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「あ!僕、みずがめじゃないや」
「なんだとぉ!?」
こういうことで怒られるのもめずらしい・・・。
それにしても怖い。
「じゃ、何座だ!?」
えっと。そんなに重要なんでしょうか?ヤクザにとっての星座。
「えと・・・。えと・・・わらび座*?」
「なんじゃそりゃ」。
(*わらび座=宝塚や劇団四季に次ぐ劇団)
なんでもいいんです。時間稼げりゃ。
しかしこの時間取りが幸いし、
「あ!あけぼの小路!ここですね!」
「ちっ!」
なにが「ちっ」?
僕は、車が停車するかしないかのうちに降りました。
太ももに能瀬さんのなまあたたか~いぬくもりが残っているのが、なんとも不快でしたが、とりあえず無事到着。めでたしめでたし。
ケンちゃんと西条くん、孝昭くんの3人は、すでに「バー・りつ子」の紫の看板の下で待っていました。
僕たち3人は、高校生でありながら、河野くんの親戚が飲み屋さんを経営していたおかげで、こうした歓楽街に何度か足を踏み入れたことがありました。
それでも小路の酒屋の扉が開くたびに、聴こえてくる店のBGM、時おりすれちがう千鳥足の大人たち。それはまさに別世界で、時おり、そこからもどれなくなるような錯覚に陥りました。
「すいやせん。遅れやした・・・」。
車を置いて来た能勢さんが、低い声でケンちゃんに言いました。
ケンちゃん。
「おお。入れや」。
バーりつ子のドアを開けました。
店の中は必要以上に暗く、狭い空間でした。
L字のカウンターしかありません。そこに一人だけ、飲みつぶれたのかカウンターにつっぷした客。
するとカウンターの中にいた厚化粧の女性が
「あら!ケンちゃん!おひさしぶりっ!」
「おお。ババァ、元気だったか?」
「また!口悪いんだから!」
そこのママ(?)は、ババァと言われるほどの年齢ではありませんでした。
確かに、駐在さんの奥さんなどよりは年上に違いありませんが、化粧のせいもあるのか、かなり屋の女将さんよりはずいぶんと若く、そして奇麗に見えました。
ママは僕たちを見かけると
「あら。ずいぶんと若いお客さん連れてきたのね。だいじょうぶ?」
「んーー。飲ませるわけじゃねぇからな」。
「うーん。でも制服はねぇ。警察だいぶうるさいのよ」。
これに僕。
「あ。警察は大丈夫ですから、バイトとでもしておいてください。すいません」。
「あら。しっかりした子ね。ま。いいわ」。
ケンちゃんは、さらにママになんらかの合図を送ったみたいでした。
それを受けてママ。
よいつぶれていた先客に
「ほら!ゲンさん!おきて!お迎え来てるわよ!」
ゆすりおこすと
「ン~~~~?ン~~~~?」
正体のなくなった「ゲンさん」を、勘定をとるでもなく、店から送り出してしまいました。
ケンちゃん。
「わりぃなぁ。ママ。ちょっとたてこんだ話でよ」。
「いいのよ~。来てくれただけでもうれしいんだから!」
どうもこの店でのケンちゃんの好感度は高いみたいです。
「お前ら。そこ座れ」。
「へい・・・」
ケンちゃんを中心に、能瀬さんたちと、僕たち。3人ずつが左右に分れた形です。
「そいじゃママ。俺はいつもの」。
おおおお。ケンちゃん、かっこいい!
男なら、特に僕たち子供には、憧れの台詞です。
さすが大人!
「はい!ホッピー*ね!」
ホ・・・ホッピー・・・・。
なんだそのマンガみたいな飲み物は・・・。
(*ホッピー=ビールとそっくりなノンアルコール飲料。関東を中心に流行し現在は全国区)
「ば、ばかやろっ!名前出すなっつってるだろっ!」
「あ。ごめんね~~。ケンちゃん」。
「きょ、今日は車だからよ!い、一滴も飲めねぇんだ!」
けれどママ。
「なーに言ってんだか。どっちにしろ甘党のくせに」。
軽く受け流します。
「う、う、うるせーーー!」
すると今度はケンちゃん。
能瀬さんたちに向かって
「おー!お前ら。今日は俺のおごりだから!」。
「へい」。
「なんでも好きなホッピー注文していいぞ!」
いや。なんでも好きなって・・・。
これでホッピー以外注文できたらたいへんなもんです。
「そ、そいじゃ、俺はホッピーで・・・」。
「じ、じゃ、俺も、ホホ、ホッピー・・・」。
「お、おいらも・・・ホッピー・・・・」。
当然のオーダー・・・。
今度は僕たちのほうを向くと
「西条たちは~。ま、ガキだからなぁ・・・」。
ちょっと考えて
「ママ。こいつらにはホッピー出してやってくれ」。
結局全員ホッピーかよ・・・。
ならまとめて言えばいいものを。
全員の前に、ビールに極めて似た飲み物が揃い、さっきまでおもいっきり敵同士なのに
「かんぱ~~~~~~い」。
ケンちゃんの音頭でグラスを合わせます。
大人って不思議・・・。
「ぷは~~~~。ひとあばれした後はきくな~~~」。
えっと。なにがきくのかわかんないんですが。
しかしケンちゃん。さっそく本論に入りました。
「ところで能瀬ぇ。舎弟に聴いたんだが。そこの水道屋の手形なぁ」。
ここまで聴いて能瀬さん。
「いや。ケンイチさん。あんたも元は素人じゃねぇんだ。こいつは仕事だからな。いくらあんたの頼みでも」。
ケンちゃん。
「ああ。わかってる」。
落ち着いて言いました。
「で。額面で何枚持ってる?」
「ああ。うちがあずかってるのは50万が4枚だけだ」。
合計200万円。これでいくら貸したのでしょう?
