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<おことわり>本日2話連続アップです
あ。おいらデートリッヒ。
ベルリン生まれ。シティ派の熊だ。
おにたま、かなり努力しておっきくなってな。
なんか友達も増えてきてな。部屋はいっつも賑やかだった。
夕子の部屋もおともだちとやら来たけど、まぁ、おにたまは比じゃなかったな。
なんてったってな。おにたまの友達は
むさい。
なんだって男ってのはああなのかな。
しかも幼稚ときたもんだ。つける薬がほしいぜ。
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<おことわり>本日2話連続アップです

あ。おいらデートリッヒ。
ベルリン生まれ。シティ派の熊だ。
おにたま、かなり努力しておっきくなってな。
なんか友達も増えてきてな。部屋はいっつも賑やかだった。
夕子の部屋もおともだちとやら来たけど、まぁ、おにたまは比じゃなかったな。
なんてったってな。おにたまの友達は
むさい。
なんだって男ってのはああなのかな。
しかも幼稚ときたもんだ。つける薬がほしいぜ。
ところがな。このともだちいっぱい、ってのが夕子にとって
まぁ、ついていたのかついていなかったのか。
鬼玉のともだちは、いっつも3、4人でたずねてくるんだけどな。
まぁ、そこにあのクソぼっちゃまもいた。
夕子もなんかママゴトするんだな。あいつらと。
飲み物とかな。食いもんとか運んでやったりするんだよ。
で。クソぼっちゃんもいるからよ。
シャービック、ちょっとだけ多くしたりな。
ま~~~~~。けなげなもんだ。
しかしな。
ここにひとり、オニタマといい勝負の、まぁ、男前がいた。
お前ら言われたことないだろうけどな。「男前」。
なんか地酒とかにもありそうだろ?「男前」。
あんまり飲みたかないな。
って。
なんの話だっけ?
あ。おいらデートリッヒ。
夕子も中学って入ってな。
ほら。あれだよ。あれ。アメリカ生まれの二枚目。
一時期おいらのライバルかと言われたあいつ・・。
そうそう。「リュック」。リュック背負って学校行くようんなった。
こうなるとな。
おにたまのクソ友人どもも、夕子が実はかわいい、って気づき出したんだな。
おいら、最初っから気づいてたのによー。
所詮ガキはガキだよな。笑っちゃうぜ。
ある日、鬼玉の部屋でな。鬼玉がトイレ行ってんのをいいことに話し合ってんのが聴こえた。
「なぁ。夕子ちゃんって誰好きなのかなぁ」。
これは麻生ってチビの声だな。
「いや。あの子、俺の勘では絶対この中にいると思うんだ!」
「なんで?」
「なんかさ。俺らいると必ず部屋にくるだろ?それにいっつもうつむいてるもん」。
「ああ。確かに」。
「で、なにしゃべるでもなく、部屋にいるだろ?ありゃ絶対そうだって!」
おおおおお。するどいガキだな。
「うん。それ。オレも感じてた」。
「だろだろ?」
ふんふん。おいら聞き耳たてたね。
もともと耳たってっからな。
「たぶん・・・・」。
たぶん?
「おそらく・・・・」
おそらく?
「ひょっとすると・・・」
ひょっとすると?
「俺の考えでは・・・」
じれってぇよっ!ぼけぇ!
前置詞おきすぎだよっ!あほっ!
聞き耳たててる方の身にもなってみろってんだよ!
もともと立ってっけどよ!
「俺かな」。
ちがうっ!ぜっっったいに違うっっっ!
あ~~~~。もどかしいぜ!
「いや。冗談だって」。
ん?聴こえたか?
「残念ながら俺じゃなくって~~~~~」
なくって~~~~~~
「村山だ!」
はぁ?
「え?ぼ、僕?」
「だってそうだろ。こん中で一番の色男っつったら、お前か井上だもん」。
「ええー?」。
「俺の推理じゃ、井上って線は考えられねぇ」。
いや。鬼玉、兄妹だからな?推理しなくったってわかるだろうがよ!麻生!
