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第10話 西条!武器をとれ!そして立て(5)
が、
ふと、手元を見ると、そこに角材が転がっていました。
長さは1mほど。
そして
ちょうど青柳が、ゆき姉のスカートをめくりあげたと同時です。
ゴッ
鈍い音がして、青柳が倒れ込みました。
「っつ・・・」
ようやく顔を上げた青柳の顔は、血だらけでした。
「うわああああああああああああ!」
西条くんは、その顔をめがけて、もう一度角材を振り下ろしました。
ゴッ
再びにぶい音が響き、崩れ落ちる青柳。
「ウ・・・・ウワァーーーーーーーーー・・・」
悪ガキとは言え、所詮は小学生。血をみたとたんに、ゆき姉を抑えつけていた鹿目たちは、一目散に逃げ出しました。
西条くんは、それでも攻撃をゆるめませんでした。
もう一度、青柳に角材をふりおろそうとした時、
「西条・・・。そのへんでやめとけ。死んじゃうぞ、ソイツ」
ゆき姉が止めに入りました。
「ゆきねえ。だって、コイツら。コイツら、ゆきねえを・・・・・」
このスキをみて、青柳が血だらけの顔をおさえて逃げ出しました。
「ウン・・・・西条。ありがとうな。初めて・・・守ってもらっちゃったな。西条に」
ゆき姉はやさしく西条くんの頭をなでました。
青柳は翌日、学校を休みました。
全治2週間の怪我でした。
当然、学校でも問題になり、青柳の悪行も知れるとこととなりましたが、西条くんには、さらに過酷な運命が待っていました。
『上級生殺し』
これが翌日から西条くんについたアダ名です。
いいえ。この時のアダ名は、高校になっても言われ続けることになりました。
この日から、みんなが西条くんを恐れるようになり。
そしてやがて、誰もよりつかなくなっていきました。
「・・・・それでもな。ゆき姉がいるうちはよかったんだ。ゆき姉の友達とか、みんなで俺をかわいがってくれてな。俺、いっつも6年の女子と遊んでたんだ」
「ふうん」
「けどな・・・ちょうど今頃かなぁ。秋だったんだけどな。ちょうどドリフ見終わったころにさぁ。ゆき姉が突然家たずねてきたんだよな」
「ゆきねえ。どうしたの?こんな夜に。もうドリフ終わっちゃったよ?」
「あのね。西条。これあげる!」
それはマンガ本の束と、小さな貝殻でした。
その貝殻は、道場のみんなで海へ行ったとき、ゆき姉が見つけたものでした。
さくら貝。
その美しい貝殻を見たとき、西条くんは、ずいぶんとほしがったのですが、結局はもらえなかったものです。
「え?いいの?でも、ゆき姉、これは誰にもあげられないって」
「ん。いいんだ。2つあるから。ひとつ持ってて!」
「ホント?うれしいなぁ。この漫画本は?」
「んー。それもいらなくなったから!」
幼い西条くんは、もらえたことがうれしいばかりで、その意味がわかっていませんでした。
別れ際、ゆき姉が言いました。
「西条!強くなってね!また女の子守れるくらいに!」
それがゆき姉の最後の言葉だということを知ったのは、翌週になって、ゆき姉の道場が空っぽになっているのを見てからのことです。
「・・・・まぁ。一種の夜逃げみたいなもんだったんだろうな。今もよくわかんないんだけどさ・・・。ゆき姉、学校にも来なくなった。漫画、荷物になるから置いてったんだろうな。きっと」
「そうだったのか・・・。さくら貝は?」
西条くんは、ワイシャツのボタンをひとつはずすと、ペンダントをとりだしました。
「コレ・・・・・」
それは、ひどく年月を感じさせるもので、すでに「さくら貝」には見えませんでした。
「ずっと持ってたのか?」
「うん。小学校時代、唯一いい思い出だったから」
ゆき姉がいなくなってからも青柳たちが西条くんをいじめることも、もうありませんでしたが、なにかにつけて西条くんの悪い根も葉もないうわさをたて続けました。
西条くんは、ますます孤独になっていきました。
家に帰っても遊ぶ相手もいないために、少年西条くんは、今までやっていた空手、柔道に加え、ボクシング、少林寺と、かたっぱしから道場に通いました。
そしてそれがまた、まわりに「西条くんを恐れさせる」要因となりました。こういう悪循環は、回り出すと止まることがありません。
「・・・・だからさ。俺、小学校の遠足とか、運動会な。弁当、いっつもひとりで喰ってた。先生が気の毒がってさ。一緒にって言うんだけどな。同情されるってのもミジメだろ?」
