「お、落ち付けだぁ?ここ、これが落ち着いていられるかぁ!逮捕しますよ!先生っ!」
駐在さん。あわてまくっていて、まったくおとなげがありません。
もともとおとなげない人でしたが。これほどとは。
「いや、逮捕ってあーた。・・・いえ。だいじょうぶなんですがね・・。ただ気になることが・・」。
「き、気になること!?な、なんですか!な、治せ!さぁ治せ!すぐ治せ!いま治せ!治さんと禁固10年のえん罪くらわすぞっ!」
「いや。そんなんで禁固10年は困ります。それがちょっと不思議な現象でして・・」
「え!現代医学ではどうにもならないってことですか!?あーやっぱ田舎のヤブ医者じゃダメだ!ママチャリ!大学病院つれてくぞっ!交機から10台くらいパトカー先導よぶから!いや・・いっそ道路封鎖して・・」
「・・・。おまわりさん、落ち着いて聞いてくださいね。あの子は健康体ですよ」。
「け、健康体?」
「はい。健康体です。少し体重軽いようですが」。
「あーーー。もったいぶんないでさっさと話してください!」
駐在さん・・・。駐在さんがちゃちゃいれるから聞けないんでしょ?
「おまわりさん。話しますから・・。まずその拳銃にあててる手、離してくださいね」。
僕はこの時、花火を上げるとき駐在さんが「消防署を拳銃で脅して許可証をとった」が、まんざら冗談でもなく思えて来ました。
「うん。あの子、ここに運ばれてきた時は体中に傷があったんです」。
「傷・・・。まぁ、そうかも知れません。つい先日まで虐待を受けていた子ですから」。
「虐待・・・。ふむ。それがですね。つい先日とかの新しいものじゃなくて。数年前といった感じの古傷なんですがね?ミミズ腫れみたいな」。
「数年前・・」。
「それがねぇ。今見たら消えてるんですよ。目を疑いましたが、これは事実なんです」。
「傷が・・・消えた?」
人間の体は実に不思議です。
僕がのぶくんを運ぶ時にに感じた「脳が時間をさかのぼった」というのは、おそらく間違っていなかったのでしょう。
体がそれに伴って、時間をさかのぼり、傷が表面化し、そして症状とともに消えたのだ、と、僕は推察しました。
「先生・・・」。
僕はおもいきって、のぶくんの多重人格(現:同一性障害)について、話してみることにしました。
筆跡のこと。ハーモニカのこと。そして今日おきたこと。
「多重人格・・・」。
この言葉に驚いたのは、先生だけではありませんでした。駐在さんもかなり驚ろいたようでしたが、多少は思い当たるところがあったのでしょうか。納得したように顔をうつむかせました。
「うん・・・。私は専門じゃないんですが・・」
先生はこう前置きをおくと
「実は幼児期には、けっこうある話でしてね。私も初めて聞くってわけでもないんです。学会なんかでも似たような症例報告がある」。
「それは・・治るんですか?」
「いや。そういう確立されてる病気ってわけでもないんですよ。よくわからないとこが多くてね。むしろ私がたずねたい部分が多いくらいなんですがね。ただ・・」。
「ただ?」
「子供の心っていうのはですね。実に単純なようでいて複雑なんです。新生児でおぎゃぁってみんな産まれて。みんな新しいように思えますが、その時にはすでに性格があるんですからね」。
「性格が・・・」。
「むろん。そこからいろんな体験を経て、一個の人格が形勢されていくわけですが。幼児期はこれがすさまじく不安定なんですな」。
「しかし、人間。生命を維持するためにせいいっぱいの働きをするわけです。自分を守るために、ね」。
「たとえば、頭をぶたれそうになると、人間自然に手が上にいきますな。手は傷つきますが、生命にかかわる脳は守られる。それとおんなじように、脳は、生命を守る為のことを、優先してするわけです。生きるために最善のことを」。
最善・・・・。僕は先生の話に、ただただ聴き入っていました。
「こういう症例は、大人にはなくなるみたいなんですがね。あの子の体は、あの子なりに、せいいっぱい命を守ろうとしたんでしょうな。いや。生命とは実に不思議で、偉大なもんです」。
先生の話は、実に理路整然としていて、わかりやすく、しかも心にしみるものがありました。
のぶくんの体は、脳は、のぶくんを生かすためにせいいっぱいのことをしていた。
