では、みなさんが決めた設定で・・・・
宮崎さんって、本編でも台詞は10個もないのに・・・・。
エロあり?
これで書けたら天才だ。褒めろよ?お前ら。
『修学旅行夜話』(1)
修学旅行は、高校生活におけるクライマックス。
どの生徒も、そのことは否定できないだろう。
ただし、その捉え方は、生徒それぞれ。
たとえばコイツは、
「千葉が前でブロックでー、俺が左、孝昭が右フォワードでー‥」
清水の舞台まで来て、今夜の『枕なげ大会』の布陣を考えている。
「なんでテメェだけいいトコとるんだよ!」
「なんでオレだけブロック!?」
「千葉、デカいじゃん」
しかも、それが、大会議へと発展しようとしている。
それだけなら、まだいい。
「よっしゃーーー!カンペキだぜ!」
「あれ?で?相手だれ?」
「あ!しまった!全部味方にしちまった!」
枕投げは、普通、クラス対抗であり、相手がいなければ始まらない。
彼らが、こうして、高校生活最大の思い出「修学旅行」を、枕投げの布陣で失う時間がどれほどの重さがあったのか。
それを知るのは、彼らが卒業して、おそらく数十年後のことであろう。
彼らはそうだが、他の生徒たちは、むろんこの限りでない。
なにしろ、修学旅行は、公式に若い男女がひとつ屋根の下に置かれるわけであるから。
そこには、いくつもの「恋のメロディ」が奏でられる。
特に、この高校は「女生徒が2/3」という、
男子にとっては恵まれた
女子にとっては熾烈な恋愛環境にある。
この環境下で「枕投げのポジション」を話し合っているなど、愚かとしか言いようがない。
ましてや清水寺・・・・
「じゃ、続きは金閣寺についたら話し合おう!」
「だな!」
「それまで、みんな考えておけよ?」
・・・・だけではないようだ。
国宝も嘆いている。
しかしながら、彼らは「ある程度」正しい。
なぜなら、他の男子たちの多くは、
学年のアイドル的存在「宮崎さん」を、誰がこの旅行中に射止めるか?を、競っているのであるから。
彼らは知っているのだ。
「宮崎は、井上だからな」
「ムダムダ」
それがいかに無駄な憧憬であるかを。
「まだ和美を狙ったほうが可能性があるってもんだ」
「なんだとおお!」
「清水で騒ぐなよ」
「キーパーにしてやんねぇぞ?」
「枕投げのキーパーってなんだ!?」
「枕投げはハンドボールとルールが一緒だ。したがってキーパーはある」
「そうだっけ?」
そうだっけ?
実際のところ、修学旅行をより楽しむためには、事前にパートナーを作っておく必要がある。
旅行中は、親しくなるチャンスではあるが、あくまで恋愛のスタート地点でしかない。
そういう意味で、このキーパーになった男は、「和美」という女子のパートナーがいる分、他のメンツよりは、修学旅行で、よい思い出をつくることができるはずだ。
ただし、それには、大きな条件がある。
仲間に見つからない場所を確保できること。
はたしてそれが可能なのか?
枕投げでさえ、布陣を考える仲間を相手に・・・・・。
「なぁなぁ。どこ狙ってんだ?」
「はあ?キーパーなのに狙うとこなんかあるか」
「そうじゃなくってよーーー。こう、和美とよーーー」
「はああ?」
悲喜こもごも。
やがて、バスが宿屋へとつき、修学旅行の夜が更けていく。
↓↓↓↓
(2)へ続きます。小説は逃げないので寝てください
←即興小説【設定】へ|即興『修学旅行夜話(2)』へ→
宮崎さんって、本編でも台詞は10個もないのに・・・・。
エロあり?