「うん・・・・」
「一番やだったのはさ。3年の運動会でな。家の人も来るだろ?なんか家族ぐるみで食べ合うんだけどな。母ちゃんがいっしょにどうですか、って同級生の家族に誘うんだけどな。みんなていよく断られてさ・・・」
「・・・結局、ポツンとうちの家族だけで弁当食べたんだ。俺はよかったんだけどさ。もう慣れたから。母ちゃんたちは気の毒だった....」
「・・そう・・か・・・」
「中学校になればさ。他の小学の連中も入って来るからって期待したんだけどな。結局半分は持ち上がりだろ?なんにも変わらないどころか、今度は先輩ににらまれるはめになってな」
「もうそうなっちゃうとさ。自分の腕しかたよりはねーんだよな。毎日毎日喧嘩してた。まぁ、おかげで負けることはなかったけどな」
「結局弁当はずっとひとりで喰ってたな。3年間・・・いや。8年・・か。だからさ、高校は、同じ中学のヤツがなるべく入らないここ選んだんだよ。なるべく知ってるヤツがいないとこってな。でもウワサひろまっちゃっててな・・・」
西条くんが、僕たちの高校に来ることは、入学直前から話題になっていました。
「とんでもないヤツが入る」という噂です。
西条くんが僕に向かって言いました。
「だからさー。お前が入学して初めて午後授業ある日にな。”西条、いっしょにメシ喰おうぜ”って言ってくれたろ?あんときさ。俺、うれしくってさー」
「そうだったのか・・・・」
「うん。ずっと言われたことなかったから。そんなこと・・・・ずっと。後で便所行って泣いた。うれしくってな」
僕は、沈んだ雰囲気になるのがイヤで、精一杯、茶化しました。
「まぁ、どんな不良でも、メシ喰おうぜって言って、なにお!ってヤツはいないからな」
「ははは。そりゃそうだ!」
これが僕と西条くんがつきあうきっかけだったのです。
西条くんの胸に下がった桜貝が、ちょっと照れ笑いしたように見えました。
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第10話 西条!武器をとれ!そして立て(5)
が、
ふと、手元を見ると、そこに角材が転がっていました。
長さは1mほど。
そして
ちょうど青柳が、ゆき姉のスカートをめくりあげたと同時です。
ゴッ
鈍い音がして、青柳が倒れ込みました。
「っつ・・・」
ようやく顔を上げた青柳の顔は、血だらけでした。
「うわああああああああああああ!」
西条くんは、その顔をめがけて、もう一度角材を振り下ろしました。
ゴッ
再びにぶい音が響き、崩れ落ちる青柳。
「ウ・・・・ウワァーーーーーーーーー・・・」
悪ガキとは言え、所詮は小学生。血をみたとたんに、ゆき姉を抑えつけていた鹿目たちは、一目散に逃げ出しました。
西条くんは、それでも攻撃をゆるめませんでした。
もう一度、青柳に角材をふりおろそうとした時、
「西条・・・。そのへんでやめとけ。死んじゃうぞ、ソイツ」
ゆき姉が止めに入りました。
「ゆきねえ。だって、コイツら。コイツら、ゆきねえを・・・・・」
このスキをみて、青柳が血だらけの顔をおさえて逃げ出しました。
「ウン・・・・西条。ありがとうな。初めて・・・守ってもらっちゃったな。西条に」
ゆき姉はやさしく西条くんの頭をなでました。
青柳は翌日、学校を休みました。
全治2週間の怪我でした。
当然、学校でも問題になり、青柳の悪行も知れるとこととなりましたが、西条くんには、さらに過酷な運命が待っていました。
『上級生殺し』
これが翌日から西条くんについたアダ名です。
いいえ。この時のアダ名は、高校になっても言われ続けることになりました。
この日から、みんなが西条くんを恐れるようになり。
そしてやがて、誰もよりつかなくなっていきました。
「・・・・それでもな。ゆき姉がいるうちはよかったんだ。ゆき姉の友達とか、みんなで俺をかわいがってくれてな。俺、いっつも6年の女子と遊んでたんだ」
「ふうん」
「けどな・・・ちょうど今頃かなぁ。秋だったんだけどな。ちょうどドリフ見終わったころにさぁ。ゆき姉が突然家たずねてきたんだよな」
「ゆきねえ。どうしたの?こんな夜に。もうドリフ終わっちゃったよ?」
「あのね。西条。これあげる!」
それはマンガ本の束と、小さな貝殻でした。
