<まだ10話を読んでないかたはこちらから>
あらためて、早苗さん(の下着)人気には驚かされますが、
ここに来ているメンバーは全員、女きょうだいがいないのでいたしかたないでしょう。
ともあれ、姉のパンツと引き換えに、圧倒的主導権を得た孝昭くん、
「チャーリーは、運ぶのはいいからよ。雨漏りしてるとこ見てくれ」
「わかった!」
「残りの野郎は、みんな運び方。西条は外たのむ」
「なんで俺だけ!!」
もちろん、リフレインばあさんを殺害すると困るからですが、
「ここのババァに孫娘はいねぇから」
「あ。じゃー、外でいいや」
指令系統がハッキリしていると作業は進みます。
「ジェミーは、運ぶことねぇから。ばあさんの相手でもしててくれ」
「わかりました〜〜〜〜♪」
ジェミーは「野郎」には含まれていないのです。
「おばあちゃん〜、なんか話してください〜〜〜」
こうしてテキパキと作業が進む中、
「じいさんとは、新婚旅行らしい旅行もしなかったんだけどねぇ〜」
「あ。偶然ですね〜。ボクは電車通学なんです〜〜」
「一度だけね。いい歳になってから老人会で宮島行ったんだけどね」
「学校帰りに食べる肉饅が好きなんです〜」
「そこでさぁ、じいさんってば岩場の陰でいきなり‥‥‥‥ヤだ、恥ずかしいよぉ。なに言わせんの!」
「あん饅よりは肉饅派ですね〜。あははは〜」
「それでねぇ〜〜」
「はい〜〜」
傍で聞くと、まったく会話になっていませんが、互いに笑顔なんだからいいでしょう。
孝昭くん、ナイス采配!
しかし、やはり災いをふりまいてこそのジェミー。
本領はここから。
「あのおばあちゃん、肉饅が好きなんだそうです〜」
「そりゃお前じゃなかったのか‥‥‥‥?」
もちろん、ジェミーに聞く耳はありません。
「買いに行ってきます〜〜〜〜」
おそらく、しゃべったら食べたくなっただけ。
わかりやすい。
でも、どうせ邪魔ですから、孝昭くんたちも、
「ああ、そりゃいいな〜。はいはい」
まったくフリーなジェミー。
「でも、このへんで肉饅売ってるとこってあるか?」
そこです。そこ。
孝昭くんは、もっと早くそこに気づくべきでした。
「カナリ屋食堂にならあります〜」
「カナリ屋!?」
「というわけで、乗せてってください。河野センパイ」
「なんで!?」
「大丈夫です。場所は知ってます〜」
「そりゃ俺も知ってっけどよっ!!」
自分ちですから。
でも、ジェミーは河野会長のランサーに乗せられて来たので、他に交通手段がありません。
さすがの孝昭くんも、
「河野よー‥‥‥‥、西条とジェミーは勝手について来たんじゃなかったのか!?」
「だから勝手に乗って来たんだって!」
「お前の車の出入りはどんだけ自由なんだ?」
と、言ってる側から、
「河野センパイ〜〜〜、早く行きましょう〜〜〜〜」
「行こうぜ!河野〜」
「西条まで!! いつの間に乗りやがった!?」
肉饅が食べたい一心のジェミーと、孫娘のいない老人に興味のない西条くん。
さっさとランサーに乗り込んでます。
「ホントだったんだな‥‥‥河野‥‥‥‥‥‥」
「だろ‥‥‥?」
こうして、西条くんとジェミーが、河野会長のランサーでカナリ屋へと向かってしまい、いっきに人足を3人失いました。
「ったく!役たたずどもが!」
案の定の 労力-1 でしたが、
このことが、さらなる特大災難をもたらすことは、孝昭くんたちには知る由もないことだったのです。
第12話へ→
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あらためて、早苗さん(の下着)人気には驚かされますが、
ここに来ているメンバーは全員、女きょうだいがいないのでいたしかたないでしょう。
ともあれ、姉のパンツと引き換えに、圧倒的主導権を得た孝昭くん、
「チャーリーは、運ぶのはいいからよ。雨漏りしてるとこ見てくれ」
「わかった!」
「残りの野郎は、みんな運び方。西条は外たのむ」
「なんで俺だけ!!」
もちろん、リフレインばあさんを殺害すると困るからですが、
「ここのババァに孫娘はいねぇから」
「あ。じゃー、外でいいや」
指令系統がハッキリしていると作業は進みます。
「ジェミーは、運ぶことねぇから。ばあさんの相手でもしててくれ」
「わかりました〜〜〜〜♪」
ジェミーは「野郎」には含まれていないのです。
「おばあちゃん〜、なんか話してください〜〜〜」
こうしてテキパキと作業が進む中、
「じいさんとは、新婚旅行らしい旅行もしなかったんだけどねぇ〜」
「あ。偶然ですね〜。ボクは電車通学なんです〜〜」
「一度だけね。いい歳になってから老人会で宮島行ったんだけどね」
「学校帰りに食べる肉饅が好きなんです〜」
「そこでさぁ、じいさんってば岩場の陰でいきなり‥‥‥‥ヤだ、恥ずかしいよぉ。なに言わせんの!」
「あん饅よりは肉饅派ですね〜。あははは〜」
「それでねぇ〜〜」
「はい〜〜」
傍で聞くと、まったく会話になっていませんが、互いに笑顔なんだからいいでしょう。
孝昭くん、ナイス采配!
