その練習の日のことです。
僕は、軽い風邪をひいて練習を見学することになりました。
そこに「明里ちゃん」はいたのです。
「あれぇ?君も見学?」
僕は、同じ見学席にいた女の子に声をかけました。
これといった理由はなかったのですが、他に見学者はおらず、暇だったからなのですが。
「うん」。
小さな女の子は答えました。
「って言うか、この前も見学してなかった?君」。
「あたしねー。体弱くって走れないの」。
「そっかー。でもいいね。走るだけなんてつまんないしね」。
その女の子は、少し時間をおくと
「ううん。あたし。走ってみたいな。一度でもいいから。おもいっきり」。
一度でも?
「え!一度も走ったことないの?」
「うーん。すっごいちっちゃい時は走ってたと思うけど。おぼえてないの」。
「そっか。なんか病気?」
「うん。みたい」。
「悪いこと聞いちゃったね。君、名前は?」
「あたし?明里。明里って言うの」。
明里ちゃん、かー。
僕と明里ちゃんは、このことがきっかけで、学校でも家でも、よく遊ぶようになりました。
遊ぶと言っても、運動のできない明里ちゃんは、おはじきやら、お絵描きやらの女の子らしい遊びが中心でした。
その頃、男の子の間では、馬乗りという多少乱暴な遊びが流行っていて、きゃしゃな僕はなかなか混じれずにいたので、それはむしろ好都合でもありました。
「君、マンガ、上手だねー」
明里ちゃんは、ことあるごとに、僕の絵を褒めました。
「うん。僕、マンガ家になりたくってさ。手塚治虫みたいになりたいんだー」。
「そっかー。なれるよ。きっと。ねね、悟空、書いてみて!」
「いいよー」。
翌年の春。僕と明里ちゃんは5年生になりました。
体の弱かった明里ちゃんは、学校を休みがちでしたが、それでも学校に出て来ると、2人で裏庭に行っては静かに遊んでいました。
男の子と女の子が一緒に遊んでいると、当然、ひやかされるものですが、不思議と僕は平気でした。
そして春の運動公園見学という催し物があったときのことです。
みんなを集めた説明会。
「今回は、みんなに交通安全指導を行ってもらうのですがー、その時に、自転車に乗ってもらいます」。
わーーー
いっせいに喜ぶ生徒たち。
「だからー。公園までは、みんな自転車で来ていいです」。
わーーー
再びあがる歓声。
「自転車、乗れない人いますかー?」
講堂がしん、となり、みんながまわりを見回します。
当時、田舎は自転車が乗れない、ということは、ほぼ「遊べない」ということに直結していましたから、乗れない子というのはいませんでした。
が、そこにひとりだけ手をあげた子がいました。
明里ちゃんです。
先生は質問自体を失敗した、というような顔をしましたが、すでに時は遅く、
ただひとり手をあげた明里ちゃんは、いまにも泣きそうな顔をしていました。
「・・・・明里ちゃん・・・と・・・あとはいませんね・・・・」。
今にもこぼれそうなほどに目に涙をためた明里ちゃん。
明里ちゃんだって、好きで自転車が乗れないんじゃありません。運動そのものができないんです。
「はい!僕、乗れません!」
ええええええええ!
どよめきが、いっせいに僕に集まりました。
「僕、自転車乗れません」。
が、
「うそつけーーー。お前、新聞配達してんじゃんーーー」。
「こいつ、明里好きなもんだからーーー」。
「ひゅうーーー!にっくいーーーー」。
これに対して僕。
「ち、ちがうんだよ!乗れるけど、こないだ・・・・こないだ自転車飛び乗りしたら、チンチン怪我したから乗れないんだ!」
あははははははは
今度はいっせいに笑い声。
まー、笑われるのはなれています。
ところが所詮小学生ですから、話題はいつの間にかチンチンの話。
「いってーもんなー。あれは女にはわかんないよなー」。
「うん、ぜったいわかんない」。
「あら。女だって痛いわよ!」
どうして小学生くらいの女の子って、こうも男子に対して負けず嫌いなんでしょう?
「ええええーーー!なんにもでっぱってないくせにーーー!」
「でっぱってなくっても、ぶつけたら痛いのよ!」
「え!ぜったい男のほうが痛いぜ!」
「女の子だって痛いもん!すりむくときだってあるんだから!」
なに張り合ってるんでしょう?
