← ← ← ← ←
「早乙女ぇ!まさかこんなとこで、また会えるとはなぁ」
「いやぁ・・・・北でお金に困ったかたがいらっしゃれば北。南に小銭が足りないってかたがいらっしゃれば南・・・」
「け。そんな上等なもんじゃねぇだろうが!トイチがよ!ずいぶんとエラくなったよーじゃねーか?え?早乙女さんよぉ」
<トイチ=10日で1割の金利をつける街金のこと>
「おかげさまでー。ま、カタギの会社で言えば営業部長つったとこでしょうかぁ・・・・。ぼっちゃんもご立派になられて」
「まーなんでもいいや。ここで会ったが百年目」
「いえ。まだ2年くらいしか経ってません」
「そうだっけ?」
「まだ百年までは・・・・」
「98年くらいまけろや」
「くらい、って・・・・全体の98%ですけど?まぁ、坊ちゃんがそうおっしゃるなら・・・」
「まだチンケな示談屋と組んでんのか?え?総務課長」
「営業部長ですけど・・・・。いや。今回は関係ねーです。ご紹介たまわったってだけで・・・・」
「じゃ、悪いこと言わねーから、ここのスタンドからは手を引け。経理係長」
「営業部長です。それがですねぇ。ここは坊ちゃんちの時とちがって、まだ元金に達してませんでー・・・・」
「そいじゃ、ウチに譲れ。第二営業主任!」
「だから営業部長・・・。第二ってどこから?」
「よし!キマリ!」
「いや、キマリって・・・。坊ちゃんもご存知のように、この世界にゃ、仁義とかナワバリってのがございます。それに、こう言っちゃなんですが、鈴白サンとこは、金融はトーシローじゃ・・・?」
「問答無用です!」
「どえ~~~~~~~~~~~!」
→ → → → →
西条くんの告白によって、おおまかなことはわかりました。
親が失踪すれば、娘がつけ狙われるのは、裏業界では常識的なことだったのに、
学校帰りを狙われなかったのも、住んでいるところがバレなかったのも、実は、ケンイチお兄さんがいたため、手を出せなかったのです。
ケンイチお兄さんには、それだけの「リキがある」ということでしょう。
まぁ、西条くんの兄弟子ですから。なんとなくわかります。
示談屋は、おそらく顔の知れていない手下を動かした。
「それが小川だ・・・。まちがいない」
寿司は4人前でした。
そこにおそらく示談屋本人がいる・・・。
ここで謎なのは、身を潜めていたのが、なぜ突然動き出したか、です。
僕がようやく弥生ちゃんと直接会えたのは、日曜日の直前。
「いいか?会わせてやるから、口説くんじゃねーぞ?」
「わかってるって!雲Dがいばるな!」
「なんだとお!」
刻一刻と事態は動いているはずなのに、毎度のタイムロスに、僕は相当にイラついていました。
弥生ちゃんが、僕よりも、久保くんをはるかに信頼している、ということにも、実はかなり不満だったのですが。
「そう・・・・でしたか。西条さんが・・・・」
「ええ。でも、まだまだわからないことがあります。それを教えてほしいんです」
すると、弥生ちゃんは、今まで接したどの女性ともちがう返答をしました。
「知ってどうなさるんですか?」
「どうするって・・・・」
「もともと親の夜逃げなどというものは、他人様に楽しく話せることではありません。まして見ず知らずの年下の男性に」
「う・・・・」
いかにも頭のいい彼女らしく、スキのない答えでした。
彼女には、僕は「お子様」にしか見えていなかったのです。
「でも、小川って人は弥生さんを、まだ付けねらってるんですよ?」
「心配していただくお気持ちはうれしいですが、高校生のかたがどうこう動いて、どうなるものでもありません」
いちいちもっともです。
駐在さんなんかより、はるかに説得力がありました。
おまけで、
「おもしろ半分で首をつっこまないで」
とまで、言われてしまいました。
「父がわたしを遠い所に置いたのは、それだけ現場が壮絶だったからです。それを、高校生風情でどうこうなると思ってらっしゃるんですか?」
やはり信用がありません。
これもごもっとも。
僕は。
「思ってます」
「え?」
「どうこうなると思ってます。今までも僕たちはそうしてきた」
「・・・・・」
「弥生さんには関係ない。西条ひとりで闘わせるわけにはいきません。僕たちは・・・ずっとそうして来たんです」
