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第12話 We will LOCK you(1)
えー。『ウィ・ウイル・ロック・ユー』のLockが"R"ではないか?とご指摘しようとしましたQueenファンの皆様。
これで正しいのです。
なお、お持ちのかたは、途中から『We Will Rock You』をかけながら読みますと、たいへん臨場感にひたることができます。
クズカゴからこぼれ落ちたゴミ(使用済みパンティを含む)を、かたづけようとする安西先生。
でも、安西先生は、まだ26歳の独身女性。さすがに手が止まりましたが、それでも思い直したように、かたづけを再開したました。
横目でながめたこの様子は、当時、ビデオでもあったなら撮影しておきたいくらいでした。そのパンティの掴み方、いえ、つまみ方が絶妙でした。
「い、いや。先生、けっこうですから。ほほ、本官がやりますから」
大慌てでクズカゴにかけよろうとする駐在さん。
結果、西条くんとの机上の戦いは駐在さんが負けてしまいまして「とんでもねーグラビア」は白井先生もしっかり目にすることに。
駐在さんは、ようやく「これは謀(はかりごと)だ」と気づかれまして、他になにか仕掛けられていないか駐在所内を見回しました。
<ここから!Music Start!>
そして。
額縁にはさまれた「さらにとんでもねーグラビア」発見!!
「うあ”!」
人間、普通、声は息を吐きながら発するわけですが、本当に驚くと吸いながら発声しますね。
それはもはや「動物の奇声」に近いものがありました。
「さらにとんでもねーグラビア」について、少しだけわかりやすく説明いたしますと、これはもはや普通のエロ写真とかの域ではないわけでして、ヌードとかそういったものを超越した「超趣味の世界」
そうですねぇ。例えれば、10年愛し合った恋人同士がいたとして、その彼氏の部屋にこのグラビアを発見したなら90%の女性は別れを考えますね。僕が女ならなにも聞かずに別れます。たとえそれまでの2人にどんなに美しい思い出があったとしても。それほどのものでした。
問題なのは、それが当時高校2年生であった西条くんの所有物であった、ということなんですが。
「せ、先生がた。こ、これはこいつら、いや、この生徒さんがたの・・・」
と、事態を説明しようとする駐在さんの声をさえぎるように
RiRiRiRiRiRiRiRiRi
電話のベルがなりました。
少しこもったようなベル音。
駐在さんは、やむをえず電話をとろうとしましたが、
すでにおわかりのとおり、電話には電話カバーがしてありました。

「ぅあああ」
さらに奇声を発する駐在さん。
たとえそれが他人の悪戯であれ、パンティ、それも使用済みのパンティをかぶった電話を女性に見せることはさすがにできません。なんてったってここは正義の交番。
大慌てで電話をかくすように覆いかぶさると、受話器を手にしました。
相当ヘンです。駐在さん。
「はは、はい。ちゅ、駐在所ですがあ」
声うわずってます。
「はいはい。え?」
「こ、高校!?」
実はこの電話は、僕たちの仲間である新キャラ「千葉くん」が「真向かいの公衆電話」から、かけてきたものです。
どこの学校、学年にも、先生の声色が得意なヤツがひとりくらいいたものですが、彼は、まさしくそのひとりでした。
千葉くんは、特に生徒指導の工藤先生の真似が非常にうまく、本人とほとんど区別がつきません。我々メンバーでさえ、何度もひっかかっていました。
あまりに似ているため、僕などは、本物の工藤先生の電話に「おまえ、いいかげんにしろよ!」と怒鳴ったことがあるほどです。
その「高校からの電話」に、再びパニックに陥る駐在さん。
電話中も必死にカバーをはずそうと試みているのが背中でわかります。
が。絶対はずれません。だって足といっしょに「ネジどめ」されてますから。
(当時の黒電話はゴム製の足が木ネジ止めされていました)。
「え?白井、先生、ですか?・・・ああ、こちらに・・・・は、はい。いらっしゃっておりますが・・・」
「あ。私にですか?」
と、不思議そうに白井先生。
駐在さんは、首だけ白井先生をむいてうなづきました。
「あー、は、はいはい。い、いま、かわります」
しかし。
かわります、とは言ったものの駐在さん。パンティカバー付きの電話を渡すわけにはいかないことに、はたと気づかれました。
しかたがないので、ボディは隠したまま、受話器だけを渡そうとしましたが、姿勢がめちゃくちゃ「ヘン」です。
黒電話というのは、カールコードがかなり短かかったので、距離がかせげません。
白井先生がやむをえず近寄って、ようやく受け取りました。カールコードはすでに直線コードになっていました。
あまりにひっぱったために、本体が、ガチャガチャとひっくりかえり、それをまた駐在さんが必死で立て直します。
が、努力も空しく
「あら。切れてるわ・・・」
しかし、白井先生も「すでに事態が学校に伝わっている」、と、これまた勝手に勘違いされまして、焦燥しきってしまいました。
顔を見合わせる白井先生と安西先生。
駐在さんは、自分が電話機をひっくり返したためと思い、
「え?き、切れてしまいました? す、すいませんね・・」
違います。実は、この電話は千葉くんがむこうで切ったのです。
「あの・・・おまわりさん、お電話お借りできないでしょうか?」
電話。お借りしたいそうです。駐在さん。
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えー。『ウィ・ウイル・ロック・ユー』のLockが"R"ではないか?とご指摘しようとしましたQueenファンの皆様。
これで正しいのです。
なお、お持ちのかたは、途中から『We Will Rock You』をかけながら読みますと、たいへん臨場感にひたることができます。
クズカゴからこぼれ落ちたゴミ(使用済みパンティを含む)を、かたづけようとする安西先生。
でも、安西先生は、まだ26歳の独身女性。さすがに手が止まりましたが、それでも思い直したように、かたづけを再開したました。
横目でながめたこの様子は、当時、ビデオでもあったなら撮影しておきたいくらいでした。そのパンティの掴み方、いえ、つまみ方が絶妙でした。
「い、いや。先生、けっこうですから。ほほ、本官がやりますから」
大慌てでクズカゴにかけよろうとする駐在さん。
結果、西条くんとの机上の戦いは駐在さんが負けてしまいまして「とんでもねーグラビア」は白井先生もしっかり目にすることに。
駐在さんは、ようやく「これは謀(はかりごと)だ」と気づかれまして、他になにか仕掛けられていないか駐在所内を見回しました。
<ここから!Music Start!>
そして。
額縁にはさまれた「さらにとんでもねーグラビア」発見!!