「早乙女んとこは?」
「早乙女んとこは1枚もねぇ。すでに流れてる」。
「なんだって?」
能瀬さん、これを鼻で小さく笑うと
「いや。あんたも知ってるだろ?手形ぁ1度人の手に渡りゃぁ善意の第三者だ。常識だぜ」。
「善意の第三者って・・・?」
僕は能勢さんが言った「善意」という言葉が気になって、思わずたずねていました。
これに答えてくれたのは、ケンちゃんでした。
「ん?手形はよ。もらった者には法律上罪がねぇ」。
「どういうことです?」
「だからな。騙されてとられていようが、裏に詐欺で名前書かされていようが、それを流通で受け取った人間には関係ねぇだろ?」。
「ええ・・・。事情・・・わかるとは限りませんからね。確かに」。
「それを善意の第三者って言ってな。法律で保護されているんだ」。
騙されてとられたものであろうが、なんであろうがもらうことができる・・・。
そんな法律、あるんだ・・・。
「だから良からぬ策で取り上げた手形はよ。さっさと他所にまわすんだ。ま、こいつら悪徳の常套手段だ」。
能瀬さん。
「ケンイチさん。また人聞きの悪いことを。俺らは法律に基づいてんですぜ?だいたい早乙女んとっからうちに来た時点で、うちがすでに善意の第三者ですからねぇ」
「ああ。そうだな。てめぇらで善意なんだから法律ってなぁおかしいよな」。
「いや。鈴白もやってたでしょうが。知らないとは言わせませんぜ?」
僕は西条くんに小さな声で聴きました。
「鈴白ってなに?」
西条くん。
僕の耳元で
「あ。ケンイチ兄ちゃんが前やっかいになってた組だ」。
西条くんの話だと、鈴白の元は鈴木組という組で、ここが世襲制をとらなかったらしく、合併した組の組長が二代目を継いだのだそうです。この人の名前が白木で、それぞれの頭から鈴白組と改名したらしい、とのこと。
その世界には、その世界なりにいろいろとあるものです。
ケンちゃんが道を踏み外した頃、この組織にいたらしく、しかも腕もたつので3代目候補とまで言われていたらしいのですが、途中から足を洗い、奥さんとなった人の家業からケーキ屋になった、というわけです。
駐在さんにつかまりまくっていた頃というのは、おそらくその頃のことなのでしょう。
ケンちゃん。落ち着いた口調で
「でな。舎弟の友達っていうんだなぁ。その水道屋」。
能瀬さん。
「いや。あそこはもう時間の問題ですぜ。俺らが番してるくらいですからねぇ」。
「ああ。そんなこたわかってる」。
時間の問題・・・。つまり倒産する、ということ。
僕の脳裏には、渉くんと坂本くんが複雑に入り交じっていました。
「だが、舎弟が助けたいって言うからよ。おまえらのだけでも買いもどさせてくんねぇか?」
「え!元金でですか?」
「ああ。まさか額面とは言わねぇだろ?能瀬ぇ」。
「いや・・・それはかんべんしておくんなさ・・・・」。
するとケンちゃん。持っていた手提げ鞄から、なにやらノートを取り出しました。
見ると得意先台帳、と、書いてあります。
ページをめくるケンちゃん。
「のせ・・・のせ・・・と。あったあった」。
「な・・・なにを?」
「能瀬ぇ。お前、出身、酒入小学校なんだってな」。
「え!」
能瀬さん。かなり驚いています。
「5年生ンとき、スカートめくりして怒られた際、担任が激怒して犯人たちを教壇に立たせた」。
「えええ!な、な、な、なにを?」
目を丸くする能瀬さん。
「そこで先生がそこにいた男子にスカートはかせてよ。女子にめくらせたんだってなぁ?」
「え~~~~~~~~~」。
能瀬さん。脂汗が出てます。
「男子たちは泣いたんだが。ところがそこでひとりだけ勃○させて悦んでたってヤツがぁ・・・」
「ケケ、ケンイチさん。わ、わかりましたから!やや、やめてください・・・」。
「それから6年のとき。松島への修学旅行で~、同じ部屋になった男子~~上田博章くん!こいつに・・・」
「か、かんべんしてください~~~~!わかりましたって!」
能瀬さん。すでに必死。
ママたちがクスクス笑っています。
「ま。菊水の親父には俺がかけあってやる。おめぇ常務の責務じゃ重いだろうからな」。
「へ、へい。お、お願いしやす・・・」。
それにしても。なんて恐ろしい得意先台帳。
こんなものが存在していてはかないません。
ポイントカードだけじゃないんだ・・・。ケーキ屋メルヘン・・・。
今日の標語:ランクリで 今日も笑顔の 君と僕



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「あ!僕、みずがめじゃないや」
「なんだとぉ!?」
こういうことで怒られるのもめずらしい・・・。
それにしても怖い。
「じゃ、何座だ!?」
えっと。そんなに重要なんでしょうか?ヤクザにとっての星座。
「えと・・・。えと・・・わらび座*?」
「なんじゃそりゃ」。
(*わらび座=宝塚や劇団四季に次ぐ劇団)
なんでもいいんです。時間稼げりゃ。
しかしこの時間取りが幸いし、
「あ!あけぼの小路!ここですね!」
「ちっ!」
なにが「ちっ」?
僕は、車が停車するかしないかのうちに降りました。
太ももに能瀬さんのなまあたたか~いぬくもりが残っているのが、なんとも不快でしたが、とりあえず無事到着。めでたしめでたし。
ケンちゃんと西条くん、孝昭くんの3人は、すでに「バー・りつ子」の紫の看板の下で待っていました。
僕たち3人は、高校生でありながら、河野くんの親戚が飲み屋さんを経営していたおかげで、こうした歓楽街に何度か足を踏み入れたことがありました。
それでも小路の酒屋の扉が開くたびに、聴こえてくる店のBGM、時おりすれちがう千鳥足の大人たち。それはまさに別世界で、時おり、そこからもどれなくなるような錯覚に陥りました。
「すいやせん。遅れやした・・・」。
車を置いて来た能勢さんが、低い声でケンちゃんに言いました。
ケンちゃん。
「おお。入れや」。
バーりつ子のドアを開けました。
店の中は必要以上に暗く、狭い空間でした。
L字のカウンターしかありません。そこに一人だけ、飲みつぶれたのかカウンターにつっぷした客。
するとカウンターの中にいた厚化粧の女性が
「あら!ケンちゃん!おひさしぶりっ!」
「おお。ババァ、元気だったか?」
「また!口悪いんだから!」
そこのママ(?)は、ババァと言われるほどの年齢ではありませんでした。
確かに、駐在さんの奥さんなどよりは年上に違いありませんが、化粧のせいもあるのか、かなり屋の女将さんよりはずいぶんと若く、そして奇麗に見えました。
ママは僕たちを見かけると
「あら。ずいぶんと若いお客さん連れてきたのね。だいじょうぶ?」
「んーー。飲ませるわけじゃねぇからな」。
「うーん。でも制服はねぇ。警察だいぶうるさいのよ」。
これに僕。
「あ。警察は大丈夫ですから、バイトとでもしておいてください。すいません」。
「あら。しっかりした子ね。ま。いいわ」。
ケンちゃんは、さらにママになんらかの合図を送ったみたいでした。
それを受けてママ。
よいつぶれていた先客に
「ほら!ゲンさん!おきて!お迎え来てるわよ!」
ゆすりおこすと
「ン~~~~?ン~~~~?」
正体のなくなった「ゲンさん」を、勘定をとるでもなく、店から送り出してしまいました。
ケンちゃん。
「わりぃなぁ。ママ。ちょっとたてこんだ話でよ」。
「いいのよ~。来てくれただけでもうれしいんだから!」
どうもこの店でのケンちゃんの好感度は高いみたいです。
「お前ら。そこ座れ」。
「へい・・・」
ケンちゃんを中心に、能瀬さんたちと、僕たち。3人ずつが左右に分れた形です。
「そいじゃママ。俺はいつもの」。
おおおお。ケンちゃん、かっこいい!