「・・・・・」
「たとえ相手が誰であっても。やれるだけやって倒れるなら、西条と一緒に倒れたい。それが・・・・」
「友情だから」と言おうとして、僕は『友情』という単語の気恥ずかしさに、言葉を止めました。
そんな立派なもんじゃないかも知れない。
でも、西条は、僕が同じ立場に陥っていたなら、きっと同じことを言う。
弥生ちゃんは、ようやっと少し緩んだ表情を見せると、
「男の子って・・・。ステキですね」
「え?」
「私も。今度生まれる時は男の子がいいなぁ・・・・」
「え?」
そして、
「じゃぁ、話します。でも約束してください。絶対あぶないことはしないって」
「ええ・・・・」
「西条さんにも」
「わかりました」
そう約束させてから、事の次第を話し始めました。
「スタンドの経営がたちいかなくなったのは、オイルショックの余波が主な原因で、示談屋さんはあまり関係ありません」
「そうなんですか?」
「ええ。示談屋さんがタカってたのは、それこそ月々のこづかい程度だったと思います」
なるほど・・・。金ヅル・・・か。
「でも、父はもともと経営には不向きな人でした。どっちかって言えば芸術肌で・・・」
「スタンドの経営っていうのは、ほとんどどこでも元売りの言うがままです。そういう意味では、サラリーマンよりもずっと自由度がありません。保険を始めたのも、元売りに言われてですから」
「オイルショックで経営が圧迫されてきて、父は、すぐに街金に手を出しました。メインバンク(主要取引銀行)は、元売りの系列ですから、元売りに経営の悪化が伝わるのを恐れたのでしょう」
ガソリン元売りも、保険会社と同様、系列があります(三菱石油が三菱グループ、三井が三井銀行といった具合)が、実際には、そんなに横のつながりはなく、経営状況をいちいち報告することはありません。
これも、当時のメインバンク制度(1社1銀行)が生み出した奇妙な神話のようなものでした。
ただし、市中金融に手を出せば話は別で、今ほど情報管理がしっかりしていないので、よからぬ手形(街金のものなど)があれば、その情報はすぐに走りました。
つまり、スタンドの社長(弥生ちゃんのお父さん)は、知らずにまったく逆効果の行為をしてしまったことになります。
それが結局、スタンドをつぶし、ご両親は弥生ちゃんを残して「夜逃げ」することになるのですが。
ここに思わぬ助けが現れます。
交通事故詐欺を追いかけていたケンイチお兄さんです。
弥生ちゃんは、ケンイチお兄さんのことを『足長おじさん』と呼びました。
「その人が、両親に逃げ方を指南してくださったんです」
「逃げ方?」
「ええ。その後にすぐ私の所にやって来て。しばらくは親と連絡をとるな、と・・・。あと学校には、1週間行くなって・・・」
その間に、ケンイチお兄さんは、弥生ちゃん周りのガードを固めました。
「でも。ご両親の居場所は、実はご存知なんでしょ?」
それがグレート井上くんの推理でした。
「それは・・・・」
能弁だった弥生ちゃんが言葉に詰まりました。
僕たちには、親を捜すために劇団をやっている、と教えていたからです。
「それは、半分本当です。ずっと後なんです。わかったのは」
「そうなんですか?」
「でも、おじさまは劇団も戦隊ショーもやめるな、って。探すのをやめたと同時に、見つかったことがわかるから、って・・・・」
なるほど・・・。
探すのをやめた、ということは、連絡がとれた、ということ。
まんまと明かすわけにはいきません。
僕らになんか、軽々しく話せるはずもありません。
そしてもうひとつの理由がありました。
「示談屋は必ずそこに現れるからって。ショーに一緒に出て下さったりしたんですよ?」
「え!ケン・・・足長おじさんが!?」
「ええ。ゴレンジャーショーの怪物役で」
「えええええええ!」
「でも・・・おじさまが出ると、怪物がゴレンジャー全部やっつけちゃうんで・・・・」
怪物が・・・ゴレンジャーを・・・・。
えらいショーです・・・。
「毎度毎度モモレンジャーにだけやられる怪物って・・・ヘンでしょ?ウフフ」
ヘンです。
てか、それでショーになるのか?
