冬休みも今日まで。
なんとか冬休み最後を「有意義に過ごそう!」ということで集まりました。
「あ!今日、七草じゃん!」
「あーーー。いいな、それ」
キャンプでも、テキトーな植物を食べるシキタリの心霊研究会は、さっそく冬の鍋としての『七草』に挑戦することにしたのでした。
でも、
「七草って、なになにだっけ?」
「1富士、2鷹、3なすび、だろが」
「それでいいとして、鷹は西条が捕まえて来いよ?」
だいたい、それだと『富士』を入れても3つしかありません。
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
「まだ、おそ松くんの兄弟のほうがわかるな‥‥‥‥‥」

<おそ松くん=赤塚不二夫が少年サンデーに連載した大人気マンガ。六ツ子の「おそ松」たちが主人公だが、サブキャラクターであるイヤミの「シェーー!」が現代まで受け継がれる大流行語となった>
「言ってみろよ!」
「えっとー、おそ松、トド松、カラ末、チョロ松、トド松、だ!」
「5人しかいねぇし!」「トド松かぶってるし!」
「え?おかしいなぁ。おそ松だろ? トド松だろ? カラ松だろ? トド松だろ?‥‥‥‥」
「すでにトド松カブってるって!」
「あれぇ?」
(↑当時、日本中で聞くことができたガキどものもめ事)
1時間後。
「おそ松、トド松、カラ松、十四松、チョロ松、一松(←この一松が最も出にくかった)、で6人だ!」
「やった〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「いやぁ〜〜〜苦労したなぁ〜〜〜〜」
「一松は気づかなかったもんな〜〜〜〜」
「あーーー、有意義な1時間だった!」
「あれ?」
「ちがう!七草じゃん!」
今さら気づきました。
「どうりで。腹が膨らまないと思ったら」
「え〜〜〜〜! おそ松くん兄弟よりも、ひとつ多いのかよ!」
思い出せるはずがありません。
「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
そこで、
「孝昭。姉ちゃんに聞けよ」
「あ!それいい!お蘭さんならゼッタイ知ってる!」
「え〜〜〜〜〜〜?姉ちゃんにぃいいい?」
という運びで、しぶしぶ電話をかける孝昭くん。
「もしもし?姉ちゃん‥‥‥‥‥‥オレ。うん」
「姉ちゃん。おそ松くん兄弟、全部言えっか?」
「ちがうだろっ!?」「バカ孝昭っ!!」
しかし、
「‥‥‥‥え!若草物語の4姉妹!?」
「若草物語の4姉妹言えたら教えてやるって‥‥‥‥。誰か、知ってっか?」
「ん〜〜〜っと。ベスとジョーは知ってる。『小学6年生』に載ってた」
「あと2人だ!」
「あと2人ったって‥‥‥‥」
「テキトーに女の名前並べとけよ!」
「そうだ!どうせ早苗姉ちゃんもうろ覚えだって!」
「わかった!」
「もしもし、姉ちゃん?ベスとジョーとエリザベスとチョロ松」
「バカ!日本人入れてどうする!」
てか、それ以前の問題です。

<若草物語=ご存知ルイーザ・メイ・オルコット女史による四姉妹の生き様を描いた名作。小学館の『小学生』シリーズにも連載され、この頃の少女たちで知らない者はいなかった>
「わかってからかけ直せってよ‥‥‥‥‥」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」
また新たな難問が発生。
「長女は誰だ?」
「夕子ちゃんだろ」
「それは井上家だろが!」
「あ!思い出した!長女はメグだ!」
「サンキューーー!でかした!」
「あ。待て‥‥‥‥孝昭‥‥‥‥!」
まだ3人しか判明してないってのに!
「あー、もしもし。姉ちゃん?いいか?ジョー、ベス、メグ‥‥‥‥‥チョロ松だ」
「ちがうだろーーーーーー!!」
しかし、
「3人当たったから、ベスト3は教えるって」
「ベスト3ってあんのか‥‥‥‥?」
「七草に‥‥‥‥‥?」
その七草ベスト3が、
「セリと、なずなと ごぼう」
「あ!」
ここまで言われれば、思い出します!
