<本日フィナーレ。←第70話からどうぞ>
小町が、なぜそこで僕の名を語ったのか。
よく考えれば、さほどに不思議なことではありませんでした。
なぜなら、グレート井上くんの家は名家。
その名を出せば、お父さんもよく知っていることでしょう。
対して、僕は、嘘がバレにくい無名な子供であり。
そしてなにより、学校で彼女と最も親しい男子は、いつの間にか僕だったからです。
やがて終着駅。
県下でも最も大きな駅、Y駅です。
席を立つとお父さんは、
「君たちは?」
「僕たち、入場券のままなんです。このままもどらないと・・・」
「わいはY市でも観光して来ますわ。せっかくやし」。
と、アレックス。
「そうですか・・・・」
「お父さんは?」
と、僕が言うと、
「はは。君からお義父さんは照れくさいなぁ。花嫁の父ってのは、こんな気分なのかな?」
「え・・・」。
ウソなのに・・・。
真っ赤なウソなのに・・・。
いいえ。この人は、聡明な人です。
それももう、見抜いているかも知れません。
なのに僕は
「はい。お義父さん」
少しおどけて言ってみせました。
小町と共同戦線をはった嘘です。
つき通そう、と決めました。
「そうだね。・・・・お父さん・・・には違いないですよね」。
「はい。彼女にとっては、いつまでも」
「いつまでも・・・・か・・・・・」。
向かいのホームから、折り返しの電車が出る20分ほどの間、
僕は、お父さんと、まるで本物の婿と父親のように、小町の話で盛り上がりました。
「え?お風呂にスイカを?こま・・・理恵ちゃんが?」
「そうなんですよ。彼女は冷やすつもりだったみたいですが。そうとも知らず妻がお風呂を炊いたもんだから。おかげで煮えてしまいましてね。ハハハハ」
「あははは」
ドジだったんだなぁ・・・。小町。
他愛もない話が続いた後。
「彼女には・・・・悪いことをしたと思ってるんですよ・・・」
お父さんの話は、さらに遡りました。
「彼女が生まれた時、ボクは大学の研究生だったんですが・・・・」
研究生の時?
どうりで若いわけだ・・・。
いわゆる「デキチャッタ婚」というやつ?
そうかそうか。小町ってデキチャッタんだ。
そう考えたら、突然小町が可愛く思えて来ました。不思議。
「とにかく貧しくって、アレにもずいぶんと苦労をかけました。親戚総スカンでしたから」。
アレ、というのは、小町のお母さんの事でしょう。
今では想像しがたい話ですが、当時、若い結婚は、世間からはかなり冷たい待遇を受けました。
娘側の親は、親戚縁者一切の援助を断ち、経済的に追いつめられた娘が、別れて帰って来るよう仕組みました。
一方の男性側は、たいていが「勘当」です。
これは、70年代にも続き、『神田川』などの同棲ソングに繋がっていきます。
「彼女が4歳になるまで、ボクは大学の助手をしてて。ま、言ってみれば、ただの学生に毛が生えたようなものでしたからね」
「ええ・・・・」
「研究と・・・・生きるだけでせいいっぱいで。誕生日も、クリスマスもあったもんじゃありません」。
「あのあたりは、みんなそんなもんですよ」。
実際、僕の近所で、誕生日やらクリスマスやらをやる「ハイカラな家」は、我が家だけでした。
それだって、極めて質素なもので、お世辞にもパーティとかいうものではありません。
「いや、ボクら家族は、はじめ関東におりましたので」。
「え!そうなんですか?」
と、驚いてから、
僕は、失言に気づきました。
「彼氏」が知らないはずのない情報だからです。
「あ、いや。そう言えば、そんなことを、理恵ちゃん・・・・」。
慌てれば、慌てるほど、ヘタクソな僕。
しかし、お父さんは、かまわずに続けました。
「向こうでは、こっちと違って情報が早いですから。それはみじめなもんです・・・」。
「・・・それが、彼女が6歳のときだったなぁ。こっちに越して来たのは。ちょうどクリスマスの日で」
クリスマスに引っ越し・・・・。
それだけでも、だいぶ事情のありそうな話です。
「荷物整理してましたらね。ボクが大学から持ち帰った古いアメリカの雑誌が出て来まして」。