「それであっと言う間にクビになっちゃって・・・」
そりゃクビになるわ・・・・・。
モモレンジャーにしかやられない怪物。他の戦隊はボロボロ。
「でも。ほら。あの日?えっと子供たちと出会った日」
「あ!めぐみちゃんたいと行ったゴレンジャーショー!」
「ええ。あの日を最後に、突然、おじさま、どこにも見えられなくなったんです」
あ・・・・。
たぶん・・・・高知署入ったんだ・・・・・。
「え?ってことは、あのショーの時はいたんですか?」
「いらっしゃってましたよ?後ろのほうに。もうクビになってましたから。ウフフ」
そっか・・・・。
あの時は、僕が西条くんの代わりに子供たちを引き受けました。
もし、あの時、西条くんがいたら・・・・・・。
悔やまれます。
「たぶん、あの日、示談屋さんを見つけたんだ、と思うんですよね。私も探したんですが」
そっかぁ。あの時、弥生ちゃんは、僕たち以前に・・・・。
ケンイチお兄さんを探してたんだ・・・・。
謎が解けた!
「そうそう。こないだのキジマ・・・さん?」
「ええ!やっぱり知ってるんですか!? キジマタクロウ」
「確証はないんですが・・・・。あの事故を起こした人じゃないかしら?」
「加害者?」
<今夜、実験5!>



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「早乙女ぇ!まさかこんなとこで、また会えるとはなぁ」
「いやぁ・・・・北でお金に困ったかたがいらっしゃれば北。南に小銭が足りないってかたがいらっしゃれば南・・・」
「け。そんな上等なもんじゃねぇだろうが!トイチがよ!ずいぶんとエラくなったよーじゃねーか?え?早乙女さんよぉ」
<トイチ=10日で1割の金利をつける街金のこと>
「おかげさまでー。ま、カタギの会社で言えば営業部長つったとこでしょうかぁ・・・・。ぼっちゃんもご立派になられて」
「まーなんでもいいや。ここで会ったが百年目」
「いえ。まだ2年くらいしか経ってません」
「そうだっけ?」
「まだ百年までは・・・・」
「98年くらいまけろや」
「くらい、って・・・・全体の98%ですけど?まぁ、坊ちゃんがそうおっしゃるなら・・・」
「まだチンケな示談屋と組んでんのか?え?総務課長」
「営業部長ですけど・・・・。いや。今回は関係ねーです。ご紹介たまわったってだけで・・・・」
「じゃ、悪いこと言わねーから、ここのスタンドからは手を引け。経理係長」
「営業部長です。それがですねぇ。ここは坊ちゃんちの時とちがって、まだ元金に達してませんでー・・・・」
「そいじゃ、ウチに譲れ。第二営業主任!」
「だから営業部長・・・。第二ってどこから?」
「よし!キマリ!」
「いや、キマリって・・・。坊ちゃんもご存知のように、この世界にゃ、仁義とかナワバリってのがございます。それに、こう言っちゃなんですが、鈴白サンとこは、金融はトーシローじゃ・・・?」
「問答無用です!」
「どえ~~~~~~~~~~~!」
→ → → → →
西条くんの告白によって、おおまかなことはわかりました。
親が失踪すれば、娘がつけ狙われるのは、裏業界では常識的なことだったのに、
学校帰りを狙われなかったのも、住んでいるところがバレなかったのも、実は、ケンイチお兄さんがいたため、手を出せなかったのです。
ケンイチお兄さんには、それだけの「リキがある」ということでしょう。
まぁ、西条くんの兄弟子ですから。なんとなくわかります。
示談屋は、おそらく顔の知れていない手下を動かした。
「それが小川だ・・・。まちがいない」
寿司は4人前でした。
そこにおそらく示談屋本人がいる・・・。
ここで謎なのは、身を潜めていたのが、なぜ突然動き出したか、です。
僕がようやく弥生ちゃんと直接会えたのは、日曜日の直前。
「いいか?会わせてやるから、口説くんじゃねーぞ?」
「わかってるって!雲Dがいばるな!」
「なんだとお!」
刻一刻と事態は動いているはずなのに、毎度のタイムロスに、僕は相当にイラついていました。
弥生ちゃんが、僕よりも、久保くんをはるかに信頼している、ということにも、実はかなり不満だったのですが。
「そう・・・・でしたか。西条さんが・・・・」
「ええ。でも、まだまだわからないことがあります。それを教えてほしいんです」
すると、弥生ちゃんは、今まで接したどの女性ともちがう返答をしました。
「知ってどうなさるんですか?」
「どうするって・・・・」
「もともと親の夜逃げなどというものは、他人様に楽しく話せることではありません。まして見ず知らずの年下の男性に」
「う・・・・」
いかにも頭のいい彼女らしく、スキのない答えでした。
彼女には、僕は「お子様」にしか見えていなかったのです。
「でも、小川って人は弥生さんを、まだ付けねらってるんですよ?」
