明里ちゃんは病院に運ばれました。
病院の廊下の椅子に、僕は呆然と座っていました。
やがて明里ちゃんのお母さんが、病室から出て来ました。
「おばちゃん・・・」。
明里ちゃんのお母さんは、僕を見るなり
「あなたはなんてことしてくれたの!?」
その表情は、いつも遊びに行った時にジュースを出してくれるおばちゃんとは、まるで違っていました。
「え・・・:」。
「明里はねぇ。自転車に乗るなんて運動、できないのよ!?あなたも知ってるでしょ?」
「ぼ・・・僕は・・・・。おばちゃん・・・ご、ごめんなさい・・・」。
「ごめんなさいじゃないわ!もう少しで死ぬとこだったのよ?明里は!」
僕は言われている意味がわかりませんでした。
ただ、とんでもないことをしてしまった、ということだけは理解できたのですが。
やがて僕の母が到着し、明里ちゃんのお母さんに深々と頭を下げました。
「母ちゃん・・・・」。
母は僕を見ると
「いいからね。心配しないで」。
それだけ言いました。
どれほど廊下のベンチにいたでしょう。
僕はいつの間にか眠ってしまっていました。
バタンというドアの音で目をさますと、ビニールに包まれたベッドが運び出されて来ました。
「あ・・・明里・・・ちゃん!」
明里ちゃんは薄目を開けて僕のほうを見ると、にっこりと目元を緩めました。
「あ、明里ちゃん!ケッコン、するよ!僕!」
明里ちゃんはなにも答えませんでした。
「おっきくなったらさー。ケッコンするからさー。元気になってよ!」
ベッドにくっついて行こうとする僕を、看護婦さんが制止しました。
やがて明里ちゃんのベッドは、別な病室へと吸い込まれて行き、僕がそこに入ることは許されませんでした。
→ → → → → → → → → → → → → → → → → → → → → →
「それがね。明里ちゃんを見た最後」。
「え。死んじゃったの?」
「いや。そうじゃなくって。サナトリウムに入ったんだ」。
「あ・・・。那須の?」
「ああ。そうらしい」。
「それから何回か手紙書いて」。
「うん・・・」。
「何度かは戻って来たんだけどね」。
「僕ね。その時、約束しちゃったからね。元気になったらケッコンするってさ」。
「はは。おかしい?小学校の約束だもんな」。
和美ちゃんは黙って首を振りました。
「でもひどいよ・・・」。
「え?」
「思い出には勝てないよ」。
和美ちゃんは聴きとれないほど小さな声で言いました。
思い出・・・か・・・。
僕は黙り込みました。
「そんなことも・・・ないさ・・・」。
僕は久保くんの言っていたことが、少しずつ理解できてきていました。
明里ちゃん。ごめん。
僕は。和美が好きなんだ・・・・。きっと。



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9章-第41話へつづく→
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病院の廊下の椅子に、僕は呆然と座っていました。
やがて明里ちゃんのお母さんが、病室から出て来ました。
「おばちゃん・・・」。
明里ちゃんのお母さんは、僕を見るなり
「あなたはなんてことしてくれたの!?」
その表情は、いつも遊びに行った時にジュースを出してくれるおばちゃんとは、まるで違っていました。
「え・・・:」。
「明里はねぇ。自転車に乗るなんて運動、できないのよ!?あなたも知ってるでしょ?」
「ぼ・・・僕は・・・・。おばちゃん・・・ご、ごめんなさい・・・」。
「ごめんなさいじゃないわ!もう少しで死ぬとこだったのよ?明里は!」
僕は言われている意味がわかりませんでした。
ただ、とんでもないことをしてしまった、ということだけは理解できたのですが。
やがて僕の母が到着し、明里ちゃんのお母さんに深々と頭を下げました。
「母ちゃん・・・・」。
母は僕を見ると
「いいからね。心配しないで」。
それだけ言いました。
どれほど廊下のベンチにいたでしょう。
僕はいつの間にか眠ってしまっていました。
バタンというドアの音で目をさますと、ビニールに包まれたベッドが運び出されて来ました。
「あ・・・明里・・・ちゃん!」
明里ちゃんは薄目を開けて僕のほうを見ると、にっこりと目元を緩めました。
「あ、明里ちゃん!ケッコン、するよ!僕!」
明里ちゃんはなにも答えませんでした。
「おっきくなったらさー。ケッコンするからさー。元気になってよ!」
ベッドにくっついて行こうとする僕を、看護婦さんが制止しました。
やがて明里ちゃんのベッドは、別な病室へと吸い込まれて行き、僕がそこに入ることは許されませんでした。
→ → → → → → → → → → → → → → → → → → → → → →
「それがね。明里ちゃんを見た最後」。
「え。死んじゃったの?」
「いや。そうじゃなくって。サナトリウムに入ったんだ」。
「あ・・・。那須の?」