ほんっと馬鹿だな。こいつ。
「だってほら夕子ちゃんさぁ。バレーボール部入ったじゃない?」
あほ!バレーボールは「アタックナンバーワン」の影響モロなんだよ!
あー!それにしてもくそぼっちゃま!なにやってんだよ!否定しろよ!
夕子の気持ちはどうなるんだよ!
「あー・・・・。そっかぁ・・・・」。
クソぼっちゃまの声だ。なに納得してんだ?ああ?
2Vやっちゃなぁ。こいつ。
ずるがしこそうなのは顔だけか?あ?
ん?しかも少しがっかりしてねぇか?
馬鹿だな。てめぇも好きなら好きって言えばいいだろうがよっ!
夕子はオッケーなんだよっ!
「でも、僕は・・・」。
僕は?
ってとこで鬼玉。もどってきちまった・・・。
「なに話してたの?」
「え?い、いや。ほら。高校にさ。ほら。西条ってのが来るって話だよ」。
「西条?」
ごまかしてるなー。
でもこれで、夕子の気持ちがクソぼっちゃんに伝わるのは、大幅に遅れることになった。
しかもこの「村山説」は、後々までひっぱることになったんだな。
馬鹿どもが。
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まぁ、ついていたのかついていなかったのか。
鬼玉のともだちは、いっつも3、4人でたずねてくるんだけどな。
まぁ、そこにあのクソぼっちゃまもいた。
夕子もなんかママゴトするんだな。あいつらと。
飲み物とかな。食いもんとか運んでやったりするんだよ。
で。クソぼっちゃんもいるからよ。
シャービック、ちょっとだけ多くしたりな。
ま~~~~~。けなげなもんだ。
しかしな。
ここにひとり、オニタマといい勝負の、まぁ、男前がいた。
お前ら言われたことないだろうけどな。「男前」。
なんか地酒とかにもありそうだろ?「男前」。
あんまり飲みたかないな。
って。
なんの話だっけ?
あ。おいらデートリッヒ。
夕子も中学って入ってな。
ほら。あれだよ。あれ。アメリカ生まれの二枚目。
一時期おいらのライバルかと言われたあいつ・・。
そうそう。「リュック」。リュック背負って学校行くようんなった。
こうなるとな。
おにたまのクソ友人どもも、夕子が実はかわいい、って気づき出したんだな。
おいら、最初っから気づいてたのによー。
所詮ガキはガキだよな。笑っちゃうぜ。
ある日、鬼玉の部屋でな。鬼玉がトイレ行ってんのをいいことに話し合ってんのが聴こえた。
「なぁ。夕子ちゃんって誰好きなのかなぁ」。
これは麻生ってチビの声だな。
「いや。あの子、俺の勘では絶対この中にいると思うんだ!」
「なんで?」
「なんかさ。俺らいると必ず部屋にくるだろ?それにいっつもうつむいてるもん」。
「ああ。確かに」。
「で、なにしゃべるでもなく、部屋にいるだろ?ありゃ絶対そうだって!」
おおおおお。するどいガキだな。
「うん。それ。オレも感じてた」。
「だろだろ?」
ふんふん。おいら聞き耳たてたね。
もともと耳たってっからな。
「たぶん・・・・」。
たぶん?
「おそらく・・・・」
おそらく?
「ひょっとすると・・・」
ひょっとすると?
「俺の考えでは・・・」
じれってぇよっ!ぼけぇ!
前置詞おきすぎだよっ!あほっ!
聞き耳たててる方の身にもなってみろってんだよ!
もともと立ってっけどよ!
「俺かな」。
ちがうっ!ぜっっったいに違うっっっ!
あ~~~~。もどかしいぜ!
「いや。冗談だって」。
ん?聴こえたか?
「残念ながら俺じゃなくって~~~~~」
なくって~~~~~~
「村山だ!」
はぁ?
「え?ぼ、僕?」
「だってそうだろ。こん中で一番の色男っつったら、お前か井上だもん」。
「ええー?」。
「俺の推理じゃ、井上って線は考えられねぇ」。
いや。鬼玉、兄妹だからな?推理しなくったってわかるだろうがよ!麻生!
