22巻、もうアマゾンでも、楽天でもセブンでも予約を開始しておりますが、
あそこに記載される『あらすじ』は、ブログ版から作って事前に渡しているので、実は、発売される文庫と一致しない場合があります。
今回は、その最たるもので、なにしろマスカレード全体のあらすじを書いたところ、まったくページ内に収まらなかったという・・・・・
信じがたい失態を晒してしまいました。
そこで!
ブログ読者さんだけに特別にお送りする22巻『マスカレード第1幕』のあらすじです!
マスカレードあらすじ
時は1975年の3月。
駐在さん赴任の直前の2年生になる時の春休みです。
(ブログ版はGS側がさらに前から始まっている)
前任の駐在さんに、転任のお別れに行った西条一行。
そこで、謎の電波障害が起きていることを知らされます。
聴けば、午後11時前後に、一部地域でテレビが映らなくなるほどなのだとか。
自分たちには関わりがない、と思っていましたが、
ちょうど「森田が2級アマチュア無線技師」をとっていたことを思い出します。
2級アマチュア無線技師は、普通のアマチュア無線の10倍=100Wの出力ができるのです。
「森田は、100W増幅器を自作したって言ってた・・・・」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「家があったかくなるとか言ってた・・・・」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
それでも、一応、「まさかね・・・・」「さすがにね・・・・」
「なんか家のテレビが映らなくなるとか言ってた・・・・」
「さっさと言えよ!」「確定じゃん!」
それなら森田くんに電波を止めさせればいいことですが、春休みは、これが簡単じゃありません。
なにしろ、森田家では、森田くんが『心霊研究会』に入っていることさえ、快く思っていないからです。
電話連絡を試みるも、
「孫は留守 今日も明日も 明後日も
森田翁」
ポータブルテレビを持ち出して調査すると、なんと360m圏内に障害が出ていることが判明。
この範囲を狙って、電気屋が「テレビを取り替えた方がいい」とセールスして回っていることも分かり、事態はさらにややこしいことに・・・・。
一方、京都─────────
花ちゃんは、今日もお茶、お花、とお稽古三昧の毎日。
幾度も逃げ出し、見張り役の『橘』に住み込みで働いている見習いのコウスケ(読者さん登場)は、叱られてばかり。
詫びに訪ねた花ちゃんに、コウスケは、当時、若者に大流行したBCL(ブロードキャスティングリスニング)を薦めます。
「これやったらフランスの放送、聴けますから」
そう。花ちゃんは、もともとフランス生まれ(21巻)。
お母さんが亡くなる4歳までフランスで過ごしています。
「おおきに。コウスケ・・・・」
BCLラジオを借りた花ちゃんが、謎の強力電波をとらえます。
「なんか話しかけとる・・・・?」
その通信の中に許嫁・井上の学校名が出て来て大騒ぎ。
なんとか会話したいと考える花ちゃんですが、ラジオから電波は出せません。
ところが。
薙刀の師匠としてやって来たキンタが、
「話したければ、話せないことはないですよ?」
花ちゃんを連れ出して、その昔、学生運動の通信をしていた京都大学のアマチュア無線部に連れて行きます。
夜中のお出かけにドキドキの花ちゃん!
花ちゃんは、その通信で、生き別れになっている父のことを探したいと考えていました。
一方、この頃、ママチャリは、母を頼って森田くんとのコンタクトに成功。
すぐに電波を止めるよう森田くんを説得。
「わかったよ」と、森田くん。
森田くんの電波を止めようとするママチャリ。
森田くんと通信しようとする花ちゃん。
はたして間に合うのか?
翌日、花ちゃんの方は、キンタと夜中に外出していたことが祖母にバレてしまいます。
ところが、驚いたことにキンタは「実は医者の卵」。
学生運動をしていたため、インターンの推薦口がなかっただけだったのです。
お婆ちゃんは、怒るでもなく、
「なんかあったら、お医者さんやし。責任とってもろたらええ」
軽く言い放ちます。
この言葉に衝撃を受ける花ちゃん。
「え?井上はんは?」
「元服までなら断ってかまへん」
「ええええええ!」
「ほな、キンタ、好きになってもええの?」
しかし、キンタは、花ちゃんの道場の師匠・女先生に恋してるはず・・・・
花ちゃんの気持ちは複雑に揺れ動きます。
そんな折も折、井上家のグレート父さんが花ちゃんの家を訪れます。
「大病院の娘さんが婿をさがしているのですが・・・」
あろうことか、お婆ちゃんは、この縁談にキンタを薦めたのでした。
「え・・・・えらいこっちゃ!」
というお話〜。あとは読んでくださいな。
【ぼくちゅう22巻 予約受付中!】
コチラ↓
・ぼくたちと駐在さんの700日戦争 22 (小学館文庫)
携帯からはココ!