「心配していただくお気持ちはうれしいですが、高校生のかたがどうこう動いて、どうなるものでもありません」
いちいちもっともです。
駐在さんなんかより、はるかに説得力がありました。
おまけで、
「おもしろ半分で首をつっこまないで」
とまで、言われてしまいました。
「父がわたしを遠い所に置いたのは、それだけ現場が壮絶だったからです。それを、高校生風情でどうこうなると思ってらっしゃるんですか?」
やはり信用がありません。
これもごもっとも。
僕は。
「思ってます」
「え?」
「どうこうなると思ってます。今までも僕たちはそうしてきた」
「・・・・・」
「弥生さんには関係ない。西条ひとりで闘わせるわけにはいきません。僕たちは・・・ずっとそうして来たんです」
「・・・・・」
「たとえ相手が誰であっても。やれるだけやって倒れるなら、西条と一緒に倒れたい。それが・・・・」
「友情だから」と言おうとして、僕は『友情』という単語の気恥ずかしさに、言葉を止めました。
そんな立派なもんじゃないかも知れない。
でも、西条は、僕が同じ立場に陥っていたなら、きっと同じことを言う。
弥生ちゃんは、ようやっと少し緩んだ表情を見せると、
「男の子って・・・。ステキですね」
「え?」
「私も。今度生まれる時は男の子がいいなぁ・・・・」
「え?」
そして、
「じゃぁ、話します。でも約束してください。絶対あぶないことはしないって」
「ええ・・・・」
「西条さんにも」
「わかりました」
そう約束させてから、事の次第を話し始めました。
「スタンドの経営がたちいかなくなったのは、オイルショックの余波が主な原因で、示談屋さんはあまり関係ありません」
「そうなんですか?」
「ええ。示談屋さんがタカってたのは、それこそ月々のこづかい程度だったと思います」
なるほど・・・。金ヅル・・・か。
「でも、父はもともと経営には不向きな人でした。どっちかって言えば芸術肌で・・・」
「スタンドの経営っていうのは、ほとんどどこでも元売りの言うがままです。そういう意味では、サラリーマンよりもずっと自由度がありません。保険を始めたのも、元売りに言われてですから」
「オイルショックで経営が圧迫されてきて、父は、すぐに街金に手を出しました。メインバンク(主要取引銀行)は、元売りの系列ですから、元売りに経営の悪化が伝わるのを恐れたのでしょう」
ガソリン元売りも、保険会社と同様、系列があります(三菱石油が三菱グループ、三井が三井銀行といった具合)が、実際には、そんなに横のつながりはなく、経営状況をいちいち報告することはありません。
これも、当時のメインバンク制度(1社1銀行)が生み出した奇妙な神話のようなものでした。
ただし、市中金融に手を出せば話は別で、今ほど情報管理がしっかりしていないので、よからぬ手形(街金のものなど)があれば、その情報はすぐに走りました。
つまり、スタンドの社長(弥生ちゃんのお父さん)は、知らずにまったく逆効果の行為をしてしまったことになります。
それが結局、スタンドをつぶし、ご両親は弥生ちゃんを残して「夜逃げ」することになるのですが。
ここに思わぬ助けが現れます。
交通事故詐欺を追いかけていたケンイチお兄さんです。
弥生ちゃんは、ケンイチお兄さんのことを『足長おじさん』と呼びました。
「その人が、両親に逃げ方を指南してくださったんです」
「逃げ方?」
「ええ。その後にすぐ私の所にやって来て。しばらくは親と連絡をとるな、と・・・。あと学校には、1週間行くなって・・・」
その間に、ケンイチお兄さんは、弥生ちゃん周りのガードを固めました。
「でも。ご両親の居場所は、実はご存知なんでしょ?」
それがグレート井上くんの推理でした。
「それは・・・・」
能弁だった弥生ちゃんが言葉に詰まりました。
僕たちには、親を捜すために劇団をやっている、と教えていたからです。
「それは、半分本当です。ずっと後なんです。わかったのは」
「そうなんですか?」
「でも、おじさまは劇団も戦隊ショーもやめるな、って。探すのをやめたと同時に、見つかったことがわかるから、って・・・・」
なるほど・・・。
探すのをやめた、ということは、連絡がとれた、ということ。
まんまと明かすわけにはいきません。
僕らになんか、軽々しく話せるはずもありません。
そしてもうひとつの理由がありました。
「示談屋は必ずそこに現れるからって。ショーに一緒に出て下さったりしたんですよ?」
「え!ケン・・・足長おじさんが!?」
「ええ。ゴレンジャーショーの怪物役で」
「えええええええ!」
「でも・・・おじさまが出ると、怪物がゴレンジャー全部やっつけちゃうんで・・・・」
怪物が・・・ゴレンジャーを・・・・。
えらいショーです・・・。
「毎度毎度モモレンジャーにだけやられる怪物って・・・ヘンでしょ?ウフフ」
ヘンです。
てか、それでショーになるのか?