が、今度はこの「すりむく」に反応。
「どこすりむくんだよぉー」。
「そうだそうだ。見せてみろー」。
目的が違って来ている気もします。
ここで同級生のひとりが
「あ。やば。想像してたらメスシリンダーだ・・・」。
「なんだ?千葉。メスシリンダーって・・・」。
「えっとー。さっきまで試験管だったけどメスシリンダーだ」。
あ!
男子はみんなわかりました。
「先生ーーー。千葉くんがメスシリンダーだそーでーす」。
あははははははは。
「やめい!」
大騒ぎの講堂。明里ちゃんは、僕と目が合うと、ニッコリと微笑みました。



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9章-第39話へ続く→
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- 9章-第39話 サナトリウム(5)
- 9章-第38話 サナトリウム(4)
- 9章-第37話 サナトリウム(3)
小学生がメスシリンダーって…。
なんだろ。
妻が幼い頃から病弱だったせいかな、こんな話で涙がとまらないんですけど。
千葉くんてば、小学生の頃から敏感なんですね~。
チビママチャリ、微笑ましい♪
ほんとに2話連続アップだΣ(゚Д゚*)
ちびママチャリさんかっこいいですねvV
ひとりの女の子のために、っていうのが素敵です♪
そしてメスシリンダー、思わず笑っちゃいました(*´m`)
でも私が小学生の頃は、そんな下ネタ会話一度もなかったような…
さすがというかなんというか(笑)
一ヶ月ぐらい無断欠席してしまった…
でも理由が! なんと、学校のパソコンぼくちゅうブロックされてしまった!!でも私の学校日本人いないし先学期は見れてたのに… これから何をして授業をサボればいーんだ(ToT)
ちびママチャリさんやさしいですね。誰かが悲しいときにそれを笑いにかえられることってすごく勇気がいりますよね…
2話連続アップお疲れ様です。
小学生の恋、可愛いですね。とっても微笑ましい。
でも、千葉君。。。メスシリンダーって。。。
小学生の会話とは思えない。
小学生、みんなマセガキばっかり(笑)
ママチャリかっこよすぎじゃないですか!小4なのに!
「同情」と「愛情」、共通点もたくさんありますけど全然、違いますよね。
どう違うのかは、説明できないですけれど。
ま、こんな事、小4にはわかりっこないですよね。
このときのママチャリは同情なのか愛情なのか。完璧にどっちって事はないでしょうけど。
2、3日ぶりの登校だぁ♪♪
入試があったため、なかなか来れず…でも今日からは毎日登校目指します☆
さて…
小学生の頃からメスシリンダーって…千葉くんたちはこの頃から高校生まであまり変わってないですねー笑笑
あと、ちぃさいころ、女の子は負けず嫌いで、怪我の自慢とかしましたけど…あんな張り合いはしなかったなぁ(^^;;
そして、明里ちゃんって言うんですね、ママチャリさんの大切な人(?)は。この子とは何があったのかな…。
てか、やっぱりママチャリさんぃぃ男の子だ!!
一瞬、ドラゴンボールが頭をよぎりましたが、
時代的にこれでしょうか?
♪悟空が好き好き好き、悟空が好き、好き!
そ~んな奴が悟空の大冒険を、、、、、、
記憶だけで書いてるので歌詞が微妙に違うかもですが。
千葉君、バスーンの前はメスシリンダーだったのね。
ママチャリ、ここでとっさに優しさ発言が出るものの、やはり小学生。
内容がまだ稚拙ですねぇ、すぐばれる嘘ついて。
きっと高校生のママチャリならみんなが笑いつつ納得しつつ、
しかも明里ちゃんが傷付かないような言葉がぱっと出てくるんでしょうが。
ちなみに大人のおいらには全然浮かびません。
さて、ママチャリのこの優しさの底に流れているのは愛情なのか、それとも同情なのか?
二人の幼い恋はどうなっていくのか?
うまいところで続きますねぇ。
今日三回目の登校です(来すぎですねww)
千葉君、このときから敏感だったんですねぇ・・・しっかし小学校のときからこんなんじゃあ、将来がふあんですね・・・
メスシリンダー・・・・・。
きっと千葉君、そのまま大人になったんでしょうね。
それにしても、ママチャリ優しいな~。
前回、タカさんに「手をつなごう」と言った場面がありましたが、この、ママチャリの素直な人間性は、きっとタカさんの育て方が素晴らしかったんでしょうね。
良い意味で自由に、そして親の背中をきちんと見せる。
ま~、ママチャリにしてみれば、あまりにも有名なタカさんの息子として、それなりのプレッシャーみたいなものがあったのかもしれませんが、ここまでずっと良い関係を続けられる親子というものはなかなかいないと思います。
子供の育て方、タカさんに教えて欲しい~!!