しかし、やはり災いをふりまいてこそのジェミー。
本領はここから。
「あのおばあちゃん、肉饅が好きなんだそうです〜」
「そりゃお前じゃなかったのか‥‥‥‥?」
もちろん、ジェミーに聞く耳はありません。
「買いに行ってきます〜〜〜〜」
おそらく、しゃべったら食べたくなっただけ。
わかりやすい。
でも、どうせ邪魔ですから、孝昭くんたちも、
「ああ、そりゃいいな〜。はいはい」
まったくフリーなジェミー。
「でも、このへんで肉饅売ってるとこってあるか?」
そこです。そこ。
孝昭くんは、もっと早くそこに気づくべきでした。
「カナリ屋食堂にならあります〜」
「カナリ屋!?」
「というわけで、乗せてってください。河野センパイ」
「なんで!?」
「大丈夫です。場所は知ってます〜」
「そりゃ俺も知ってっけどよっ!!」
自分ちですから。
でも、ジェミーは河野会長のランサーに乗せられて来たので、他に交通手段がありません。
さすがの孝昭くんも、
「河野よー‥‥‥‥、西条とジェミーは勝手について来たんじゃなかったのか!?」
「だから勝手に乗って来たんだって!」
「お前の車の出入りはどんだけ自由なんだ?」
と、言ってる側から、
「河野センパイ〜〜〜、早く行きましょう〜〜〜〜」
「行こうぜ!河野〜」
「西条まで!! いつの間に乗りやがった!?」
肉饅が食べたい一心のジェミーと、孫娘のいない老人に興味のない西条くん。
さっさとランサーに乗り込んでます。
「ホントだったんだな‥‥‥河野‥‥‥‥‥‥」
「だろ‥‥‥?」
こうして、西条くんとジェミーが、河野会長のランサーでカナリ屋へと向かってしまい、いっきに人足を3人失いました。
「ったく!役たたずどもが!」
案の定の 労力-1 でしたが、
このことが、さらなる特大災難をもたらすことは、孝昭くんたちには知る由もないことだったのです。
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- 第12話 坂の途中(3)
- 第11話 坂の途中(2)
- 第10話 坂の途中(1)
ジェミー.........笑っ
一番乗り?
あっもしかして一番?
ジェミーは相変わらず地球は自分中心に回ってる感じですね
孝昭君頑張れー!!
ジェミー・・・?
あいかわらずですが、もはや会話じゃないですね。
ジェミーとまともに話すにはどーしたらいーんですかね??
わはは この会話たのしいw
嵐のように去りましたね
ジェミー&西条くんすばやいですねwww
河野君がやさしいからできるんでしょうね♪
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なんだか肉まんがたべたくなってきましたw(●'ェ`●)
ジェミー…
どうしてくれるんだ!
肉まんが食べたくなったじゃないか!
孝昭君大変なメに会いすぎ
どうやって乗ったんだ!?
労力-1・・・
がんばれ孝昭!負けるな孝昭!!
前半は事がうまく運んでたのに、、、
まぁこのメンツでうまくいくわけないか(笑)
お久しぶりです
携帯が壊れてしまってなかなかコメントできませんでしたが全部読みました!
面白いです
続きが気になります!