その貝殻は、道場のみんなで海へ行ったとき、ゆき姉が見つけたものでした。
さくら貝。
その美しい貝殻を見たとき、西条くんは、ずいぶんとほしがったのですが、結局はもらえなかったものです。
「え?いいの?でも、ゆき姉、これは誰にもあげられないって」
「ん。いいんだ。2つあるから。ひとつ持ってて!」
「ホント?うれしいなぁ。この漫画本は?」
「んー。それもいらなくなったから!」
幼い西条くんは、もらえたことがうれしいばかりで、その意味がわかっていませんでした。
別れ際、ゆき姉が言いました。
「西条!強くなってね!また女の子守れるくらいに!」
それがゆき姉の最後の言葉だということを知ったのは、翌週になって、ゆき姉の道場が空っぽになっているのを見てからのことです。
「・・・・まぁ。一種の夜逃げみたいなもんだったんだろうな。今もよくわかんないんだけどさ・・・。ゆき姉、学校にも来なくなった。漫画、荷物になるから置いてったんだろうな。きっと」
「そうだったのか・・・。さくら貝は?」
西条くんは、ワイシャツのボタンをひとつはずすと、ペンダントをとりだしました。
「コレ・・・・・」
それは、ひどく年月を感じさせるもので、すでに「さくら貝」には見えませんでした。
「ずっと持ってたのか?」
「うん。小学校時代、唯一いい思い出だったから」
ゆき姉がいなくなってからも青柳たちが西条くんをいじめることも、もうありませんでしたが、なにかにつけて西条くんの悪い根も葉もないうわさをたて続けました。
西条くんは、ますます孤独になっていきました。
家に帰っても遊ぶ相手もいないために、少年西条くんは、今までやっていた空手、柔道に加え、ボクシング、少林寺と、かたっぱしから道場に通いました。
そしてそれがまた、まわりに「西条くんを恐れさせる」要因となりました。こういう悪循環は、回り出すと止まることがありません。
「・・・・だからさ。俺、小学校の遠足とか、運動会な。弁当、いっつもひとりで喰ってた。先生が気の毒がってさ。一緒にって言うんだけどな。同情されるってのもミジメだろ?」
「うん・・・・」
「一番やだったのはさ。3年の運動会でな。家の人も来るだろ?なんか家族ぐるみで食べ合うんだけどな。母ちゃんがいっしょにどうですか、って同級生の家族に誘うんだけどな。みんなていよく断られてさ・・・」
「・・・結局、ポツンとうちの家族だけで弁当食べたんだ。俺はよかったんだけどさ。もう慣れたから。母ちゃんたちは気の毒だった....」
「・・そう・・か・・・」
「中学校になればさ。他の小学の連中も入って来るからって期待したんだけどな。結局半分は持ち上がりだろ?なんにも変わらないどころか、今度は先輩ににらまれるはめになってな」
「もうそうなっちゃうとさ。自分の腕しかたよりはねーんだよな。毎日毎日喧嘩してた。まぁ、おかげで負けることはなかったけどな」
「結局弁当はずっとひとりで喰ってたな。3年間・・・いや。8年・・か。だからさ、高校は、同じ中学のヤツがなるべく入らないここ選んだんだよ。なるべく知ってるヤツがいないとこってな。でもウワサひろまっちゃっててな・・・」
西条くんが、僕たちの高校に来ることは、入学直前から話題になっていました。
「とんでもないヤツが入る」という噂です。
西条くんが僕に向かって言いました。
「だからさー。お前が入学して初めて午後授業ある日にな。”西条、いっしょにメシ喰おうぜ”って言ってくれたろ?あんときさ。俺、うれしくってさー」
「そうだったのか・・・・」
「うん。ずっと言われたことなかったから。そんなこと・・・・ずっと。後で便所行って泣いた。うれしくってな」
僕は、沈んだ雰囲気になるのがイヤで、精一杯、茶化しました。
「まぁ、どんな不良でも、メシ喰おうぜって言って、なにお!ってヤツはいないからな」
「ははは。そりゃそうだ!」
これが僕と西条くんがつきあうきっかけだったのです。
西条くんの胸に下がった桜貝が、ちょっと照れ笑いしたように見えました。
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- 6章:第11話 私をデートにつれてって(1)
- 6章:第10話 西条!武器をとれ!そして立て(5)
- 6章:第9話 西条!武器をとれ!そして立て(4)
もう鼻水だーだーです。涙ぼろぼろです。
待った甲斐がありました!