「そうだそうだ!短歌みたいになってんだよな!」
「そうそう!」
『セリ・なずな ゴボウ・はこべら・ほとけの座』
「あと2つ‥‥‥‥‥なんだっけ?」
「赤子泣いても蓋とるな、だろ」
「ぜったいに違う‥‥‥‥‥」
「締めは、『これぞ七草』で終わるはずだ」
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
「あーーーーーーー!思い出した!」
「なんだ?孝昭」
「エイミーだ!四女!」
「あ!そうだった!」
「やったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「じゃ、わかったとこで解散ってことで」
「おお。また明日な!」
「学校で会おう!」
待て待て待て‥‥‥‥‥。
夕子ちゃんの第一志望(4)へ→
なんとか冬休み最後を「有意義に過ごそう!」ということで集まりました。
「あ!今日、七草じゃん!」
「あーーー。いいな、それ」
キャンプでも、テキトーな植物を食べるシキタリの心霊研究会は、さっそく冬の鍋としての『七草』に挑戦することにしたのでした。
でも、
「七草って、なになにだっけ?」
「1富士、2鷹、3なすび、だろが」
「それでいいとして、鷹は西条が捕まえて来いよ?」
だいたい、それだと『富士』を入れても3つしかありません。
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
「まだ、おそ松くんの兄弟のほうがわかるな‥‥‥‥‥」

<おそ松くん=赤塚不二夫が少年サンデーに連載した大人気マンガ。六ツ子の「おそ松」たちが主人公だが、サブキャラクターであるイヤミの「シェーー!」が現代まで受け継がれる大流行語となった>
「言ってみろよ!」
「えっとー、おそ松、トド松、カラ末、チョロ松、トド松、だ!」
「5人しかいねぇし!」「トド松かぶってるし!」
「え?おかしいなぁ。おそ松だろ? トド松だろ? カラ松だろ? トド松だろ?‥‥‥‥」
「すでにトド松カブってるって!」
「あれぇ?」
(↑当時、日本中で聞くことができたガキどものもめ事)
1時間後。
「おそ松、トド松、カラ松、十四松、チョロ松、一松(←この一松が最も出にくかった)、で6人だ!」
「やった〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「いやぁ〜〜〜苦労したなぁ〜〜〜〜」
「一松は気づかなかったもんな〜〜〜〜」
「あーーー、有意義な1時間だった!」
「あれ?」
「ちがう!七草じゃん!」
今さら気づきました。
「どうりで。腹が膨らまないと思ったら」
「え〜〜〜〜! おそ松くん兄弟よりも、ひとつ多いのかよ!」
思い出せるはずがありません。
「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
そこで、
「孝昭。姉ちゃんに聞けよ」
「あ!それいい!お蘭さんならゼッタイ知ってる!」
「え〜〜〜〜〜〜?姉ちゃんにぃいいい?」
という運びで、しぶしぶ電話をかける孝昭くん。
「もしもし?姉ちゃん‥‥‥‥‥‥オレ。うん」
「姉ちゃん。おそ松くん兄弟、全部言えっか?」
「ちがうだろっ!?」「バカ孝昭っ!!」
しかし、
「‥‥‥‥え!若草物語の4姉妹!?」
「若草物語の4姉妹言えたら教えてやるって‥‥‥‥。誰か、知ってっか?」
「ん〜〜〜っと。ベスとジョーは知ってる。『小学6年生』に載ってた」
「あと2人だ!」
「あと2人ったって‥‥‥‥」
「テキトーに女の名前並べとけよ!」
「そうだ!どうせ早苗姉ちゃんもうろ覚えだって!」
「わかった!」
「もしもし、姉ちゃん?ベスとジョーとエリザベスとチョロ松」
「バカ!日本人入れてどうする!」
てか、それ以前の問題です。

<若草物語=ご存知ルイーザ・メイ・オルコット女史による四姉妹の生き様を描いた名作。小学館の『小学生』シリーズにも連載され、この頃の少女たちで知らない者はいなかった>
「わかってからかけ直せってよ‥‥‥‥‥」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」
また新たな難問が発生。
「長女は誰だ?」
「夕子ちゃんだろ」
「それは井上家だろが!」
「あ!思い出した!長女はメグだ!」
「サンキューーー!でかした!」
「あ。待て‥‥‥‥孝昭‥‥‥‥!」
まだ3人しか判明してないってのに!
「あー、もしもし。姉ちゃん?いいか?ジョー、ベス、メグ‥‥‥‥‥チョロ松だ」
「ちがうだろーーーーーー!!」
しかし、
「3人当たったから、ベスト3は教えるって」
「ベスト3ってあんのか‥‥‥‥?」
「七草に‥‥‥‥‥?」
その七草ベスト3が、
「セリと、なずなと ごぼう」
「あ!」
ここまで言われれば、思い出します!