「ああ。そうらしい」。
「それから何回か手紙書いて」。
「うん・・・」。
「何度かは戻って来たんだけどね」。
「僕ね。その時、約束しちゃったからね。元気になったらケッコンするってさ」。
「はは。おかしい?小学校の約束だもんな」。
和美ちゃんは黙って首を振りました。
「でもひどいよ・・・」。
「え?」
「思い出には勝てないよ」。
和美ちゃんは聴きとれないほど小さな声で言いました。
思い出・・・か・・・。
僕は黙り込みました。
「そんなことも・・・ないさ・・・」。
僕は久保くんの言っていたことが、少しずつ理解できてきていました。
明里ちゃん。ごめん。
僕は。和美が好きなんだ・・・・。きっと。



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ん~~~
深いですね・・・
思い出なんて捨てるべき。
切ない話しじゃないですか。
おばかばっかりじゃなくてこういう話しがはいるから、みんなやられちゃうんですよね。
自転車の乗り方、子供はもう大きくて独り立ちしてしまったので、孫が出来たら「タカ流自転車の乗り方」でおしえようと思います。
う。ちょっときつい・・・。
>もにょさん、こっちも一番載り
そうですね。演出少しくっついてますが、明里ちゃんについては、おおよそこんなものでした。
やはりというか・・・それで那覇に行ったんですね明里ちゃん・・・
思い出には勝てないか・・・確かに小学生の時の思い出は心に残ってるものが多いけど、これから作っていく思い出のほうが断然多いし、色々なことがあるので「勝てない」事は無いと思いました・・・
か、和美ちゃん(´;ω;`)ブワッ もうふつーにほれちゃいますよ・・・。
ちびママチャリさんは、その思い出を、重く、心に受止めていたんですね。
明里ちゃんも、みんなと同じようにできて、楽しかったんだろうね(´・ω・`)
それに私も乗れるようになりたての頃は本当に嬉しくて、毎日のように乗っていましたから。
でも、顔のわからないライバルっていうのも、酷ですよね…;;
和美ちゃんにも頑張ってほしいなぁ><
>名無しさん
>思い出なんて捨てるべき。
途中で途切れた思い出ほど奇麗なわけですね。
一度も憎まず、一度も争ってもいない。
純粋ですからね。
しかも責任感じてました。ずーーーっと。
というか今も?
思い出に勝る恋って素敵ですね!
俺もそんな恋がしたいです!
まったくもって羨ましい限りです。
>あいのひげさん
>おばかばっかりじゃなくてこういう話しがはいるから、みんなやられちゃうんですよね。
うーん。ラブストーリーは、コメディだけではむずかしいですね。
でも哀しいばかりでもだめなので。前向きに。
誰も悪くないのに……明里ちゃんのお母さんも、心配のあまり強い言葉をなげてしまったんでしょうね。
ママチャリくんは、同情で引きずっていたわけでも、優柔不断なわけでもない気がします。
自分のせいで、っていう責任感?負い目?もちろん明里ちゃんのことは好きだったんでしょうけど。
ママチャリくんが、今の自分の気持ちを自覚出来たことで、明里ちゃんから卒業できるのかなぁ。
そしていよいよ、和美ちゃんと雪解け?
>モアナさん
アップしてみたら意外に短くて驚きました。
>思い出には勝てないか・・・確かに小学生の時の思い出は心に残ってるものが多いけど、これから作っていく思い出のほうが断然多いし、色々なことがあるので「勝てない」事は無いと思いました・・・
はい。これってパターンは違えど、けっこう男は悩むんですよ。
思い出から抜けられない男って多いです。
僕は典型的でした。
しんみりしながらコメントを読み進んでたら、モアナさんの『那覇』にツボってしまいました…ゴメンナサイ。
頭の中に沖縄民謡が鳴り響いちゃってるので、落ち着いたらコメント入れます…。
好きとか愛してるとかって自分で気づかない時あると思います。その人の事を思って胸が痛くなって初めてあ~好きだったんだってきづいたりね。
ママチャリくんは本当に小さい時から人の事を思いやれるやさしい子だったんですよね♪
>Lasaさん
>ちびママチャリさんは、その思い出を、重く、心に受止めていたんですね。
なにしろそこで途切れていますから。重いですね。実は書くの、けっこうこたえました。
>明里ちゃんも、みんなと同じようにできて、楽しかったんだろうね(´・ω・`)
それに私も乗れるようになりたての頃は本当に嬉しくて、毎日のように乗っていましたから。
うん。
あ。ダメかも。
きっとママチャリさんと明里ちゃんだけの、
すてきな思い出なんでしょうね。。。
二人でそうゆう思い出を共有できるって
すごく素敵です
あー、けっこうくるなー。
>きゃたくん
>か、和美ちゃん(´;ω;`)ブワッ もうふつーにほれちゃいますよ・・・。
それってサリーちゃんに恋した僕と同レベルですね。
>ヘンリーさん
>思い出に勝る恋って素敵ですね!