・ぼくたちと駐在さんの700日戦争 22 (小学館文庫)
←ナノショート『蛇の目の花ちゃん』へ|【昭和の無茶】ここまでやったのか?へ→
あそこに記載される『あらすじ』は、ブログ版から作って事前に渡しているので、実は、発売される文庫と一致しない場合があります。
今回は、その最たるもので、なにしろマスカレード全体のあらすじを書いたところ、まったくページ内に収まらなかったという・・・・・
信じがたい失態を晒してしまいました。
そこで!
ブログ読者さんだけに特別にお送りする22巻『マスカレード第1幕』のあらすじです!
マスカレードあらすじ
時は1975年の3月。
駐在さん赴任の直前の2年生になる時の春休みです。
(ブログ版はGS側がさらに前から始まっている)
前任の駐在さんに、転任のお別れに行った西条一行。
そこで、謎の電波障害が起きていることを知らされます。
聴けば、午後11時前後に、一部地域でテレビが映らなくなるほどなのだとか。
自分たちには関わりがない、と思っていましたが、
ちょうど「森田が2級アマチュア無線技師」をとっていたことを思い出します。
2級アマチュア無線技師は、普通のアマチュア無線の10倍=100Wの出力ができるのです。
「森田は、100W増幅器を自作したって言ってた・・・・」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「家があったかくなるとか言ってた・・・・」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
それでも、一応、「まさかね・・・・」「さすがにね・・・・」
「なんか家のテレビが映らなくなるとか言ってた・・・・」
「さっさと言えよ!」「確定じゃん!」
それなら森田くんに電波を止めさせればいいことですが、春休みは、これが簡単じゃありません。
なにしろ、森田家では、森田くんが『心霊研究会』に入っていることさえ、快く思っていないからです。
電話連絡を試みるも、
「孫は留守 今日も明日も 明後日も
森田翁」
ポータブルテレビを持ち出して調査すると、なんと360m圏内に障害が出ていることが判明。
この範囲を狙って、電気屋が「テレビを取り替えた方がいい」とセールスして回っていることも分かり、事態はさらにややこしいことに・・・・。
一方、京都─────────
花ちゃんは、今日もお茶、お花、とお稽古三昧の毎日。
幾度も逃げ出し、見張り役の『橘』に住み込みで働いている見習いのコウスケ(読者さん登場)は、叱られてばかり。
詫びに訪ねた花ちゃんに、コウスケは、当時、若者に大流行したBCL(ブロードキャスティングリスニング)を薦めます。
「これやったらフランスの放送、聴けますから」
そう。花ちゃんは、もともとフランス生まれ(21巻)。
お母さんが亡くなる4歳までフランスで過ごしています。
「おおきに。コウスケ・・・・」
BCLラジオを借りた花ちゃんが、謎の強力電波をとらえます。
「なんか話しかけとる・・・・?」
その通信の中に許嫁・井上の学校名が出て来て大騒ぎ。
なんとか会話したいと考える花ちゃんですが、ラジオから電波は出せません。
ところが。
薙刀の師匠としてやって来たキンタが、
「話したければ、話せないことはないですよ?」
花ちゃんを連れ出して、その昔、学生運動の通信をしていた京都大学のアマチュア無線部に連れて行きます。
夜中のお出かけにドキドキの花ちゃん!
花ちゃんは、その通信で、生き別れになっている父のことを探したいと考えていました。
一方、この頃、ママチャリは、母を頼って森田くんとのコンタクトに成功。
すぐに電波を止めるよう森田くんを説得。
「わかったよ」と、森田くん。
森田くんの電波を止めようとするママチャリ。
森田くんと通信しようとする花ちゃん。
はたして間に合うのか?
翌日、花ちゃんの方は、キンタと夜中に外出していたことが祖母にバレてしまいます。
ところが、驚いたことにキンタは「実は医者の卵」。
学生運動をしていたため、インターンの推薦口がなかっただけだったのです。
お婆ちゃんは、怒るでもなく、
「なんかあったら、お医者さんやし。責任とってもろたらええ」
軽く言い放ちます。
この言葉に衝撃を受ける花ちゃん。
「え?井上はんは?」
「元服までなら断ってかまへん」
「ええええええ!」
「ほな、キンタ、好きになってもええの?」
しかし、キンタは、花ちゃんの道場の師匠・女先生に恋してるはず・・・・
花ちゃんの気持ちは複雑に揺れ動きます。
そんな折も折、井上家のグレート父さんが花ちゃんの家を訪れます。
「大病院の娘さんが婿をさがしているのですが・・・」
あろうことか、お婆ちゃんは、この縁談にキンタを薦めたのでした。
「え・・・・えらいこっちゃ!」
というお話〜。あとは読んでくださいな。
【ぼくちゅう22巻 予約受付中!】
コチラ↓
・ぼくたちと駐在さんの700日戦争 22 (小学館文庫)
携帯からはココ!
