険事務所が腐ってるのは昨日今日の話ではないんですねぇ・・・
個人レベルで腐ってる係の人は、いっぱいいました。
もちろん、逆のかただっていっぱいいるわけですが。
権力持った気になるんでしょうねぇ。みんなヘコヘコしますから。
▼---------
>きょうこさん <解説>
>でもなんで移動を依頼すると差し押さえ解除してもらえるんですか?
事務所引き払うと言ってるわけですから、明日までには移動しなくてはなりません。
ところがそれに100万円かかるとなれば、回収できないばかりか、お金が先に出てしまうわけですね。
青写真コピー機など、実際はひきとっても売り先ないわけです。それが面倒くさいわけですよ。
「社会保険事務所」ってなんですか??
千葉くん、お見事。こういうことが本当の意味での「確信犯」ですね。
公務員でも、血も涙もある駐在さんのような素晴らしい人もいるのに・・・でも、そんな人は、出世とかは出来ないんでしょうね~
いや~、ますます面白くなってきますね。最近専門用語バンバンで意味不明な事が多いので、久しぶりに辞書まで登場しております。
>まっつん
+5点
>悪知恵の働く家系ってあるもんなんですね~。
あと、おやじギャグも家系なんですか?
え・・・・。
-5点
▼---------
>ローニンくん
>この方法知っていたら助かった命も結構あったのでは?まぁあまり頻繁にあったら対策練られそうですが。法律面白そうだなぁ。
ええ。あったと思います。今ローニンだし、いっそ法律めざしてみては?
>今日もタメになりました~この章かなり知的ですよねぇ
2万人もの人が読んでいらっしゃるわけですから、それなりに役割みたいなものも生まれて来ます。無料ですしね。ブログ。
今回のテーマは「経済」なんでけっこう出て来ます。
でも基本コメディはくずさないつもりですが。
+5点
▼---------
>わきやん <重要>
>社会保険庁の隠れ蓑が私達が納めたお金で作ったグリーンピアには何回か行きましたが、あれだけ広い場所を管理維持するだけでもすごい金が湯水も如く使われていたと思う、無駄に広いだけ。
ん~~。グリーンピアは、閉鎖で隠れてしまいましたが、それができた土地も面白いですよ。
議員さんの山だったり、役所のお偉いさんの土地だったり。
まだ蓋をされないためには運営続けてほしかった。
+5点
やった~!!師匠に勝ったぁヾ(≧∇≦)〃俺の上は師匠じゃないよ~ん♪ばんじゃさんだよ~ん♪
┐(  ̄∀ ̄)┌
宗教にしても社会保険の制度にしても
開祖や制度を最初に考えた人は、万人の利益を考えて
いたハズなんです。
でなきゃスタート時点で世間に受け入れられるハズがないのです。
それがオリジナルの精神を受け継ぐ事無く,儀式や制度みたいな
カタチだけを何代かが受け継げば、そこに集まった金は、
どうやら原価が殆ど掛からない『売り上げ』にしか見えなくなっちゃうみたいです。
役所は、基本的に「制度」の一点張りですが、我々は結構食い下がって事情を呑んでもらいました。
方法は書かない方がイイですよね。
くろわっさんの「資金繰りのコツ」の方がスマートだと思うし。
グリーンピア。
その存在を知ったのがたたき売りされたニュースと、廃墟のニュースが流れた時でした・・・。
「いや~~~。この歳で国だますってな~~~」。
「いや。おもしろかった!工藤よりずっとおもしれ~~~」。
・・・この科白を言ったのは、確かお兄さんが警察官の千葉君ですよね?
ある意味、お兄さんをからかってるのを拡大したような気分だったんでしょうか。
何だか、千葉兄の家での格がわかるような話です。
仲良きことは美しかな?
まぁ、とりあえず、差し押さえ解除の報告が聞けて嬉しかった♪
PS.あの・・・くろわっさん?