>俺もそんな恋がしたいです!
こんなもんでも、恋愛話って読めばなんらかの參考にはなります。
がんばってください!
>hkkaさん
>好きとか愛してるとかって自分で気づかない時あると思います。その人の事を思って胸が痛くなって初めてあ~好きだったんだってきづいたりね。
うーん。なんかほんわかとしたコメだなぁ。
うん。そうだね。そういうとこありました。
悪いことしてバレた時も胸痛くなるんですがなぜか似てます(笑)。
あかりちゃんのことが過去の思い出になったのかなあ・・・。
でも、やっぱりちくりと胸がいたむんでしょうね。
>まめさん
>二人でそうゆう思い出を共有できるって
すごく素敵です
それがね。もう共有できなくなりました。
明里ちゃんはすでに亡くなられました。
この時よりはずいぶんと後の話ではあるのですが。
>みきままさん
>でも、やっぱりちくりと胸がいたむんでしょうね。
うん。そうですね。
初恋のことや 自転車・・・いろいろ思い返しながら読んでました。
コメント欄見て、ため息が出てます・・・
>2児の母さん
9章は、もうすぐ佳境です。
あと1週間くらい?
>初恋のことや 自転車・・・いろいろ思い返しながら読んでました。
コメント欄見て、ため息が出てます・・・
みんないろんな思い出、ありますよねー。
思い出を思い出として、きっちり割り切れるようになったのは、40歳過ぎてからでしたね。僕の場合。
小さい頃のあーいう約束って心のどっかにひっかかるものなんですねぇ。ママチャリさんは状況が状況だったから尚更…。
もう一度、明里ちゃんとあの約束について話せる機会があればぃぃのに…って思ってしまいます。
なんか、苦しいなぁ…。ママチャリさんの気持ちを掴もうと思えば思うほど胸が苦しいですね…。
でも和美ちゃんが好きだって気付いたんですね。良かったぁ♪♪
サナトリウムが分からなくて検索したら
サナトリウム・・・結核治療のための施設を指した
って出てきたんです。
もしかして明里ちゃん死ぬんですかo(;△;)o ??
生きて他の人と結婚しましたっ
てかんじのHAPPYENDにはならないんでしょうか?
想い出と現実って微妙な距離感ですよね
良くも悪くも行ったり来たりしませんか?
イイ想い出は
いつまでもキレイだし優しいし
悪い想い出は
躊躇させたり何かを許せなかったり
再び。
何度読み返しても、私は明里ちゃんのお母さんに腹が立ってしまいます。
誰かを責めたい気持ちはわかります。でもチビママチャリを責めるのが妥当なのでしょうか。
タカさんを責めるならともかく、チビママチャリを責めるなんて…やっぱり違う!