・ぼくたちと駐在さんの700日戦争 22 (小学館文庫)
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え、えらいこっちゃ!これは早よ読まなー!
くろわっさん、お疲れ様でございました!
ぜったい面白いと思いますよ!
推薦します。
えらいこっちゃ!(笑)
22巻、絶対買いますとも!(笑)
くろわっさん、執筆お疲れ様でした!
早く12月にならないかな
バラバラだった原稿がパズルみたいにつながった感じがします
発売まで後10日位ですね!!
楽しみです(*´﹀`*)
面白そう!!
3月以降に絶対買います!(受験生なんで(^_^;))
そーいや、僕今日誕生日なんですけど特権とかないですよね………( ̄д ̄;)
著者推薦図書は読者垂涎の的☆
ひなぼっちさん、お誕生日おめでとうございます(^o^)
プログとは全く違うマスカレード、ますます楽しみになりました。
早く読みたいです。
> ひなぼっちさん
お誕生日おめでとうございます!
日本中が祝日モードで祝ってくれていますよ☆
羨ましい限りです♪(^∇^)
3月には嬉しい報告を期待しています。
絶対読みマスゥー!笑
>ひなぼっちさん
お誕生おめでとうございます!!
ひなぼっちさんにとって素敵な年でありますように(*´﹀`*)
受験大変だと思いますが体に気をつけて無理しすぎないで下さいね
>ひなぼっちくん 誕生日おめ!
人数減ったし、バースデーギャラリー復活しますかねー。
▲ゆいとんさん、p子さん、しのっちさん、そしてくろわっさん
ありがとうございます!!
バースデーギャラリー復活ならとても嬉しいですがくろわっさんのお身体が最優先です笑
余裕がある(か?ww)限りでお願いします!
誕生日の三日前に発売なんだよな・・・
図書カードもらお!面白そうです^^
完全にもう一つのマスカレードですね!
楽しみです!
そこで終わりますか…ヽ(´o`;
早く続きが読みたい…!
>ひなぼっち
こんぶさん(彼女)にもいわってもらいなさいwww
ぼくはひなぼっちと同じクラスですが12月に買いたいと思います!w
面白そうな内容じゃないですか
早く読みたいです♪
22巻早く読みたいです♪
>ひなぼっちさん
お誕生日おめでとうございます♪
面白そうな話ですね
速く買ってもらって読みたいです
このコメントは管理人のみ閲覧できます
>ひなぼっちさん
遅ばせながら、お誕生日おめでとうございます^^
楽しみです。
ただ、買っても、ワタシが読めるのは、コドモ二人が読んだ後・・
いつ手元に来るんでしょう?(笑)
確かにえらいこっちゃですね(^_^;)
森田博士の力は本当に凄いですね(^_^;)
ひなぼっち君 お誕生日おめでとうございます
>ひなぼっちさん
おめでとうございます(^∇^)
新刊は自分用と友だち用で2冊買う予定なので、少しでも売り上げに貢献できるかと…w
先日、入試行ってきますと宣言して行ってまいりましたが、なんと不合格でした
まだまだ受験戦争は続きますが、22巻買いますよもちろん!!700日戦争は受験戦争の毎日で支えになってます(*^^*)
〉ひなぼっちさん
おめでとうございます!
ブログ版と全然違う~!!楽しみ~!!
お年玉で絶対買います!
ゴシック さん、ミカンさん、迷探偵ごなん👸さん、影山さん、薄空さん、ありがとうございます !
まっぎょうるせー
まっぎょ
LINE行こ
発売日に買います!
くろわっさん!お疲れさまであります (T^Tゞ
応援コメ、間が空いてすみません。
面倒くさい訳ではないのですよ~
>ひなぼっち さん
お誕生日おめでとうございました!
22巻、ますます楽しみになりました。
>くろわっさん
お疲れ様でした。
少しは 休んでくださいね。
絶対買いますよ~((o(^-^)o))
執筆お疲れ様です(^_^)ゞ
心霊研究会の一番の危険人物…
それは武道の達人西条でもなく、ケンカ番長の孝昭君でもなく、悪(?)の策士ママチャリさんでもなく…
下敷きから爆弾を作成したり、七つ道具のすさまじい液体の発明(?)をした森田くんを他に考えられません!
> ひなぼっちさん
お誕生日おめでとうございました~