「渡くん」じゃなく、「渉君」だったと思います・・・。
社保かぁ…いままでかかわる事が全く無いので勉強になります。
国保の抜け穴なら沢山知ってますがw
昨日もまた欠席しましたm(_ _)m
おじさん、大活躍ですね
みんな頑張って
スピード違反の取り締まりも捕まえやすいのから捕まえるって前に書いてましたよね。きっと公務員として働いている人たちも自分のことで必死なんだろうと思います。効率よく仕事すれば昇進して給料も上がるわけだし・・・それは普通の会社員と一緒ですよね。
やっぱり元のシステム自体がおかしいんでしょうね。おかしいんだってことにまず気付かなきゃいけないと思いました。役所が気付けないなら市民が気付かせてあげなきゃいけないし、じゃあ私たちもちゃんとわかってなきゃいけませんね。
ぼくちゅうは弱い部分に光が当てられてるので好きです。心がほんわかします☆
社会保険事務所…
怖いところですね。。
そしてここは難しい問題でもあり。
私にはよく分かりません。
でも政治や公務に関わる人はどうやって
お金を得ているのか、常に肝に銘じるべき。
ぼくちゅうは一見面白い小説だけど、
社会の抱える問題に勝負を挑んでる。
つくづく考えさせられました。
ママチャリとその仲間達!
頑張れ!
…そしてジェミー社長かわいい
ツボにきます。。
差し押さえをはじめにするのが国家機関だなんて・・・真っ先に守ってくれそうな国が逆に真っ先に潰しに来るなんて信じられない事があったんですね・・・しかもマシな事に使っているならまだしもいらないことにばかり・・・ゆるせん・・・
千葉君楽しそうですねwww高校生で国を相手にこんな事をするなんてwwかなり緊張しそうですねww
>秘密のコメント 2007/08/23(木) 01:07:56さん
(資金繰り)
そうですかぁ。よかったです。
書いた甲斐ありました。
▼---------
>あじくん
>差し押さえと言うだけで、本当に頭を抱えてしまいます。ちょっとリアルすぎて「寒肌」になってしまいます。いままで、一番最高かな。893の方の話より怖いです。
なにを恐れているのかわかりませんが、たいていのものは意外とどってことなかったりします。
▼---------
>るみちょ
>ママチャリくんの回りには色々な知恵袋がイッパーイ。
羨ましいぞ、マッタク
そうですね。有効利用してました。
きょうこさんへの回答のところで理解できました。
ジアゾ式複写機の需要は結構あるんではないかと思ってました。
また一つ知識が増えました。
ありがとうございます!!
なんだかな…
世の中間違いだらけです。
警察官が銃で殺害し銃で自殺したのに…
自殺したからって退職金もらえる!ってとくダネで知り、信じられなかったです。人殺してお金もらえるってどうゆうこと?そのお金は私たちからの税金だし。
人の命を守るたもに持たされること許されてる銃なのに。
国のやってることはわけがわからないです。
ぼくちゅうって…
ただ笑えるだけじゃなく、色んな事を考えさせてくれます。
いつもいつもありがとうございます。
>ぷれっそ@まじめバージョン
+5点
>役人全員悪ぢゃないんだろけど……
人の涙、分かんない訳ぢゃないんだろけど……
ルール尊重厳守しなきゃならないから結果的に追い込む型になってる気がして……
ただそれじゃヤッパ納得出来ないし……
組織っていうのはいろんなのいます。
涙わかってるか?っていうと、そうじゃないことが目立ちますね。
▼---------
>レインビー画伯
>国にとってのお金と、個人にとってのお金のあまりの重さの違いに、今更ながらに愕然とします。
それから、知っていることの大切さと、強さ。
大袈裟じゃなく、人生左右しますね。
はい。左右します。だからこういうしょーもない小説でも、知識と知恵、たま~に入れてるわけです。
▼---------
>富井ちゃん
>おぉ…勉強になります。
蛇の道はヘビー…たしかに重いですね。。
富井ちゃんはこれから世の中に出る人だからねー。
知識はあって邪魔になりません。
フクザツです・・・。
人はどうしたら、正しく人のために働けるんでしょうねぇ。
千葉君はじめメンバー皆の明るさがただただ救いです。
社会保険て相互扶助なのに平等ではないんですね(´・ω・`)
仕事で知ったのですが、難病の治療に高額の費用がかかっているために、健康保険組合(社会保険ではない)(もしくは会社)から「会社を辞めろ」と言われる人がいるのだそうです。
さて、坂本くんのお父さん、もう諦めてますね…
この1件でママチャリたちに希望の兆しを見てくれたでしょうか?