「そうだそうだ!短歌みたいになってんだよな!」
「そうそう!」
『セリ・なずな ゴボウ・はこべら・ほとけの座』
「あと2つ‥‥‥‥‥なんだっけ?」
「赤子泣いても蓋とるな、だろ」
「ぜったいに違う‥‥‥‥‥」
「締めは、『これぞ七草』で終わるはずだ」
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
「あーーーーーーー!思い出した!」
「なんだ?孝昭」
「エイミーだ!四女!」
「あ!そうだった!」
「やったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
「じゃ、わかったとこで解散ってことで」
「おお。また明日な!」
「学校で会おう!」
待て待て待て‥‥‥‥‥。
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- ナノショート『男のひな祭り』
- 『七草物語』
- まだお正月ショート『迷子とスケ番』
”スズナ”と”スズシロ”が…
電話かけなくてよかったんですかね…
七草かーw
ことしも食べたいなーw
平成生まれ僕には4姉妹なんてわからん!
(おそ松くんは言えました)
青春とはこんなもんですよね。過ぎてから気づくもの。笑
青春の最中に青春を謳歌しようと無理に頑張るのは真の青春ではない!
何気なく一生懸命に生きてれば、自然に青春を謳歌している。
おそ松君は知ってますけど、やっぱり「シェーーー‼」の印象のほうが強いですね笑笑
こういう青春の時間の使い方も良いと思います笑
毎日がおもしろくて
7草粥食べませんでした。
お久しぶりに登校しました~
七草粥食べれませんでした(^_^;)
先生が「七草粥は一般平民の食べ物だ~!」
言ってました
七草は歌にして覚えたなぁ〜
田舎だから山に入ればすぐに見つかりました笑
今日一応我が家も七草だったらしいのですが、カレー鍋だったんでほぼわかりませんでした〜、、
で、結局 七草粥は食べられなかった…と(笑)。
『若草物語』の四姉妹は言えましたが おそ松くん兄弟は一松が出ませんでした。
「シェーッ」のイヤミもですが、チビ太もおでんで 生き残ってますね(笑)。
この場に井上君はいないワケですね(笑)
しかし早苗さんは七草を知っていたのですかね?(笑)
>黒い牛乳屋さん
そりゃ知ってますよ。
料理うまいんですよ?
>あんくん
が、今んとこベスト米!
七草粥食べました
七草は覚えましたね~~歌って(笑)
小学生の時から未だに覚えていますからやっぱり覚えやすかったのかな?七草の覚え方は
ごぼう…(^^;)ごぎょうと似てますね(笑)
七草がゆ食べましたよ~。
例年より青草かったですが(笑)
懐かしいなぁ、七草。
高校時代、学校の温室(農業高校でした)で、七草全部育てて七草粥食べよう!
というプロジェクトを仲間内で勝手に立ち上げたのですが、
北海道て、冬休み12月24日~1月19日(夏、冬各25日ずつでした)までだったんですよね……。
七草の日に田畑に囲まれた辺境にある学校まで行こうとする仲間はいませんでした
(^_^;)
冬だったし。
物置として使われていた温室だったから、たぶんナズナとスズシロ以外はまだ育ってると思います。
基本雑草だし。
でも、数え歌は知ってますが(イチジク、ニンジン、山椒に椎茸…という歌。7が七草だった)、
七草も歌みたいに覚えるんですか?
学生時代必死に暗記してました……(草花(という教科があった)のテストででるから)。
歌なら簡単に覚えられたのに……。
ごぼうは、草かなー…?(笑)
高校の時に家庭科の授業で七草をスラスラ言ったらクラスのみんなに引かれた思い出があります。
みんな当然知ってるもんだと本気で思ってました(笑)
七草粥、食べました~☆彡
とっても美味しかったです~\(~o~)/
今も充分気楽に学校生活enjoyしてるけど、(一応私立~<(`^´)>)こんな青春送りたいよぉ(泣)
あれ?若草物語じゃなかったっけ?と思ったら、七草物語で意味が通じるからなんですね。話がどっかいっちゃって帰って来れなくなるところ(おそ松くんのくだり)はお正月から相変わらずです。
そういえば七草粥食べてませんでした
おそ松くんは知ってるけど若草物語
初めて聞きました
ゴボウ……。
『シェーー!』って、おそ松くんが元ネタだったんですね。知りませんでした。
ごぼう?
あれ?七草にごぼうってありましたっけ??