明里ちゃんが倒れた事や、病院での光景はチビママチャリにとっては十分衝撃だったはずだし、せめて明里ちゃんのお母さんが「大丈夫よ」と言ってくれていたら、くろわっさんの心の傷も今ほど深くならずに済んだのでは…。
うちの娘も去年の夏、新たな病気の発作が出てしまいました。今後も場合によっては命を落とすこともあるでしょう。
発作を起こさないためには沢山の制約が必要です。
迷いました…
何もかも取り上げて命を取るか、娘の生きたいようにするのか…。
結果、今まで通りやりたい事をさせることにしました。
娘の人生です。親は友人にはなれないし、家は好きな学校にはならない。
楽しくない人生を長く送るより、短いかもしれないけど娘らしい人生を送るべきだろうと。
チビママチャリは明里ちゃんの人生の一部分に、キラキラと輝く思い出を作ったんですね。きっとそれは最期まで色褪せることはなかったでしょう。
くろわっさんは、明里ちゃんを自転車に乗せたことでご自分を責めているのでしょうか。
そうだとしたらそれは違うと思います。
明里ちゃんは微笑んでくれたのだから…明里ちゃんの選択を否定しないであげて。
見当違いのコメントだったらごめんなさい。
和美ちゃんも聞いてて辛かったでしょうね。
またまた今回もタカさんの一言が心強く感じました。
長々とすみませんでした。
ねぎさんのコメントに涙してしまいました…
あたしも自分の檻の中だけでなく、子供たちが精一杯その子らしく生きていくように見守れるようになりたいです。
でも、明里ちゃんの親の厳しい言葉は、チビままちゃりはちゃんと明里ちゃんへの愛情から出てしまった言葉だとちゃんと理解できていたと思いますよ。
だって、タカさんの息子だもの。
あかりという名前に思い入れがある分、すごい感情移入して読んでしまいました。
当時のママチャリにとって、特別な存在だったんでしょうね。あかりちゃん。
僕も自分のコトを書いたら、こんなタッチで書くのかなぁと思いながら読んじゃいました。
涙が止まりません。
さらにコメントでねぎさん読んで…(┬┬_┬┬)
優しい男の子の恋の物語は…
せつないですね。
なんか胸がちくちくする。
幼いママチャリの想いに、
和美ちゃんの切ない想いに、
明里ちゃん、亡くなったんですね。
ご冥福をお祈りします。
う~ん、複雑・・
明里ちゃんにっては”人生で一番”の嬉しいことだったんでしょうね・・
自力で自転車に乗れるなんて・・
でもそれが原因でサナトリウムに行くことになったあかりちゃん、お母さんの気持ちになれば・・
良かれと思ってやったことが、とんでもない結果を生むこともある。。そんな現実を小学生のときに体験してしまったんですね。世の中そんなことが往々にしてあります。
思い出は思い出としてどこかで区切りをつけてしまわないと、過去にとらわれていたらみんなが不幸です。生きるって前進するしかないもの・・
あ、間違ってる・・アセアセ・・
明里ちゃんにっては→明里ちゃんにとっては・・デス
あ、ポチも忘れてた・・ポチとポチ、二回押しておきましたよ!
同情と恋愛が混ざってるの意味がやっとわかりました。
ママチャリ君も若いのに苦労されたんですね。
そして和美ちゃん、大胆ですね。
職場で泣かないよう朝起抜けぼくちゅうですが、いやまいった。
大切な思いのブログアップありがとうございました。
これでくろわっさんの思いがおさまるところにおさまってくれればいいなと思います。
許可ありがとうございました。大事に使わせていただきます。
そろそろくろわっさんと母上の誕生日でしょうか。時節柄ご自愛ください。
だめだ・・・
涙が止まりません。
自分の中にある言葉は陳腐で
うまくコメントができません・・。
ただただ、せつないっす。
今日はそれだけ残していきます。
携帯からです。
僕も小学、中学、高校時代の友人を一人ずつ、なくしております。気がついたらいないんですものね。何とも言えぬ寂しさを感じたなぁ……明里ちゃん、なくなられたんですね。冥福をお祈りします。
やばい、電車の中で泣いてるよ俺(T_T)
ヤバイ感情移入しすぎて米かけないよ
なんだろ?今の心境を言葉にすると全部嘘っぽく見えちゃうんだよな…
いろんな意味で切ねぇなぁ…
ママチャリに一言だけ。
優しすぎだ。
病気のひとには、叶えたい、普通ならささやかな夢。
でもそのひとにとっては手にいれたい大きな夢。
大げさかもだけど、その一つがあかりちゃんにとっては自転車だったのだと思います。
あかりちゃんのお母さんは毎日祈るような気持ちで
娘のことみていたんだと思います。
娘を失うことが怖くて、余裕もなくてママチャリをなじってしまったのでしょう。
でも遊んでくれて、娘を笑顔にしてくれたチビチャリにきっと感謝していたはずです。
残された家族は逝ってしまったひとのこと、やっぱり「誰かに」覚えていて欲しい。
「幸せだったんだ」と思いたい。
そして彼女をしらないたくさんのひとが彼女を思い、
いっしょに喜び、涙してます。
このページをみたら、きっとおあかあさんは、嬉しいはず。
「ああ、ここにまだ娘がいる。」と。
ううぅ、、本編の後のネギさんのコメントでダメ押し・・・。
ねぇくるみ
時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば
生きる事は実に容易い
このミスチルの「くるみ」の歌詞を思い出しました。
僕って、気持ちを言葉にするのが下手な人間なんですけど今日はいつも以上に、言葉がでません。
今日は頭より胸で話を読んだ。無理やり言葉にするとそんな感じです。
エーン(□`*
切ないんだか。。。悲しいんだか。。。泣けてくるよぉ。。。
ママチャリの気持ちも和美ちゃんの気持ちも。。。そして明里ちゃんの気持ちも(;_;)
みんなみんな一生懸命でキュン♡となりました。
それにしてもタカさんの自転車練習法!!