アメリカ・・・・・。
「なんて言うかなぁ。奇麗に見えたんでしょうね。これが、表紙がサンタさんでしてね」。
「サンタ・・・・・」
「クリスマスプレゼント、なんてもんじゃありませんが、彼女にあげたら、たいそう喜びましてね」
「それからというもの、彼女は、むさぼるように読みました。いえ、全ページ英語ですから、読んでなどいないんですが。そりゃぁもう、ボロボロになるまで」
「そこに・・・アメリカが?」
「ええ。マンハッタンや、ハリウッドや。ディズニーランド」
そうか・・・
その頃から小町は・・・・
アメリカに憧れていたんだ。
「小学校に入ると、ボクが辞書をプレゼントしたんです。簡単な英和辞典なんですがね?」
「ひょっとしてジュニア英和!」
「そうそう、それ。そこまで話してましたか?彼女」
「いえ・・・」
それを使って、エロ本訳したヤツを知ってます。
雄鶏とか。猫猫とか。
「彼女は、その辞書を使って、本を和訳し始めました。小学校でですよ?」
「すごいですね!」
お父さんの言葉のはしばしには、いまだ「親バカ」が表れていて。
僕はそれをほほえましく聴いていました。
やっぱりこの人もまた、小町を愛しているのだ、と。
「しかし、いかんせん発音まではわかりません。小学校では教えませんからね」
「それで・・・カセットLLを?」
「ずいぶん後のことですが。彼女の名前で、旺文社に直接申込んだんですよ。」
旺文社のカセットLLは、当時ではめずらしい「通信販売」でした。
「なのに英語2の君に負けるとは・・・・」
だからほっとけよっ!
なんで英語2だけ覚えてんだ?
「実はね。これを返したくない理由のもうひとつに・・・・」
「カセットLLですか?」
「ええ。英語教材としてのテープが入っているんですが。そこに、彼女の声が入ってるんです」。
「あ・・・・・・・・」
「彼女は、わざわざそれも付けて返してよこしました」。
「・・・・・・・・・・」
「忘れないで・・・・という意味なんでしょう・・・・」。
<73話へ続く→>
▲目次へ
小町が、なぜそこで僕の名を語ったのか。
よく考えれば、さほどに不思議なことではありませんでした。
なぜなら、グレート井上くんの家は名家。
その名を出せば、お父さんもよく知っていることでしょう。
対して、僕は、嘘がバレにくい無名な子供であり。
そしてなにより、学校で彼女と最も親しい男子は、いつの間にか僕だったからです。
やがて終着駅。
県下でも最も大きな駅、Y駅です。
席を立つとお父さんは、
「君たちは?」
「僕たち、入場券のままなんです。このままもどらないと・・・」
「わいはY市でも観光して来ますわ。せっかくやし」。
と、アレックス。
「そうですか・・・・」
「お父さんは?」
と、僕が言うと、
「はは。君からお義父さんは照れくさいなぁ。花嫁の父ってのは、こんな気分なのかな?」
「え・・・」。
ウソなのに・・・。
真っ赤なウソなのに・・・。
いいえ。この人は、聡明な人です。
それももう、見抜いているかも知れません。
なのに僕は
「はい。お義父さん」
少しおどけて言ってみせました。
小町と共同戦線をはった嘘です。
つき通そう、と決めました。
「そうだね。・・・・お父さん・・・には違いないですよね」。
「はい。彼女にとっては、いつまでも」
「いつまでも・・・・か・・・・・」。
向かいのホームから、折り返しの電車が出る20分ほどの間、
僕は、お父さんと、まるで本物の婿と父親のように、小町の話で盛り上がりました。
「え?お風呂にスイカを?こま・・・理恵ちゃんが?」
「そうなんですよ。彼女は冷やすつもりだったみたいですが。そうとも知らず妻がお風呂を炊いたもんだから。おかげで煮えてしまいましてね。ハハハハ」
「あははは」
ドジだったんだなぁ・・・。小町。
他愛もない話が続いた後。
「彼女には・・・・悪いことをしたと思ってるんですよ・・・」
お父さんの話は、さらに遡りました。
「彼女が生まれた時、ボクは大学の研究生だったんですが・・・・」
研究生の時?