>はじめにGoroくん
Goroくんの訂正前のコメント。
よく読んでるなーって思いました。
感性が鋭いですね。タネあかしはあとでします。
なんでGoroくんが涙出たのか。
すごいや。Goroくん。
冷やかされること多かったんですねw
ママチャリ君の優しい部分(誰にでも?w)がよくわかります。
それが幸なのか災いしてるのかはわかりませんがw
続き楽しみにしてます♪
>で。大将さん
>小学生がメスシリンダーって…。
大きさで考えないように。
だいじょぶです。そこまでいかなくとも使い物になります。
>ねぎさん
>千葉くんてば、小学生の頃から敏感なんですね~。
そう。実は成長してなかったのでした。
バスーンまで。
くろわっさん
明里ちゃんの名前ってなんて読むんですか?
無知ですみません・・・。
教えてください。
>lasaさん
>でも私が小学生の頃は、そんな下ネタ会話一度もなかったような…
>さすがというかなんというか(笑)
いや。そこはまーリトル千葉の登場なので。
彼にふさわしいステージを用意しただけです。
>NEKOさん
あかりちゃん、です。
バスーンとメスシリンダー…。
どれくらい違うのか…、くだらないことが気になっちゃいました。
小学生の頃ってなんであんなに下ネタとかう〇ちとか、くだらないことで爆笑だったんですかね? ママチャリさんは小学生の頃から優しかったんですね。みんなの前でそう出来るところが凄いなぁ。
ママチャリのお母さんになりたいって・・・
うちの息子も、こんな やさしさを持った子にそだってほしいなぁ~と 思いながら 読んでます("▽"*)
特訓☆がんばってぇ~~~
最近早朝番なので遅くまで起きていられず‥
ママチャリくん、優しいですね
そんなに仲がよかった2人が、このあとどうなったのか気になります。大切な思い出のお話、聞かせてください
では
いまにも泣き出しそうな明里ちゃん・・
そこにすかさず、tintinの話題にして笑いに引き込むママチャリ・・
西条くんもそういうやさしさがあったけど、ママチャリもそうだったのか・・
周りのみんなもそんなママチャリの気持ちはわかってるから、乗ってくるんだよね!
やさしさの分かる時代だったよ
すばらしき3枚目、その役柄感動です。
あ、千葉くんのことじゃないですよ。
あかりちゃんの気持ちが痛いほどわかるママチャリ。
そしてかばっちゃうところなんて、高校生になってもかわらない。今もきっとそうですよね?
男だなあ・・・。(いろんな意味で)
誰かをかばったり 優しい心をもっていても
人前だと素直に行動できない事ってあると思う…
とくに男の子だとなおさらだろうに。
からかわれたり冷やかされたりするの
恥ずかしいもんね。。。
でもチビママチャリくんはそれより
友達に対する気持ちが優先するなんて
いい子だな~
「かっこいい」ことが「かっこ悪い」って
子供の頃は感じちゃうけど
「かっこいい」ことは「かっこいい」んだって
自分の子供にも教えていけたらいいなぁ
って思いました。
追伸
ポチっとな…しました♪
チビのママチャリ君と明里チャン…
何だか可愛くて、微笑ましくて…
心がホンワリと優しいキモチになれました。
小さい頃は、確かにすぐにからかったり、茶化したり…それが嫌で、折角仲良くなってもギクシャクしたりが多いだろうに…あぁもぉ、チビママチャリ君ッたら。
抱き締めたくなっちゃうじゃないですか(*´艸`)
アタシもこんな子欲しいなぁ。
>ひやかされるものですが、不思議と僕は平気
非常にママチャリくんらしいといえば、そうなんでしょうが、
明里ちゃんといるのが心地よかったから、
ヤジはどうでもよかったのかな?
明里ちゃん、きれいな名前ですね~。
37話影響のため、私の中で、メスシリンダーであっても
千葉くんの株価上昇中です。
事態が良い方に傾くかは、千葉くん自身にも
わからなかっただろうけど、ふたりのためには
彼が動かなきゃならなかったんだろうなぁ…。
なんだろう・・・すっごくすっごく胸がキュンってなってたのに~明里ちゃんかわいそうに・・でもママチャリがさりげなく優しくて、そんな人に出会えただけでも少しは救われたのかな?