当たり前のことなのに、僕は目頭があつくなってくるのをおさえることができませんでした。
ちょうどそこへ奥の部屋から看護婦さんが来て言いました。
「お子さん、目がさめたみたいですよ」。
僕たちはぞろぞろと列をなして、のぶくんの寝ていた部屋に入りました。
「のぶ、だいじょうぶ・・」
「シッ」
ベッドからおきあがっていたのぶくんが、指を唇にあてました。
「ミカちゃん。眠っちゃってるの・・」。
ずっとつきそっていたミカちゃん。のぶくんのベッドに顔をうずめて眠ってしまっています。
看護婦さんが静かに言いました。
「この女の子、おきるまで絶対部屋出ないって言うものですから。そのままにしてたんですけど・・。眠っちゃったのね」。
誰がかけてくれたのか、ミカちゃんには大人用のカーディガンがかけられています。
「それで・・のぶ。お前は大丈夫なのか?」
「おじちゃん・・。うん。だいじょうぶ。すっごく眠っちゃった」。
「そうか」。
「ボクね。すっごい長い夢見てた」。
「どういう夢?」
「うーん。駅みたいのがあって。右のほうが明るくって・・・左は夜なの」。
「駅?」
この、のぶくんの見た夢については、たいへん長いものですから、また後日ふれたいと思います。
これは、人間誕生の神秘を思わせる、たいへん興味深いものでした。
「じゃぁ、元気なんだな?」
「うん。どうして眠ってたか、覚えてないの」。
「ここに来たのは覚えてる?」
首をふるのぶくん。
「でも。あったかかったの。とっても」。
「ああ。それでいいんだよ。のぶ」。
西条くんが言いました。
「よかった・・・よかった・・・」。
駐在さんは、やっと安堵したように、同じ言葉を繰り返していました。
「ミカちゃん、眠っちゃってるね。ずっといてくれたんだ・・・」。
ミカちゃんは、弟リョウくんが難病であるために看病慣れしています。
おそらくこの不自然な姿勢で眠ることにも慣れているのでしょう。
その様子を愛おしそうに見つめるのぶくん。その目にちょっとだけ涙が浮かんでいるように見えました。
→ → → → → → → → → →
結局、西条君が眠ったままのミカちゃんをおぶり、小児科を出る僕たち。
「いろいろお世話になりました」。
駐在さんがお礼を言いました。
「はい・・。おだいじにね」。
「いろいろお世話かけました」。
僕たちもお礼を言いました。
「はいっ!二度と来ないでねっ!」
この違い・・・。病人運んで来ただけなのに・・・。
駐在さんは、のぶくんをシビックパトカーの助手席に乗せると
「お前ら。今日はよくやってくれた。それでな・・ママチャリ・・」
お。やった!なにかお礼にごちそうかっ!?
「はい!」
はりきって返事する僕に
「お前ら、白バイ壊したんだってな。今日の110番の件もあるし。あとで出頭しろ。調書とるから」。
げ・・・・。そっちかよ・・・・。
とにかく「登校」よりも「出頭」という言葉が馴染みの高校生だったのでした(泣)



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7章-第53話へつづく
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駐在さん。あわてまくっていて、まったくおとなげがありません。
もともとおとなげない人でしたが。これほどとは。
「いや、逮捕ってあーた。・・・いえ。だいじょうぶなんですがね・・。ただ気になることが・・」。
「き、気になること!?な、なんですか!な、治せ!さぁ治せ!すぐ治せ!いま治せ!治さんと禁固10年のえん罪くらわすぞっ!」
「いや。そんなんで禁固10年は困ります。それがちょっと不思議な現象でして・・」
「え!現代医学ではどうにもならないってことですか!?あーやっぱ田舎のヤブ医者じゃダメだ!ママチャリ!大学病院つれてくぞっ!交機から10台くらいパトカー先導よぶから!いや・・いっそ道路封鎖して・・」
「・・・。おまわりさん、落ち着いて聞いてくださいね。あの子は健康体ですよ」。
「け、健康体?」
「はい。健康体です。少し体重軽いようですが」。
「あーーー。もったいぶんないでさっさと話してください!」
駐在さん・・・。駐在さんがちゃちゃいれるから聞けないんでしょ?
