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昨日(というかほとんど今日ですね)公開いたしました『スモーク・オン・ザ・さーもん』いかがでした?
ある程度の年齢以上(たぶん40代~50代)のかたしかわからないかと思いますが、昔、マンガ雑誌や「小学○年生」といった少年少女雑誌には「かえうた」というコーナーが必ずついていました。
読者投稿制度になっているものも多く、所詮、小中学生のつくる「かえうた」ですから、実にくだらないものばかりでしたが、それでも当時は定番の「コーナー」になるほど、人気があったものです。
時代のうつりかわりで、替え歌」という言葉さえ、死語になりつつありますが、こうやって突如ブログかなにかに掲載されれば、それなりに笑えたりするわけです。
さて。ぼくちゅうには「商店街」がやたらと登場します。
当時は「商店街」と生活は、切っても切り離せないものでした。
店主との「ふれあい」は、さまざまなエピソードを生み、そこには、ほのかな愛情があったものです。
これを体験できない、現代の学生さんたちや子供は、本当に気の毒だと思います。
もし、僕たちが現在に高校生として存在したとしても、コンビニやファミレスののぼりを立てて自転車で走るわけもなく、ファストフード店のテーマソングをつくることもありえません。
日本中で、昔賑わった商店街が、どんどん「シャッター街」になっていく中、ぼくちゅうは本当に「奇妙」にさえ見える話です。
でも、どこかの商店街の一店主のかたが、これを読んで
「よっしゃ。もう一度がんばってみるか」
って、シャッターを開けてくれたら、この話を書いた甲斐があります。
1日、誰も来店しないかも知れません。
あるいは「電気代のほうが高くつく」かも知れません。
でも、ムーブメントというのは、本当に小さな小さな、それこそ隅っこから起き始めるものです。
カビの胞子にも値しないような小さなところから。
シャッター街や「大型店VS商店街」がテレビでとりあげられるたびに、「商店街の努力が足りない」ようなことも言われますが、違いますね。努力の仕方を間違っているんだと思います。
言っていただければ、商店街ごとテーマソングつくります。ママチャリが。
そうやって、誰かがなにかを起こさなければ、「いやな時代だ」って愚痴っていても、なにも始まらないからです。
7章-22話へつづく
昨日(というかほとんど今日ですね)公開いたしました『スモーク・オン・ザ・さーもん』いかがでした?
ある程度の年齢以上(たぶん40代~50代)のかたしかわからないかと思いますが、昔、マンガ雑誌や「小学○年生」といった少年少女雑誌には「かえうた」というコーナーが必ずついていました。
読者投稿制度になっているものも多く、所詮、小中学生のつくる「かえうた」ですから、実にくだらないものばかりでしたが、それでも当時は定番の「コーナー」になるほど、人気があったものです。
時代のうつりかわりで、替え歌」という言葉さえ、死語になりつつありますが、こうやって突如ブログかなにかに掲載されれば、それなりに笑えたりするわけです。
さて。ぼくちゅうには「商店街」がやたらと登場します。
当時は「商店街」と生活は、切っても切り離せないものでした。
店主との「ふれあい」は、さまざまなエピソードを生み、そこには、ほのかな愛情があったものです。
これを体験できない、現代の学生さんたちや子供は、本当に気の毒だと思います。
もし、僕たちが現在に高校生として存在したとしても、コンビニやファミレスののぼりを立てて自転車で走るわけもなく、ファストフード店のテーマソングをつくることもありえません。
日本中で、昔賑わった商店街が、どんどん「シャッター街」になっていく中、ぼくちゅうは本当に「奇妙」にさえ見える話です。
でも、どこかの商店街の一店主のかたが、これを読んで
「よっしゃ。もう一度がんばってみるか」
って、シャッターを開けてくれたら、この話を書いた甲斐があります。
1日、誰も来店しないかも知れません。
あるいは「電気代のほうが高くつく」かも知れません。
でも、ムーブメントというのは、本当に小さな小さな、それこそ隅っこから起き始めるものです。
カビの胞子にも値しないような小さなところから。
シャッター街や「大型店VS商店街」がテレビでとりあげられるたびに、「商店街の努力が足りない」ようなことも言われますが、違いますね。努力の仕方を間違っているんだと思います。
言っていただければ、商店街ごとテーマソングつくります。ママチャリが。
そうやって、誰かがなにかを起こさなければ、「いやな時代だ」って愚痴っていても、なにも始まらないからです。
7章-22話へつづく
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>でも、どこかの商店街の一店主のかたが、これを読んで
>「よっしゃ。もう一度がんばってみるか」
>って、シャッターを開けてくれたら、この話を書いた甲斐があります。
感動しました!