これで書けたら天才だ。褒めろよ?お前ら。
『修学旅行夜話』(1)
修学旅行は、高校生活におけるクライマックス。
どの生徒も、そのことは否定できないだろう。
ただし、その捉え方は、生徒それぞれ。
たとえばコイツは、
「千葉が前でブロックでー、俺が左、孝昭が右フォワードでー‥」
清水の舞台まで来て、今夜の『枕なげ大会』の布陣を考えている。
「なんでテメェだけいいトコとるんだよ!」
「なんでオレだけブロック!?」
「千葉、デカいじゃん」
しかも、それが、大会議へと発展しようとしている。
それだけなら、まだいい。
「よっしゃーーー!カンペキだぜ!」
「あれ?で?相手だれ?」
「あ!しまった!全部味方にしちまった!」
枕投げは、普通、クラス対抗であり、相手がいなければ始まらない。
彼らが、こうして、高校生活最大の思い出「修学旅行」を、枕投げの布陣で失う時間がどれほどの重さがあったのか。
それを知るのは、彼らが卒業して、おそらく数十年後のことであろう。
彼らはそうだが、他の生徒たちは、むろんこの限りでない。
なにしろ、修学旅行は、公式に若い男女がひとつ屋根の下に置かれるわけであるから。
そこには、いくつもの「恋のメロディ」が奏でられる。
特に、この高校は「女生徒が2/3」という、
男子にとっては恵まれた
女子にとっては熾烈な恋愛環境にある。
この環境下で「枕投げのポジション」を話し合っているなど、愚かとしか言いようがない。
ましてや清水寺・・・・
「じゃ、続きは金閣寺についたら話し合おう!」
「だな!」
「それまで、みんな考えておけよ?」
・・・・だけではないようだ。
国宝も嘆いている。
しかしながら、彼らは「ある程度」正しい。
なぜなら、他の男子たちの多くは、
学年のアイドル的存在「宮崎さん」を、誰がこの旅行中に射止めるか?を、競っているのであるから。
彼らは知っているのだ。
「宮崎は、井上だからな」
「ムダムダ」
それがいかに無駄な憧憬であるかを。
「まだ和美を狙ったほうが可能性があるってもんだ」
「なんだとおお!」
「清水で騒ぐなよ」
「キーパーにしてやんねぇぞ?」
「枕投げのキーパーってなんだ!?」
「枕投げはハンドボールとルールが一緒だ。したがってキーパーはある」
「そうだっけ?」
そうだっけ?
実際のところ、修学旅行をより楽しむためには、事前にパートナーを作っておく必要がある。
旅行中は、親しくなるチャンスではあるが、あくまで恋愛のスタート地点でしかない。
そういう意味で、このキーパーになった男は、「和美」という女子のパートナーがいる分、他のメンツよりは、修学旅行で、よい思い出をつくることができるはずだ。
ただし、それには、大きな条件がある。
仲間に見つからない場所を確保できること。
はたしてそれが可能なのか?
枕投げでさえ、布陣を考える仲間を相手に・・・・・。
「なぁなぁ。どこ狙ってんだ?」
「はあ?キーパーなのに狙うとこなんかあるか」
「そうじゃなくってよーーー。こう、和美とよーーー」
「はああ?」
悲喜こもごも。
やがて、バスが宿屋へとつき、修学旅行の夜が更けていく。
↓↓↓↓
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- 即興『修学旅行夜話』
- 即興『雨のち晴れ』(3)
なんか、読む前から鼻血でてます…
了解です(^^ゞ
お、知らん間にまたなにか・・・
楽しみ!
久しぶりの投稿です!
楽しみだなー!
楽しみです
(1)ってことは
長くなりそうですねっ♪
楽しみです
めっちゃ褒めます
でも無理しないで下さい
(面倒くさくした超本人)
リアルタイムということは…
寝不足確定です笑笑
楽しみでっす!
楽しみです〜
楽しみです!
頑張ってください!!
たのしみですー
がんばってください!
実は、明日塾のテストなんですよ。
でも、テストなんかよりぼくちゅう優先なんで、終わりまで粘ります!
やばい・・・眠い・・・
朝コメします~
こんなことなら昼寝しとけばよかった~
おっ、始まった!
久しぶりのコメントです
なんかリアルタイムで見ると、これだけの時間で笑い入れられるってくろわっさん天才ですね(°_°)
枕投げにキーパー!?
ずっと疑問でしたが枕投げってどうやったら勝ち負けが決まるんでしょう?
キーパーはママチャリさんでしたか(笑)
和美ちゃんもドキドキして待ってるでしょうね~
♪~(^ε^)ヒューヒュー
(実はコメントもリアルタイムだったりする(笑))
このブログを知ってかれこれ一年。ようやく追いつきました、初投稿です。
リアルタイムで見るのは初めてなんでワクワクしてます!もう少し早くチェックしてたら設定に参加出来たかも…。惜しいことしました
確かに愚かですねw
枕投げへの熱意だけは賞賛しますw
修学旅行っていうだけでワクワクしちゃうのはなぜなんでしょうね。
斎藤くんのキャラが気になります。
くろわっさん、がんばって〜🎶
枕投げのキーパー(笑)
これからどうなるのか楽しみです
よかった〜
リアルタイムに間に合った〜(のか?)
何処を狙うんでしょ?
おいらは…|( ̄3 ̄)|
女子なんていなかった…
楽しみです~
まくら投げのポジション(笑)
キーパーがキーパーソンと見た。
( ↑ 上手いこと言ったつもり)