「おまわりさん。話しますから・・。まずその拳銃にあててる手、離してくださいね」。
僕はこの時、花火を上げるとき駐在さんが「消防署を拳銃で脅して許可証をとった」が、まんざら冗談でもなく思えて来ました。
「うん。あの子、ここに運ばれてきた時は体中に傷があったんです」。
「傷・・・。まぁ、そうかも知れません。つい先日まで虐待を受けていた子ですから」。
「虐待・・・。ふむ。それがですね。つい先日とかの新しいものじゃなくて。数年前といった感じの古傷なんですがね?ミミズ腫れみたいな」。
「数年前・・」。
「それがねぇ。今見たら消えてるんですよ。目を疑いましたが、これは事実なんです」。
「傷が・・・消えた?」
人間の体は実に不思議です。
僕がのぶくんを運ぶ時にに感じた「脳が時間をさかのぼった」というのは、おそらく間違っていなかったのでしょう。
体がそれに伴って、時間をさかのぼり、傷が表面化し、そして症状とともに消えたのだ、と、僕は推察しました。
「先生・・・」。
僕はおもいきって、のぶくんの多重人格(現:同一性障害)について、話してみることにしました。
筆跡のこと。ハーモニカのこと。そして今日おきたこと。
「多重人格・・・」。
この言葉に驚いたのは、先生だけではありませんでした。駐在さんもかなり驚ろいたようでしたが、多少は思い当たるところがあったのでしょうか。納得したように顔をうつむかせました。
「うん・・・。私は専門じゃないんですが・・」
先生はこう前置きをおくと
「実は幼児期には、けっこうある話でしてね。私も初めて聞くってわけでもないんです。学会なんかでも似たような症例報告がある」。
「それは・・治るんですか?」
「いや。そういう確立されてる病気ってわけでもないんですよ。よくわからないとこが多くてね。むしろ私がたずねたい部分が多いくらいなんですがね。ただ・・」。
「ただ?」
「子供の心っていうのはですね。実に単純なようでいて複雑なんです。新生児でおぎゃぁってみんな産まれて。みんな新しいように思えますが、その時にはすでに性格があるんですからね」。
「性格が・・・」。
「むろん。そこからいろんな体験を経て、一個の人格が形勢されていくわけですが。幼児期はこれがすさまじく不安定なんですな」。
「しかし、人間。生命を維持するためにせいいっぱいの働きをするわけです。自分を守るために、ね」。
「たとえば、頭をぶたれそうになると、人間自然に手が上にいきますな。手は傷つきますが、生命にかかわる脳は守られる。それとおんなじように、脳は、生命を守る為のことを、優先してするわけです。生きるために最善のことを」。
最善・・・・。僕は先生の話に、ただただ聴き入っていました。
「こういう症例は、大人にはなくなるみたいなんですがね。あの子の体は、あの子なりに、せいいっぱい命を守ろうとしたんでしょうな。いや。生命とは実に不思議で、偉大なもんです」。
先生の話は、実に理路整然としていて、わかりやすく、しかも心にしみるものがありました。
のぶくんの体は、脳は、のぶくんを生かすためにせいいっぱいのことをしていた。
当たり前のことなのに、僕は目頭があつくなってくるのをおさえることができませんでした。
ちょうどそこへ奥の部屋から看護婦さんが来て言いました。
「お子さん、目がさめたみたいですよ」。
僕たちはぞろぞろと列をなして、のぶくんの寝ていた部屋に入りました。
「のぶ、だいじょうぶ・・」
「シッ」
ベッドからおきあがっていたのぶくんが、指を唇にあてました。
「ミカちゃん。眠っちゃってるの・・」。
ずっとつきそっていたミカちゃん。のぶくんのベッドに顔をうずめて眠ってしまっています。
看護婦さんが静かに言いました。
「この女の子、おきるまで絶対部屋出ないって言うものですから。そのままにしてたんですけど・・。眠っちゃったのね」。
誰がかけてくれたのか、ミカちゃんには大人用のカーディガンがかけられています。
「それで・・のぶ。お前は大丈夫なのか?」
「おじちゃん・・。うん。だいじょうぶ。すっごく眠っちゃった」。
「そうか」。
「ボクね。すっごい長い夢見てた」。
「どういう夢?」
「うーん。駅みたいのがあって。右のほうが明るくって・・・左は夜なの」。