男なら、特に僕たち子供には、憧れの台詞です。
さすが大人!
「はい!ホッピー*ね!」
ホ・・・ホッピー・・・・。
なんだそのマンガみたいな飲み物は・・・。
(*ホッピー=ビールとそっくりなノンアルコール飲料。関東を中心に流行し現在は全国区)
「ば、ばかやろっ!名前出すなっつってるだろっ!」
「あ。ごめんね~~。ケンちゃん」。
「きょ、今日は車だからよ!い、一滴も飲めねぇんだ!」
けれどママ。
「なーに言ってんだか。どっちにしろ甘党のくせに」。
軽く受け流します。
「う、う、うるせーーー!」
すると今度はケンちゃん。
能瀬さんたちに向かって
「おー!お前ら。今日は俺のおごりだから!」。
「へい」。
「なんでも好きなホッピー注文していいぞ!」
いや。なんでも好きなって・・・。
これでホッピー以外注文できたらたいへんなもんです。
「そ、そいじゃ、俺はホッピーで・・・」。
「じ、じゃ、俺も、ホホ、ホッピー・・・」。
「お、おいらも・・・ホッピー・・・・」。
当然のオーダー・・・。
今度は僕たちのほうを向くと
「西条たちは~。ま、ガキだからなぁ・・・」。
ちょっと考えて
「ママ。こいつらにはホッピー出してやってくれ」。
結局全員ホッピーかよ・・・。
ならまとめて言えばいいものを。
全員の前に、ビールに極めて似た飲み物が揃い、さっきまでおもいっきり敵同士なのに
「かんぱ~~~~~~い」。
ケンちゃんの音頭でグラスを合わせます。
大人って不思議・・・。
「ぷは~~~~。ひとあばれした後はきくな~~~」。
えっと。なにがきくのかわかんないんですが。
しかしケンちゃん。さっそく本論に入りました。
「ところで能瀬ぇ。舎弟に聴いたんだが。そこの水道屋の手形なぁ」。
ここまで聴いて能瀬さん。
「いや。ケンイチさん。あんたも元は素人じゃねぇんだ。こいつは仕事だからな。いくらあんたの頼みでも」。
ケンちゃん。
「ああ。わかってる」。
落ち着いて言いました。
「で。額面で何枚持ってる?」
「ああ。うちがあずかってるのは50万が4枚だけだ」。
合計200万円。これでいくら貸したのでしょう?
「早乙女んとこは?」
「早乙女んとこは1枚もねぇ。すでに流れてる」。
「なんだって?」
能瀬さん、これを鼻で小さく笑うと
「いや。あんたも知ってるだろ?手形ぁ1度人の手に渡りゃぁ善意の第三者だ。常識だぜ」。
「善意の第三者って・・・?」
僕は能勢さんが言った「善意」という言葉が気になって、思わずたずねていました。
これに答えてくれたのは、ケンちゃんでした。
「ん?手形はよ。もらった者には法律上罪がねぇ」。
「どういうことです?」
「だからな。騙されてとられていようが、裏に詐欺で名前書かされていようが、それを流通で受け取った人間には関係ねぇだろ?」。
「ええ・・・。事情・・・わかるとは限りませんからね。確かに」。
「それを善意の第三者って言ってな。法律で保護されているんだ」。
騙されてとられたものであろうが、なんであろうがもらうことができる・・・。
そんな法律、あるんだ・・・。
「だから良からぬ策で取り上げた手形はよ。さっさと他所にまわすんだ。ま、こいつら悪徳の常套手段だ」。
能瀬さん。
「ケンイチさん。また人聞きの悪いことを。俺らは法律に基づいてんですぜ?だいたい早乙女んとっからうちに来た時点で、うちがすでに善意の第三者ですからねぇ」
「ああ。そうだな。てめぇらで善意なんだから法律ってなぁおかしいよな」。
「いや。鈴白もやってたでしょうが。知らないとは言わせませんぜ?」
僕は西条くんに小さな声で聴きました。
「鈴白ってなに?」
西条くん。
僕の耳元で
「あ。ケンイチ兄ちゃんが前やっかいになってた組だ」。
西条くんの話だと、鈴白の元は鈴木組という組で、ここが世襲制をとらなかったらしく、合併した組の組長が二代目を継いだのだそうです。この人の名前が白木で、それぞれの頭から鈴白組と改名したらしい、とのこと。
その世界には、その世界なりにいろいろとあるものです。
ケンちゃんが道を踏み外した頃、この組織にいたらしく、しかも腕もたつので3代目候補とまで言われていたらしいのですが、途中から足を洗い、奥さんとなった人の家業からケーキ屋になった、というわけです。
駐在さんにつかまりまくっていた頃というのは、おそらくその頃のことなのでしょう。
ケンちゃん。落ち着いた口調で
「でな。舎弟の友達っていうんだなぁ。その水道屋」。
能瀬さん。
「いや。あそこはもう時間の問題ですぜ。俺らが番してるくらいですからねぇ」。
「ああ。そんなこたわかってる」。
時間の問題・・・。つまり倒産する、ということ。
僕の脳裏には、渉くんと坂本くんが複雑に入り交じっていました。
「だが、舎弟が助けたいって言うからよ。おまえらのだけでも買いもどさせてくんねぇか?」
「え!元金でですか?」
「ああ。まさか額面とは言わねぇだろ?能瀬ぇ」。
「いや・・・それはかんべんしておくんなさ・・・・」。
するとケンちゃん。持っていた手提げ鞄から、なにやらノートを取り出しました。
見ると得意先台帳、と、書いてあります。
ページをめくるケンちゃん。
「のせ・・・のせ・・・と。あったあった」。
「な・・・なにを?」
「能瀬ぇ。お前、出身、酒入小学校なんだってな」。
「え!」
能瀬さん。かなり驚いています。
「5年生ンとき、スカートめくりして怒られた際、担任が激怒して犯人たちを教壇に立たせた」。
「えええ!な、な、な、なにを?」
目を丸くする能瀬さん。
「そこで先生がそこにいた男子にスカートはかせてよ。女子にめくらせたんだってなぁ?」
「え~~~~~~~~~」。
能瀬さん。脂汗が出てます。
「男子たちは泣いたんだが。ところがそこでひとりだけ勃○させて悦んでたってヤツがぁ・・・」
「ケケ、ケンイチさん。わ、わかりましたから!やや、やめてください・・・」。
「それから6年のとき。松島への修学旅行で~、同じ部屋になった男子~~上田博章くん!こいつに・・・」
「か、かんべんしてください~~~~!わかりましたって!」
能瀬さん。すでに必死。
ママたちがクスクス笑っています。
「ま。菊水の親父には俺がかけあってやる。おめぇ常務の責務じゃ重いだろうからな」。
「へ、へい。お、お願いしやす・・・」。
それにしても。なんて恐ろしい得意先台帳。
こんなものが存在していてはかないません。
ポイントカードだけじゃないんだ・・・。ケーキ屋メルヘン・・・。
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- 関連記事
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- 12章-第64話 善意の第三者(10)
- 12章-第63話 善意の第三者(9)
- 12章-第62話 善意の第三者(8)
ケンちゃん、、、、
恐れられるわけだ
能瀬さん……小学校からなんだ……
さすが……だ!!
