それは、僕たちの卒業も近い、12月のことでした。
「なんかよ!また戦隊ショーが来るんだぜ!」
西条くんの報告で、アジト教室がわきました。
「ひょっとして弥生さんかな?」
「まさかぁ。もう就職してんだぜ?」
しかし、西条くん、
「それがよ。先週はY市だったんだが、敵はモモレンジャーが倒したんだ」
「モモレンジャーが倒したぁ?」
「ウワサじゃ連戦連勝らしいぜ」
連戦連勝ぉ~?モモレンジャーがぁ~?
どうも聞き覚えのある話です。
やっぱり弥生ちゃん???
「これがまぁ、かなりいろっぺーらしいんだ」
「モモレンジャーが?」
「アオレンジャーがいろっぺー戦隊なんかヤだろ?」
「それもそうだ」
というわけで、みんなで戦隊ショーにおもむきました。
なつかしいスーパー。
あのステージで、弥生モモレンジャーが大活躍していたのが、つい昨日のように思い出されます。
トァ!
ウワ~~~!
「やっぱ弥生さんじゃねーじゃねーのか?」
「いや・・・ちがうだろさすがに・・・・」
みんなどこかに、その期待がなかったか?と言えば、ウソになります。
「ちがう。弥生さんは、あんなに貧乳じゃねぇ」
「貧乳って・・・久保・・・・」
食い入るようにモモレンジャーを見ているうちに、
「でもけっこう色っぺ」
「ウェスト細っ!」
「ホントだなぁ~~~」
「ちっちゃいお尻もいい!」
徐々に観点が変わって行くのは、男子高校生には、いたしかたのないこと。
ジェミー、
「そいじゃ、エールしましょう!」
え・・・エール?
「モ~モレンジャ~~~~~~!!!」
ああ・・・・恥ずかしい・・・。
いっしょにいたくない・・・・。
ところが。
モモレンジャー、怪人そっちのけで、つかつかとステージを降りてまいりますと、
僕たちの目の前まで来て、
「どこ見てんのよっ!!このドスケベどもがぁ!!」
「あ?」「え?」「は?」
そ・・・・・その声はー・・・・・・・・・
花ちゃん???
「なんかよ!また戦隊ショーが来るんだぜ!」
西条くんの報告で、アジト教室がわきました。
「ひょっとして弥生さんかな?」
「まさかぁ。もう就職してんだぜ?」
しかし、西条くん、
「それがよ。先週はY市だったんだが、敵はモモレンジャーが倒したんだ」
「モモレンジャーが倒したぁ?」
「ウワサじゃ連戦連勝らしいぜ」
連戦連勝ぉ~?モモレンジャーがぁ~?
どうも聞き覚えのある話です。
やっぱり弥生ちゃん???
「これがまぁ、かなりいろっぺーらしいんだ」
「モモレンジャーが?」
「アオレンジャーがいろっぺー戦隊なんかヤだろ?」
「それもそうだ」
というわけで、みんなで戦隊ショーにおもむきました。
なつかしいスーパー。
あのステージで、弥生モモレンジャーが大活躍していたのが、つい昨日のように思い出されます。
トァ!
ウワ~~~!
「やっぱ弥生さんじゃねーじゃねーのか?」
「いや・・・ちがうだろさすがに・・・・」
みんなどこかに、その期待がなかったか?と言えば、ウソになります。
「ちがう。弥生さんは、あんなに貧乳じゃねぇ」
「貧乳って・・・久保・・・・」
食い入るようにモモレンジャーを見ているうちに、
「でもけっこう色っぺ」
「ウェスト細っ!」
「ホントだなぁ~~~」
「ちっちゃいお尻もいい!」
徐々に観点が変わって行くのは、男子高校生には、いたしかたのないこと。
ジェミー、
「そいじゃ、エールしましょう!」
え・・・エール?
「モ~モレンジャ~~~~~~!!!」
ああ・・・・恥ずかしい・・・。
いっしょにいたくない・・・・。
ところが。
モモレンジャー、怪人そっちのけで、つかつかとステージを降りてまいりますと、
僕たちの目の前まで来て、
「どこ見てんのよっ!!このドスケベどもがぁ!!」
「あ?」「え?」「は?」
そ・・・・・その声はー・・・・・・・・・
花ちゃん???
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