
え〜、この短いしょーもない話にあとがきです。
実は、この話を書いたのには深い深い理由があるのです。
僕が小さい頃、家は貧しくって、父は冬になると出稼ぎに行ってました。
わかりますか?「出稼ぎ」。季節労働者ってヤツですね。
で。
僕が小学校に入るはるか前。
たぶん、4才くらいだったと思うのですが。
父が書籍の印刷工場に出稼ぎに行ったんですね。
それで4月になると帰って来るんですが、
父が、そこから、装丁の失敗したヤツを、おみやげとして持って来たのです。
兄は、まぁ、長男ですから。なんか百科事典みたいなのを。
で、僕には童話3冊でした。
これが僕が生まれて初めて読む本だったんですけど、
その3冊ってのが、忘れもしない
『フランダースの犬』
『しあわせの王子』
『小公女』
だったのです。
なんなんでしょう?この画期的ラインナップ‥‥‥‥‥。
当時は、まだ家にはテレビなんてありませんでしたから。
ま〜〜〜〜穴が開くほど読みましたよ。
『フランダースの犬』
と
『しあわせの王子』
どちらも暗記するほど読みまくって。
で、同じとこで泣きまくってました(笑)
これがねー。今でも探してるんですけど、とにかく訳がすごくって。
まずは『フランダースの犬』ね。
ネロとパトラッシュが死ぬ場面は、そうでもなかった、って言うか
あれは「天に召される」と書いてあったんで、救いもあったんですが。
一緒に、牛乳を積んだ荷馬車を引っ張るとこ!
パトラッシュの足が氷で切れてくんですよね〜。
で、血だらけになって‥‥‥‥
今も思うんですが、あんな場面を子供に読ませて、どうしようってんでしょうね?
だって死んじゃうんですよ?結局。
そして!『幸福の王子』ですよ!
この訳もすごかった。
特にね、王子がサファイアの目をあげちゃって、
その横でツバメが死ぬわけですが、
王子にはそれが見えないんで、話しかけ続けるという場面が克明に描かれてて
あれもなぁ。なんであの場面が必要だったか、今も謎です。
『小公女』に至っては、とうとう最後まで読むことができなかった。
このため、最後の最後に救われる場面にたどりつかなかったため、
単なるむごいイジメ話
として、意識に残ることになりました。
で。この時に心に決めたのです。
僕は「犬とツバメと女の子にはやさしくしよう」と。
特に「女の子」。
なんとな〜〜〜くですが、
ぼくちゅうの根本みたいなのが、ここにあるように思いませんか?
もはやトラウマですね、トラウマ。
今でも「字が読めたばっかりに‥‥‥‥」と悔やまれます。ホントに。
そこで質問です。
あなたは最初に読んだ本。おぼえてますか?
『昭和の無茶』その12へ→
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なるほど。こんな背景があっての「帰ってきた幸福の王子」だったんですね。
最初に読んだ本か~。正確ではないけれど、祖母の家にあった「舌切り雀」の絵本かな?
それかイソップ童話
最初に読んだ本は、なんかの偉人の伝記でした…
誰か忘れましたが
最初に読んだ本ですかぁ…
覚えてないですね笑
それにしても、ぼくちゅうって「フランダースの犬」がよくでてきますね!!
>心葉ちゃん
>ぼくちゅうって「フランダースの犬」がよくでてきますね!!
するどい!
それこそこの影響ですね〜。
最初に読んだ本、近所のお兄ちゃんのエロ本
最初に読んだ本か~
覚えてませんね笑
フランダースの犬のテーマソングは
何位なんですか?
>刹那 十死零生くん
僕が最初に読んだ伝記は、これも忘れもしない、
『野口ひでよ博士』でした。
ま〜〜〜〜これもつらかった!
野口英世の母の手紙が転載されてたんですが、
ダーダーに泣きましたよ。マジで。
ほんっと、子供に与える本は考えてくれないと。
小学校で初めて借りた本なら覚えてます。
ふたりっていう題で、くまだったか
のカップルがいて
片方が世界旅行に行って、絵はがきを送ってくるのを、待ってる方が見て寂しくなるって話だったような…。
大好きで何度も借りたんですが、もうあんまり内容覚えてないです。またよみたいなぁ…。
>ヤンマーくん
>フランダースの犬のテーマソングは 何位なんですか?
あ。知らないんだね?