スジガネ入りだな……
得意先台帳すごいですね。
はじめましてー
お、恐るべし得意先台帳。
もう誰も逆らえませんね。
ケンちゃん・・カッコイイ!!
でもホッピーなんですね(笑)
初カキコ。
ここでは初登校っていうのかな?
高校生1年ですが、
夏休みのおかげで初めてコメント合戦に参加。
てか、ケンちゃん。
なんつー、カミングアウトだw
初めての登場の時のケンちゃんからは想像も出来ないくらい
頼りになってる。
案外、孝昭クンの行動は正しかったかも。
今回の話は自分の身内を見ているよう。
祖母も借金から宗教にはしったクチ。
でも、それで幸せになってるから(いつも変な事は口走るが・・神様がどうとか、こうとか、手にパワーをもらったとか)
まぁ、それが人生の支えになってるから何もいえないんだよねぇ。
ケンちゃん怖っ……。あのノートなくても十分恐ろしいってのに。
>テラsan先生。
だいじょぶか?先生が、こんな時間。
でも、級長特権授与~~~。
>ケンちゃん、、、、
恐れられるわけだ
だいぶご理解いただけましたね。
えー!!
お得意様台帳にはそんな事まで書いてるんですか!?
それにしても、その情報元はどこから?
はじめまして。
毎日楽しく読ませてもらってます!
家族や友達に布教してますvv
その台帳・・恐るべし・・
小学校のころからって事は一体どれだけの情報が。。
ケンちゃん、いったいどこから能瀬さんのそんな情報を…
善意の第三者・・特定の登場人物じゃなかったんですね。
それにしてもケンちゃん・・
彼のもっているノート、ある意味デ○ノートでは?(笑
鈴白のケンちゃん、敵にはぜっつたい!!まわしたくないです~。
いきなり「わらび座」ですかぁ。東北では凄く有名ですもんね。
そういや先日仕事場のホールで公演してました~
ホッピーは、そのまま飲むのもアリだったんだ。これ、初めて知りました。
前職のとき「その筋の人」で、いつも六法全書持ち歩いていて
「法に基づいた」イヤガラセをしていた男の対応をしたことはありますが
すごく厄介でした。
ケンちゃんの得意先台帳は、全部読んでみたいな(笑)
こないだから手形続きのぼくちゅう…大分、正体が分かりました。真夜中の勉強会です。しかも、乳やりしながら…f^_^
それにしても、ケンチャン凄すぎます。あんなことや、こんなことまで調べられたらお手上げですね(-.-;)
恐るべし、ケーキ屋!
秘密のお得意様ノートにどんな秘密がかくされているのか。
ゴールドカードはまだまだ増えるのでしょう。
>ぷれっそくん
+10点
>能瀬さん……小学校からなんだ……
さすが……だ!!
スジガネ入りだな……
こういうのはね。たいてい小ちゃい頃からなんだよ。
▼---------
>なまずさん 初登校~
+10点
>得意先台帳すごいですね。
すごいですね。想像を絶します。
▼---------
>johさん
+5点
おひさ!
>お、恐るべし得意先台帳。
もう誰も逆らえませんね。
逆らえましぇん。
>wanさん
+10点
>ケンちゃん・・カッコイイ!!
でもホッピーなんですね(笑)
はい。ホッピーです。
▼---------
>UFOくん 初登校~~~
+10点
>初カキコ。
ここでは初登校っていうのかな?
はい。ここは初投稿を初登校と言います。
いらっしゃい。
>てか、ケンちゃん。
なんつー、カミングアウトだw
ハンパないっす。
▼---------
>こずたむさん
>今回の話は自分の身内を見ているよう。
祖母も借金から宗教にはしったクチ。
でも、それで幸せになってるから(いつも変な事は口走るが・・神様がどうとか、こうとか、手にパワーをもらったとか)
まぁ、それが人生の支えになってるから何もいえないんだよねぇ。
うーん。お祖母さんってことは、旦那さんの借金なんでしょうね。
これはそういうのの端的な例なんですけどね。
けっこう世の中にころがっています。今も。
+10点
このコメントは管理人のみ閲覧できます
と言うことで、リクエストは上記秘米でお願いします。
ケンちゃん、鉄壁の武装ですね。
腕力だけではこうはいかないんだなぁ・・・。
>それはまさに別世界で、時おりそこからもどれなくなるような錯覚に陥りました。
分かるなぁ、これ。
あの薄暗さ、猥雑な雰囲気・・・
いまでもなんかすんなり入っていけないとこがありますね(^^;)
ママチャリさん、ご無事でなによりです。
ケンちゃんさんは絶対敵に回せませんね!