なんてしんみりしてたのにぃ~!!!
まさか千葉くんここでも(+~+)
しかも小学生だから≪バスーン≫ではなく≪メスシリンダー≫なのね♡→ܫ←♡
チビママチャリに明里ちゃんだけでなく、先生も救われてますね。
今は誰が「いい」「悪い」と突き詰めがちだけど、さりげなく見逃してあげるのも大事だな、と思います。
この話をきいて、和美ちゃんはますますママチャリのことを好きになるのかな。それとも優しさが自分だけに向かっているのではないと切なくなるのでしょうか。
う~ん、複雑。
明里ちゃんが恐る恐る手を上げたときの気持ち・・・
考えるだけで胸が締め付けられます。
先生ももう少し考えるべきでしたね。
ママチャリの機転が利かなかったらどうなっていたか。
それにしても、小5でメスシリンダーって、どんな小学生???
ほんとに、この子達の将来が恐ろしい。特に千葉くん!
うちの小学校も少々荒れておりPTAとして対策相談したのが昨夜でした。
38話テキストとして使用させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
なお次男は小学4年です。
ママチャリさんのような男の子がいてくれたら、いじめなんてないんだろうになー・・・。
したくてもできない辛さは、その立場に立ってみないとわからないですから・・・。
先生も口を滑らした感じですねぇ。
メスシリンダーは将来バスーンになるわけで。
まぁ、大きさってのは関係ないんですね!
ママチャリ優しいですね。
それが高校生になると頭の中が100%悪事になってしまうんですね…。(笑)
千葉君流石だな
ママチャリくんは、小学生の頃からママチャリくんだったんですね。
明里ちゃん嬉しかっただろうなぁ。
皆と同じように走れない、遊べない中で一緒に遊べる友達。もしかして初めての友達だったのかも?
でもこの話を聞いた和美ちゃん、複雑な気持ちだっただろうなぁ。
自分をかばってくれた時のことは、きっと自分だけの大切な思い出だったと思うから・・・
千葉くん・・・どこかの師範が羨ましがりそうなほどの敏感さ(笑)
明里ちゃん、ママチャリに助けてもらって嬉しかっただろう、いや絶対忘れないぐらい嬉しかったよ。
中学時の和美さんの話もだけど凄いなママチャリ!
私が小学生の頃は、ん~危険な事が好きなただの馬鹿だったな~
小学生の頃は暗くなるまで外で遊んでて、帰ってくるのが遅い! と締め出しをくらったりもしたので、明里ちゃんの「お友達と思いっきり遊べない」寂しさがうまく想像出来ないのですが、
「出来るけれど、やりたくない」
「やりたいけど、出来ない」
では、かなり違うんだろうなぁ。
でもって明里ちゃんはママチャリと友達になれて、とってもうれしかったんだろうなw
ママチャリ君さすがですね~。切り返しが上手いや。
ママチャリ君のライン引きに感心してしまいました。小学生なのにすごいや。
今でもそうなんでしょうかね。
学校の先生は、子供たちに伝えなければならないことを事務的に口から出す。
気配りがないと思います。
あたいは9歳のとき父を病気で亡くしました。
それを知っているはずの担任が、ある時、父の日のためにお父さんの似顔絵を書く課題を出しました。
あたいは、何も言わずに真っ白な画用紙を見つめていました。
何か言葉を出せば涙が出てきそうだったから。
ちょっとちょっとくろわっさん!
すごいことが起きましたよ!!
一回目のポチで二位だったのが二回目のポチで一位になってました!!
褒めてください!!そしてのぶくんを無条件でくだs・・ごほっごほっ
すいません・・・一時的にYouTubeが消えてなくなってただけみたいですorz
ママチャリは小学生のころから上手だなぁ。
バリトンくんもこれくらい機転が利けば妙な誤解されなくて済むのに。
>ro-majiちゃん 漢字
ほんとにひさしぶりだね。
そっかー。有害図書指定?