どうりで若いわけだ・・・。
いわゆる「デキチャッタ婚」というやつ?
そうかそうか。小町ってデキチャッタんだ。
そう考えたら、突然小町が可愛く思えて来ました。不思議。
「とにかく貧しくって、アレにもずいぶんと苦労をかけました。親戚総スカンでしたから」。
アレ、というのは、小町のお母さんの事でしょう。
今では想像しがたい話ですが、当時、若い結婚は、世間からはかなり冷たい待遇を受けました。
娘側の親は、親戚縁者一切の援助を断ち、経済的に追いつめられた娘が、別れて帰って来るよう仕組みました。
一方の男性側は、たいていが「勘当」です。
これは、70年代にも続き、『神田川』などの同棲ソングに繋がっていきます。
「彼女が4歳になるまで、ボクは大学の助手をしてて。ま、言ってみれば、ただの学生に毛が生えたようなものでしたからね」
「ええ・・・・」
「研究と・・・・生きるだけでせいいっぱいで。誕生日も、クリスマスもあったもんじゃありません」。
「あのあたりは、みんなそんなもんですよ」。
実際、僕の近所で、誕生日やらクリスマスやらをやる「ハイカラな家」は、我が家だけでした。
それだって、極めて質素なもので、お世辞にもパーティとかいうものではありません。
「いや、ボクら家族は、はじめ関東におりましたので」。
「え!そうなんですか?」
と、驚いてから、
僕は、失言に気づきました。
「彼氏」が知らないはずのない情報だからです。
「あ、いや。そう言えば、そんなことを、理恵ちゃん・・・・」。
慌てれば、慌てるほど、ヘタクソな僕。
しかし、お父さんは、かまわずに続けました。
「向こうでは、こっちと違って情報が早いですから。それはみじめなもんです・・・」。
「・・・それが、彼女が6歳のときだったなぁ。こっちに越して来たのは。ちょうどクリスマスの日で」
クリスマスに引っ越し・・・・。
それだけでも、だいぶ事情のありそうな話です。
「荷物整理してましたらね。ボクが大学から持ち帰った古いアメリカの雑誌が出て来まして」。
アメリカ・・・・・。
「なんて言うかなぁ。奇麗に見えたんでしょうね。これが、表紙がサンタさんでしてね」。
「サンタ・・・・・」
「クリスマスプレゼント、なんてもんじゃありませんが、彼女にあげたら、たいそう喜びましてね」
「それからというもの、彼女は、むさぼるように読みました。いえ、全ページ英語ですから、読んでなどいないんですが。そりゃぁもう、ボロボロになるまで」
「そこに・・・アメリカが?」
「ええ。マンハッタンや、ハリウッドや。ディズニーランド」
そうか・・・
その頃から小町は・・・・
アメリカに憧れていたんだ。
「小学校に入ると、ボクが辞書をプレゼントしたんです。簡単な英和辞典なんですがね?」
「ひょっとしてジュニア英和!」
「そうそう、それ。そこまで話してましたか?彼女」
「いえ・・・」
それを使って、エロ本訳したヤツを知ってます。
雄鶏とか。猫猫とか。
「彼女は、その辞書を使って、本を和訳し始めました。小学校でですよ?」
「すごいですね!」
お父さんの言葉のはしばしには、いまだ「親バカ」が表れていて。
僕はそれをほほえましく聴いていました。
やっぱりこの人もまた、小町を愛しているのだ、と。
「しかし、いかんせん発音まではわかりません。小学校では教えませんからね」
「それで・・・カセットLLを?」
「ずいぶん後のことですが。彼女の名前で、旺文社に直接申込んだんですよ。」
旺文社のカセットLLは、当時ではめずらしい「通信販売」でした。
「なのに英語2の君に負けるとは・・・・」
だからほっとけよっ!