「うあ”!」
人間、普通、声は息を吐きながら発するわけですが、本当に驚くと吸いながら発声しますね。
それはもはや「動物の奇声」に近いものがありました。
「さらにとんでもねーグラビア」について、少しだけわかりやすく説明いたしますと、これはもはや普通のエロ写真とかの域ではないわけでして、ヌードとかそういったものを超越した「超趣味の世界」
そうですねぇ。例えれば、10年愛し合った恋人同士がいたとして、その彼氏の部屋にこのグラビアを発見したなら90%の女性は別れを考えますね。僕が女ならなにも聞かずに別れます。たとえそれまでの2人にどんなに美しい思い出があったとしても。それほどのものでした。
問題なのは、それが当時高校2年生であった西条くんの所有物であった、ということなんですが。
「せ、先生がた。こ、これはこいつら、いや、この生徒さんがたの・・・」
と、事態を説明しようとする駐在さんの声をさえぎるように
RiRiRiRiRiRiRiRiRi
電話のベルがなりました。
少しこもったようなベル音。
駐在さんは、やむをえず電話をとろうとしましたが、
すでにおわかりのとおり、電話には電話カバーがしてありました。

「ぅあああ」
さらに奇声を発する駐在さん。
たとえそれが他人の悪戯であれ、パンティ、それも使用済みのパンティをかぶった電話を女性に見せることはさすがにできません。なんてったってここは正義の交番。
大慌てで電話をかくすように覆いかぶさると、受話器を手にしました。
相当ヘンです。駐在さん。
「はは、はい。ちゅ、駐在所ですがあ」
声うわずってます。
「はいはい。え?」
「こ、高校!?」
実はこの電話は、僕たちの仲間である新キャラ「千葉くん」が「真向かいの公衆電話」から、かけてきたものです。
どこの学校、学年にも、先生の声色が得意なヤツがひとりくらいいたものですが、彼は、まさしくそのひとりでした。
千葉くんは、特に生徒指導の工藤先生の真似が非常にうまく、本人とほとんど区別がつきません。我々メンバーでさえ、何度もひっかかっていました。
あまりに似ているため、僕などは、本物の工藤先生の電話に「おまえ、いいかげんにしろよ!」と怒鳴ったことがあるほどです。
その「高校からの電話」に、再びパニックに陥る駐在さん。
電話中も必死にカバーをはずそうと試みているのが背中でわかります。
が。絶対はずれません。だって足といっしょに「ネジどめ」されてますから。
(当時の黒電話はゴム製の足が木ネジ止めされていました)。
「え?白井、先生、ですか?・・・ああ、こちらに・・・・は、はい。いらっしゃっておりますが・・・」
「あ。私にですか?」
と、不思議そうに白井先生。
駐在さんは、首だけ白井先生をむいてうなづきました。
「あー、は、はいはい。い、いま、かわります」
しかし。
かわります、とは言ったものの駐在さん。パンティカバー付きの電話を渡すわけにはいかないことに、はたと気づかれました。
しかたがないので、ボディは隠したまま、受話器だけを渡そうとしましたが、姿勢がめちゃくちゃ「ヘン」です。
黒電話というのは、カールコードがかなり短かかったので、距離がかせげません。
白井先生がやむをえず近寄って、ようやく受け取りました。カールコードはすでに直線コードになっていました。
あまりにひっぱったために、本体が、ガチャガチャとひっくりかえり、それをまた駐在さんが必死で立て直します。
が、努力も空しく
「あら。切れてるわ・・・」
しかし、白井先生も「すでに事態が学校に伝わっている」、と、これまた勝手に勘違いされまして、焦燥しきってしまいました。
顔を見合わせる白井先生と安西先生。
駐在さんは、自分が電話機をひっくり返したためと思い、
「え?き、切れてしまいました? す、すいませんね・・」
違います。実は、この電話は千葉くんがむこうで切ったのです。
「あの・・・おまわりさん、お電話お借りできないでしょうか?」
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お腹がよじれてどうにかなりそうです… 本当に最高ですね!!
この回がぼくちゅう中最も笑った所ですね。
こーゆードタバタ感が最高ですよ。ホントに。
ママチャリくんの冷ややかで悪魔のが乗り移った様な笑みが目に浮かぶ・・・。
悪魔だ・・・・・こいつらは・・・・。
We Will Rock You!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やばいおもろい~
最高wwww
駐在涙目wwwww
この特製電話カバー。
ぼくちゅうファンの友達の間で話題になってます((笑
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