孝昭君、かなり苦労しますね
肉饅食べたなってきたー
読んでる内に肉まん食べたくなってきたー
晩飯いま食べたのに笑
孝昭君頑張れ‼
肉まん美味しいですよね^ ^
今日は いい夫婦の日 なのに残業
(°▽°)肉まん買って帰ろーっと
ジェミーwwwwwwwwww
図々しいなwwww
サイジョーww
お前もwww
つづきまだかなーー
早苗さんの下着をエサにするのは、清水の舞台どころか、火事場にダイナマイトを背負って飛び込むようなものでは…(笑)
しかも働かずに見るつもりですかね?(爆)
実は孝昭くんは苦労してたんですね
ママチャリさんを、呼ぶのが賢明では?(笑)
ジェミー、西条…
ホントになにしにきたんだ…(笑)
ジェミーとお婆さんのコント(!?)にはツボりましたwwこれはブログ限定の話なんですよね。いつもいつも笑わせてくれますね、ママチャリさん(*^^*)
いったいどんな災難が降りかかってくるのでしょう・・・
他人の不幸は蜜の味ってか(笑)
ジェミーとお婆さんの会話が面白すぎるっ!
全くかみ合ってないのに話が続くとは・・・
ある意味すごいw
西条君とジェミーw
頑張れ孝昭!
ジェミーww
天然すぎるww
うぉお!!
二話も上がってる!ワーイ
さすがジェミーってところですwww
西条くんもジェミーも面白いなぁ
孝昭くんの大変さがひしひしと伝わってくる。
続きが気になる〜
孝昭ファイト!!
続きがちょー気になります
ジェミーとお婆さんの会話ww
これが見たかったんです!!
ありがとうございます!!
面白い
おぉ~
孝昭くんのリーダーっぷり(?)すごい!
何が起こるんだろう☆楽しみでしょうがない(^^)
本当に嵐のようですね(笑)
どんな災難か気になります!
特大の災難とは???想像がつかない・・・。
孝昭くんナイス采配
更なる災難とはなんでしょうか?気になります~
孝昭がまともに見える‥
これで良いのか?
ぼくたちと駐在さんの700日戦争!
孝昭くんがすごく普通の人だ・・
感覚がマヒしてしまう・・
これは、キテレツな野郎達の性だよね
全部読ませていただきました!
やっぱり自分はぼくちゅう毒者ですよ~^^
災難…先に言っておきます!
孝昭くんご愁傷様です(笑)
うぁー何が起きるだろう!!ワクワク笑
特大災難が気になる…!!
孝昭がすっごく大人に感じます(^-^)
孝昭負けるな~!!
会話成立してない……ですよね、これw
おばあさんはともかく、ジェミーは相手の話を理解しているのでしょうか(・・?
すごいです。
この終わり方…きになるーー!!
>サニ~くん <とっても重要>
ひさしぶり〜
>孝昭くんがすごく普通の人だ・・
いいところに気がつきました。
これは『風を見た日』よりも後ですから、孝昭くんは成長したわけです。
みんな、だんだん大人になってくんですね。
孝昭くんも革命するんですかね
孝昭くんがかわいそう...
ジェミーの破壊力も相当ですね
折角の孝昭くんのまとまった指示だったのにあの二人のまえでは何の効力も持たないんですね(~_~;)
誰か孝昭くんに救いの手を(>人<;)
たかあきくんってバカキャラじゃ無かったっけ?
孝昭くん災難だな~(ー_ー)
ジェミーったら、頭のなか『肉マン食べたい!』だけだね…
ジェミーの好物って肉マン??
会長は役に立ってたんですね!!
いつの間にか50越え・・・
yan-sanさん、今回はドンマイです。次は頑張ってください‼応援してます(*^^*)
(実はyan-sanさんのコメ、いつも楽しみに見てましたw)
>沙苗さん
ありがとうございます!
やっぱりぼくちゅうって、物語だけじゃなくてファンもいいひと達ばっかりですね。
孝昭・・・がんばれww
あとこの記事と関係ないんですが突然ギャラリーの絵がこのファイルは存在しませんとかになってみれないんですが・・・
孝昭さんが自分の命と引き換えに得た
主導権だったのに・・・(泣)
ところで私は中村屋のあんまん派です♪(^∀^)/
何したんでしょ?
すっげぇ~気になるぅ~~。
やっとここまで追いついた...!
初コメです(๑´ω`๑)
ジェミー...www
自由奔放ですね(笑)