なんで英語2だけ覚えてんだ?
「実はね。これを返したくない理由のもうひとつに・・・・」
「カセットLLですか?」
「ええ。英語教材としてのテープが入っているんですが。そこに、彼女の声が入ってるんです」。
「あ・・・・・・・・」
「彼女は、わざわざそれも付けて返してよこしました」。
「・・・・・・・・・・」
「忘れないで・・・・という意味なんでしょう・・・・」。
<73話へ続く→>
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- 『チクリ小町のポーラスター』 第72話
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一番?
お父さん・・・・・・・
泣けます・・・・・
2番か!?
親子って・・・切ないなぁ・・・
やっぱり切ないですね……
例の英和辞典…小町の大切な思い出だったんですね。
忘れないで・・・・
それは小町の最後の「ワガママ」だったんですね。
声が入ってたんだ…。
それはとっておきたいですよね。
なんか泣けてきました・・・
切ないなあ。
そんなシリアスな話の中に、エロ本訳したとか入れないでくださいよ(笑)
初一桁?!www
こまち・・・本当におとんのことすきなんですね・・・
カセットテープに込められた思い・・・
お父さんはちゃんと気付いてたんですねww
よかったww
いい親子。
泣ける。
いいお父さんがいていいなぁ
うらやましいな
今夜は涙がたくさん出てしまいそうな予感がします。
脱水になったらどないしましょう(>_<)
切ない…
ぁー…
小町ー…
もうすぐ
終わりがきてしまう
うーん・・・。
お父さん、やっぱり小町と別れたくないんですね。。。
三番ですか?
そんなことがあったんですか…。
最後、胸を打たれました。
お父さんは本当に小町のことを忘れないでほしいと思います。
もう…だめです
涙が止まりません。
暖かいけど、悲しいです…
小町ちゃんの気持ちもお父さんの気持ちもせつないですね
小町ちゃんはこの頃から英語を・・・。
そしてアメリカに夢を抱き。
なんか切ない。
お父さんに忘れて欲しくないから自分の声をいれて><まじ泣きそうです。
・・・なのに。もう、なんで雄鶏とか猫猫いれますかねw
切ないな・・・。
でも、ママチャリは少しの会話でもめちゃめちゃ気を使っているなんて凄いな~。
なんかとっても悲しくなってきます・・・。
勉強もしなくちゃ・・・。
くろわっさん、頑張ってください。
くれぐれも無理だけはせずに・・・。
油断してた
泣いちゃった
別れたくなくてもやっぱり わかれはあるんですね
お父さんもそれを受け止め大切な思い出をママチャリに話している
心が温まりますけどやっぱ現代を生きる僕にはわかんないなぁ
何か違うんですよ、何か。
う~ん難しいなぁ
ふーん。小町、デキチャッタなんだ。
小町~!
切なすぎるよ~!(泣)
うわー、泣いちゃいましたよっ(汗
でも、ママチャリを彼氏だって言ったのは、井上くんより嘘がばれにくい、だけじゃないと思いますよね…
最初、小町のことはカンジ悪いコって思ったけど
今はもう全然ですねっ
可愛いとゆーか、いじらしいとゆーか…
うぅ、泣けます…
前が二人の時に書いたのにいつの間にかこんな後ろになっていました。恥ずかしい…。
文字打つのも遅いし、それ以前に文章考えすぎ何でしょうかね?
泣いたよ…。
お父さん小町大好きなんだね。良かった。
恋バナとは一味ちがう甘酸っぱさ……心にしみます(≧∇≦)
ど、どうも・・・21回・・・目です。あぁ・・・さっきから泣くのをガマンするので精一杯です・・・グスン。途中で2度笑いましたがw理恵ちゃん、お父さんにやっぱり忘れて欲しくないんですよね。苦肉の策だったろうと思ってます。それぐらいの価値があることも。
悲しい話ですね...。
泣けてきます(><)
こまち~~
最後までウソを通してください・・・
電車の中で笑った後は、電車の中で涙ぐんでます。
ぼくちゅうは電車で読んじゃダメだぁ(>_<)
声を入れたテープに、忘れないで、という意味・・・
ということは、もう、小町とお父さんは、会えないんだろうなぁ。
お父さんがいい人なだけに。切ないよ~~
うん、もうママチャリは聞き役に徹していいから。
アレックスとかも、フェードアウトしてていいよ。
お父さん、聞かせて。
ホント泣かせてくれます...
