まず、お断りしなくてはならないのは、「スケ番」と「スケバン」では、若干意味がちがいます。
「スケ番」は文字通り、男の「番長」に対応するもので、基本1名。この場合は、お蝶夫人個人を指します。
これに対し、「スケバン」は、グループを構成する不良、全員を言うもので、『スケバン刑事』はこちらの意味です。
おそらくですが、スケ番をひとりに特定すると、男から付け狙われることが多かったんで、こうなったのではないかと思われます。
さて。北女スケバン『ノエル・パーティ』。
会場は毎度おなじみ、喫茶店とは名ばかりの『カトリーヌ』。
まず会場の間取りですが、当時の喫茶店はほぼ似たり寄ったりな形状で、奥にカウンター席10脚くらいがあり、背中合わせに、4人用、2人用のテーブルが7〜8セット1列にあり、さらに2人用カップル席が4セットほど、L字にあります。
つまり定員は、10+4×7+2×4=たくさん です。
北女スケバングループは、この4人用を3人くらいずつで埋め尽くすくらいいましたから、20名近く。
(実は正確な人数を知らない)
女子高生が20名もいれば「ごくらく」と考えるのは、あさはかです。
もう、この世の物とは思えぬほどの「生き地獄」ですから。
少なくとも早苗さん時代はそうでした。
スケバングループのクリスマスは、数少ない「男も呼ぶ」パーティで、招かれる男は、だいたい全体の1/3。つまり北女の場合は、7、8名といったところ。
それ以上呼ぶと手に負えなくなるからです。
たいていは1校からで、複数の学校にまたがることはありません。
そうしないと、すぐににらみ合いが始まって手に負えなくなるからです。
僕がいるのですから、僕の学校から呼ばれそうなものですが、これがそうでもありません。
なぜなら、先代早苗さんの時代から、ウチのグループには弟がいましたから。
北女のグループとは、決して混じり得ない存在なわけです。
一般的には(そもそもスケ番が一般的か?という問題はおいといて)、代表のスケ番が一番ネンゴロにしている学校から招かれます。
が、ご承知のように、お蝶夫人は後ろ盾が「ケーキ屋」なものですから。頼っている学校というのが存在しません。
しかも、ハエヌキで、一番後から転校してきたお蝶夫人には、親しい男子学校というのがありませんでした。
「で?今年はどこの学校?」
「行ったらわかるワ」
「‥‥‥‥‥」
嫌な予感しかしません。
ハッキリ言ってしまうと、僕にとってはどこの学校でも同じ。
つまり、どこでも敵です‥‥‥‥。
「西条でも呼んでくれればよかったのに‥‥‥‥」
「それが手下が嫌がってナァ」
「あ、そう‥‥‥‥」
分かる気はする。
だいたいにおいて、お蝶夫人と一緒にいるには、ケーキ1万円以上お買い上げくらいしなくてはいけません。
あ!
「まさか、僕からとらないよねぇ?」
「‥‥‥‥‥」
「なんとか言えよっ!?」
「毎度おおきにぃ〜」
←Noël(1)へ|ドナ土鍋はノンフィクション!へ→
←本日発売!22巻へ
「スケ番」は文字通り、男の「番長」に対応するもので、基本1名。この場合は、お蝶夫人個人を指します。
これに対し、「スケバン」は、グループを構成する不良、全員を言うもので、『スケバン刑事』はこちらの意味です。
おそらくですが、スケ番をひとりに特定すると、男から付け狙われることが多かったんで、こうなったのではないかと思われます。
さて。北女スケバン『ノエル・パーティ』。
会場は毎度おなじみ、喫茶店とは名ばかりの『カトリーヌ』。
まず会場の間取りですが、当時の喫茶店はほぼ似たり寄ったりな形状で、奥にカウンター席10脚くらいがあり、背中合わせに、4人用、2人用のテーブルが7〜8セット1列にあり、さらに2人用カップル席が4セットほど、L字にあります。
つまり定員は、10+4×7+2×4=たくさん です。
北女スケバングループは、この4人用を3人くらいずつで埋め尽くすくらいいましたから、20名近く。
(実は正確な人数を知らない)
女子高生が20名もいれば「ごくらく」と考えるのは、あさはかです。