いいですねぇ・・・この高校生特有の国に対する挑戦。大好きです。
神様の次は国に挑戦状を叩き付けろ!!!
神様なんかよりずっと楽なはず!!!
えらい時間に目が覚めてしまった、、、
千葉君が今までで一番頼もしく見える。
蛇の道はヘビー、嫌いじゃありません。
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蛇の道はヘビー久々にウケました。
国の法律も穴が多い事は事実だけど、
差し押さえなんか受けたら、
真面目な人は何も出来ないのが普通で、
何か釈然としませんね!!
真面目な人が馬鹿を見る様な法律、、、、。
社会保険事務所の怠慢のお陰で今回は
何とかなったけど、、、。
…………。
ここから快進撃が始まると思うとすかっとしそうですが、「暗」の部分をいろいろ見せていただいたので、今日は複雑な心境です。
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おはようございます。
差し押さえ解除!とりあえず仕事できないと。
しかし法律って誰のための物なんでしょう?
差し押さえではないけど借金取りが家に来まくってた時期があって怖かったです。今から15年位前、お恥ずかしい話ですが、母親が方々から借金してまして。私は高校には電車通学していて切符も買えないくらい貧窮してました。
切符が買えなくて学校を休んで母親と家に居たある日、借金取りはやって来ました。玄関、勝手口、縁側と回って窓をドンドン叩きまくってました。
家の中で物音を立てないように息を潜めて…。鳴り止まない電話。
家を売りにだすこともなく、今は平和に暮らしていますがあの日のことは忘れられません。
なんとか 坂本くんんちが救われるよう ママチャリくんたち 頑張って!
それにしても 今回は国を相手に騙すとは 恐るべし高校生。でも ママチャリくんたちのやってることは 今の社会にも何らかのメッセージを投げかけていると思います。
ついこの間まで自営業だったんで国に対しては言いたいこと山ほどありますよ。
たぶんこの頃からだと思うけど、父ちゃん母ちゃんの小さなお店を法人化させて社会保険料などの税を搾り取る。社会保険料って個人負担と会社負担は半々だけど、実際自営業ではサイフ一つだから倍払ってる感覚ですよね。
・・で、払えなくなれば差し押さえ?
いまこういった小さな事業所はどんどん消えていっています。いえ、消えるように仕向けられているんですよ、国から・・。
いまになって年金は払えませんとか国の借金が国民一人当たり数百万とか言ってほしくないですね。
いったい誰のせいでこうなったのか、責任とってもらいたいですよ。
イカッテしまいごめんなさい。ジェミー&so onがんばれよ!!
ひとまず一件落着…
とまではいかないにしても何とか乗り切りましたね。
後は、売って売って、録って録って、運んで運んで
稼いで稼いでですよね。
さぁ、気合入れていきましょう。
蛇の道はヘビー…井上くんにダジャレスキルが…。
とうとう国まで騙してしまいましたね。あ、でも駐在さんも国だって言ってるか。
『全国高校生国家権力不敬コンクール』とかあったら優勝間違いなしですね。
別に、役所擁護ではないのですが・・・
国家(議会)がトップで、そこに働くひとたちって、ただ決まりだから・・でやっていく。
会社のように意見やアイデアは、通らない。
素直に手足でなくては、ある意味、回っていかない。
だからこそしっかりしたトップでなければならない。そしてそのトップを担う議員さんたちを選んでいるのは、自分ら有権者。
自戒もこめて、もっともっと関心持たないと、何も変わっていかない。
ん~改めて考えさせられます。ぼくちゅうおそるべし!