「それであっと言う間にクビになっちゃって・・・」
そりゃクビになるわ・・・・・。
モモレンジャーにしかやられない怪物。他の戦隊はボロボロ。
「でも。ほら。あの日?えっと子供たちと出会った日」
「あ!めぐみちゃんたいと行ったゴレンジャーショー!」
「ええ。あの日を最後に、突然、おじさま、どこにも見えられなくなったんです」
あ・・・・。
たぶん・・・・高知署入ったんだ・・・・・。
「え?ってことは、あのショーの時はいたんですか?」
「いらっしゃってましたよ?後ろのほうに。もうクビになってましたから。ウフフ」
そっか・・・・。
あの時は、僕が西条くんの代わりに子供たちを引き受けました。
もし、あの時、西条くんがいたら・・・・・・。
悔やまれます。
「たぶん、あの日、示談屋さんを見つけたんだ、と思うんですよね。私も探したんですが」
そっかぁ。あの時、弥生ちゃんは、僕たち以前に・・・・。
ケンイチお兄さんを探してたんだ・・・・。
謎が解けた!
「そうそう。こないだのキジマ・・・さん?」
「ええ!やっぱり知ってるんですか!? キジマタクロウ」
「確証はないんですが・・・・。あの事故を起こした人じゃないかしら?」
「加害者?」
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- 関連記事
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- 銀河戦隊クボレンジャー 第101話
- 銀河戦隊クボレンジャー 第100話
- 銀河戦隊クボレンジャー 第99話
キジマタクロウ……
えらいことに……
もしかして初めての1番
98年くらいまけろってw
祝100話!
いいですね~、問答無用ですw
弥生さんさすがは高専生・・・・・
なんかすごいことになってますね。
ショーの悪役怪獣ケンちゃん…
容赦なさそうですね(笑)
いよいよですね~。。
それからそれから・・・
ついにキジマタロウ出ましたね
うぉっ。またまた、じらすんだから。
そ、それからそれから?
おくれた~
祝100話!!
だいぶな謎が解けてきたな~
早乙女さん・・おつかれさまです(笑)
少しずつ謎が・・・でもまだ核心にはたどり着いていない・・・はらはらどきどきします。
100話おめでとうございます。
ケンちゃんとニアミスだったんですね!
今まで、ママチャリの立場から読んでいたので、弥生ちゃんの最初の反応が新鮮でした。確かに、最近知り合った年下の高校生に話すようなことじゃないですからね。
でも最後には弥生ちゃんにもわかってもらえて、ちゃんと話を聞くことができてよかったです。
大分ママチャリの中でも話がつながってきたんですよね。これなら恵ちゃんにも対抗できますね!
100話、すごいですね。
どんどんおもしろくなってきて続きも実験も楽しみです。
ツイッターでお知らせしてくれるのですぐ見れました!
あーはやくケン兄に会いたい!
祝100話
お疲れ様です。
お久しぶりです、早乙女さん(笑)
おめ100でとう(((o(*゜▽゜*)o)))
99話の「100話へ→」をクリックしたら、前の解説に飛んじゃいました…。
ケンちゃんもすてきですが
西条くんもすてきですが
やっぱりママチャリさんもすてきですね。
祝100話!!おめでとうございます!!今日の実験も楽しみです♪
くろわっさん、いつもありがとうございます!!