あれうちもやってましたよ~うちのママンも同じ事いってました♪
去年娘が自転車の練習する時半信半疑でやらせてみましたが!見事一日で乗れるようになりました。
みなさんもお試しあれ~
あ、なんで半信半疑かって言うとうちの娘。。。超運動音痴なんですわ(^^;
明里ちゃんほんの少しでも自転車で風を切る感覚味わえて良かった。。。
たとえその後の事を考えたとしてもきっとずっと最高の思い出になってたんじゃないかな?ねぇ。。。
>あずちゃん
>小さい頃のあーいう約束って心のどっかにひっかかるものなんですねぇ。ママチャリさんは状況が状況だったから尚更…。
うーん。人間どんな悲しいことがあったにせよ、そればっかり考えて生きて行くわけにはいかないので、「忘却」という、心の安全装置が働きます。
僕はもうすっかり忘れ去っていました。実は。
ずっとなんか心に刺さった棘みたいにして残っていましたが、これでわかりました。
ぼくちゅう、6章から無理矢理続けた理由も。1話かくごとに、書きたくなくなっていた理由も。
時系列を追っかけていくと、どこからどう進んでも、絶対9章40話にたどりつくので、ある意味、スピリチュアルモード?(笑)。
不思議なもんですねー。
僕は不思議にさわやかです。
>いちこさん
>サナトリウムが分からなくて検索したら
サナトリウム・・・結核治療のための施設を指した
って出てきたんです。
サナトリウムの「元の意味」はそうですね。
実際には療養所すべてをさして言うようになりました。那須のサナトリウムもそうだと思いますが。
今、那須 サナトリウム でGoogleしたら、ぼくちゅうが筆頭に出て来てましてびっくり。
>kouさん 米ひさびさ?
>想い出と現実って微妙な距離感ですよね
>良くも悪くも行ったり来たりしませんか?
たまに昔のことを思い出して「あああああ」とか叫ぶときありますけどね。
もうすぐ人生も50年近くになるので、そりゃーいろいろあって、kouくんとは、すでに違う境地にあります(笑)。
でも、ぼくちゅう書くために日記ひろげて。
ひとつずつひろっていくのは、なかなかに楽しく、なかなかに悲しい作業でした。
う~ん
せつない・・・
でも、なんか思い出があるっていいなって思いました。
人間生きていけばいくほど思い出を積み重ねていってそれがその人の財産になっていくんだと思うんです。
>ねぎさん
>何度読み返しても、私は明里ちゃんのお母さんに腹が立ってしまいます。
誰かを責めたい気持ちはわかります。でもチビママチャリを責めるのが妥当なのでしょうか。
これ僕の立場で書いているので、やっぱり自分を弁護したりしてるとこ、あると思いますね。すでに正確でさえありません。
つらかったのは確かですが。僕は強く言われていましたからね。「激しい運動させないで」って。
>タカさんを責めるならともかく、チビママチャリを責めるなんて…やっぱり違う!