切ない
初コメです。
アメリカにそんな深い意味があったとは・・・
涙が止まりません(T_T)
ぼくちゅうサイッッッッッコーです!
ママチャリ様これからもがんばってくださいm(__)m
なんて言ったらいいか
わかんないですけど
深いですね
ホント……
ぁぁぁぁぁぁぁ
親子はどこかでつながってるものですね
うぅ切ない・・
なんか、いいな~~~~
だからアメリカに行きたかったのか。
お父さんがだいすきなんでしょうね
離れていても、親子の絆は切れないものなんですね。すごく切ない話です。私は、小学生の時に両親を亡くしているので、親が生きているだけでも幸せだと思います。頑張れ、小町!
親子のこのプラトニックラブ(じゃないと困りますが)…
読者に泣けと言ってるようなもんです。。。
うぅ。゜(/ω\)°。
きゅぅぅうん
小町ちゃん・・・・・優しいね
世の中、親と一緒にいることさえできない子どもがたくさんいるなかで、一緒にいれて当たり前のはずのこういう親子が一緒にいられないって、やっぱおかしいですょ。身内や親戚がどうこうなんて子どもには関係ありません。
小町ちゃんには余計なお世話って言われるかもしれないけど、やっぱり小町ちゃんがかわいそうで・・・・・・ママチャリ~、どうにかなんないの~~~(>_<)
ダメです。
娘を持つ父親として涙が止まりません…。
小町もお父さんも切ないね。
小町ちゃん…自分の声を録音してたんですね。
それはお父さんも返したくないですよね。
切ないです…
でもこれらを全て考えて、まとめて、伏線ばしばし出してたくろわっさんにも頭があがりません。
改めて考えるとギャグも含めてほんとに繋がりますね。
カセットLLにはそういう意味まであったのかぁ
そうだったんですね~。
このカセットLLは、
ふたりにとって、大事な思い出の品なんですね~。
小町ちゃんの声がはいって
いるんだったらお父さんは
返したくありませんよね…
ん~。
ママチャリくんがカセットを直してくれたから録音してお父さんに返す事が出来た訳ですよね~。単に「大事な物を直してくれた」と言う以上の感謝を小町はしてるでしょうね
音声テープとは小町らしいですね。。
はは…最後の一文に、思わず涙が溢れてしまいました
ぼくちゅうで泣いたの、原爆ばあさんの手紙以来です
くろわっさん、凄すぎますよ(苦笑)
小町ちゃんのお父さんは ママチャリくんがウソをついているのを気付いているんですね
それても小町ちゃんの思い出話を聞いてもらいたかったんだ
戸籍上の関係はなくなっても実の親子 思い出は手元に置きたいでしょう
小町ちゃんはお父さんとの思い出の品は 何かあるのだろうか
そうなのか~。小町ちゃんには『英語』、お父さんには『LLカセットと声の入ったテープ』
それぞれの存在を確かめられる物なんでしょうね~。
しかし、アレックス何処行ったんだ?
小町理恵ちゃんの想い出話、(ママチャリは彼氏くんなんだから、)小町理恵ちゃんのお父さんの話は知っていて当然のはずがぁ・・・・???
6歳の時のアメリカの古い雑誌、小学校の時のプレゼント”ジュニア英和辞典”もう小町理恵ちゃんは、ずぅーーーーーっとアメリカにあこがれていたんですねぇ・・・。
切なすぎます・・・・。
願わくば、この親子がいつの日か、
満面の笑顔で再会できる日がきますように・・・・。
そっか、声、入ってたんですね。