『百匹目の猿』という現象をご存知でしょうか?
宮崎の猿が芋を洗い出し、それが伝搬して百匹を超えた時に、大分の猿も洗い出した、という、生物の不思議な同発性を説いたものです。
これは、どうやら眉唾なのですが、人間には、しばしばそうしたものが見られます。
麻生くんが小学校時代のこと。
渉くんとなにやら相談をしておりました。
「千晶クン、ホントにこれでおっきい花火になるのかな?」
「なるに決まってんだろー。なんてったって300本だぞ、300本!これで3百倍でかい線香花火になるはずだ!」
麻生少年が考えたのは「おおきい線香花火をつくりたい」。
子供なら、誰でも考えつく「夢の花火」です。
普通、線香花火は、火薬部分は先端に集約されていて、まとめても火玉が重くなると落ちてしまいます。
これを麻生少年は、「太さに問題がある」と考え、火薬からバラして、それを油脂で固めて「太い」線香花火をつくったのでした。
それも三百本!
そうすれば、普通の線香花火よりも三百倍大きな「菊」を見れるはず、と考えたのです。
子供ながらに、発想には素晴らしいものがあります。
が・・・・・
「渉!着火だ!」
「せーのーーー・・・・」
ドバンッ!!!
「うわぁ、っちぃいいいいい!」「あちちちちち!」
彼らはまだ知らなかったのです。
火薬を固めると「爆発する」という根本的なところが。
「やっぱりダメだったね・・・。千晶クン・・・・・」
「ぅぅぅ・・・・線香花3火百本ぶんのこづかいが・・・・一瞬にして・・・・・」
ところが、これとほぼ同時期。
まったく麻生少年の知らない所で、
まったく同様の実験を行っていた小学生がいたのです!
「よし!着火だ!」
ズバンッ!!!
結果は当然同じようなものでしたが、
「やったぁ~~~~♪」
そう。
彼こそ、少年時代の森田くんなのでした。
「破壊力はイマイチだなぁ~・・・・」
同じ結果でも、失敗はさまざま。
<月曜日はママチャリラジオ!>
続・ジャスミンティーにクロワッサンへ→
宮崎の猿が芋を洗い出し、それが伝搬して百匹を超えた時に、大分の猿も洗い出した、という、生物の不思議な同発性を説いたものです。
これは、どうやら眉唾なのですが、人間には、しばしばそうしたものが見られます。
麻生くんが小学校時代のこと。
渉くんとなにやら相談をしておりました。
「千晶クン、ホントにこれでおっきい花火になるのかな?」
「なるに決まってんだろー。なんてったって300本だぞ、300本!これで3百倍でかい線香花火になるはずだ!」
麻生少年が考えたのは「おおきい線香花火をつくりたい」。
子供なら、誰でも考えつく「夢の花火」です。
普通、線香花火は、火薬部分は先端に集約されていて、まとめても火玉が重くなると落ちてしまいます。
これを麻生少年は、「太さに問題がある」と考え、火薬からバラして、それを油脂で固めて「太い」線香花火をつくったのでした。
それも三百本!
そうすれば、普通の線香花火よりも三百倍大きな「菊」を見れるはず、と考えたのです。
子供ながらに、発想には素晴らしいものがあります。
が・・・・・
「渉!着火だ!」
「せーのーーー・・・・」
ドバンッ!!!
「うわぁ、っちぃいいいいい!」「あちちちちち!」
彼らはまだ知らなかったのです。
火薬を固めると「爆発する」という根本的なところが。
「やっぱりダメだったね・・・。千晶クン・・・・・」
「ぅぅぅ・・・・線香花3火百本ぶんのこづかいが・・・・一瞬にして・・・・・」
ところが、これとほぼ同時期。
まったく麻生少年の知らない所で、
まったく同様の実験を行っていた小学生がいたのです!
「よし!着火だ!」
ズバンッ!!!
結果は当然同じようなものでしたが、
「やったぁ~~~~♪」
そう。
彼こそ、少年時代の森田くんなのでした。
「破壊力はイマイチだなぁ~・・・・」
同じ結果でも、失敗はさまざま。
<月曜日はママチャリラジオ!>
続・ジャスミンティーにクロワッサンへ→
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森田くんこの頃から…(笑)
これが後にニトロになるんですね……
確かに、同じ結果でも受けとる人によって反応は様々……
何やら深いですな、くろわっさん!!
森田君
あぶねぇ~
考えてることがすでに違う…(笑)
くろわっさん
カタリーナで12時間働いてます
ptお願いします
も、森田くん…
まさに百匹目の猿。
爆弾魔森田博士はこの時から…。
それにしても、ママチャリ達の周りには爆弾魔とかチャップリンとか超ドスケベな武道家とか、変な奴ばっかですね(笑)ちょっとうらやましいような。
その火薬をガチャガチャのカプセル1つ分くらいにすると……
と、恐ろしくてこれ以上は言えません…(爆)
とりあえず、命に関わる惨事になりかねないですね。
森田くんと違って麻生くんは分かってないから、より危険ですね…
森田くん、小学生の頃からそんな事を…
気になる実験ですね…
やってみたいですが
金がもったいない気も…(爆)
さすが!!…というべきか?