西条さんにそんな過去があったんですね・・・。
何か心にグッとくるものがありました
それでは1クリックして眠ります笑
9章で終わってたら コメントお休みしようかと思いました。
やっぱ、きついっ!言葉が出てこない(ーー;)
でも、ママチャリと西条、益々深みが出てきて
ええ。僕もこの話を聞いたときは涙だーだーでした。
なにしろ僕の知っている西条くんは、底抜けに明るくてスケベでしたから。
脚色はしてありますが、むしろ実話のほうが泣けました。
5章以来ですねー。いらっしゃいませ。
こんな時間で学校だいじょぶ?
すみませんね。お待たせしちゃって。なにしろ2話一度にだったものですから、手間くっちゃいました。
いい学校生活おくってくださいね!
この子(って自分もいますけど)たちの成長を読み取れるあたりがお母さんですよねー。
コメント。休まないでつかあさい。
これ。書いてるのけっこうきついんですよ~。実は。
5章までは『花火盗人』書きたい!っていうのがあったんで、そうでもなかったんですが。
でも、コメントいただけるんで続けていられるようなものです。
まぁ、無理矢理コメントづけする必要はないですけどね。
思ったこと書いてもらえると、励みになります。
だってここ、ブログですから。物語とは言え。
つい、休みたくなっちゃうんですよね~。コメントなくなったらその日で打ち切ろう、って決めてます。それほどにたいへんなんですよ。
でも、逆にひとりでも読んでくださるかたがいれば、たぶん最後まで続けると思います。
コメントもらえると、やっててよかった、って思いますもん。
ところで「ふうよっ」ってなんですか?いまだにわかんないんですけど・・・・・。
早いリズムで語尾あげで アラレちゃん風に声だして言ってみてください。
小さな悲鳴っていうか、「ここでやめるのかよ~」ってツッコミのつもりなんですけど(^^ゞ すみません_(._.)_ヘンな声だして
わかりました!
ふーよ ってゆっくり読んだからダメだったんですね。
これで心おきなく眠れますぅ。ありがとうございました!
朝一から、涙がでちゃいました。
なんだか、
自分が小学生の時に転校ばっかりで
友達ができなくていじめられてた過去を
思い出しちゃった。
そうですね。そういうかた、けっこうたくさんたくさんいらっしゃると思います。
でも。転機はおとずれるんですよね。どこかで。
まるでそれまでがウソだったみたいに。
西条くんはいい例です。
だから絶望する必要ってないんですよね。
今は、ネットとか、味方さがすのも意外に簡単ですからね。昔の学生たちよりはだいぶ楽になったんじゃないでしょうか?