>ちびママチャリさんやさしいですね。誰かが悲しいときにそれを笑いにかえられることってすごく勇気がいりますよね…
この頃は徹底して三枚目でした。って、二枚目になったこと、あんまりなかったですが。
あと、「目立ちたがり屋」でした。だから平気だったんですね。
>えっとナイアさん
>小学生の恋、可愛いですね。とっても微笑ましい。
でも、千葉君。。。メスシリンダーって。。。
小学生の会話とは思えない。
えっと。メスシリンダー。そのまま大きさで考えないでくださいね。
確かにバスーンよりは、だいぶ近い大きさであるものの。
そんな「主婦羨望の小学生」いるわけないでしょ?
>ちはるくん
>ママチャリかっこよすぎじゃないですか!小4なのに!
「同情」と「愛情」、共通点もたくさんありますけど全然、違いますよね。
どう違うのかは、説明できないですけれど。
ま、こんな事、小4にはわかりっこないですよね。
小5になってます。テキトーにませてきてます。
が、愛情とか以前に恋もあんまりわかんないですね。
間に合うか?バレンタイン。
>あずちゃん
>小学生の頃からメスシリンダーって…千葉くんたちはこの頃から高校生まであまり変わってないですねー笑笑
大きさはメスシリンダーからバスーンへと変化しました。
>あと、ちぃさいころ、女の子は負けず嫌いで、怪我の自慢とかしましたけど…あんな張り合いはしなかったなぁ(^^;;
張り合ってください~。
>テラsan
>時代的にこれでしょうか?
♪悟空が好き好き好き、悟空が好き、好き!
そ~んな奴が悟空の大冒険を、、、、、、
記憶だけで書いてるので歌詞が微妙に違うかもですが。
その通りです。でも「悟空」って書いておけば、その後の年代の人でも、マンガ「ドラゴンボール」で、適当に想像できるなーって思いまして。
僕、手塚世代ですから、『悟空の大冒険』大好きでした。
竜子ちゃんっていう女の子が出て来るんですけど、大好きでしたねー(結局、女か?)。
>ママチャリ、ここでとっさに優しさ発言が出るものの、やはり小学生。
>内容がまだ稚拙ですねぇ、すぐばれる嘘ついて。
きっと高校生のママチャリならみんなが笑いつつ納得しつつ、
しかも明里ちゃんが傷付かないような言葉がぱっと出てくるんでしょうが。
はい。中高生になった時のエピソードとは、少し差があります。
そこ読み取ってもらえるとうれしいです。
優しいなママチャリ君ww小学の時そんな誰かをかばうみたいなことした記憶が無い…
小学生でメスシリンダー高校でバスーン・・・考え方が変わってませんねww
>きゃたくん
>千葉君、このときから敏感だったんですねぇ・・・しっかし小学校のときからこんなんじゃあ、将来がふあんですね・・
将来、有望って言うんでしょ?
>mikazukiさん
>ま~、ママチャリにしてみれば、あまりにも有名なタカさんの息子として、それなりのプレッシャーみたいなものがあったのかもしれませんが、ここまでずっと良い関係を続けられる親子というものはなかなかいないと思います。
兄弟と違って、母親はプレッシャーにはなりませんでした。
兄が優等生でしたので、こちらを比べられるのはいやでしたね。
でもひがむことはありませんでした。それだけ平等に愛されていたのかも知れませんね。
ママチャリさんの小さいときを
=
チビチャリってよくないですか?笑
このお話を聞いた和美ちゃん
「あ、私とおんなじ・・・」
と思ったかも。
矢面に立ってでも傷ついた人に優しくできるとこ、変わって
ないんですねぇ。ママチャリくんは。
にしても先生、もっと考えてあげようよ・・・
この頃からママチャリは
打ち消しの文すけべやさしかったんですね。ママチャリさん、ほんとに誰にでも優しいんですね。
自分はそうはできないし、まわりにそういう人も居ないので、「すごいなあ」としか思えないです。
けれど、それが問題だったりしちゃうんですねー;;
運動したいけれど出来ないってどういう気持ちになるんでしょう。
つらいのかな。うらやましいのかな。
おてんばな私は想像も出来ないけれど、先生にまでいじめられてしまうのは(先生はそういうつもりはないのだろうけれど)、悲しいと思います…。
>まゅさん
リクエストにお応えいたしました~
>冷やかされること多かったんですねw
>ママチャリ君の優しい部分(誰にでも?w)がよくわかります。
>それが幸なのか災いしてるのかはわかりませんがw
たいていは災いしますねぇ。
やさしいだけでは世の中通じません。
>兵渙さん
>小学生の頃ってなんであんなに下ネタとかう〇ちとか、くだらないことで爆笑だったんですかね?