祝100話です~ すごいすごいほんとこんなに
書けるなんて、くろわっさん、すごいです。
ちゃちゃがはいってこの一話読むのに30分かかっちゃった。
さぁ、どんどん役者が揃ってきますね。
どうなる、どうなる~です。
100話おめでとうございます!!
そしてお疲れ様です!!
ん~~~
ムツカシクなってきますたなぁ。
でも弥生ちゃんに信じてもらえてよかった!
は~、密度が濃い!
弥生ちゃん、言ってくれるかな~と思っていたら、
ちゃんと教えてくれましたね。
出だしのケンちゃんと早乙女さんの掛け合いは漫才ですね(笑)。
西条くんの「問答無用です」のルーツ?
おっと、忘れてました。
100話おめでとうございます&お疲れ様です。
クボレンジャーもとうとう100話到達!
おめでとうございます~!!
確かに、親の夜逃げの話なんて、
年下のほとんど初対面の男子に打ち明けられませんよね。
それも、打ち明けたってどうなるものとも思えないし、
何とかしようと思えば危ない橋を渡ることになるのが
目に見えてるのならなおさらです。
でも。
このとき、ママチャリくんが言った、
「西条ひとりで闘わせるわけにはいきません。僕たちは・・・・・ずっとそうしてきたんです」
このひとことが、弥生さんの心のなかの何かを
ぐいっと動かしたのでしょうね。
謎だったことが次々明らかになるにつれ、
ママチャリくんの頭の中でも
作戦が練られていくのでしょうね。
キジマタクロウなる人物にも、もう少しで届きそう。
ママチャリくん、西条くん、頑張って!
いいですね~
どんどん展開がすすんでいく~
早乙女さん、また絡んでたんですね。
でも早乙女さんでよかった、というか。
ええと、早乙女さんは街金だから、示談屋じゃーないのか。
まだ示談屋の正体は謎なんですね。。。
キジマタクロウ、そろそろわかるんですね。
ドキドキ。
祝!100話!おめ!
とうとう雲Dレンジャーも、100話突入ですね!
弥生ちゃんの言ってること、もっともと言えばもっとも…
だけど、そのおもしろ半分ではない「友情」が、しっかり弥生さんに届いたかな?
キジマタクロウまであと一歩!
ドキドキします…!
あ~~色々と繋がってきましたね!
ママチャリくん、格好良いなぁ~
100話おめでとうございます!!祝賀会はいつ・どこで?^^
キジマタクロウって加害者!?
100話達成、おめでとうございます!
弥生ちゃんの反応があまりにも当然過ぎて、不意を突かれました。ずっとママチャリさん視点だったので。
確かに初対面の人に話すようなことではないですし、ましてや高校生、信用ならないのは当然ですよね。
でも「男の子って。…ステキですね」の台詞に、どこか安堵しました。
それにしても早乙女さん、大変ですよね(笑)。
百話おめでとうございます!!
ケンちゃんはまさかの高知署ww
かっこいい。。。
ついに出た!
キジマタクロウ
どうなるんだ?
モモレンジャーにだけやられる
悪役って・・・ちょっと見てみたい気もします
きっと、西条君でも同じだろうな
100話おめでとうございます!!!
怒濤の連続アップですね。
フィナーレも近い?
12〜13章のときは子ども目線でワクワクしながら読んでましたが、今章ではなんか心配しながら読んでます。
作戦の中心がママチャリくんじゃないからかな?
実験5楽しみにしています。
98年くらいまけろや」てっ けんちゃん無理言ってますね
そして早乙女さんはやられちゃったんですね
謎解きが始まりましたね
先が楽しみです
ややこしや、ややこしや~。
むかしも今も切ないほどに……
くろわっさん
ラストスパート頑張って下さいませ。
祝100話!
弥生さんが言うのは当然のことなんだけど、
そこでママチャリくん
「弥生さんには関係ない。西条ひとりで闘わせるわけにはいきません。僕たちは…ずっとそうして来たんです。」
「例えば相手が誰であっても、やれるだけやって倒れるなら、西条と一緒に倒れたい。」
もぅ、格好イイ!
和美ちゃんじゃなくても惚れます!!