僕は学校行ってた頃、ずっといじめられっ子だったけど、僕ら弱い奴等にはわからない切なさ、強い子にもあるんですねぇ。
僕は弱いまま育って正解だったようです。
西条くんが暴力にうったえれば、それこそ「ケライ」はいくらでもついたと思うんですが、道場かなんかの教えだったんでしょうね。
きっと。
もともと暴力きらいな人でしたし。
ぼくちゅう、奥が深いですねー。5章だけかと思ったら。笑わせて笑わせて笑わせてドンってくるので、衝撃大きいです。
中学のとき、おんなじような子がいました。強いのに孤独な子。
こういうことだったのかも、って今思います。
それにしてもどうやったらここまで書けるのか知りたいです。
涙がぽろりぽろりでなかなかとまりませんでした。
入学前からうわさの立っていた西条君に声をかけたくろわっさんも結構勇気いったんじゃないんかなぁと思ったりもしました。
私のときゎ、中学校入学のときにそういう子がいて,仲間を引き連れてたけど、学校中の先生に入学式のときからにらまれていたり、上級生から目をつけられていたりしました。
でも、そういうのって案外周りの無知からくる偏見だったりもするんですよねぇ。実際その子ゎ、めっちゃ強くて他中の子とも喧嘩していたみたいでしたが、基本、血が多いというわけでもなく、優しいってか友達思いの子でした。
最近、「ママチャリ」や「西条」達が息子のように思えてなりません。
あたいの中で、くろわっさんから独立してしまっています。
こんなに悩んでいる時期があったなんて、辛かったろうなと思うと、母として心が痛い。(本当のお母さん、すみません)
偏見で、噂で、そして「見てくれ」で人を判断してはいけないですよ。
話して酒酌み交わして「こいついいやつだな」と見直すときがあるもの。
おっと「西条」は高校生だったね。。。
あたいも二児の母…レインボーママです。
もう23歳と21歳の息子、娘ですが。
西条くんに声かけたときは、ごくごく普通でした。
これといった勇気もいらなかったですねぇ。そういうのの扱い馴れてたっていうか。でも、見かけよりずっとおもしろくって、盛り上がりました。まだ覚えてます。
でも、そういう偏見を受けている子っていうのは、けっこう学校にいましたよね。
ほんとうにささいなことが、その子の人生を狂わせたりしていたのを、いくつか見ました。
もし番外編まで書くようなことがあれば、そのあたりのことも書きたいな、って思います。
そ、そんなに大きなお子様がいらっしゃったなんて!
とても外見からは想像つきませんね。お若いのに。って、拝見したことがそもそもありませんが(笑)。
ママチャリ。書いてて自分だと思ってません(笑)。
あまりに都合悪いとこ削除しすぎて、まるで他人のスマートさです。
まぁ。僕のブログですからぁ。外見はブラピとか書いちゃお。次回で。
偏見。あふれてます。たぶん今の学校でも。
これがどこかの学生さんの胸にひっかかればいいな。
、って思います。
なんかずいぶんと昔にですねー。物語を書くには、ってのがブラックジョークの本にあったんです。
「笑わせるのは泣かせるのの10倍むずかしい」って書いてありまして。
ほんとうにそう思います。
笑いとった後に、こういう話に持って行くのも、けっこうむずかしいですね。
次は、またおもいっきりもとの「ぼくちゅう」です。
こんばんわです。
西条さんの過去にこんなことがあったなんて!!
大変おどろきました。五章までの明るくて、喧嘩が強くて、ちょっとだけ頼りがいのあるイメージだったぶんだけに・・
あと、驚いたのが、西条さんがたくさん道場に通ってたというなかの、少林寺に反応してしまいました!!ちょっと感想とはズレテしまいますが、私もちょっとやっていて西条さんとの共通点みたなのがあって、ちょっとだけ嬉しいですv
そうですね。でも西条くんが「ケンカは強いけれど平和主義者」なことは、幾度かふれておりました。
少林寺は、西条くんが最も凝った(現実では)格闘技でした。が、戦う西条くんが少林寺らしきものを使ったのはほとんど見たことがありません。なにかしら制限があったのかも知れませんね。道場で。
そうですか。イロハさんも西条なみなんですね?