「駅?」
この、のぶくんの見た夢については、たいへん長いものですから、また後日ふれたいと思います。
これは、人間誕生の神秘を思わせる、たいへん興味深いものでした。
「じゃぁ、元気なんだな?」
「うん。どうして眠ってたか、覚えてないの」。
「ここに来たのは覚えてる?」
首をふるのぶくん。
「でも。あったかかったの。とっても」。
「ああ。それでいいんだよ。のぶ」。
西条くんが言いました。
「よかった・・・よかった・・・」。
駐在さんは、やっと安堵したように、同じ言葉を繰り返していました。
「ミカちゃん、眠っちゃってるね。ずっといてくれたんだ・・・」。
ミカちゃんは、弟リョウくんが難病であるために看病慣れしています。
おそらくこの不自然な姿勢で眠ることにも慣れているのでしょう。
その様子を愛おしそうに見つめるのぶくん。その目にちょっとだけ涙が浮かんでいるように見えました。
→ → → → → → → → → →
結局、西条君が眠ったままのミカちゃんをおぶり、小児科を出る僕たち。
「いろいろお世話になりました」。
駐在さんがお礼を言いました。
「はい・・。おだいじにね」。
「いろいろお世話かけました」。
僕たちもお礼を言いました。
「はいっ!二度と来ないでねっ!」
この違い・・・。病人運んで来ただけなのに・・・。
駐在さんは、のぶくんをシビックパトカーの助手席に乗せると
「お前ら。今日はよくやってくれた。それでな・・ママチャリ・・」
お。やった!なにかお礼にごちそうかっ!?
「はい!」
はりきって返事する僕に
「お前ら、白バイ壊したんだってな。今日の110番の件もあるし。あとで出頭しろ。調書とるから」。
げ・・・・。そっちかよ・・・・。
とにかく「登校」よりも「出頭」という言葉が馴染みの高校生だったのでした(泣)



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7章-第53話へつづく
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- 7章-53話 君をのせて(10)
- 7章-第52話 君をのせて(9) 書き直しバージョン
- 7章-第51話 君をのせて(8)
傷が現れて消えていく・・・。人の身体って、心って、すごいものなんですね。
それだけのぶ君の心が必死で生きようとしていたということ。。
夢の内容、気になります。。。
>ちぇりーさん タナボタ一番載り
はい。この傷の話はノンフィクションです。
夢、もうすぐ掲載します。
あまり同一性障害とは関係ない(と思う)のですが、実に不思議でおもしろい話でした。
駐在さんパワーアップしちゃいましたね。やはりこちらのバージョンの方がテンポがあって良いですね。
でも、人間の体って不思議ですね。身体自体が過去にさかのぼってしまった、と言う事なんでしょうか?医学がどんなに進歩しても、未知のことがいっぱい。う~ん、奥が深いですね「ぼくちゅう」
『君をのせて』
西条君は二人目をその温かい背中に乗せました。頼もしい高校生です。
今は、いいお父さんをやっているのでしょうか。
そして人間の神秘。
現れた古い傷が消えていったこと。のぶくんが、もう、自分で自分の中のパパを作り出さなくていいというサインなのでしょうか。
あたい自信のこと。
もう戻ることは出来ないけれど、
子育て中に、感情的になって口から出た一言で、子供の心に傷をつけていないとは言い切れない自分が悔やまれます。
それでも、まっすぐ育ってくれた彼らに感謝。
やっぱり二度美味しかったなぁ!お疲れさまでした!
生きるために最善の方法を取る。人間が自分で自分を守るために作り出される。
奥が深いですね。
人は、生きるために産まれてくるのだと、改めて感じました。
さ、「出頭」ですね!楽しみだわぁ(ソッチカw
>ナイアさん
うーん。この話から昨日ありました「西条くんのデート」までは、この4倍くらいの量があるんです。
で、それをはしょってはしょって、まとめていくんですが、昨日は気づいたら午前1時ちかくになっていたんで、見直す時間もありませんでした。
でも、どうやって「ぼくちゅう」書かれてるか、なんとなくわかったでしょ?