マンガ『フランダースの犬』のテーマソングは、意外にもとっても明るいのです。
♪小麦畑〜なみう〜ち〜
♪丘につづくまっすぐな〜みち〜
はじめて読んだ本ですか〜
本とはちょっと違うかもですけど、僕は「図鑑」でしたかね。
ちっちゃいとき車が大好きだったので祖父母の家にあった「交通・情報」という図鑑を読んでた…というか挿絵を眺めていた記憶がありますね。
はじめて読んだ物語はなんだったかな?憶えてないですね。(?_?)
くろわっ師匠お久しぶりです^^
小さな頃は、寝る前に母が読み聞かせてくれていたので、最初に読んだというよりも読んでもらった本が最初なので、それは覚えていませんが、最初に自分で買って読んだ本はたしか『よわむしなおばけ』でした。長編物の厚めの本だと、『ハリーポッター』です。
最初に読んだ本
小さい頃から色々親に読み聞かされていたのですが、内容はイマイチ覚えていません
ただ、自分から手にとった最初の本は小1の時に読んだアニメ絵本「鶴にのって」でした
この絵本は広島原爆に関するもので、千羽鶴の少女 佐々木貞子さんをモチーフにした物語でした
小1だった自分はまだ原爆のことについてはあまりわからなかったのですが、その光景は当時の自分にとっては衝撃的でした
学年が上がるにつれて自分の平和に対する思いは強くなっていったのはその経験が基盤になっていたのだと思います
最初に読んだ本、覚えていないですね…(^^;)
小さい頃に絵本はよく読んでもらっていたので、その内のどれかだとは思うのですが…。
印象によく残っているのは、「ふしぎなナイフ」という絵本です。
幼稚園にあった本で、何回も借りて読んでいました。
フランダースの犬だったか何かの、アニメか何かの登場人物の名前が、次郎とかそんな感じの日本風の名前であった、という話を聞いたことがあります。うろ覚えなので、詳しい事は分からないのですが(^^;
最初に読んだ本といっても
記憶にある中でですが…
ヘレンケラーですね(._.)
ゆっても漫画みたいになってる
やつなんですけど。(笑)
小学生低学年で読んで
12、3年たった今でも覚えてます。
衝撃だったので(笑)
自分だったらって考えたりして
感情移入してました(^^)!
幼稚園の頃亡くなった祖母に、日本の昔話と、ディズニーの本を読んでもらった思い出がありますが…
自分で読んだのは、『霧のむこうのふしぎな町』という本が一番古い記憶です。娘もこの話が大好きだと聞いた時はうれしかったなぁ。
舌切すずめ
記憶にあるのは、コナン・ドイル?でしたっけ?
の、『地底探検』てヤツが絵本の系統ではないヤツの一等初めでした。
>すずめ
舌切られてんじゃん!
>かほりんちゃん
>フランダースの犬だったか何かの、アニメか何かの登場人物の名前が、次郎とかそんな感じの日本風の名前であった、という話を聞いたことがあります。
おそらくだけど『アルプスの少女』じゃないかなぁ。
全面的に日本人名になってますね。
バンビに出て来る『トンスケうさぎ』も気になってるんだけど。
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宮部みゆきのブレイブストーリーかな、、?
小3に読んでから読書にはまった!
ちなみに上下合わせて1200P以上。
自分でも、途中でよく投げ出さなかったな~
って、思う。
特に女子にww
初めて読んだ本…
折り紙の本だったような
長編は『ホラーバス』で
読んだ夜は眠れませんでしたw
覚えてないです…
僕は小さい頃は字が読めなかったので
図鑑とかをよく読んでいましたね
確か…
絵本ならば、定かでは無いですが、『手袋を買いに』か『ごんぎつね』だった記憶がありんす…
どっちもキツネ繋がりですが、ギャップが凄い!!
