7月◎日 あめ
ほうかご、学校の図書室で、読書をしました。
学校のせんぱいがやってきて、
「体育館のウラであそびましょう」
と言うので、
「きょうは本を読みたいから図書室でおとなしくしてます」
と、答えたら
「読書とはえらいですね。なんの本ですか？」
と、いって、ぼくの読んでいる本をとりあげました。
「エロ本ですね？」
「エロ本、図書室で読んではいけませんか？」
「ダメでしょう」
「僕の勝手だと思います」
「もんどうむようです」
と、ぼくをムリヤリ体育館のウラまでつれていきました。
あんまり強引だったので、本を図書室の机においてきてしまいました。
せんぱいたちには、体育館ウラで、そのまま、お昼ねしてもらいましたが、ぼくは、そのまま下校してしまって、図書室においてきた本のことをすっかり忘れていました。
家に帰ってから思い出して、
「とてもまずいことだなぁ」と思っていたら
ぼくの悪い悪いおともだちが、電話をくれて、
その本に「せんぱいの名前を書いて、図書室の棚にもどしておいた」そうです。
持つべきものは、悪い悪いともだちです。
西条くんのケンカ日記(8)へ→
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ほうかご、学校の図書室で、読書をしました。
学校のせんぱいがやってきて、
「体育館のウラであそびましょう」
と言うので、
「きょうは本を読みたいから図書室でおとなしくしてます」
と、答えたら
「読書とはえらいですね。なんの本ですか？」
と、いって、ぼくの読んでいる本をとりあげました。
「エロ本ですね？」
「エロ本、図書室で読んではいけませんか？」
「ダメでしょう」
「僕の勝手だと思います」
「もんどうむようです」
と、ぼくをムリヤリ体育館のウラまでつれていきました。
あんまり強引だったので、本を図書室の机においてきてしまいました。
せんぱいたちには、体育館ウラで、そのまま、お昼ねしてもらいましたが、ぼくは、そのまま下校してしまって、図書室においてきた本のことをすっかり忘れていました。
家に帰ってから思い出して、
「とてもまずいことだなぁ」と思っていたら
ぼくの悪い悪いおともだちが、電話をくれて、
その本に「せんぱいの名前を書いて、図書室の棚にもどしておいた」そうです。
持つべきものは、悪い悪いともだちです。
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