コンビニとファミレスと超大型スーパーしかない未来なんて僕もイヤです。
商店街をシャッター通りから救うために、自分にも何が出来るか考えたいと思いました。
、、、えーっと、一番乗り?(←こう言うのが流行ってるんですか?)
いつも楽しく大笑いしながら読ませていただいてます。僕も習字やそろばん塾の帰り道に近くの商店や駄菓子屋さんで買い食いなんかをよくしておりました。おっちゃんおばちゃんと話しながら買い物したのは今でも楽しい思い出です。「息子さん、今日はこんなもの買っていったよ~」なんて自宅の親に電話までしてくれたりして、当時はそういうのイヤだなって思ったけど、今考えるといい防犯になってたのかも…なんて思いますね。今でもコンビニよりはそういった小さな店についつい立ち寄ってしまいます。なんかホッとするんですよね。
おはようございます
登校です
商店街・・・ここ最近は行っていないなぁ
一種独特の雰囲気があるんですよね
商店街って
最近は-----といっても嫁に来てから5年程ですが
お気に入りのお店がどんどんなくなって
新しいお店が入るとだんだんと足が遠のいてしまいます
これが時代なのかもしれませんが
なんだかんだ疲れたときは
あの独特の雰囲気に包まれたくなるのがとっても不思議です
もっと活気にあふれてほしいですね☆
フレーフレー商店街♪♪
飲んでて妙なテンションになっています(笑
ハイウェイスター聞いてます。
「僕ちゅう」読んでると懐かしくもあり、それでいて、そんな暖かいところに生まれ育ちたかったなぁ・・と羨ましくも思い・・
わはは。飲も飲も。
夜 通ると 「千と千OのO隠し」な 感じの 商店街がある
モチロン、店は閉まってるんだけど、街灯がね…黄色いチユ―リップを逆さにした様な形してる
だから 何だっって、言わないでぇ~
おはようございます。
我が町の商店街今でも活気にあふれてますよ。
昔は商店街市場の店員さんすごく怖かったんです。「さっさと買って早くどいて!」・「買わへんねやったら帰って」とか普通に言ってました。
(それでも安かったのでいつも混んでました)
ですが近くにスーパーが出来てから接客態抜群。
そして今でも賑わってます。
その店は努力が報われたケースなんでしょうね。。。
大阪…天六商店街がすごいですよ!!
2度目のコメントです。書き終わる頃にはUPされてるかな?
今回は商店街とゆう事で。。。
僕の地元は最近話題になっていたUDONの国です。実は高○市は日本一長い商店街がある街で(多分3km,アバウトですみません)昔っからよく利用してました。隠れ家的なお店がいっぱいで高校生の時は3日に1日くらい行ってました。常連になってたので割引きしてくれるお好み焼き屋さんや,裏通りにあるカッコいい服屋さん,最大限まで値引きしてくれてわざわざ家に持って来てくれる楽器屋さん,暖かい人がたくさんいました。でも今は半分以上がシャッターがかかっています。
便利な大型ショッピングセンターができ車に乗るようになったので駐車場が少ない商店街にはあまりいかなくなりました。少し切ないです…
活気のあった商店街,懐かしい↑。
ながながとスミマセンf^_^;
毎日色々な気分にさしてもらってます☆ぃぃ日課です!UP楽しみにしてます♪
>コバコバさん、おひさしぶり!
そうです。一番載り。
昔はコバコバさんしかコメントなかったんですけどね。いっつも一番載り。
京都はあまり実感ないかも知れませんね。崩壊していく商店街。でも地方は深刻です。
ぼくちゅうの舞台となった町は、壊滅しました。
>ブロンズさん、はじめまして!
ブロンズさんのコメントを読んでいると、目頭が熱くなります。
ほんと、そういう、共通の思い出ありましたよね。
僕などは、商店街には悪さばかりしていましたので、有名人でした。
なんとか、ああいう街並が田舎にももどってほしいって、真剣に思います。
>フェニックスかめさん
拓郎の歌に
「古い船をいま動かすのは古い水夫じゃないだろう」
というのがありまして、まさにそうだと思います。
僕たちはいいんです。もう経験しましたからね。
でも子供たちは、ファストフードとフランチャイズの波間で育っているわけで、これはさすがに気の毒だな、って思います。
>ししさん
大阪はそうですね。東京の下町とか。
うらやましい限りです。
でも、少し車で郊外の町に日曜日にいけば、実感しますよ。きっと。
これじゃだめだな、って思うんですが、誰かが「だめだな」って思わないと始まらないので。
書いてみました。
確率すっげー低いですけどね(笑)。
>ファイアーバードさん はじめまして~
ここはブログなので、物語ばかりというわけでもなく、書きたい事書こうって思いました。
ぼくちゅう、書き進めるほどに、ところでこの町ってどこのことだ?って、自分でも思うわけです。
もう跡形もないんです。そう。一軒も。
でも、問題意識みたいなのが、みんなの中にめばえてくれば、きっと変わる日が来るような気がして。
それだけなんですけどね。
>2児の母さん おつかれ~
順不同になっちゃいましたね。
やっぱり商店街のシャッターが下がっているって、異様な光景だと思います。それも日曜日も。
そこにはかつてたくさんの人たちが訪れて、たくさんの笑顔がありました。
ビジネスというものが日本、ダメにしちゃいました。
でも、どっかに残ってると思うんですね。
それが心の中でも。
登校(?)です。
昨日はコメントにお返事ありがとうございました!