昭和の小学生、最高のギャグは「ウ○コちんちん」らしいのですが、当時も今もその面白さがわかりません。
>2児の母さん
>うちの息子も、こんな やさしさを持った子にそだってほしいなぁ~と 思いながら 読んでます("▽"*)
2児母さんとこは、大丈夫ですって~
>さわさん
>ママチャリくん、優しいですねそしてカッコイイ
そんなに仲がよかった2人が、このあとどうなったのか気になります。大切な思い出のお話、聞かせてください
すこーし設定いじってありますが、けっこうノンフィクションです。
まさかぼくちゅうで書くとは思ってませんでした。
>じゃこさん
>西条くんもそういうやさしさがあったけど、ママチャリもそうだったのか・・
周りのみんなもそんなママチャリの気持ちはわかってるから、乗ってくるんだよね!
やさしさの分かる時代だったよ
ぼくちゅうがそこそこ読者さんが増え続けていて、それが万の単位まで行ってるってことは、実は今もそうなのだと思います。
みんな、いろんなニュースでうんざりさせられたり、忙しさの中でちょっとだけ忘れてるだけなんですよね。
だから、ちょっぴり背中押してあげると、みなさん思い出してくださいます。
読み始めて、やっと、ここまできました。
涙がでるほど笑ってたのですが、読み進むうちに、「ぼくちゅう」のなかには、今の日本が必要とするものが、いっぱい詰まってるのがわかりました。
くろわっさん、どの話も よくぞ書いてくださいました!感謝!!
きれいごとだけで表面を取り繕って、内に溜まったウミが漏れ出してきているような今の日本。
最近の暗いニュースで沈んでたこころに光が見えた感じ!
まだまだ、日本捨てたもんでもないなぁ♪
こんな高校時代をすごしたヒトたちがいるんだから。
とりあえず、「ぼくちゅう」を勝手に広めることにしました。
きょうも、友達にすすめてきました。
友達は本を買うといってます。
タカさんの話、もっと聞きたい。
とくに、学校で子供の味方してきた話を具体的に、くわしく!
>facelessさん
なに?身元不明って?
>すばらしき3枚目、その役柄感動です。
>あ、千葉くんのことじゃないですよ
でもね。千葉くんも、ここでうまーく話そらしてくれてるとこあるんですよねぇ。
今夜の話に出て来ます。
>みきままさん
>あかりちゃんの気持ちが痛いほどわかるママチャリ。
そしてかばっちゃうところなんて、高校生になってもかわらない。今もきっとそうですよね?
はい。以前よりスケベになってしまったことを除けば、根本的に変わりませんでした。
苦労しました。おかげで(笑)。
>人妻ちゅんちゅんさん
>「かっこいい」ことが「かっこ悪い」って子供の頃は感じちゃうけど
「かっこいい」ことは「かっこいい」んだって自分の子供にも教えていけたらいいなぁって思いました。
今はそれをむりやりつっぱると、どういう扱い受けるかわかんない世の中ですからね。
僕は自分のクラスにおける立場とか、よく理解していたのでできましたが、みんながみんなできたか?っていうと、そうでもないとは思います。特に最近は。
でも10年後は今とは違いますね。きっと。
>ちゅんちゅんさん
>ポチっとな…しました♪
ありがと。
>るみちょさん
>小さい頃は、確かにすぐにからかったり、茶化したり…それが嫌で、折角仲良くなってもギクシャクしたりが多いだろうに…あぁもぉ、チビママチャリ君ッたら。
抱き締めたくなっちゃうじゃないですか(*´艸`)
えっと。今からでも遅くないので抱きしめてください(笑)。
っていうか、今だからこそ?
のぶくんに引き続き、明里ちゃん、実在人物ですね。
でも設定は違います。
>あおさん
>37話影響のため、私の中で、メスシリンダーであっても
千葉くんの株価上昇中です。
事態が良い方に傾くかは、千葉くん自身にも
わからなかっただろうけど、ふたりのためには
彼が動かなきゃならなかったんだろうなぁ…。
小学校から高校まで一緒、という意味で、千葉くんはとっても重要な位置で出て来ます。
メスシリンダーだろうがバスーンだろうが、もてたので不思議でした。
>ヒロさん
>なんだろう・・・すっごくすっごく胸がキュンってなってたのに~明里ちゃんかわいそうに・・でもママチャリがさりげなく優しくて、そんな人に出会えただけでも少しは救われたのかな?