駐在さん、拳銃に手って…返答次第ではホルダーから抜いていたんでしょうかね。
優しさが前面に出過ぎちゃった、不器用な駐在さんが大好きです(*´ω`*)
>さっちゃんロマンスさん
>『君をのせて』
>西条君は二人目をその温かい背中に乗せました。頼もしい高校生です。
よく気づいてくださいました。もっと出て来ます。
>もう戻ることは出来ないけれど、
>子育て中に、感情的になって口から出た一言で、子供の心に傷をつけていないとは言い切れない自分が悔やまれます。
僕もあります。僕は子供をぶったことは、1度しかありませんが、今でもたまに悔やみますね。
まぁ。それでも子供は僕を愛してくれていますが。
傷が現れて消える…そんな事があるんですね。
不思議です。
駐在さんの慌てっぷりも、のぶくんへの心配の大きさが表れていて、微笑ましいです^^
ちょっと物騒ですけど(笑)
今日はほんわか温かい気持ちになりました。
にしても白バイの事、すっぱり忘れてました。
>るりさん 再登校
>生きるために最善の方法を取る。人間が自分で自分を守るために作り出される。
>奥が深いですね。
この半分は、本当に小児科の先生がおっしゃった言葉です。
今でも忘れられません。
たとえば殺された子供たちとか、いろいろいて、その体もこうやってなんとか自分を守ろう、ってしてたわけです。
せつない話でもあります。
>そめさん ありがとうございます~
>優しさが前面に出過ぎちゃった、不器用な駐在さんが大好きです(*´ω`*)
駐在さんののぶくんに体するハンパじゃない愛情は、なかなか表現されていなかったので、書き直しいたしました。
>Raichiさん
>傷が現れて消える…そんな事があるんですね。
>不思議です。
ほんと不思議ですよねー。
人間の体ってどうなってるんでしょうね。
調べると、けっこうこういう症例あります。
書き直し、お疲れ様でした。
そーいえば傷の話、昔ブラックジャックで似たようなお話し読んだかも。
手塚先生はお医者さんだし、くろわっさんも実際ご覧になってるし、
そういう不思議なことってあるもんなんですね。
駐在さん、とっても優しくて愛情深い方ですねー。
笑いながら、ジーンとしました。
申し訳ありません。私ボケてました?駐在さんがあんなに興奮して、拳銃にまで手が行ってたという記憶が飛んでおりました。すみません・・・・・・
書き直した結果、前半の駐在さんのセリフがずいぶん変わっていますが、このセリフ部分はおもしろくするためのフイクションなんでしょうか?ちょっと「書き直す」っていう意味というか必要性が理解できないので
まずは命名ありがとうございます。
駐在さんを慌てぶりを見てるとホッとしていいのか悪いのか困りますね(;^_^A
私ものぶくんの写真見たかったです。
追伸
あっちの方では本家チャーリーに勝つ自信あります!
あっちってどっちだ?
駐在さんの不器用な愛がうれしいです。
書き加えられた部分は、
私をとても幸せな気持ちにさせてくれました。
人間って、本当にすごいなあって思います。
殺伐とした今の日本では、
生きていくのが嫌になるほど恐ろしい事件が次々と起こりますが、
現代の私たちの中にも、駐在さんや西条くんたちのような
人間らしい部分もまだ残っていると信じたいです。
ぼくちゅうファンの皆さんの中にはもちろんいっぱい!ですよね!!
おはようございます。
書き直しお疲れ様でした。
2粒も食べれて幸せ♪
ほんと駐在さんの温かさが微笑ましいです。
うん。やっぱりこっちのがいつものぼくちゅうですね!一粒目もじゅうぶんに美味しかったけど、やっぱり大好きな味は二粒目です。
なんか、一粒目がプロットで、それをもとにこうやって文章は書くんだよって授業をうけたような気分です。
駐在さんが一気に活き活きしましたもんね!