この「西条なみ」が褒め言葉かどうかは判断をおまかせいたします。
もうこの話は涙無しで読めませんでした。
一回読んだら頭から離れません。
ゆき姉も、西条君も、すごい…心が強い。
そしてママチャリ君と西条君の出会いもまた…
もう、なんか…友情に…すべてに感動です。
将来子供が大きくなったら、
必ずぼくちゅうを読ませたいです。
喧嘩は強いけど、乱暴者じゃない西条くんの、真の姿がここに。
以前(5章だったかな?)西条くんに、別のグループが居る事を「遠い存在みたい」だと言ったママチャリくんですが、誇り高い男の子が、自分が泣いた話(しかも便所に隠れて)をそう簡単に話すでしょうか。
ママチャリくんが思うより、ずっとずっと近くに居ると思いました。西条くんは。
喧嘩は強いけど、乱暴者じゃない西条くんの、真の姿がここに。
以前(5章だったかな?)西条くんに、別のグループが居る事を「遠い存在みたい」だと言ったママチャリくんですが、誇り高い男の子が、自分が泣いた話(しかも便所に隠れて)をそう簡単に話すでしょうか。
ママチャリくんが思うより、ずっとずっと近くに居ると思いました。西条くんは。
西条君にとっては、ママチャリさんとの出会いがまさに「運命を変える」出会いだったんだなぁ~と、この章を読んで思いました。
書籍にはママチャリさんが「いっしょにメシ喰おうぜ」っていうシーンがありますが、こんなに深い意味があったことまで気付かずにいました。
この章を読んでから読むと、違った面がみえてきて・・・
西条君がこの高校に入ったこと、ママチャリさんたちと出会えたこと。
よかった~!!と、ほんと、思います。
(*。-ω-)俺も…俺も小、中学校と孤立してました…同じ学校には不良が居ませんでした…
恐がって誰も近付かない、少し離れた不良校で友達作ってた…
でも筆者やサイジョーみたいに上手く行かずに殻に閉じこもってしまった。
結局は人間不審に陥り高校も行かず、仲間って大切だよね。
つくづく思う。
(*__)〃ゥンゥン
なんていい話だ~。
涙ちょちょぎれました!
あうあう・・・・゜・(つД`)・゜・
西条少年よくがんばったね・・・長いトンネルだったけど出口が見つかってよかった。
やっぱりいい男だな・・・西条くん
会社の終業時間が迫ってきましたので、そろそろブログよむのは止めようと、思いつつつい先が気になって・・・。
西条君のお家はそんなに色々な、格闘(自分の身を守るためだったのかなぁ)に行かせてくれてたんですネ。
高校もわざわざ遠くの学校選んで行って、うわさって怖いですネ。
ママチャリさんはどこを見て、西条君に声をかけたのかなぁ?!
さいじょおおおおおおおおおおっっっ
なんだかすごく心にきました。
追いついたので久しぶりに読み返しています。
この話めちゃくちゃ感動しますね!!!!
このコメントは管理人のみ閲覧できます
大事な人を守ろうとしたのにそれがきっかけで誰もよりつかなくなるなんて…。
心優しい西条くんの良い所は、このブログを見てるみんながわかってると思います!
今の西条さんが、たくさんの素敵な人たちに囲まれてることを願ってます。
「もうドリフ終わっちゃったよ?」って・・・
あどけない!(涙)
子供の頃、ドリフを見るのが週に一度の“夜更かし”でした。
私も一人でお弁当を食べていた時ありましたが、8年ですか・・・。
西条さん、後でトイレに行くまでよく涙を堪えましたね。
でも家に帰るまでは堪えられなかったんですね。
西条君……ママチャリに出会えて本当に良かったね!
ママチャリが鉄下駄番長とかと対立してきた変人だからこそ、なんの気負いもなく自然に西条君に声をかけることが出来たのかな?
ママチャリにとっては何気ない行動だっただろうけど、西条君にとってはもの凄く衝撃的だったんですね。
さすが、国家権力もヤクザ屋さんも好き放題な孔明様!
西条くん、せつなすぎるよ…ままチャリがいて、ほんとよかった!
昔もあったんですね
僕の中学時代もありました
と言ってもまだ高3ですが(^。^;)
僕もママチャリさんと同じで普通に接してたらそれを他の奴に驚かれました
こんな悲しいことなければいいんですけどね