ケンちゃんかっこいい、、、
でも、「いつもの」が『ホッピー』って(笑)
そして台帳恐っ
これは怖い・・・小学校のことまでも知られてるなんて・・・絶対に敵に回しちゃいけない人ですね・・・その割には飲酒運転しないようにノンアルコール飲んでるwwそのへんはきっちりしてるんですねww
>loserさん
+10点
>ケンちゃん怖っ……。あのノートなくても十分恐ろしいってのに。
はい。考えられないくらいおっかないです。
▼---------
>ぷちさらださん
+5点
>お得意様台帳にはそんな事まで書いてるんですか!?
それにしても、その情報元はどこから?
悪い情報っていうのはね。入れやすいもんなんですよ。
▼---------
>arisaさん 初登校~~~
+10点
いらっさい!
>はじめまして。
毎日楽しく読ませてもらってます!
家族や友達に布教してますvv
ありがとうございます~~~。
そのうち虹銭くばりますんで。
相手の弱味を握るための情報網が侮れません。
最強ケンちゃん。
先が楽しみ。
ケンちゃんやっぱりヤクザやってたんですね。しかし良く無事に抜けれましたねぇ… 悪さはするけど根っからの悪人では無く人望あったから、ですかね?
しかし一度は関わるなと言われた事ですし、ママチャリ達もこの後お説教くらったりして。お得意様入りかな(笑)
ケンちゃんすげー!
喧嘩以外で頼りになるとこがあるんですね☆
しかし得意先台帳は恐い。。。
御得意様台帳って何が書いてあるのかと思ったら。。。
ケンチャン、裏番じゃなくて裏ヤクザ?
ヤクザを恐喝出来る人なんてそうはいませんよね。
よかったぁ、ケンチャンが敵じゃなくて。
ぼ~っとしてたら、級長外しちゃった!
くそぉ~!
ケンちゃんすげぇッス!
得意先台帳、閻魔大王の持っているやつより、
怖かったりして。
それにしても能瀬さんとは小学生からなんですね。
能瀬さんその頃からアッチ系・・・・・
コレからもケンちゃんの持ち物に注目ですね!
法律用語って不思議ですよね。
「善意の第三者」の「善意」が不思議です。
事情を知りえないだろうから、悪意はないから処罰しないってことですよね。
悪意の反対は善意で良いんだろうか。
ここでは善意という名の悪意ですよね。
やっと追いついたので初登校です!
得意先台帳に記入されてしまったら、その人の人生は終わったも同然ですね。
恐怖です。
そんなケンちゃんがホッピー…人間奥が深いですね(笑)
わらび座で命拾いですね。他にも ぎょうざ、正座もありますが…
それにしても ケンちゃんの得意先台帳=デスノートみたいで、能瀬さん ゴールドカードよりビビってましたね
このコメントは管理人のみ閲覧できます
そんな昔からノンアルコール飲料があったんですね!
だからケンイチさんが酒場に通えてたんですね!納得です!
そして甘いもの大好きなケンイチさんがどういう経緯でケーキ屋さんになったのか。
思いっきりドラマチックな状況のようで、ママチャリ君たち高校生の恋愛模様より興味深い。
そして得意先台帳。
絶対、ぜ~ったい秘密にするって約束するから読ませてと頼んでも、無理だろうな・・・。
悪意があれば相当凶悪な代物だし。
でもケンイチさんはこっそり読んで独り楽しんでるんだと思うと・・・ずるい!
お客様ノートの存在があったのですね。
記憶力はここでも役立つとは。
ケンちゃん ケンカ以外ですごい役に立ってる
借金は返せても坂本君のお母さんが
虹色家族から抜けないと・・・
ケンチャン結構まめな人?
ポイントカード配布にしてもお得意様台帳にしても
そつがない!!
ちょっと関心してしまった。
これでまた孝昭くんのケンチャン熱が高くなってしまうんだね!
3代目組長になっていたら、、、、、この物語には出て来なかったし、良い組長になっていたんじゃ??
はっほう~~~組長!!
勉強になりました。
「この手形、普通に使えると思って受け取ったんです。
何も知らなかったんですー」と言えば、支払い請求が
可能、なので、お金を貸した人とお金を回収する人が
ぐるになって、超高利の貸し出しを行う、という手口
だったんですね?
気をつけます(今のところは係らずにすんでますが)。
ケンちゃん、カッコいいんだか、カッコ悪いんだか。。
奥さんはそんなとこがカワイくていっしょになったのかなぁ・・?
得意先台帳の管理はリッパ!!ですね。
・・・・能瀬さん上田君に何しちゃったのでしょう?
気になる~。
閻魔帳…∑( ̄д ̄;)!?
ケンちゃんどんだけっ!!
久保くんよりも情報通ですね
やっぱ孝昭くん、ケンちゃん連れてきて正解
甘党でお酒が飲めないってとこに、めちゃめちゃ親近感沸きまくり
ホッピーって聞いたことはあったんですが、飲んだことなかったんでどんな飲み物かやっとわかりました。
得意先手帳…ケンちゃんどれだけ情報網もっているんでしょう。鈴白組関係かしら?
若き日の能瀬さんと、上田君の間に一体何があったのか?? 知りたいような…知りたいような‥‥
甘党ケンちゃんの謎の得意先台帳、こっしょり読んでみたいな…(-ω-;) 他にもどんな事が書いてあるのやら?
「いつもの・・」
憧れでしたね、これ。
コーヒーをブラックで飲むとか。
ミートソースを頼むときに「ミート」って
略して言うとか。照れました。
今日の標語が書いてあると、ランキングをクリックする気が失せてしまいます。
逃げきったのね…_| ̄|○
そして、けんチャン…
それはある意味デスノートより…( ̄▽ ̄;
ケンちゃん面倒見いいんですね~
舎弟のために一肌脱いでくれるなんて・・・
これで、みんなもお得意様ですね。 (笑)
標語・・・私はスキです♪
飲酒運転撲滅!!速度守ったり偉いぞけんちゃん!
交通法は解ります。守らないと事故にあうかもしれないから。
けど経済に関しては守られるべき対象がなんかずれやすいというか…
けして『お金=その人への信頼』だけではないのです。
…うう、解りにくい米
ビバ!ホッピー!!!(b^ー°)
グループで呑んでて、先輩に許容量以上呑まされそうな時は、ホッピー焼酎割りをホッピー水割りに、すり変えてたな(笑)他のホントに弱い人のもo(^-^)o
混ぜたもの判りにくくて重宝しました!