いじめを原因に自殺を選んでしまう子供が後を絶ちませんが、ぼくちゅう読んで考えて欲しいなぁ、「生きるために最善のこと」を。
不思議なもんですね。
主な変更は笑いがプラスされてる事なのに、それによって心に染みる部分も大幅にパワーアップして感じられます。なんちゅうか、マジックですね。
お疲れ様です。
もう、大丈夫かな?
ティッシュ、置いておかなくてもいいですか?
人間に限らず生き物の生存本能というのは、
凄いものですね。
よく、子供のことを小さな命といいますが、命の
大きさは子供も大人も関係ありませんね。
なんか、考えてるうちにティッシュ、ティッシュ
西条くん株上昇中
>琴音さん
>そーいえば傷の話、昔ブラックジャックで似たようなお話し読んだかも。
>手塚先生はお医者さんだし、くろわっさんも実際ご覧になってるし、
>そういう不思議なことってあるもんなんですね。
ブラックジャック。大好きで、全部読みましたが、さすがにもう覚えていないですねー。
でも、メスを残してしまったのに「鞘」ができて、幼いブラックジャックの体を守る、っていう話は覚えてます。
あのかたは医学博士号も持っておられたので、説得力ありましたね。
>NAOKIさん
>書き直した結果、前半の駐在さんのセリフがずいぶん変わっていますが、このセリフ部分はおもしろくするためのフイクションなんでしょうか?ちょっと「書き直す」っていう意味というか必要性が理解できないので
まずですねぇ。これフルノンフィクションじゃありませんから。
半フィクションですからね。
この物語の根本になっているのは、僕の日記帳で、これは1事件について1ページ数行しか記載がありません。
これを実際の思い出やら、創作やらを加えて、膨大な長さの物語を一旦書きます。次にブログに合わせて短縮して、さらに前後の話と合わせて創作を加えます。
その際に、前後との話のテンポとか、行数の割合やら改行やらも考えて、めちゃくちゃ直してアップしてるんです。
昨日の深夜にアップしたものは、その途中を削除しただけのものだったわけですが、つまんないので加筆してあるわけです。
たとえば今回のこの話では、いままでに「駐在さんののぶくんに対する愛情」の表現、っていうのが足りませんから、それを入れているわけですよ。
おわかりいただけましたでしょうか?
これ。小説ですけど、あくまで「個人のブログ」なので。本人の納得した形でアップしたいわけです。
>チャーリー・ブロンズソンさん
>まずは命名ありがとうございます。
あははは。本当に名乗っちゃってますね(笑)。
今までもさまざま命名してまいりましたが、名乗られたのはブロンズさんが初めてです。
>私ものぶくんの写真見たかったです。
そうですね。ご本人と連絡とれれば再度、掲載いたします。
>あっちの方では本家チャーリーに勝つ自信あります!
そうですねぇ。直径4cmくらいで悩んでましたからね。
勝てるかもしれません。
>みゃあさん
>生きていくのが嫌になるほど恐ろしい事件が次々と起こりますが、
>現代の私たちの中にも、駐在さんや西条くんたちのような
>人間らしい部分もまだ残っていると信じたいです。
実はたくさんあるのに、事件のほうが、当然表に出てまいりますので、どうしても「世の中って」って思っちゃいますよね。
もう、子供たちが公園で遊べる時代ではなくなりました。
このこと自体、相当に異常なことですが、「異常なことだ」と捉えることが大切なんだと思います。
みんなが「異常」って思っていれば、いつかもどると思うんですけどね。
>ししさん 再び
>書き直しお疲れ様でした。
>2粒も食べれて幸せ♪
まったくもってみっともないことをしてしまいました。
が、販売されている小説とは異なりますので、こういうことも稀にはあるわけです。
ちょっと前までは、内容の書き換えなんか、ばんばんやってたんですけどねぇ・・・。
>ガンさん
>いじめを原因に自殺を選んでしまう子供が後を絶ちませんが、ぼくちゅう読んで考えて欲しいなぁ、「生きるために最善のこと」を。
一度秘密のコメントで、生徒さんたちにすすめた先生がいらっしゃいました。
そういうのが増えてくれば、少しずつ少しずつ、変わって行くかもしれません。
目指すは文部科学省推薦かぁ?絶対なりませんが(笑)。
>Goroさん
>不思議なもんですね。
>主な変更は笑いがプラスされてる事なのに、それによって心に染みる部分も大幅にパワーアップして感じられます。なんちゅうか、マジックですね。
これは単なるギャグ小説ですが、同じようなことを政治とか、ビジネスとか、宗教の世界でもやることができます。
上手に書ける人なら、間違ったことを正しくもできるわけですね。
そんなもんかぁ、と思われるかも知れませんが、日本は、そこから戦争おこしてますからね。
言葉っておっかないですよね。
>marchさん
>もう、大丈夫かな?