なにもないより、かなりましです。
彼女は友達が少ないほうではあったのですが、けしていないわけではありませんでした。
>菜摘ちゃん
>チビママチャリに明里ちゃんだけでなく、先生も救われてますね。
今は誰が「いい」「悪い」と突き詰めがちだけど、さりげなく見逃してあげるのも大事だな、と思います。
高校に登場する先生たちと比べると、ずいぶんと子供達のことは考えていた先生でしたが。
それでもこういうポカ、やらかしますね。いろんな学校で見ることのできる光景です。
思わぬところで子供傷つけていて。だから子供、自殺しちゃったりするんでしょうねぇ。
今晩は、二度目の登校でーす……(こっそり)
小さい頃って、気持ちがストレートによく出る時期ですよね。
でもどうしてそういう気持ちになるのか、分からないことがあったなと思います。
それが今と昔の違いなのかなぁと本文とあんまり関係無いとこでしんみりしました。
皆まっすぐ過ぎて、そのまっすぐさが愛しいです。
チビママチャリと明里ちゃんを見守りたい気持ちになりました。
>みゃあさん
>明里ちゃんが恐る恐る手を上げたときの気持ち・・・
考えるだけで胸が締め付けられます。
うん。これはちょっとつらいでしょうね。
でも、こういうこと、小学校ではけっこうありましたね。
>それにしても、小5でメスシリンダーって、どんな小学生???
主婦の方の共通点として、メスシリンダーに反応するのはなぜ?
>papaさん
>うちの小学校も少々荒れておりPTAとして対策相談したのが昨夜でした。
38話テキストとして使用させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
どうぞどうぞ。
確か、どこかの中学校さんで、『本当の英雄』のとこを使われた話、うかがいました。
どれでも好きなように使ってください。バスーンのないとこ。
>るりさんも メスシリンダー
>ママチャリさんのような男の子がいてくれたら、いじめなんてないんだろうになー・・・。
したくてもできない辛さは、その立場に立ってみないとわからないですから・・・。
こういう時、「はなもちならなく」ないようにするのは、たいへんですね。実際のところは。
この話自体、そこが苦労するところでした。
>かいちゃさん
>ママチャリ優しいですね。
それが高校生になると頭の中が100%悪事になってしまうんですね…。(笑)
めんぼくない。
>名無しさん
>千葉君流石だな
流石です。
ママチャリさんは小学生の時から優しかったんですね。明里ちゃんをかばう言葉が拙くても気持ちが伝わってきて、あったかいです。
ただ、この時の明里ちゃんの気持ちを考えるとちょっと複雑な気もします・・・・・・。
>レインビー画伯
>ママチャリくんは、小学生の頃からママチャリくんだったんですね。
明里ちゃん嬉しかっただろうなぁ。
皆と同じように走れない、遊べない中で一緒に遊べる友達。もしかして初めての友達だったのかも?
友達は他にもいました。女の子ですね。
>でもこの話を聞いた和美ちゃん、複雑な気持ちだっただろうなぁ。
自分をかばってくれた時のことは、きっと自分だけの大切な思い出だったと思うから・・・
ここまで見るのは、さすが女性、ですよねぇ。
今回、バレンタインということで、根底に「守る」っていうのがあるんですが、これはちょっと違う展開になります。
>Dealerさん
>中学時の和美さんの話もだけど凄いなママチャリ!
うーん。いわゆる「おせっかい」なとこのある子だったんだと思いますね。あんまり思ったことを我慢できないタイプでした。
また、どういうわけか不良とか強い子に好かれるところがあって(西条くんや孝昭君みたいな)そういうことをしても、あまり不利な立場に落ちなかったってのが強みでした。
そうでなくてもできたかどうか、となると、よくわかりません。
>かわはぎさん ネタバレあり
> 「出来るけれど、やりたくない」
「やりたいけど、出来ない」
では、かなり違うんだろうなぁ。
これはまるで違いますね。
やがてこれが切羽詰まって来ます。
>ぷにょんくん
>ママチャリ君のライン引きに感心してしまいました。小学生なのにすごいや。
小学校時代に考えていたことって、実はあまり中学のときと差がなかったように思います。
ませてましたね~。相手サリーちゃんだったけど。
>さっちゃん
>あたいは9歳のとき父を病気で亡くしました。
それを知っているはずの担任が、ある時、父の日のためにお父さんの似顔絵を書く課題を出しました。
あたいは、何も言わずに真っ白な画用紙を見つめていました。
ぼくちゅうメンバーには、西条くん以外にも、実はお父さんのない子(実際にですね)がいて、同じような話がありました。
言葉ってカミソリですよね。
でもよく我慢したねー。えらいよ。
>noboくん
>ちょっとちょっとくろわっさん!