洋書絵本は、『シンデレラ』か『マッチ売りの少女』だったと思います。
中学生の時に直訳を読んでゲンナリしましたが…
日本の童話も海外の童話も児童向けに話を改定しまくる現実を知って大人の狡さを理解しました…
まぁ…
でも御伽草子の『桃太郎』なんて子供には刺激が強すぎますから…
近年の絵本も改定ならぬ…
改悪が横行してますがね……
アレを読み聞かせて満足してる大人に対しても理解に苦しみます…
初めて読んだ本ですかぁ
多分「狼と七匹の子ヤギ」でしたねぇ
最後ヤギのお母さんが
狼の腹を切って食べられた子供達を助けて
中身を石に詰め替えて
井戸に落とす話でしたー。
どっちが悪いんだよっておもって
忘れられません笑笑(・∀・)
覚えてる一番古い本は「チャイクロ」でしょうか、、
最初に買ってもらった漫画はドラえもんでした。懐かしい。。
忍者キャプターの本だったかなー。
忍者屋敷の図解が好きでした。
自分は、わらしべ長者ですかね。
だから、「笑お〜、掴もう〜」の言葉、最高でした。
またまたお久しぶりにコメ。
19巻も買わせて頂きました。
シートン動物記の幼年児向け翻訳版だったかなぁ。
その前に「白い牙」って言う人間の少女に助けられた狼の物語の本を読んでたかも。
動物モノ好きだった記憶があります。(何十年前だろうw)
幸福の王子は大学の仏語のテキストで初めて読んだのですが 確か善行をしたいと思うだけの王子と その王子が願った善行を実行するツバメの苦労との対比が切なかった物語でしたよね。(ちと記憶が曖昧ですが。。)
実行部隊のツバメ君が死んでしまい 結果として王子も・・・・
日本語での出版があると知らずに必死で仏語のテキストを話訳したときの記憶なんで まったく違ってたらゴメンナサイ(汗
「銀色ラッコのなみだ -北の海の物語-」(岡野薫子・作)と「きりこ山のオカリーナ」(香山彬子・作)ですね。
どちらも 現代に通じる問題(動物の乱獲といじめ)を 子ども向きでしたが描いていましたね。
ラッコやエスキモー(イヌイット)、オカリーナ(オカリナ)を知った本でもありました。
マンガは月刊だった「鉄腕アトム」と「鉄人28号」。
父が買ってきてくれたのですが、今思うと、女の子向きじゃないですよね(笑)。
何だろう…?
三匹の子豚かな。
フランダースの犬読んでみたい〜
早苗さんも号泣してたみたいだしー
かぐや姫かな(≧∇≦)
漫画は、ゲゲゲの鬼太郎(^w^)
18禁漫画は、嗚呼花のの応援団(中学1年の時)
歌の調子は明るいけど、詩の内容は・・・
忘れないよこの道を・・・
パトラッシュと歩いた・・・
空に続く道を・・・涙・・・
自分は最初に読んだ本は覚えてません。かなり色々な本を読んでるために最初に読んだ本を思い出すのがすごく難しいです
上に兄がいたのと、両親が本好きだったので沢山本はあったな〜。
記憶にあるのはグリム童話。
多分、くろわっさんと年代が近いと思います。当時の絵本ってとても、見にくいし(字が多い)挿絵も、特にグリム童話だったせいか、ちょっと怖かったりして‥‥…
衝撃的だったのはヘンゼルとグレーテルかな〜
くるまの絵本だった気がします。
それを見て、自分もくるまの絵を描こうしても
なぜかハッチバックしか描けなかったのを覚えてます。
私は2歳にして誰からも教わらずに本を読んでいたので(←本当)
さすがに最初に読んだ本が何だったかは覚えていません。
ただ、 『小公女』 は永遠の愛読書です。
それと、私も涙で読破出来なかった本があります。
『愛のバイオリン』 は号泣ものでした(>_<)
> かほりんさん
> くろわっさん
ハイジの和名は “楓” なんですよね(笑)
初めて邦訳された当時としては凄くハイカラな名前だと思います。
訳者の苦労とセンスを感じますね。
> こひぴさん
『霧のむこうのふしぎな町』 私も大好きです♪
小学校の図書室で借りまくった本の中でも
特に印象に残っているお話の1つで
折に触れては良く思い返していました。
今は勿論、大人の経済力で所持しております(^∀^)/
幼稚園の時、おはなしひかりのくにから毎月届く絵本が楽しみでした♪それ以前から本が好きだったらしいので一番始めに読んだ本はハッキリ覚えていないのですが、『ぱんけーきのおはなし』という絵本が大好きだったので、大人になってから同じ挿し絵の本を探しまくって買いました。
みつばちマーヤの冒険 でした
>せっきーくん!
>それを見て、自分もくるまの絵を描こうしても
なぜかハッチバックしか描けなかったのを覚えてます。
だははははは!
そんなもんだ!
最初に読んだ本…覚えてないですね。本はたくさん読みましたけど。たくさん読んだ中でも、ぼくちゅうが不動の1位ですね☺やっぱり(*´ω`*)
最初に読んだ本ですか。うーんなんだろ?
絵本ならぐりとぐらかな多分
最近読んだ本ならぼくちゅう19巻なのに(笑)
昔話のかちかち山だったかな^。^
北風と太陽だと思います
初めて読んだ本は覚えてないですね(^_^;)
小さい頃はよく子供向けテレビ番組の雑誌とか恐竜の図鑑とかを読んでいたのが本で一番古い記憶です(^ ^)
ですが、くろわっさんが小さい頃に読んだ本の影響されているのを聞くと自分も初めて読んだ本に何か影響されているのかもしれませんね(^ ^)
ぼくも識字が早かったらしく沢山絵本も読んだのですが、早すぎて記憶が残ってませんね。
ただ幼稚園のころモモレンジャーに恋してそれはある意味原点ですねw
「桃太郎」か「おむすびころりん」かな?