100話 おめでとうございます。
家庭の事情ってお遊び程度としか関わってない高校生にやすやす話せるものじゃないですよね。
弥生さんに関係ない、西条くん一人だけ戦わせる訳にはいかない。今までもそうしてきたんだ。 そう言い切るママチャリくんはカッコイイです。友情以上の絆ですよね。弥生さんと同じで男子ってうらやましいです。
ケンちゃんは怪物役になって弥生さんを守ってたんだ。 西条くんママチャリくんと代わらなければ早く解決出来たかも知れないのに。
もうすぐフィナーレ 結末が楽しみです。
良いことしてるじゃん。ケンイチ兄ちゃんも
100話おめでとうございます。
そしてお疲れ様です。
キジマタクロウが加害者か。
年下の高校生に教えるような内容ではないですよね…
でもママチャリの言ったことが弥生さんに伝わり、心を動かしたんでしょうね
ついにキジマタクロウの正体が…!
なるほど。なるほど
謎が解けてきました
西条があの場にいればなー
むずい・・・・・・
100達成おめでとうございます~
今夜の実験テスト勉強でいけそうもありません。
残念
ケンちゃんかっけーなあ~~~!
なんかもう、上のやり取りと同じ人物には見えないほどやさしいな~。
ケンちゃんかっけーなあ~~~!
なんかもう、上のやり取りと同じ人物には見えないほどやさしいな~。
「クボレンジャー」100話達成おめでとうございま~す!
P.S.
上の投稿はミスです。ごめんなさいorz
祝100話ですね!!!
これからも続き楽しみにしてます☆
ママチャリ、めっちゃカッコイイじゃないですか♪
さすがママチャリです☆
でも、保険の話、難しい・・・
さっぱり分からん・・・
100話おめでとう!
七夕リクだったのにすごいっすね
青の文字の時はケンちゃんはまだ鈴白として働いて(?)いたんですか
百話おめでとうございます!
モモレンジャーにしかまけないって、さすがケンちゃん(笑)
キジマタクロウ。とうとう、うっすらと仕組みが見えてきましたね。
ダークな部分を書くことは、気が張るし大変でしょうけど
くろわっさん、頑張って。
こんなスゴイ人生、ここを見ることで「一緒に味わえる」気分で
はらはらドキドキわくわく、幸せをかみしめてます。(*^。^*)
祝100話目!!
モモレンジャーにしか負けない怪物って・・・
ケンちゃんさすが!w
祝
でも保険の話難しいです
100話、おつかれさまです
弥生さんの話でマスカレードの時のケンちゃんと妙子叔母さんのシーンを思い出しました。
優しさも西条君の師匠?兄弟子?なんですね。
キジマタクロウが誰なのか分かってきましたね。
相手の事も更に少し分かってきたし、いよいよ具体的な作戦が動き出すのかな?
楽しみです。
100話読んでだいぶこの話が理解できました!!
モモレンジャーにしかやられない怪物興味あるなー
実験5、楽しみにしてますね
七夕のなのに、100話になりましたね(笑)ケンちゃん、あの時いたんですね・・・。
久保一族がモモレンジャーばっか応援してっからよく分かりませんでした。
ケンイチ兄ちゃんかっこいい❤
モモレンジャーにしかやられない怪物って、営業の人にはいい迷惑ですね
でも見てみたいな~
ついにクボレンジャーも100話ですね。お疲れさまです。弥生さんが重い口を開いてくれたおかげで、全体像がだいぶ見えてきました。
それにしても、西条くんはもっと早くケンイチ兄ちゃんに会えてたかもなんですね
100話ですね!
ママチャリたちの友情が伝わってよかったです。弥生さんに信用されて話をきくことができて。
キジマタクロウは早乙女さんの手下ってこと?
初コメです
和美ちゃんの方も早くよみたいです(^-^)
祝100話!!
ストーリーも本筋にどんどん入ってきて、ハラハラしますッッ
「ぼくらはいつもそうしてきた 」っていうセリフ、
「神様への挑戦状」で井上君が澪ちゃんに言ったのと同じですね。
この言葉好きです。
心霊研究会のリーダーは西条君ですもんね!!
