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【4章を終えまして】(たいしたこと書いてません。気が向いたら読んでください)。
「ぼくちゅう」お読みいただきました、みなみなさま。ありがとうございました。
無事(か?)4章を書き終えまして、ランキングは1位にしていただけましたし、もう、なにも言うことナッシングです。
もうほんとダラダラダラダラダラダラとしたお話でございまして、章ごとはともかくとして、盛り上がりやらないものですから、けっこうお楽しみいただけているのか気になります。
実際のところは、4章のパンティ作戦みたいな長いものよりは、単発の悪戯のほうが圧倒的に多かったわけなんですね。
「それいけー!」「にげろー!」みたいなやつです。
たとえばみんなでシガレットガムをくわえて駐在所前に15人くらいが1列で座ってみたり、駐在所の地図を世界地図と入れ替えてみたり、生徒会立候補者のポスターを「指名手配」のとなりに貼ってみたり、駐在所内に20台くらいの自転車入れてみたり(笑)。
とにかくいろいろやりました。それはみなさんも学校なんかでやった悪戯と大差ありませんでした。
駐在さんが偉かったなぁと、いまでも思うのは、このほとんどを「自分が怒鳴る」だけで、学校にはまったく連絡しなかったことです。
大人げはない人でしたが、寛容なかたでもありました。
まぁ、連絡するほどの大事もあまりなかったのですが。
当時の田舎の交番は本当にオープンなところで、駐在さんが留守であろうといつも開きっぱなしでした。とは言え、なにをやってもいいという許可はないわけですけど(笑)。
4章でも、友人(西条くん)たちが、わざわざ駐在さんを外へと誘導しますが、そんな必要さえなく、仕掛けをすることはいくらでもできたのです。
この場合では、発見が早すぎるともともこもない話なので、わざわざそういう手段をとりましたが、そこにはやはり「スリルを味わいたい」という若者独自の感覚も多分にあったと思います。
僕たちは、すでに「学校での悪戯」、つまり、先生や女子などに仕掛けるしょうもない悪戯の数々には、すでに飽き飽きしていました。ほとんどを1年生の1学期までで卒業したと言っても過言ではありません。
しかしエネルギーは有り余っておりますので、これを「大人社会」に向けたわけです。
「大人社会」を相手にしてみると、これが実に面白い。
そこには、圧倒的な権力の差がありました。これに対抗しうるには、我々にもせいいっぱいの知恵が必要でした。
ひとつひとつの緻密(?)な作戦。この人は、こうするとこう動くはず、というものがひとつ予想通りになるたびに、うれしくておかしくてたまりませんでした。
駐在さんは、このターゲットとして申しぶんのないかたで、実は他にも駐在所はいくつかありましたが、ここ以外を目的としたことはほとんどありません。
たまに交代で他の駐在さんがここに来られる日がありましたが、その度にがっかりしたものでした。
つまりは、僕たちは、この駐在さんが大好きだったことにちがいはありません。
さて。大問題の5章突入です。
うまく書き表せればいいのですが、今までとはちょっと雰囲気が違います。
このようなブログではございますが、引き続き「ぼくちゅう」お楽しみいただければ幸いです。おつきあいくださいませ。
それでは『5章 花火盗人』。お楽しみください。
【4章を終えまして】(たいしたこと書いてません。気が向いたら読んでください)。
「ぼくちゅう」お読みいただきました、みなみなさま。ありがとうございました。
無事(か?)4章を書き終えまして、ランキングは1位にしていただけましたし、もう、なにも言うことナッシングです。
もうほんとダラダラダラダラダラダラとしたお話でございまして、章ごとはともかくとして、盛り上がりやらないものですから、けっこうお楽しみいただけているのか気になります。
実際のところは、4章のパンティ作戦みたいな長いものよりは、単発の悪戯のほうが圧倒的に多かったわけなんですね。
「それいけー!」「にげろー!」みたいなやつです。
たとえばみんなでシガレットガムをくわえて駐在所前に15人くらいが1列で座ってみたり、駐在所の地図を世界地図と入れ替えてみたり、生徒会立候補者のポスターを「指名手配」のとなりに貼ってみたり、駐在所内に20台くらいの自転車入れてみたり(笑)。
とにかくいろいろやりました。それはみなさんも学校なんかでやった悪戯と大差ありませんでした。