ごぼう…
間違い方が斬新ですねー
僕の学校ではこの前音楽の期末で春と秋と新秋の七草を答えよという問題がありました
音楽の先生がガーデニング好きで授業中の雑談でよく言ってたんですがね
新秋の七草なんて知るかよと思いましたね笑
七草難しいですねー。
いつもおふろでぼくちゅう読んでるから
七草考えてたらのぼせちゃう(笑)
七草がゆか~正月のなんやかんやの余りものでたべられませんでした…残念 ママチャリさんは、食べました?七草がゆ。
結局七草はなんだったのか?
おそまつ!
話がまとまりませんね
結局七草は食べられなかったんでしょうか
嫌いですねん。
お茶漬けの方が好きです。
漬け物いっぱいで!
ゴボウは七草じゃあないですよね(笑) 七草粥は話題にはするけど、実際には食べないで終わっちゃうのが常なので、私も同じですねwww
ベスとエリザベスがかぶってると指摘できる人は
ママチャリ軍団の中にはいなかったんですね(笑)
(井上さんなら指摘できたのでしょうが)
しかし、ゴボウに全く違和感を感じなかった私って一体・・・
> TY5さん & so on
「せり・なずな
ごぎょう・はこべら
ほとけのざ
すずな・すずしろ
これぞ七草」
これをカルタの読み札を読むように
リズミカルに言うんですヨ♪(^∀^)/
「赤子泣いてもふたとるな」が良いですね。
ちなみに、うちの中1の息子が、冬休みの読書感想文、最後の休みの日なのに、本さえ読んでない、ってことで、
ぼくちゅう10巻「走れチャーリー号」を読ませて、書かせました。「読みやすく、書きやすい」ので、間に合っちゃうところが、さすが、ぼくちゅうです。
ちなみに子供の頃は
「忍者キャプター」の7人を覚えるのに苦労しました。
「真田十勇士」や「里見八犬伝」なんてのもありましたが、覚えてもいません。
若草物語 幼き野郎にとっても、すてきな姉さんかわいい妹の理想郷でしたね。私の推し(昔はこんな表現なかったよなあ。推しメンという言葉が理解不能でした)は、次女のジョーでした。(物語を読んでから40年以上が経過してますので、間違っていたらご容赦ください。
ちなみに、おそ松くんは全部言えました。覚える場合、漫画の中で6兄弟が名乗ったりお母さんが子供たちを呼んだりする順番がありました。でもねえ、漫画の題の「おそ松」以外の名前では、「チョロ松」「十四松」がインパクトがあっただけに記憶に残ります。逆に「トド松」「一松」の方が耳になじんでいるぶん記憶には残りにくいですね。
似たような体験や記憶が有っても、こういう思わず笑わせられるストーリーを書いて下さる「くろわっさん」に本年もただただ敬意を表します。本年もよろしく連載の程、お願い申し上げます。
おそ松くんのエンディング、
おそ松のーズボンをカラ松がー履いてー♪
って曲歌ってても、その中で誰が誰だかゴチャゴチャになりますもんね。
一松が出てこないとか、すごいわかります(笑)
七草粥、食べたことないですね~
おそ松くんは、知らないけど「シェーー!」は知ってます!
大局を見失いましたね^。^
お久しぶりです
シェーッはなんとなくきいたことあります
ほかはわからないなぁ
すごい脱線のしかたですね(^_^;)
また、本来の目的を完全に忘れ去る所もすごいですね( ̄▽ ̄)
まぁ、でもこういう時間が案外何よりも面白くもあり楽しい時間なんですよね(^ ^)
シェーはなんとなく分かりますが、おそ松君と若草物語はわかりません・・・・・
合宿で食べれなかったです 泣
>山廃純米さん
>若草物語 幼き野郎にとっても、すてきな姉さんかわいい妹の理想郷でしたね。
言えてたっ!
でも、そういうすべてが『ペリーヌ物語』のペリーヌで変わったなぁ。
あとカトリとセーラね。
>
言えてたっ!
でも、そういうすべてが『ペリーヌ物語』のペリーヌで変わったなぁ。
あとカトリとセーラね。
>
さすが、くろわっさん!
良く言えば、惚れっぽい。
悪く言えば、浮気性ですね。
私もマンガが大好きだったのですが、なぜかテレビのアニメは「おそ松くん」「パーマン」「」魔法使いサリー以降は見なくなってしまいました。ですから、申し訳ないですが、それ以降のアニメのストーリーとキャラクターについての話には付いていけません。
若草物語読も〜かな〜