>ティッシュ、置いておかなくてもいいですか?
フィナーレに備えて、5箱1セットくらいは揃えておいたほうがいいかも知れません。
もうすぐです。
>体がそれに伴って、時間をさかのぼり、傷が表面化し、そして症状とともに消えたのだ、と、僕は推察しました。
わかりやすくなって すんなり 次へいけましたm(__)m
こんな不思議な事が、目に見える形で現れるもんなんですね
のぶ君無事で良かった~
先生の話はとても興味深かったです。
それにのぶ君の傷は不思議ですね。
のぶ君の夢・・・気になりますね。早く見たいです。
それにしても駐在さん、逮捕しますよ!!って子供ですね(笑)
「すっごい眠っちゃった」ってくらい、
充実感のある眠りだったんでしょうね。
今まで、そういったような「ぐっすり」が少なかったのかなー?
白バイ(ピンクバイ)のこと、すっかり忘れてました。
またもや出頭ですね。
まず、ていねいな返信ありがとうございました。
半フィクションであるのはわかっていましたが、どの程度がフィクションであるかが少し疑問でした。
しかし創作過程を教えていただいた事により、ほぼ理解できました。
日記の数行を頼りに思い出し、そこから話を広げていくのは容易では無いですね。
自分はこのブログに出会い、とても勇気づけられました。
これからも応援しています、頑張ってください。
加筆修正おつかれさまでした。
昨夜読んだときより、感動がアップされた気がします。
でも、本当に子供って不思議ですね。うちにも一匹生息してるけど(笑)
>2児の母さん
>こんな不思議な事が、目に見える形で現れるもんなんですね
ほんとですねぇ。古傷がうきあがってくる、というのはけっこうあるらしいのですが。
僕も小さな頃の痣が、なにかの拍子で現れるのですが、タイミングも原因もまだわかりません。
>ことがねさん
>それにしても駐在さん、逮捕しますよ!!って子供ですね(笑)
はい。まったくガキです。
>せいこさん いいとこ読まれてますっ!
>今まで、そういったような「ぐっすり」が少なかったのかなー?
同一性障害などのケースでは、ほとんどが極端な不眠症か、ノンレム睡眠がない(と言われている)んです。
鬱病などもそうですが、このため、たいていは睡眠薬を服用します。
>NAOKIさん再び
>半フィクションであるのはわかっていましたが、どの程度がフィクションであるかが少し疑問でした。
>しかし創作過程を教えていただいた事により、ほぼ理解できました。
>日記の数行を頼りに思い出し、そこから話を広げていくのは容易では無いですね。
2章くらいまでは、ほとんどノンフィクションでした。
元々これほど続くとは、当人も思っていなかったのです。
しかしながら、要所要所で、ほとんど全章の予告がちらほら入っているのでもわかる通り(7章予告もいろいろと入っています。ミカちゃん登場であるとか、ギターをひくとことか)、まったくのフィクションと言うわけではありません。
大筋では、最後の最後の章まで、現実にあったことに沿っています。
ただし、物語というのは、読みやすく、わかりやすくなければなりませんから、登場人物や時系列の制限が出て来るわけですね。
たとえば、ここまでに実際には100人以上の人間がかかわっていても、そんなものはこんがらかって覚えられないわけです。
また現実的には、残酷だったり、必ずしもハッピーエンドな結論ではなかったものもあるわけですが、そうしたものもいじっています。たとえば「花火盗人」は、思いもよらぬつらいこともありましたがふれていません。
したがって、フィクションならフィクションとして読んでいただいてもいいのですが、むしろそれは読み手側にまかせたほうが、文章の持つ強さが変わる場合があるわけです。
もちろん書く側は「これはフィクションです」とした方が、ずっと気分が楽なんですが。
>自分はこのブログに出会い、とても勇気づけられました。
>これからも応援しています、頑張ってください。
ありがとうございます。これからもおつきあいくださいませ。
>みきままさん
>でも、本当に子供って不思議ですね。うちにも一匹生息してるけど(笑)
子供は不思議ですね。ほんと。
僕にも小さい頃の不思議な体験みたいなものはありましたし、子供が実に不思議なことを話し出す、という体験もあります。
無意識部分が多いだけに、不思議なことも多いみたいですね。
おもしろさがパワーアップしてる。
駐在さん、ギャグ担当だったんですか?