すごいことが起きましたよ!!
一回目のポチで二位だったのが二回目のポチで一位になってました!!
実はそれは間違いじゃなくってですねー。『お笑い』と、『小説』と二つにエントリーしてるからなんです。
小説は1位ですが、『お笑い』は、ちょっとやっかいなのが1位におりまして奪還できずにおりました。
その2つがランダムに出て来てるんですよ。
心配してくれてありがと。
>ガンくん
>バリトンくんもこれくらい機転が利けば妙な誤解されなくて済むのに。
そうですねぇ。バリトンくん、実るといいんですけどねぇ。
>モアナさん
>優しいなママチャリ君ww小学の時そんな誰かをかばうみたいなことした記憶が無い…
これはねぇ。何度か書いていますが、心で思ったとしても、誰でも口にできるってわけではないと思いますね。
いえ。僕が特別とかそういうわけではなく。
矛先が自分には向くことがない、っていう自信がなければ、やれることではありません。
僕はそういう立場、つくれていたのでできたことなわけです。
逆に中1の和美ちゃん事件のときは、ちょっと不利になりました。
>黒さん
>ママチャリさんの小さいときを
=
チビチャリってよくないですか?笑
あはは。ミニチャリにしようかとは思っていましたが。
>ころぺこさん
>矢面に立ってでも傷ついた人に優しくできるとこ、変わって
ないんですねぇ。ママチャリくんは。
にしても先生、もっと考えてあげようよ・・・
最近の先生は、これに輪をかけたようなこと、平気でおっしゃるかた、いるみたいですね。
これは失言なので、まぁ、しょうがないです。
>兵庫のわきやん
>この頃からママチャリはやさしかったんですね
うーん。そうですね。あまり進化なかったですからね。高校まで。
>里美ちゃん
>運動したいけれど出来ないってどういう気持ちになるんでしょう。
つらいのかな。うらやましいのかな。
それはもう遊びたい盛りですから、けっこうつらいでしょう。
ちょっと後に出て来ます。
>タキママさん
コメント合戦へようこそ!
お待ちしてましたよ。
>涙がでるほど笑ってたのですが、読み進むうちに、「ぼくちゅう」のなかには、今の日本が必要とするものが、いっぱい詰まってるのがわかりました。
途中からですね。そういうことを意識し始めたのは。
ほんとはね。5章『花火盗人』書いたら、読者さん、いなくなっちゃうだろうなーって思って書いてたんですよ。
でも、そうではなくて、逆にそこから増えてくれて。
この国、すてたもんじゃないなー、って思いました。逆に。
>まだまだ、日本捨てたもんでもないなぁ♪
>こんな高校時代をすごしたヒトたちがいるんだから。
まるっきりそのまんまじゃないので、まるまる受け取られると困るのですが、とりあえずその物語を書いている人間はいます。
>瀬葉さん いらっしゃい
>小さい頃って、気持ちがストレートによく出る時期ですよね。
でもどうしてそういう気持ちになるのか、分からないことがあったなと思います。
それが今と昔の違いなのかなぁと本文とあんまり関係無いとこでしんみりしました。
子供の精神って不安定なものですからねー。
思ったことと違うことをやったり、思いもしなかったことをやってしまったり。
僕だってありました。
>Loserさん
>ただ、この時の明里ちゃんの気持ちを考えるとちょっと複雑な気もします・・・・・・。
どんなこと思ったんでしょうね。
話題はすでに千葉くんに移っていたので、みんなが救われました。
読み方は「あかりちゃん」ですね!
ありがとうございました。
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マンガの上手な、ミニチャリクン、明里ちゃんの小さなハートゲットかなぁ・・・?
女の子の友達はいても、昔の男の子はやっぱり元気に外で遊んでいる子が、ほとんどだったようなぁ・・・。
そんな中ミニチャリクンは、得意なマンガで、明里ちゃんと一緒にいてあげた、うーーーーんグレート!!!
小学4年生という年頃で
男の子の方から女の子に話し掛けて友達になるって凄いですね!
やっぱりママチャリくんは普通の男の子とは違うなと
改めて思いました。