そして、やな先輩は焼酎以外も混ぜてサッサと潰す!!(b^ー°)(爆)
私に作らせるから悪いんですよ!(爆)
あっ話がそれた。f^_^;
得意様台帳凄いですね・・・
私が悪さして歴代潰した人も載ってたりしてf^_^;
得意先台帳…
ケンちゃん、そんなものまで持ってるんですね
これは、能瀬さん話し聞いとかないと、他に何言われるか分かりませんね
(((゜д゜;)))
この問題、ちゃんと全部解決するのかなぁ?(><;)
そうかぁ、ママチャリ無事だったか・・「ちっ!」
・・・いやいや冗談ですがな(笑
dキドキしてましたってwww
ケンちゃん、過去のことまで調べてるって
実は以外とマメな性格なのでは・・?!
能瀬さん、小学校のころからそっちだったんですねぇ。
それにしてもけんちゃんのケーキ屋さんはいったいどんなとこなんでしょう。。
すばらしい得意先台帳をお持ちなんですね。
そら、能瀬さんもかないませんよ、恐れられますよ(笑)
ケ、ケンちゃん・・・
恐ろしすぎる!!!
どこ情報?????
その、ブラックノート覗いてみたい~~~♪
ママチャリくんも載らないようにね(>_<)
な、なんてこった・・っ!
ポイントカード以上の恐怖があるとは思わなかった。
いつのまにそんな情報を仕入れているんでしょうか。
ケンチャン、おそるべし・・・。
しかし舎弟のために払い戻ししてくれるとは、
ケンチャン、やっぱりアニキですね。
ケンさんはいったい何者なのでしょうw
ただのケーキ屋さんではない・・・・・
今更ですが(笑)
デ、デスノート(笑)。
ぼくちゅうズデーのあの四コマさえ複線だったのか‥。
小学生のころのスカートめくり。僕もやったなぁ。
いや。スカート履かされてめくられるなんておっかねー仕置きされるんならやりませんでしたが‥。
ヤクザであっても子供のころはただの子供なんですねぇ。
>(*゚∀゚)カズ♪さま
7章7話と8話の間に「中付け」ってのがありましてね、
ワタクシは、それ読んでから気持ちが変わりました。
もし、よかったら読んでみてくれると、くろわっさんの気持ちが
解ってもらえるかも知れないです。
学生の頃、初めて行った流川の歓楽街を見て大興奮
頭の中で「うおぉぉぉーーすっげーー」って叫んでたな…
外で客引きしてる女性やオッサンたちでイッパイだったなぁ~
ケンちゃんは腕力も凄いがペン力も凄いんですね(笑)
得意先ノートってその他の情報が満載なんだ…恐ろしい
ケンちゃん、腕に自信があるだけでなく、情報(弱み)にも長けているとは。本気で恐ろしっす。
でも舎弟のために人肌脱ぐケンちゃんはかっこいい!
ケーキ屋メルヘン、恐るべし・・・
悪の得意先台帳に書かれたら
たまったもんじゃないよ~
ゴールドカードはこうして作られるのですねwww
そうか。ケンちゃんはその筋の人だったんですねー。納得(--)
ヤクザも黙らせる「得意先台帳」っての、中見てみたいですね。
それを巡って犯罪とか抗争とか起きそうですけど……。
はっほー!
の次は
ホッピー!
なんだか、どこかの芸人みたい(爆)
そんな売り上げにあまり貢献しそうにないものでも、ママさんから好かれてるのは、ケンちゃんの人徳でしょうか?
けっこう目上の人に目をかけてもらってません?
そして、ケンちゃんの自腹で買戻し。
坂本君の家がそれで助かるのかわかりませんが、ケンちゃん株の大幅アップは間違いなしですね。
上田博章くん・・・何をされたんだろ
肉体的ダメージも計り知れない攻撃力だけど、
精神的攻撃もできるとは・・・
しかもかなりの攻撃力(--;)
やはりケンちゃん最強ス。
てか、何かちょっといい方向にいってますね^^
ケンちゃん呼んできて正解?
わぁ~、、遅刻、、遅刻、、汗
ケンちゃん、物凄い情報収集能力!
そのノート見てみたい~~、、、(笑)
、、能瀬さん、
早くからカミングアウトしてたのか、、、
ケンちゃんの閻魔帳、これに勝てる人居ないんでしょうね。。。
しっかしぃ~ どっから過去ネタ仕入れたんだろう!?
ママチャリ君が第2の上田さんにならずに済んで良かった~!!
でもぉ サイジョー君が狙われてたら、面白かったかもぉーーー
きっと凄い画でしょうね。。。
得意先台帳すごいな・・・
どっからそんな情報がw
他にも仕入先台帳とかも有りそうだな・・
”ホッピー”はじめて聞きました。そんな飲み物があるんですね。今度頼んでみよっと もちろんその時はみんなで ”ほっぴー”です
ケンちゃん、恐るべし!!
お得意さん?の閻魔帳まで持ってたなんて(笑)
しかも情報がすごい!!
ただケンカが強いだけじゃないんですね。
欠席&遅刻ですっ!!ごめんなさ~い!
ケンちゃん、すごいノート作ってたんだ。
恐いのは、駐在さんと奥様だけ?
すごいなあ、ケンちゃん。
物理攻撃もスピリチュアルアタックも達人とは、
もう無敵ぢゃん、、、、、、、、、
約2ヶ月ぶりの登校です。
しかも大遅刻・・・
こんなんぢゃぁ、いつまでたってもコメ返しどころか、
名前もおぼえてもらえない・・・・・・
改心いたしますので、いつかコメ返ししてくださいね
それにしても、ケンちゃんの顔の広さにはビックリ
得意先台帳には、西条君ネタもあるのかしら
メルヘンの得意先台帳って閻魔帳だったんですね。
怖っえ~!! ケンイチ閻魔大魔王(T_T)
ってこたー
まだまだケンさんについて知らないことがあるわけですね。
ん~知りたいような知りたくないような。
ホッピーって・・・笑いました(笑)
確かに男の「マスター、いつもの・・」って憧れですよね。
それで「なんでしたっけ?」って言われるのが一番恥ずかしいですよね・・・(>ω<)
しかし、そんな法律があったなんて・・・
でも、最後は笑わせてくれますね。
今日も元気に頑張ります!
>とりあえず (*゚∀゚)カズ♪ さんね。
>今日の標語が書いてあると、ランキングをクリックする気が失せてしまいます。
それがねぇ。標語入れた日と入れない日では500ptくらい差があるんですよ~。
考えるのたいへんでやなんですけどね。
〉カズさん
どーでもいいことですが、そんなことより教えて欲しいことがあります。
顔文字ってどーやって書くんですか? もしくはどーやって作るんですか?
