<本日ライブで連続ものです。←第1話からどうぞ>
女の子には、ハガキがもどらないので、次の日も、その次の日も、ポストさんにハガキを届けに来ます。
「よっこいしょ!」
がんばれ!
コトン。
「ねぇねぇ。そんなにいっしょけんめい、誰に出してるの?」
ポストさんが聞いてみました。
もちろん女の子に、ポストさんの声は届きません。
でもどうしてなのでしょう?
この時、
「えっとねー」
女の子は、「よっこいしょ」と、「このハガキきっと届けてね」以外のことをしゃべってくれたのです。
ポストさんは、この時、「神様はほんとうにいるのかも知れない」と思いました。
「天国のお母さんに出してるの」
ハガキの宛先は『天国』でした。
女の子は、天国にいるお母さんに、毎日、毎日、日記をハガキに書いて送っていたのです。
「病院にいるとき、お母さんとお約束したの」
その夜、ポストさんは、大きな口をあけたままで泣きました。
村のひとたちは、それを風が泣いている音と思いました。
「やっぱり神様はいないや・・・・」
ポストさんは思いました。
ライブで続く→
▲ショートINDEXへ
女の子には、ハガキがもどらないので、次の日も、その次の日も、ポストさんにハガキを届けに来ます。
「よっこいしょ!」
がんばれ!
コトン。
「ねぇねぇ。そんなにいっしょけんめい、誰に出してるの?」
ポストさんが聞いてみました。
もちろん女の子に、ポストさんの声は届きません。
でもどうしてなのでしょう?
この時、
「えっとねー」
女の子は、「よっこいしょ」と、「このハガキきっと届けてね」以外のことをしゃべってくれたのです。
ポストさんは、この時、「神様はほんとうにいるのかも知れない」と思いました。
「天国のお母さんに出してるの」
ハガキの宛先は『天国』でした。
女の子は、天国にいるお母さんに、毎日、毎日、日記をハガキに書いて送っていたのです。
「病院にいるとき、お母さんとお約束したの」
その夜、ポストさんは、大きな口をあけたままで泣きました。
村のひとたちは、それを風が泣いている音と思いました。
「やっぱり神様はいないや・・・・」
ポストさんは思いました。
ライブで続く→
▲ショートINDEXへ
- 関連記事
-
- 創作童話 郵便ポストさんと女の子(4)
- 創作童話 郵便ポストさんと女の子(3)
- 創作童話 郵便ポストさんと女の子(2)
せつない
うう、やばい!ここだけでちょい感動します
なんかとっても切ないです(ρ_;)
切なくなる
暖かいような切ないような話ですね
切ないっっ…そして気になって寝れない…笑
初!一番乗りです!
天国かぁ。
届けるポストがあったら出したいお手紙があるのになぁ。
届けて欲しいですね、かおりちゃんのお手紙
せつないですね。女の子が健気で。
悲しい。
なんだかじん・・とするお話しですか?
涙腺がゆるいので・・
誕生日と合わせておめでとうございます!実はぼくも初1位で27日が誕生日なんですよ!
なんか切ないなあ
ポストさん…
そういうことだったのか・・・
悲しいですね・・・
このコメントは管理人のみ閲覧できます
ありがと
です~~~
おめでと
です
なんか切ないですね…
宛先が天国…
続き気になります!
奇跡はおきるのかな(´ー`*)
いえいえ、こちらこそどーもありがとうございますです! (`∇´ゞ
切ないなぁ…
サンタさんがお手紙届けてくれないかな?!
天国へのおてがみですか…
そんなポストが本当にあればいいですね
かおりちゃんのお手紙、届いてほしいです
涙が~~~なみ、ヒック ィック、だが~~
というところで寝ます
天国へのお手紙なんて切ない(ToT)
かおりちゃんの気持ちは、
きっとお母さんに届いてますね。
それでも、、、切ないなぁ。。。
天国のお母さんですか
届くはずもないのに…
女の子の一途な想いが伝わってきます
ポストより背が低いということは、本当に小さい子ですよね
幼いのにお母さんを亡くしてしまって…
とても切ないです
涙でますね
天国かあ…。
届けられるといいんですけどね…
かおりちゃんのお母さんも、どうしてそんなことを言ったんでしょう
天国に手紙は届かないこと、かおりちゃんはいつか気付いてしまうのに。
そうだったんだ・・・・・。
天国ぢゃぁ届けようが無いもんなぁ~。
サンタさんだったらどうだろう?
かおりちゃんの天国のおかあさん。
ポストさんはきっと届かないって思って泣いていたけれどぉ・・・。
今日、【天国】って単語はつらい…。
すでに涙が……
天国かぁ、遠いな
何とか届かないかな、お母さんに
ぅぅ・・・・・誰か届けてあげて・・・
そっか・・・
天国のおかあさんへのはがきだったんですね・・・。
う、涙腺が・・・・