嬉しかったです。ブログまで読んでいただいて。
そういえばうちの父も昔「神童」
と、呼ばれていたそうですが今ではその面影は
まったくと言っていいほどありません。
酒を飲まないと言いたい事も言えぬほど。
そんな父もつい最近まで商店街の活性化を
目指す仕事に携わっていたみたいです。
ボクの少年時代にはすでに地域とのつながりが
ずいぶん薄れていた気がしますが
くろわっさんの学生時代を羨ましく思ったり
なんとなく懐かしいと思える気持ちがあることを
嬉しく思います。
若い世代の者(もん)なのですが、自分の街の商店街も空き地がちらほらとあり、親戚から聞いた賑やかな風景は見ることが難しくなってしまいました。シャッターがされている店もここだけではありません。
でも、現代は商店街を必要としていない、ということは絶対にないと自分では思っています。 そこには必ず必要としてる人間が必ず存在しているから。
これからの商店街の復活と再び賑わいが戻ることを期待してコメントにします。
昔の商店街が全部カッキづいていたのは・・・。
やはりそこへ買い物に行くお客さんが、必ずキーポイントになりますよネ。
大型スーパーは今の車社会に、適応しているからはやっているんだし・・・。でもスーパーでは「これマケテ・・・」なんて会話は一切ナッシングー!ですからねぇ。
お店の人も色々シンキングー!して、シャッター降ろさないようにワーキングー!!して欲しいものです。
ママちゃりさん、初めまして。数年前の記事にコメントを書いてどうなるのかしらと思いながら、色々と思うことはたくさんあったのに、何もコメントをせずにここまで楽しく読ませていただいております。ママちゃりさんを初め、やんちゃな高校生達と地域の人たち(大人達)との関わりの話を読みながら、凄く羨ましいなって思っています。私はもうすぐ40歳、ママチャリさんよりもちょっと年下にあたるの?かもしれませんが、やはり、高校時代は楽しく過ごし、地域の人たちとは言わずとも、部活の顧問や数人の大人たちに支えられて成長したと思っています。現代の子供に、そういった大人の存在がないことが、本当に嘆かわしいです。映画を見て原作が気になって、最初から読ませていただいていますが、大笑いしながらも色々な考えが頭に浮かんできて、ママチャリさんのお話は、凄く貴重だと思っています。そして、今日の(過去に書かれたこの文章)を読んで、ちょっと涙が出そうになりました。大型店に押されて店が消えていく事実に悲しくなったのです。私の住んでいるアメリカでも同じ現象が起こっています。(多分、アメリカのほうで先に起こったのでしょうが。)地域にやってくるチェーン店のお陰で、小さな店がどんどん閉店に追いやられていき、人とのコミュニケーションがとれないような店ばかり存在するようになっています。きっと消費者である私たちがそうなるように仕向けているのでしょうが・・・。
ママチャリさんからのコメント、凄く心に響きました。
これからも笑ったり、泣いたりしながら、続きを読ませていただきます。私のブログでもこちらのサイトを勝手に宣伝しています。息子もママちゃりさんの話が大好きなんですが、一部しか読んであげていません。高校生くらいになったら本を全部読ませてあげようと思います。11歳にはちょっと説明しにくい場所も有るので・・・。(本はまだ買っていませんが)これからも、楽しいお話を書き続けてくださいね。ママちゃりさんの話を読むと大声で笑えて、凄く気持ちよく眠れます!(ちなみに、私は保育園でやんちゃ盛りの子供たちと毎日楽しく過ごしています!)
この僕駐映画でも面白いですね
本当に世の中を動かす力を持っているのは私達です。
私達が何を買うか、何処へ行くか、何を望むかが世の中を形作って行きます。
世の中に在って欲しいものを買う。
存続して欲しい場所へ行く。
こうあって欲しい物事を望む。
それが大事だと思います。「自分には何の力もない」と思わずに。