べたですよね~。
自分で読んだ本は覚えていないですね。
スミマセン。
でも幼稚園の頃、母親が読んでくれた絵本「ガリバー旅行記」の絵はかなり脳裏に焼き付いています。
自分の旅行マニアはここからはじまったと思っています。
私もはっきり覚えてないですが、絵本でしょうね。かなりたくさん昔から本は読んでたみたいです。
大学で図書館司書を勉強する際好きだった絵本を思い返したとき、『たこ焼きマントマン』とか『カラスのパンやさん』とかノンタンの中でもあめ玉の話、知ってる人はいないと思いますが七五三さんの話の千歳飴とか…
そういうのが記憶にあり、どんだけ食いしん坊だったのかと笑ったことがあります(笑)
はっきり覚えてないんですけど、絵本のどれかっていうのは間違いないと思いますね。
ちなみに漫画で初めて読んだのは「キャプテン翼」、小説では栗林忠道(硫黄島守備隊の司令官)の伝記みたいな本でしたね。
『あらしのよるに』シリーズ全巻を読んでもらってました。
ものすごく切なくて、泣きましたね。
『100万回死んだネコ』を読んで、ネコを好きになりました。これも切なかったけど。
あとは映画ですけど『千と千尋の神隠し』で両親がブタになるとこのやつで、母がブタの泣き真似して大泣きしましたね…w
ああ…泣いてばっかだなぁ…
でも最近はぼくちゅうと銀魂で
涙が出るほど笑ってます!
「赤い靴」が最初でした。
『おかあさんはしごとちゅう』
という、幼稚園で月一冊もらえる本でした。
初めての自分の本でしたが、引っ越しの時に誤って捨ててしまい、今はもう手元にありません
(T_T)
すっっっごい大事にとっておいたのに
(ノ△T)
ずいぶん探したのですが、マイナー過ぎてどこにも無い絵本です。
でも諦めきれない。
それくらい思い入れのある本です。
最初に読んだ本は・・・
記憶にあるのは、七五三お祝いにもらった、
「みにくいアヒルの子」と「泣いた赤鬼」の絵本です。
今でも本棚にあります!!(0v0)b
最初ではないと思いますが、
覚えてる中では
「安寿と厨子王」
つまり「山椒大夫」です。
人買いと復讐の話。
ディープな感じは覚えてます。
幸福の王子、終わってしまって寂しいです。
小学生のころは、小公女、小公子、秘密の花園、といった
「世界名作劇場」でやってそうな本を
親が買ってくれたので読んでました。
原作者が同じ、ということを、今日初めて知りました。
なるほどー。王子様の話には、原作(と言っていいのか?)があったんですか。知りませんでした。
最初に読んだ本は、覚えてないです。でも、毎日弟に読み聞かせしてた、「サンドイッチサンドイッチ」という本が印象に残ってます(^^)
大きな株ですかね
それか花咲かじいさんです
ご無沙汰しています。
知っている人いたら嬉しいけど・・・
月間『家の光』の別冊『こどもの光』です。
農家では無かった我が家で、
何故に定期購読していたのかは謎ですが。
おぉ~!
ひま人さんではないですか!
私はひま人さんのことは存じ上げておりますし
尊敬もしていますが
月間 『家の光』 も別冊 『こどもの光』 も
知らない本です~
農業雑誌なのでしょうか。
一体どんな内容なのか読んでみたくなります。
ご両親もそんな風に興味を持って
読んでみたらハマってしまったのでしょうか。
定期講読する程に(笑)
↑ などとなれなれしく話し掛けたりして
失礼だったらごめんなさい(≧▽≦)
P子@携帯さん。
そんなことまるっきりありませんよ。
ただ、未だにコメントが苦手なだけで・・・
こちらこそ、気を使わせすぎてごめんなさい。
病気がちで、寝ていることの多い子供でした。
で、小川未明童話集から
「赤い蝋燭と人形」「南から来たクロンボ」を、よく読んでました。
この本で文字を覚えたかも知れません。
それと、頁を開くと挿し絵が立体化される(飛び出す絵本)本も大好きでした。
たしか「三枚のお札」という童話だったような気が…。
更に、図鑑各種(北隆館 刊だったかと)です。