駐在さんが偉かったなぁと、いまでも思うのは、このほとんどを「自分が怒鳴る」だけで、学校にはまったく連絡しなかったことです。
大人げはない人でしたが、寛容なかたでもありました。
まぁ、連絡するほどの大事もあまりなかったのですが。
当時の田舎の交番は本当にオープンなところで、駐在さんが留守であろうといつも開きっぱなしでした。とは言え、なにをやってもいいという許可はないわけですけど(笑)。
4章でも、友人(西条くん)たちが、わざわざ駐在さんを外へと誘導しますが、そんな必要さえなく、仕掛けをすることはいくらでもできたのです。
この場合では、発見が早すぎるともともこもない話なので、わざわざそういう手段をとりましたが、そこにはやはり「スリルを味わいたい」という若者独自の感覚も多分にあったと思います。
僕たちは、すでに「学校での悪戯」、つまり、先生や女子などに仕掛けるしょうもない悪戯の数々には、すでに飽き飽きしていました。ほとんどを1年生の1学期までで卒業したと言っても過言ではありません。
しかしエネルギーは有り余っておりますので、これを「大人社会」に向けたわけです。
「大人社会」を相手にしてみると、これが実に面白い。
そこには、圧倒的な権力の差がありました。これに対抗しうるには、我々にもせいいっぱいの知恵が必要でした。
ひとつひとつの緻密(?)な作戦。この人は、こうするとこう動くはず、というものがひとつ予想通りになるたびに、うれしくておかしくてたまりませんでした。
駐在さんは、このターゲットとして申しぶんのないかたで、実は他にも駐在所はいくつかありましたが、ここ以外を目的としたことはほとんどありません。
たまに交代で他の駐在さんがここに来られる日がありましたが、その度にがっかりしたものでした。
つまりは、僕たちは、この駐在さんが大好きだったことにちがいはありません。
さて。大問題の5章突入です。
うまく書き表せればいいのですが、今までとはちょっと雰囲気が違います。
このようなブログではございますが、引き続き「ぼくちゅう」お楽しみいただければ幸いです。おつきあいくださいませ。
それでは『5章 花火盗人』。お楽しみください。
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- 【30000アクセス御礼】
- 【4章を終えまして】
- 【10000アクセス御礼】
ぜったい映画にする!
Awajiさん、いつもありがとうございます~。
映画ですかぁ。いいですねぇ。1位を1年くらい続けたらなりますかねぇ。
それはともかく、5章は映画にできるくらい内容深いです。いままでとは大違い。まだ第2話なのでわからないとは思いますが。
Awajiさん、映画監督なってください。
第4章まで読みました。
早く続きが見たいっていつも思います。
その前に仕事、仕事・・・
ランキングもポチしておきますね。
はじめまして♪
紀伊国屋で本を買って一日で読み終えました(勿体ね~ 笑)
面白いですね~!是非友達にも広めておきます。
きっと、駐在さんも、皆が好きなんじゃないかなあ~って思いました。
駐在さんも、趣向を凝らした仕返しをしてくる事がその証拠♪
結構楽しんでたんじゃないでしょうか?
こんな風に本気で子供と向き合う大人が少ない昨今、田舎町とはいえ、やっぱりこの当時は良い時代だったのかなって感じました。
駐在さんはここの存在をご存知なんでしょうか??
もしご存知なら、ぜひとも感想なり思い出話なりしていただきたいなぁ~なんて、思っちゃいました(^^ゞ
だめかなぁ??
出来ることなら
「それいけー!」「にげろー!」の仲間に加わってみたかった(笑)
ピアノに向かうだけの学生時代を送った私には、素敵な仲間に囲まれ、様々な経験ができたママチャリくんがうらやましい・・・。
キラキラ輝いた笑顔までもが目に浮かびそうです。
ママチャリくんの、物事を一視点からだけ捉えず、あらゆる面から見ることができる「知恵」、素晴らしいですね。
映画になりますよね^^
>あ さん
はい。この当時は予想もしてませんでしたねぇ。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
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映画になりましたね(´;ω;`)
すごいです(´;ω;`)
いつまでも大好きです
ありがと〜〜。