もう、この世の物とは思えぬほどの「生き地獄」ですから。
少なくとも早苗さん時代はそうでした。
スケバングループのクリスマスは、数少ない「男も呼ぶ」パーティで、招かれる男は、だいたい全体の1/3。つまり北女の場合は、7、8名といったところ。
それ以上呼ぶと手に負えなくなるからです。
たいていは1校からで、複数の学校にまたがることはありません。
そうしないと、すぐににらみ合いが始まって手に負えなくなるからです。
僕がいるのですから、僕の学校から呼ばれそうなものですが、これがそうでもありません。
なぜなら、先代早苗さんの時代から、ウチのグループには弟がいましたから。
北女のグループとは、決して混じり得ない存在なわけです。
一般的には(そもそもスケ番が一般的か?という問題はおいといて)、代表のスケ番が一番ネンゴロにしている学校から招かれます。
が、ご承知のように、お蝶夫人は後ろ盾が「ケーキ屋」なものですから。頼っている学校というのが存在しません。
しかも、ハエヌキで、一番後から転校してきたお蝶夫人には、親しい男子学校というのがありませんでした。
「で?今年はどこの学校?」
「行ったらわかるワ」
「‥‥‥‥‥」
嫌な予感しかしません。
ハッキリ言ってしまうと、僕にとってはどこの学校でも同じ。
つまり、どこでも敵です‥‥‥‥。
「西条でも呼んでくれればよかったのに‥‥‥‥」
「それが手下が嫌がってナァ」
「あ、そう‥‥‥‥」
分かる気はする。
だいたいにおいて、お蝶夫人と一緒にいるには、ケーキ1万円以上お買い上げくらいしなくてはいけません。
あ!
「まさか、僕からとらないよねぇ?」
「‥‥‥‥‥」
「なんとか言えよっ!?」
「毎度おおきにぃ〜」
←Noël(1)へ|ドナ土鍋はノンフィクション!へ→
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ママチャリ、いい鴨にされてる…(笑)
こんなクリパは嫌だな…(笑)
これ、けっこうノンフィクションでお送りします(笑
おたのしみに〜
これが、ノンフィクション・・楽しみです!(笑)
高校時代ごくごくマジメーだった自分には、想像もつかない世界です(笑)
ケーキ代→一万円
無理です
招待じゃなくて『召喚』ですね、これは(笑)
しかもこの当時で高校生から1万円とは…。
ケーキ屋のバック、恐い(爆)
ワクワクしてきました。
次のお話が待ち遠しいです😃(*´▽`*)
ケーキ代一万円を強制的に取られるとは………恐ろしいですね((((;゜Д゜)))
うわ~大金だぁ~
でも楽しみです♪
スケ番=花ちゃん
スケバン=不良たち
スケスケ番=西条くん⁉︎
スケスケバン=ママチャリ一味?笑
ノンフィクション!(;゚д゚)
た、楽しみです(;゚д゚)
生々しい…笑
毎度おおきにぃ〜って、どんだけカモにされてたんですか(笑)
一万円分もあったらケーキバイキングできそう
スケ番とスケバンでは意味が違うんですね!
勉強になりました←(笑)
にしても、このクリスマスパーティー
無事に終わらない気しかしないですね…(笑)
妙にリアルなのが面白いですねw
ケーキ1万円wそんなに食べられないw
これがノーフィクション…凄いですねどんな高校生になればいいんでしょ?
どこも敵(笑)
こうなったらもうケーキ屋さんを呼んで・・・
あっそれだとぼったくりスマスになっちゃうか(笑)
半年くらいで頑張って一巻から読みました!
新刊はその日にかってます!
昔のお写真など出していただけると光栄です!!!
後、今も知りたいです!!
昔のママチャリさん達見てみたいな~。
勝手にすいません!!
昔の写真ですか?
うーん。ジェミーと孝昭のは出したんですが。
かっこいいですよね!てか楽器やる男はかっこよく見える!くろわっさんのギター、また聞きたいです。結婚式、来ていただけます?いつかわからんが(笑)
鴨にされていたんですね写真も載せてくれてありがとう御座います
いい鴨でしょう(笑