銀行もバブルのときは借りろ借りろで、
景気が悪くなると貸し渋りや貸しはがし。
年貢を取り立てる悪大名みたい。
お役所仕事は適当ですよ。(-_-#)七割ぐらい
うちの子が保育園入るときに役所に届け出して期日に回答来ず・・・(役所で言われた期日)
期日から電話を3日おきにかけると決まって「明日には着くと思います」(すいませんなし。そう言えとマニュアルあるのか?)
期日一ヶ月後、結局あきらめて認可保育園以外に入れました。
届け出の回答来たのは、保育園入れてから一ヶ月後。
馬鹿にするのもたいがいにしろ!と思いましたよ(-_-#)
うわ。。国って酷すぎる。。。
困っている人たちを助けるのが国だと思っていたのにこれは最悪ですね。。
やっぱり今でも同じような事で悩んでる人がいるのも事実なんですね。
こうゆう法律を改めるのが国の仕事だと思うんですが。
恥ずかしいですよね、まったく。
おはようございます。
仕事柄、社会保険事務所などにはよく行くんですが
どの事務所も、こんな建物必要なのか?と
思うほどリッパです(怒)
国民が、汗水流して働いたお金を湯水の如く使ってて
更に保険料上げて年金は減らすなんて許せません!
あ・・・いかんいかん、つい興奮してしまった(汗
感想ですよね、お役所がいい加減なおかげで?
差し押さえを解除できてホッとしてます。
井上君、やっぱりママチャリくんより上みたい?(笑)
役所っていい加減ですね。
まあそのおかげで坂本家は助かりましたね。
差し押さえ解除できてよかったね。
こんなので国ってだませるんですね
凡人には真似出来ない・・・
ママチャリさんは普通じゃない・・・
ぼくちゅうやっぱサイコーですね。
たくさんの人がここを見て、笑いながら知識を入れられるのが素敵杉です^^
でもて、お役所の人たちもここ見て、客観的に自分達の仕事を見てもらえるといいですね。
そしてそして、少しでも世の中が楽しく平和になっちゃったらサイコーですね^^
ぼくちゅうは世界を救う!
てかグレート先輩沸点低いっスwww
あぁ、とうとう警察だけに収まらず他の国家機関まで・・・
でも、気持ちよさそーですよね?国家機関騙すの!!
ランキングのプチ予告が最近よく更新されるんで楽しみです。
気持ちよさそーですよね?国家機関騙すの!!
それにしても、いろんな抜け穴があったんですねー法的な機関も!
これでやっと商売開始かな??
ランキングのプチ予告が最近よく更新されるんで楽しみです。
うーん司法書士のおじさんも凄いけど、千葉君の肝の据わったしゃべり口調はもっとすごい気がする。
でもやっぱり差し押さえっていう単語を聞いただけでもかなりビックリしますしママチャリ達も多少はそうでしたがそこから冷静に国をだましていくこのスキルと度胸見習いたいです
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ホントに今の国の制度&やり方には疑問符だらけです!
無駄なお金って言えば、国で建てた建物にはレンガの壁の物が多いそうです。
普通の壁に比べると普通の住宅あたり4~500万程高くなるそうです・・・・
みんなの汗と涙の税金で何さらしてんじゃ!!!
ハァ。。。
司法に強い方がいるといいですね~。無知は怖いですから~。
法律知らないことって、たくさんありますもんね。知らなくて苦しまないで使える法律や法律の抜け穴バンバン使って坂本君ちを救ってって下さい。
国を騙すって、流石にスケール違いますなぁ。
なんかこううまくいくとすっきりするなぁ。
そういえば毎日リクエスト特権たまってますもんね。
大変かもしれませんが、頑張ってくださいね!
>shinichiさん
+10点
応援サイト、ありがとうございました!