僕は以前挑戦しましたが、友達に
「これが俺様オリジナル、笑う顔文字だぜ!」
と言って見せたら
「プッ……」
と評価をくれました。 くそう……
めちゃめちゃ笑いましたw
ケンちゃん最強すぎ
くろわっさん「どんだけぇ~」お気に入りなんですね
でも、これって元々はオカマさんたちがバーで使ってた言葉らしいって聞いたことがあります…(笑)
(^・鬱・)ウッウツー
です。
いやーそれにしても、顧客情報こええええ....
おおお!!!!
出てる出てる!!!
え・・・俺能瀬さんに何されたんだ・・・・・
くろわっさんあざぁーす!!!
やっと追いつきました!(^^)!
めざましTVでぼくちゅうのことを知ってから、毎日昼休みに読み、寝る前に読み、今やっとコメント書けるまでになりました。うれしー(^v^)
私はたぶんママちゃりさんと同世代の、3児の働く母ちゃんです。
今年国家試験めざして勉強中なんですが、ついついおもしろくって・・・と勉強不足をブログのせいにしてたのだけど、もう言い訳は通用しなくなってしまいました。
私は女子高卒だったので、『共学って楽しそうだな~』とうらやましく思います。(*^。^*)
これからも毎日楽しく読ませてください!(^.^)/~~~
(ーдー)」☆{俺はいつもの・・
かっちょいぃぃ!!!!っておもったらホッピーかよ。。。
得意先台帳・・・ヤクザにっとってはデスノートですね・・・・
あーやっぱり小学校の頃から兆候はあったんですね。上田博章くんの尊い犠牲が無駄にならなくってよかったです。
アルコールが入ってないということは明日からホッピー飲み放題だー
ケーキ屋メルヘン・・・恐ろしすぎる・・・・・・
お得意様台帳まで存在するとは・・・
その情報量もメルヘンの怖さも猪瀬さんの性癖も筋金入りですね(笑)
さすがケンちゃん。
お得意様のことは徹底的に調査する。営業の基本ですよね。相手知らずに売り込み?出来ないです。
ところで善意の第三者という言葉。
本当に罪な言葉です。
特に貸し渋りにて融資してもらえなくなった中小企業の方の約手、為手がどれほど回ったか…
恐ろしい時代でした。
銀行さんはキッチリ根抵当つけてるからいいけど、街金さんはその手形もって取り立てないとオマンマ食べれないですからね。
ケンちゃん、きちがいみたいに強いだけじゃなかったんですねぇ・・・。
ちゃんと押さえるところは押さえてるのがスゴイわ。
ママチャリさん、見習わないでね・・・(笑)
遅刻です。
怖い台帳ですね^^;
でも、自分がスカートをはいたのが良かったのか、他の男子のスカートがめくられるのが良かったのか・・・両方でしょうね能瀬さんなら^^;
ママチャリくんが、次に能瀬さんに会う時はスカートは必須アイテムですね~~
上田博章くんの過去も気になりますが。ママチャリくん達が行った、修学旅行も気になりますです。
ワキアイアイのホッピー乾杯に大笑いです。
ケンちゃんのえんま帳というかデスノートというか、似合わずメモ派なんですね。
あーホントおかしいです。
今日も有難うございました。
ケンちゃんすごい……とことん敵に回したくない男ですね。
なんかケンちゃんの恐ろしさをまのあたりにしたカンジ・・・・。
おそろしケンちゃん・・・・。
得意先台帳と、メルヘンカードと、暴力・・・。
この3つがあるからこそ、ケンちゃんのおそろしさがじわじわと伝わってくるんですねぇ・・・。
やばすぎケンちゃん
>スーさん
+10点
ま。暴力、弱み握る、は、基本ですね。こういう人の。
>富井ちゃん 副班長
+5点
>小学校のころからって事は一体どれだけの情報が。。
ん。「どんだけ~~~」は?
▼---------
>ふらっか~ずさん
>ケンちゃん、いったいどこから能瀬さんのそんな情報を…
あらかじめ収集してあるわけですね。
台帳ですから。
▼---------
>あとむさん
>善意の第三者・・特定の登場人物じゃなかったんですね。
はい。法律用語です。
>なぞ3さん
+10点
>いきなり「わらび座」ですかぁ。東北では凄く有名ですもんね。
そういや先日仕事場のホールで公演してました~
へぇ~~~。
有名です。『わらび座』
>ホッピーは、そのまま飲むのもアリだったんだ。これ、初めて知りました。
ありもあり、どころかそれ以外の飲み方ってあるの?
▼---------
>サンデーさん
>こないだから手形続きのぼくちゅう…大分、正体が分かりました。真夜中の勉強会です。
はい。経済の流れの中では、実は重要だったりしますね。
これとファンドですかね。
+5点
▼---------
>あいのひげさん
>秘密のお得意様ノートにどんな秘密がかくされているのか。
ゴールドカードはまだまだ増えるのでしょう。
ん。増えるでしょうねぇ。すでに増えそうですね。
>masaさん 初登校~
+10点
いらっしゃい!
>ケンちゃん…ハンパないっすね。
カッコいい!!
孝昭みたいなこと言いますね。
▼---------
>テラsan先生@級長
了解。
▼---------
>ころぺこくん
>>それはまさに別世界で、時おりそこからもどれなくなるような錯覚に陥りました。
分かるなぁ、これ。
あの薄暗さ、猥雑な雰囲気・・・
いまでもなんかすんなり入っていけないとこがありますね(^^;)
うん。独自の雰囲気ありますねー。場末というか。
+5点
▼---------
>闇舞さん
>ママチャリさん、ご無事でなによりです。
おありがとうございます。
ケンちゃんやりますね~。得意先台帳恐るべし。
能勢さんは能勢さんだし・・・・修学旅行でなにしただ?とってもハレンチな予感が・・・・
>よちこさん 初班長
+10点
>ケンちゃんかっこいい、、、
でも、「いつもの」が『ホッピー』って(笑)
この頃「ホッピー」は、バカにされる飲み物でしたが、田舎ではけっこう希少でした。
▼---------
>モアナくん <小ネタ晴れあり>
>その割には飲酒運転しないようにノンアルコール飲んでるwwそのへんはきっちりしてるんですねww
いや。ケンちゃん、下戸です。
雰囲気だけで酔えるくちですね。
▼---------
>ふりゅさん
>相手の弱味を握るための情報網が侮れません。
こういうことって、なぜか同級生とかが覚えていて、入りやすいです。
>りきさん
+5点
>ケンちゃんやっぱりヤクザやってたんですね。しかし良く無事に抜けれましたねぇ… 悪さはするけど根っからの悪人では無く人望あったから、ですかね?