>テラsanさん
そうです。
ぼくちゅうは、やっぱり誰かがギャグ担当してくれないと。
成り立ちまへん。
朝方に手直し前のぼくちゅうを読んでいたので
何だか得した気分になりました。
いやいや。
駐在さんの反応がいいですね。
何だか実の親のような・・・。
そして今回は西条君が本当にすごい。
愛読書がナニかなんて 忘れてしまっていました(笑)
のぶくんの傷も不思議ですね。
読んでいて不思議と思うのだから
目の当たりにした皆さんは本当に驚いたでしょうね。
昨日のサプライズも驚きましたが、今日は書き直しバージョンですか。全くもって目が離せませんね。
体に現れた古い傷、しかもあっという間に治ってしまったという現象・・不思議ですね。
のぶ君の夢の後日談楽しみにしています。
明るい右と夜の左・・駅って?興味津々です。
>生きるために最善のこと
私も胸にぐっときました。もっと頑張らなきゃなぁ。
しまった~、、見るのが遅くて直し前を見れなかった。。
にしても人間には神秘的な部分がまだまだたくさんあるような気にさせられる話ですね。
なんか今回のお話を読んで、やっと安心できたというかほっとしたというか…(;□;)ちょっとポロリとしちゃいました!
でも駐在サンの慌てぶりには笑っちゃいました☆一人でバスの中でニヤニヤと。
のぶ君の夢…。
気になりますね~( ´・ω・)
初投稿です。
何日間か掛けて、ここまできました。
最後まで読んだら投稿しようかと思いましたが、まだ先が長いので、書き込ませていただきます。
やんちゃな高校生の悪戯日記な感じで読んでたら、いやいやとても奥深く、大変感動してます。
本もそうですが、来年公開になる映画、全国の中高生に見てもらいたいですね。
それではまた続けて読ませていただきますm(__)m
人間ってほんとに、不思議な生き物なんですね。
でも、生命の重要性は、
生まれた時から抱いているんですね!
感動しました!
>ストカプさん
はい。不思議ですねー。
どんなに科学がすすんでも
まだまだわからない部分があります。
特に精神と肉体の関係は不思議です。
やさしいミカちゃん、弟リョウくんの心配もしなくてはいけないし、だんな様役ののぶくんのベットのそばで、心配して疲れて眠ってしまったんだネ。
それにしてもママチャリさんの、おもいっきりの勘違い、駐在さんがおいしい物ご馳走してくれるなんて、100年早いようで・・・。
またまた出頭ですか?「おやびん、本日もおつとめご苦労様でござんす」
病人とパトカー呼んだけどね…
駐在さんの慌てっぷり面白いなぁ
病人運んだだけで「二度と来るな」
登校より出頭
最高です!
大人げない駐在さんは大人げないからのぶくんへの気持ちが素直にストレートに拳銃に手をかけるほど出てしまったのでしょうね。
ミカちゃん、かわいい!!
本日はここまで読みました
テスト勉強があるのであまり読めませんけどw
のぶくん凄いですね・・・
僕も幼いときは多重人格だったみたいですが・・・
ここまで露骨に何度も現れたりはしませんでした
>日亀さん、
おつかれさまですw
テスト勉強、がんばってくださいねw
こう申しては何ですが、昔の田舎の開業医の先生が
こんなに良いお医者様で少々驚きました。
勉強家で人情家で素敵なお医者様ですね。
ブラックジャック少年のお腹の中から「鞘」にくるまれたメスが出て来る話は
私もとても印象深くて良く覚えています。