リンク貼っておきました。今、リンク全体整理してるんで、後でご紹介させていただきますね~~~。
いつの世も矛盾と浪費イコール国家、ですねぇー。
ただ身に迫らないと 気付かない事が多いですから、くろわっさん 気になる矛盾とか大いにお披露目しちゃってくださいませー!
リンク整備 御苦労様です♪
見易くなりましたね(^0^)
後輩のためにお国をだますとは・・・
それでこそママチャリ!!
社名っていつ発表なんですか??
高校生の話ですよね?
ほぇ~。。。お、魂が飛んでいきそう。
嘘も方便。この際オッケー。
さあ、じゃんじゃん 稼いじゃって!
>くろわっさん
ありがとうございます☆
ぼくちゅうのリンクに貼らせていただけるなんて光栄です!
ちなみにその10点のお陰で50点到達しましたぁ。
あと半分、頑張ります!
昨日の夜にこの回を読んでから、いろいろ考えさせられ、迷宮に入ってます。
まだ抜けてませんが・・・。
ほんと、国家って何なんでしょう。
むずかしい・・・。
わかったことは、まだまだ知らないことがいっぱいあるってこと。ぼくちゅうとっても勉強になります!!
むずかしい・・・。
とりあえず社長さんがなんだかかわいそうです。
あははははは!!面白いです!!
しかし、社会保険事務所・・・社保庁もその管理が引き継がれていたのかも・・。でも同じ国といっても正義の警察官と社会保険事務所じゃぜんぜんちがいますね。
井上君・・・それで受けるって・・・グレート父さんも受けたりして?
ママチャリさん、今、前言っていたテープの商売って今も成り立ちますか?
あと、レーダーは今でもやっているのでしょうか?
そうなんですか、社会保険事務所からの差し押さえってあるんですネ。
テレビ何かで見るあの赤い紙の、差し押さえとはケタが違うんですネ。
本当に勉強になりますぅ。
経理の仕事しながら、他の雑用もやっている(ちっちゃい会社なのでぇ・・・)ので、時々社会保険事務所も行きますが、今は年金未払い問題でお役所の方々も忙しそうですヨ。(色々と説明するのにぃ・・・)
だからこれフィクション混ですよね~。くろわっさんが世相に合わせて面白おかしく書いてるブログじゃないですか。みなさん間に受けなさんな。ウチも商売やってて社会保険事務所にイロイロお世話になっちゃったけど、保険料を取り扱っている係りの人は会社の物品はやらないっていってました。競売かけるのに大変らしいので。レジのお金はやられたけど。ちくしょー!そのずっと前に銀行の融資が止められた時の方が、ほぼ壊滅的でした。ばっきゃろー!!
あ。こっちもか。
社会保険事務所。物品でもバシバシやりましたよ。
工場の設備とか、机とかも。
社会保険事務所の差し押さえの紙は、裁判所のよりずっと大きくてA4くらいあります。
ただし、売れるまでは、移動しないかぎり、普通に使っていいことになっています。
銀行よりずっと早かったんですよ?社会保険事務所。
今は競売かけるほうが手間なんで、だいぶやらなくなりましたが、滞納額が1000万くらいになると、どんどん見せしめにやっていました。
それで自殺した経営者もたくさんいたのです。
この部分はノンフィクションです
コメント返答いただけるとは、ありがとうございます。ウチは物品の差押さえされたことはありませんでした。今でこそ使われる身になってしまいちゃんと払ってますが、20年近く前、約手を何枚も切ってそれでも毎月の保険料は追いつかなくて、必死に働いたつもりですが、結局会社は潰してしまいました。年代的には同じ頃だと思うので、状況はまた違うものなんだなと今更ながら思います。当時を思い出すと悔しい思いで一杯ですが、特定の組織を悪く言うつもりはありません。味方をするつもりも毛頭ありませんが、正直少なくとも対応していた職員に対し不真面目とは感じませんでした。[/色]
おもろ~