森田君さりげにこえーwww
将来の爆弾魔はこうして生まれるんでしょうか・・・・
>ひっぽーちゃん
一番載り認定~
+50pt
>たらくん
>和泉守さん
+30pt
> 刹那 十死零生くん
留守のところありがとうございました!
いっきに+420ptです。
くろわっさん
ありがとうございます
あと、ウェイターするのって、楽しいです(笑)
筋金入りだな・・・
「やったぁ~~~~♪」 って
アハハハハハハハ!(≧▽≦)
頭脳派と工作部隊の違いですね☆
さすが爆発魔ですねww
線香花火300本
やってみたい(笑)
森田少年はどうやって巨大化線香花火を作ったんでしょうか!?
ばらした火薬をお半紙で巻いて先端部を作ったのだろうか!?
五郎さんのお話 聞きたいですぅ
発想が爆弾魔(笑)
もう森田は爆弾つくっていたのか...
恐ろしいですね。
あぶねぇ~・・・・。
類は友を呼んだんですかね・・・・?
実験結果は同じでも 動機と反応の違いが 面白い~笑
同じ事象を失敗とみる者と成功とみる者…
不思議なものだ……
「やったぁ~~~~♪」
でも
「破壊力はイマイチだなぁ~…」
…って、森田くん、失敗点は そこ?
同じ結果でも 受け取り方が、怖い。
これで小学生…。
森田くん、この時から…(笑)
リアクションも人それぞれ…(笑)
4章のパンティの電話カバーもそうでしたけど、おんなじことするやつっているんですねー(笑)
しかもそれが高校でいっしょになるとは
森田くん、この頃から爆弾魔だったんですね
森田くん、小学生の頃から爆弾魔の素質が…
末恐ろしいですね(笑)
森田怖っっ!!
この頃からなんて(汗)
森田くんが怖い・・・。
末恐ろしい子供だ。
麻生君ドンマイ。森田君はこの頃から爆弾魔は完成していたんだ……怖っっ!!
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いつから火薬に目覚めたんだ!!
この頃の森田くんの爆弾をつくる目的は、なんだろう・・・
森田君……(笑)
だんだんキャラが変わっていってる気が……
(^_^;)
目的が違いますからね~。
基礎知識も。
この話、聞いた事あります。法則の名前とか細かい事は忘れたけど。
科学者が鉱物の研究をしていて、新しい合金を開発して量産したら、鉱脈の鉱物まで同じ合金に変わってしまったって時にも、確かこのサルの話を使って説明されてましたよね。
何処で、何の時に聞いたかも忘れましたが・・・。
森田くん
少年時代からこうだったのか・・・・
マッドサイエンティスト森田w
森田くん・・・・・・・・・・笑
森田くんこの頃から爆弾を…(笑)
何で、バクダン好きなんでしょう!?…爆発…爆笑…悪辣…なんか、ス~とするんだわぁ~。
え?・・・い…イマイチ?森田君って発破好き?
この頃からだったんですか・・・(笑)
森田くんが爆弾を作り始めたのは
中学校で、孝明くんたちにいじめられてからじゃないんですか?
とにかく爆発は芸術・・・?
なのか・・・
この頃からもう始めてたんですか(笑)
恐ろしいですねw
敵には回したくないですね(笑)
森田君が爆弾にのめり込めたのは家の広さも関係しているかもですね
森田くん… 注)誤字がありました! 線香花3火百本になってますよ~
森田くん小学校の頃に孝明くんにイジメられてたからその復讐で爆発物に興味が湧いた "かもしれない" って読みましたけど、孝明くんは森田くんにいったい何をしたんだろう(^_^;)
森田くんの目的が素敵…(笑)!!
さすがだなぁ~♪
マッドサイエンティスト森田博士の誕生の瞬間だぁ
果たして捕まってはいないのだろうか・・・
線香花火3百発買うとかあやしい~、て思われるんだろな
世の中には
同じことをしても
「目的」「やり方」「売り方」
によって、成功と失敗の差ができるようですね。
その辺が、ママチャリと井上君の必要なトコですね。
森田のじいさんと、佐久間のじいさんの違いでもあります。
「ふぐを食べれるようになる」ために
「何百匹の猿」が挑戦したのでしょう?
ダイナマイト?になっちゃったー
チャーリーも一歩間違えれば爆弾魔だったんですね・・・
森田君…いかついっすね
も...
もりたくん...?
君...小学生...だよね?