ほんっと馬鹿だな。こいつ。
「だってほら夕子ちゃんさぁ。バレーボール部入ったじゃない?」
あほ!バレーボールは「アタックナンバーワン」の影響モロなんだよ!
あー!それにしてもくそぼっちゃま!なにやってんだよ!否定しろよ!
夕子の気持ちはどうなるんだよ!
「あー・・・・。そっかぁ・・・・」。
クソぼっちゃまの声だ。なに納得してんだ?ああ?
2Vやっちゃなぁ。こいつ。
ずるがしこそうなのは顔だけか?あ?
ん?しかも少しがっかりしてねぇか?
馬鹿だな。てめぇも好きなら好きって言えばいいだろうがよっ!
夕子はオッケーなんだよっ!
「でも、僕は・・・」。
僕は?
ってとこで鬼玉。もどってきちまった・・・。
「なに話してたの?」
「え?い、いや。ほら。高校にさ。ほら。西条ってのが来るって話だよ」。
「西条?」
ごまかしてるなー。
でもこれで、夕子の気持ちがクソぼっちゃんに伝わるのは、大幅に遅れることになった。
しかもこの「村山説」は、後々までひっぱることになったんだな。
馬鹿どもが。
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チャーリー・・・デートリッヒにまで小さいって。
頑張れ!!チャーリー!!!
デタリッピ夕子ちゃんの事となると黙ってないね^^
みんなには聞こえてないけど。
>くろぶちくん
一番載り認定!
あ。これは背丈のはなしね。
デートリッヒ、けなげ~
もう、クチ悪いのもヤサグレてんのもゆるしちゃう!
あぁ~ 悲しい勘違い…
でも、デートリッヒは誰の応援をしているんだろ…
やっぱり夕子ちゃんの味方??
なんだか切なくなってきました…
好きなのに…
デタリッピがんばれ!
いよォ♪てえぽらっは♪
今夜もイカシテルぜ!!
なんやァクライマックス近くなって来たって感じやな
オメェ恋してんのか?
なんァか複雑だな……
さァ最後まで飛ばして行こォゼ!!
クソぼっちゃまニブイです~
村山君は気付いてたみたいですね。
あぁ、健気なでとりっぴ
でとりっひ
ともだちですね すでに
あ~それでかぁ(゜ー゜)(。_。)ウンウン
最初夕子ちんが心変わりしたのかと思ってたけど。
フムフム、なるほどねぇ( ̄ェ ̄;)
ところで。シャービック・・・なつかしい(笑)
でたりっぴ、いいやつだな。期待して続き読むぜ。
デートリッヒ、悲恋
デートリッヒ
何でもしってるんだなぁ。
おまい、よく夕子ちゃんのことわかってねなぁ。
でたりっぴ、おまいも夕子チャン好きだろうに…
切なさ抱きつつ、次読もっと♪
デートリッヒ、お前の気持ちは痛いほどわかる。
俺んトコへおいで。
スリスリしてやるからなぁ~。
でたりっぴ…
もし可能なら一杯オゴってあげたい。飲んだら楽しそうだ。
へ~。むさい顔・・・・イヤ・・・・ズル賢い顔と悪辣な頭脳じゃなかったっけ?
イヤ・・・・ニブいから悪劣ですね!
デートリッヒ‥‥よく夕子ちゃんを見てるね
ここで夕子さんとのおはなしが少しでてくるのですね。
こんなところからだったとは~。
夕子ちゃんの成長を誰より、何より見続けたわけかぁ、デートリッヒ
人間目からの視線のストーリィとは、全く違う面白さがありますねぇ。
井上家の所有物と言う事で鎧の気持ちと言うのは?話にならないのかな?
このコメントは管理人のみ閲覧できます
グレート井上家には、鬼玉のお友達が3、4人づつ来るようになったんですネ。
(夕子ちゃんはやっぱり、健気ですねぇ・・・。)
そんなに鈍い男の事を、ずぅーーーーっと思い続けていたんですネ。
なのに、なのににぶぅ~~~~いイロ男は相手は、村山君だと決めつけてるしぃ!!!