あ。これは簡単です。
ズバリ、強いから、ですね。
あと、今もかわいがられている、っていうのが大事なポイントです。
▼---------
>わっくすさん
お。ちょっとぶり。
>ケンちゃんすげー!
喧嘩以外で頼りになるとこがあるんですね☆
意外ですね。
▼---------
>ナイアさん
>ヤクザを恐喝出来る人なんてそうはいませんよね。
うん。いない。めったにいない。
>ユウジくん 飯長
+10点
>それにしても能瀬さんとは小学生からなんですね。
能瀬さんその頃からアッチ系・・・・・
まぁ。こういうのって小ちゃい頃から影響あるみたいです。
▼---------
>だちょんさん
>法律用語って不思議ですよね。
「善意の第三者」の「善意」が不思議です。
事情を知りえないだろうから、悪意はないから処罰しないってことですよね。
おっしゃる通りですね。
どんなに事情知っていても、2人目から善意の第三者ですらら。
+5点
▼---------
>かにゃさん 初登校~
+10点
>得意先台帳に記入されてしまったら、その人の人生は終わったも同然ですね。
恐怖です。
はい。小学校んときなんて、いくつだって恥ありますもんねー。
これは厳しいです。
>きよぴーさん
>それにしても ケンちゃんの得意先台帳=デスノートみたいで、能瀬さん ゴールドカードよりビビってましたねケンちゃん 一体どうやってそんな情報を入手したんだろう?
はい。入手はしやすいと思うのですが、いつの間に、という怖さはあります。
▼---------
>秘密のコメント 2007/08/02(木) 05:39:47さん
(スカートめくり)
はい~。流行りました~。
くしくも流行にのってました~。
できれば今でもやってみたい・・・・などということは・・・・
ない・・・・かな?
▼---------
>迷い仔猫@深読み倶楽部
>そんな昔からノンアルコール飲料があったんですね!
調べたら1948年には販売されています。
当時の社名が「コクカ飲料株式会社」。
いやーーー。あやしい。
>律子ママ
+10点
>お客様ノートの存在があったのですね。
記憶力はここでも役立つとは。
はい。顧客管理、しっかりしてます。
商売の基本ですね。
▼---------
>ラフラさん
>借金は返せても坂本君のお母さんが
虹色家族から抜けないと・・・
そうですねー。そのあたりが複雑にからみます。
書ききれるのか不安。
+5点
▼---------
>kuwaさん
>これでまた孝昭くんのケンチャン熱が高くなってしまうんだね!
3代目組長になっていたら、、、、、この物語には出て来なかったし、良い組長になっていたんじゃ??
いや~~~。裏社会は荒れてたでしょうねぇ。
>あおちゃん <重要>
+5点
>「この手形、普通に使えると思って受け取ったんです。
何も知らなかったんですー」と言えば、支払い請求が可能、なので、お金を貸した人とお金を回収する人がぐるになって、超高利の貸し出しを行う、という手口だったんですね?
手形の場合は、なにも言わなくても受取人は「善意の第三者」です。
したがって2人目の人はどんな受け取り方をしていようと、法律的に保護されるんです。
手口はもっと複雑で、わざわざこれを不渡りさせるんです。ま、後々わかります。
これがどれだけ悪徳高利貸しに利用されたか、計り知れません。
▼---------
>じゃこさん <小ネタ晴れあり>
>奥さんはそんなとこがカワイくていっしょになったのかなぁ・・?
というか、奥さんはケンちゃんが口説いたので、足洗うのが条件になったんじゃないでしょうか。
+5点
▼---------
>ママクミさん
>・・・・能瀬さん上田君に何しちゃったのでしょう?
気になる~。
んー。あんまり気にすると、別な種類の小説になってしまいますね。
>やすっぺさん
+10点
>甘党でお酒が飲めないってとこに、めちゃめちゃ親近感沸きまくり
え?やすっぺさんも飲めないの?
▼---------
>しょうごいんさん
>ホッピーって聞いたことはあったんですが、飲んだことなかったんでどんな飲み物かやっとわかりました。
飲み口はほぼビールです。
特許とってるみたいですね。ホッピー。
▼---------
>くまこさん
>甘党ケンちゃんの謎の得意先台帳、こっしょり読んでみたいな…(-ω-;) 他にもどんな事が書いてあるのやら?
なに書いてあるんでしょうねぇ。
>どころかそれ以外の飲み方ってあるの?
ホッピーは江戸在住期に飲んだ程度なんですが
モツ焼き屋などでは、すでに焼酎が入って出て来ました。
長い間、飲食店で非アルコール飲料を注文してないので、
ストレートのホッピーを知らなかったのかも(汗)
>しょうごいんさま
ついでにここでこっそり火曜日に披露したキーマカリー。
かなり好評で、撮影に使った冷えたのまで売り切れました。
なぞつまがミクシで写真出してます。
ホッピーなるものを初めて飲んだのは、
昔々、ミュージカルに出ている時。
共演者の人に教わったんです。
ホッピーの瓶とストレートの焼酎コップ一杯、
氷の入った大きなジョッキを注文し、
自分で混ぜて飲む、と言う物でした。
美味しかったけど、酔っぱらった。。。(笑)
けんちゃん最強!!!(笑)
でもここ数日のくろわっさんのコメント見てるとこのあとけんちゃん呼んだことが原因でトラブルになるのかな???
今から寝ます~明日の朝が楽しみです♪
上田博章くん@ヒロピロさん
・・・・?なのかな?コメの感じ。。
ヒロピロさんご出演おめでとうございますっ!
ぷぷぷぷぷwwwww
またケンちゃんやってくれたwwwwwww
はっほーーーーーーwwwwwwwwwwwww
あけぼの小路のバーりつ子の元鈴白組三代目候補だったケーキ屋ケンちゃんと、菊水の(栄光ファイナンス常務)能瀬さんとの会話、楽しそうですネ。
キチンとこまめにノートに書いてあるって事は、随分たくさんの方々がケーキ屋さん閻魔帳のお客さんと言うわけですネ。(当然ママチャリさん達の事もお調べ済みですかぁ・・・)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
ケーキ屋メルヘン、いろんな意味で怖いですね((((;゜Д゜)))