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第7話 万引き疑惑(2)

なにもしていないのに、駐在さんに店の外まで引きずり出された僕たち。
もう店内は騒然。書店の店長さんは、なにごとかと店の外まで出て来ました。
「お、おまわりさん、その子たちがなにか?」
「いえ、こちらにおまかせください。ご心配なく!」
いやいや、ご心配なのはこっちだって!
そんな言い方したら誤解生むやろがー!!
我々のそんな気持ちも無視し、意気揚々と駐在所に向かうおまわりさん。
もう騒ぎは店の中だけではありません。そりゃ商店街を通る人、みんなビックリです。
だって、高校生が2人、おまわりさんに引きずられてんですから。そりゃ、なにごとかと思いますよ。
「テメェー!駐在!はなせ!ボケ!」
西条くんは、犯罪慣れ(?)しているせいか、捕まり方がウマい。
って、感心してる場合じゃないですよねぇ〜。
もう、この商店街歩けません。
幸いと言うか、駐在所は、この書店のはす向かいでしたので、距離はわずかに20mほど。
ふりむくと、書店の店長さんや、店にいた学生たちが、興味津々でこちらを見ていました。
ほどなく駐在所に到着し、
「座れ!」
ああ・・・なんてこのパターンの多いこと。
「テメェ!なにしやがる!」
息巻いているのは西条くん。僕はさすがにここまでの口はきけません。
すると駐在さん。やることをやってすっかり気分がいいらしく、ニコやかに
「まぁ。お茶でものんでけ」
「おちゃぁ???ザケんじゃねーぞ!俺ら、そんな暇・・・・」
と西条がどなっているさなかで
「お~い。加奈子ぉ~、お茶いれてくれ~」
奥さんをよぶ駐在さん。
「はぁ~い♡」
奥から奥さんの声。
「・・・俺ら・・・そんな暇、ありあまって困ってました」
おいおい‥‥‥西条。なんで妥協してんだよ?
奥さんがお茶を運んで来る前に、駐在さんがいきなり本論に入りました。
「おまえら、こないだはよくもやってくれたなぁ」
「応援のことですか?」
「ったりまえだ!」
「いやぁ。僕たち、日頃お世話になっている駐在さんに、なんとかエールを送りたくて」
「ふん。エロ本ありがとう、のどこがエールだ? あ?」
そこへ奥さんが僕たちの分と、3つのカップを運んで来ました。
「うふ♡ いらっしゃい。またつかまっちゃったの?」
「はい~。つかまりました~♪」
西条。なにニコニコしてんだよ・・・。
捕まった顔しろよ・・・・。さっきの怒りはどこへいった?
「うふふ♡ はい、どうぞ♡」
「いただきますぅ~~~♪」
すでにヘロヘロの西条くん。
ああ。神様。どうして「男」をこういう動物に作りたもうたのでしょう?
いかんいかん。ここは僕がしっかりしないと!
すっかり駐在ペースで事が運んでいる。
「えっと、ママちゃり君でしたっけ? あなたもどうぞ♡」
「いただきますぅ~~~♪」
直接対決というのにすっかり骨抜きの僕たち。
このまま駐在ペースですすむのか?
2章-第8話へつづく→
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第7話 万引き疑惑(2)

なにもしていないのに、駐在さんに店の外まで引きずり出された僕たち。
もう店内は騒然。書店の店長さんは、なにごとかと店の外まで出て来ました。
「お、おまわりさん、その子たちがなにか?」
「いえ、こちらにおまかせください。ご心配なく!」
いやいや、ご心配なのはこっちだって!
そんな言い方したら誤解生むやろがー!!
我々のそんな気持ちも無視し、意気揚々と駐在所に向かうおまわりさん。
もう騒ぎは店の中だけではありません。そりゃ商店街を通る人、みんなビックリです。
だって、高校生が2人、おまわりさんに引きずられてんですから。そりゃ、なにごとかと思いますよ。
「テメェー!駐在!はなせ!ボケ!」
西条くんは、犯罪慣れ(?)しているせいか、捕まり方がウマい。
って、感心してる場合じゃないですよねぇ〜。
もう、この商店街歩けません。
幸いと言うか、駐在所は、この書店のはす向かいでしたので、距離はわずかに20mほど。
ふりむくと、書店の店長さんや、店にいた学生たちが、興味津々でこちらを見ていました。
ほどなく駐在所に到着し、
「座れ!」
ああ・・・なんてこのパターンの多いこと。
「テメェ!なにしやがる!」
息巻いているのは西条くん。僕はさすがにここまでの口はきけません。
すると駐在さん。やることをやってすっかり気分がいいらしく、ニコやかに
「まぁ。お茶でものんでけ」
「おちゃぁ???ザケんじゃねーぞ!俺ら、そんな暇・・・・」
と西条がどなっているさなかで
「お~い。加奈子ぉ~、お茶いれてくれ~」
奥さんをよぶ駐在さん。
「はぁ~い♡」
奥から奥さんの声。
「・・・俺ら・・・そんな暇、ありあまって困ってました」
おいおい‥‥‥西条。なんで妥協してんだよ?
奥さんがお茶を運んで来る前に、駐在さんがいきなり本論に入りました。
「おまえら、こないだはよくもやってくれたなぁ」
「応援のことですか?」
「ったりまえだ!」
「いやぁ。僕たち、日頃お世話になっている駐在さんに、なんとかエールを送りたくて」
「ふん。エロ本ありがとう、のどこがエールだ? あ?」
そこへ奥さんが僕たちの分と、3つのカップを運んで来ました。
「うふ♡ いらっしゃい。またつかまっちゃったの?」
「はい~。つかまりました~♪」
西条。なにニコニコしてんだよ・・・。
捕まった顔しろよ・・・・。さっきの怒りはどこへいった?
「うふふ♡ はい、どうぞ♡」
「いただきますぅ~~~♪」
すでにヘロヘロの西条くん。
ああ。神様。どうして「男」をこういう動物に作りたもうたのでしょう?
いかんいかん。ここは僕がしっかりしないと!
すっかり駐在ペースで事が運んでいる。
「えっと、ママちゃり君でしたっけ? あなたもどうぞ♡」
「いただきますぅ~~~♪」
直接対決というのにすっかり骨抜きの僕たち。
このまま駐在ペースですすむのか?
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- 2章:第7話 万引き疑惑(2)
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このページですね、校正用見本
いよいよ楽しみになってきました。
>テラsan先生
おおおお。こんなとこにも出張?
改めて見ると、ケッサクだぁね、イラスト♪
くろわっさんの文字がまた、ホントーにつらそう(爆!
このイラストも入るんでしょ?
原稿にはなかってんけど。
イラストはなるべく入れて~~~ん♪
(なんかちがう・・・)
>nobuko ちゃん
入らないと思いますね。隙間がもうないんですよ。
↑ それが本についての話題なら、入っちゃいましたよというフェイントでございあす。
六番・・・・・ラッキーセブン
(もうやめよっかなぁ)
くろわっさんコメ返しヨロ^^
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実話ですか?
たぶん実話だよ。