う~ん、難しい~
でもワクワクします~
ラジボーさん
いらっしゃいませ~♪
よろしくね~♪
ママチャリと西条くんの友情は素晴らしいですね。
ケンちゃんが怪獣やったらそりゃ強いわ・・・
久しぶりにぼくちゅう登校だーママチャリかっけーけど難しい・・
ラジボーさんはじめましていっしょにぼくちゅう盛り上げましょう(*^-^) 連コメすいません
弥生ちゃん。やっぱり年上って感じがします。
いよいよ佳境ってかんじですねー!
>ラジポーさん、はじめまして!
100話おめでとうございます
けんちゃんも西条くんも、ママチャリの仲間は女性に優しいですね。
私の回りの男性はそういう人が少ないから、うらやましいです。
ラジボーさん、はじめまして。
よろしくね。
百話おめでとう御座います。
しかし、ケン兄は頭が回るんだかヌケてるんだか分からないですね(^^;
>ラジボーさん いらっしゃいまし。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
弥生さん、
今までのヒロインと違って大人っぽいですね・・・(←今さら…)
もう100話ですか!! おめでとうございます!
核心に近づいてだんだん、面白くなってきましたね。
>ラジボーさん
初めまして~。
郡山啓林堂にぼくちゅう8第1刷4冊ありましたよ!!
もう100話ですね!おめでとうございます!!
ケンちゃんあのときいたなんて驚きです!!!
弥生さんに対してのママチャリのせりふ・・・かっこよすぎる!!!
100話おめでとうございます。
弥生さんに「面白半分で首を突っ込まないで」って言われてママチャリはどうするのかなと思っていたらそのあとのセリフがとってもかっこよかったです。
「西条ひとりで闘わせるわけにはいきません」とか、名言だと思います!
くろわっさん、コメ返ししてないようですがお体大丈夫ですか?
ただ寝てるだけならいいのですが(それはそれで困るか?)
実験も予定どうり行われるのでしょうか
人気ブログランキングのページが変わりました
どう変わったかはランクリしてからのお楽しみ♪
実験5のページありますが、終わっちゃいました??
それとも、始まってないんですかね・・・・
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ケンちゃん いたんですか!?
会いたいときに会えない
もどかしい です
ついに100話ですね~~
この団結力が弥生さんの暗い未来を明るくするんです!!
諸葛亮ママチャリくん、がんばれ~!
弥生さんの告白、以外なものでしたねぇ。
ケンちゃんがヒーローショーに出ていたなんてぇ、まさかママチャリさんも、気付かなかった。
「高校生風情になにが出来る???」普通の疑問ですよねぇ。なのに「出来るんです!!!」って言いきっちゃうママチャリさん、カッコエエ・・・。
おはやうございます
「問答無用です」確か西条君のケンカ相手が使ってましたね。使った方がコテンパンにされてましたが。
>ラジボーさん、はじめまして~一緒にぼくちゅう楽しんでいきまっしょいっ
21歳未満不担保で、21才の先輩が運転していた…ことが詐欺?
>ラジボーさん、
ようこそ『ぼくちゅう』ワールドへ~!
ご一緒に楽しんでまいりましょうね。
愛修羅さん
ちょっと判りにくくて充分に読み解けてない気もするのですが…
(1)19歳所有の車を所有者ではない21歳が運転して事故(事実)←これでは保険対象外でむしり取る事が出来ない
そのため、(2)19歳の所有者が運転していた事にする(虚偽)←こうすれば代理店の落ち度(記載ミス)になる為、厄介な保険会社の手も離れ代理店対加入者の係争事になり、示談金名目で金をむしり取れる
(2)の部分が詐欺と言う事かな?と。
違っていたらごめんなさいm(__)m
>名無しさん
おお!その通りです!
名無しなのがもったいない!
これは実際にあった事件です。
謎が解けてきましたね…
ラストが楽しみです
久しぶりですっ!!!
今日やっとテスト終わりました。
しばらく読んでないとぼく駐のありがたみがわかりますね。
テストやってるときにふと思ったんですが、久保くんってテストの緊張に耐えられるんですかねぇ?
100話おめでとうございます。
そういえば、「高知署」じゃなくて、「拘置所」じゃないんですか?
>ラジボーさん
はじめまして。
一緒にぼくちゅうを楽しみましょう!
長文すみません。
いつも文庫で楽しく読ませてもらっているものです。
今日はたまたHPを訪れましたが・・。
高知署?
拘置所では?
最初から読んでいないのでなんとも言えぬが・・。
それとも四国の話なのかな?
勘違いだったらごめんなさい。
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