むしろ母には気の毒しました。僕の友達のひとりずつの素性を知っていたわけではないので。
>せめて明里ちゃんのお母さんが「大丈夫よ」と言ってくれていたら、くろわっさんの心の傷も今ほど深くならずに済んだのでは…。
命にかかわる厳重注意をやぶったのは僕でしたから。やむをえません。物心のつかない下級生ならともかく、もう5年生になってましたからね。
>うちの娘も去年の夏、新たな病気の発作が出てしまいました。今後も場合によっては命を落とすこともあるでしょう。
発作を起こさないためには沢山の制約が必要です。
迷いました…
何もかも取り上げて命を取るか、娘の生きたいようにするのか…。
結果、今まで通りやりたい事をさせることにしました。
娘の人生です。親は友人にはなれないし、家は好きな学校にはならない。
楽しくない人生を長く送るより、短いかもしれないけど娘らしい人生を送るべきだろうと。
迷いますよね。わかります。これ。
でも、それぞれのうまい妥協点を探して行くのも手です。上手な交点ってあるはずです。楽しませて、なおかつ、少しでも負担を減らす。
無責任ですけど、それが親に求められていることだと思います。もうとっくにされていることとは思いますが。
それが「普通の人」とまったく同じである必要ってさらさらないわけですから。喜びや楽しみって主観ですからね。僕が例え42.195km走っても高橋尚子さんと同じ喜びなんか絶対ありえないですから。それぞれです。
がんばって「長くて楽しい人生」あげましょうよ。
>チビママチャリは明里ちゃんの人生の一部分に、キラキラと輝く思い出を作ったんですね。
子供にとって自転車が乗れた時というのは、本当に特別なので、ある意味で、よかったんじゃないかと、今は判断します。それも今だからですね。
>くろわっさんは、明里ちゃんを自転車に乗せたことでご自分を責めているのでしょうか。
先に書いていますが、忘れ去っていました(笑)。
それほどに自分に都合悪かったのだと思います。
ぼくちゅう書いて、9章に入って「なんかひっかかってるなー」くらいにしか思っていませんでしたね。もうすぐ40年近くもたつことになりますから。
でも書けて幸せでした。
なんか不思議と言葉にして初めて自分の気持ちが整理できることって多いですよね。
このときのママチャリがそうだろうし、今のくろわっさんもそんな感じなのかなぁ。
時を越えて同じ出来事から違うレベルで新たな気づきがあるって素敵ですね。
>rokoさん ひさしぶり
>でも、明里ちゃんの親の厳しい言葉は、チビままちゃりはちゃんと明里ちゃんへの愛情から出てしまった言葉だとちゃんと理解できていたと思いますよ。
そうですね。兄をしかりつけるような、そんな言葉ですよね。
それくらいな親しさではありました。でもたぶん、動転されていたんだと思いますねー。
>ツカッチョさん、初登校?
ようこそ~。
>でも、なんか思い出があるっていいなって思いました。
人間生きていけばいくほど思い出を積み重ねていってそれがその人の財産になっていくんだと思うんです。
そうですねー。歳を重ねてそう思うように「やっと」なりましたね。でも若かった時は、思い出はみーんなカミソリみたいでした。もう、ざっくざく。
風邪ひきさんで2日欠席しての登校です。
こんな展開になってたなんて・・・。
まとめ読みするとさらに切なさが倍増しますね。
明里ちゃんのその後が気になります。
ママチャリくん、結局和美ちゃんが好きだったんだ。
夕子ちゃんちから戻って和美ちゃんちまで行ったところから、そうかも?とは思ってたけど。
でも、明里ちゃんとの約束もあるし・・・。
まぁ、現実はどっちとも結婚しなかったみたいデスけどね。
なんかもー、ママチャリ君ってゆーか、くろわっさんの伝記(半生記?)みたいなの読みたくなっちゃいました。
生まれてから、現在までの話。いつか書いてくださいね♪
「結婚するから。」
それが、チビチャリくんの責任の取り方だったんですね。
小5の頃って、結構ストイックに考えてるとこありますよね。純粋なあまり。
和美ちゃんの一言も、ママチャリには堪えたんだろうな。
でも、それでやっと自分の気持ちに確信を持ったのなら
風は和美ちゃんに向かって吹いてるわけですね。
思い出が相手だと手ごわいですね~
きれいで楽しいまま在り続けますから・・・
でも勝てますよ思い出にも!
頑張れ(^_^)/
生涯のうちで自転車に乗れたってことは、かなり大きな思い出になるはずですね。
ねぎさんのコメでジーン・・・てきてました。
「結婚しよう」って言われたことも、うれしかったに違いありません。
自分にはそう言ってくれる人、いないかも・・・と思っていたかもしれないですからね。
ママチャリさんは優しさを乗り越えて強くなっていくのかなって思いました。
そうすると、当時に戻ってしまったかのごとくそのときの感情が呼び起こされる。
じっくり考えていると、当時には分からなかったことがクリアーになっていき、自分の中で納得が出来たりして、自分の中にすっぽりと納まる感じがする。
まるで、ごちゃごちゃと入れぱなっしで大事なものなのかゴミなのか分からなかったものを、きれいに整頓するのに似てる。
だから、09:48のくろわっさんのコメがスッと自分の中に入ってきました。
ねぎさんの娘に対する愛情と必死さが、とっても伝わってきてやはり涙が出た。
菜摘さんの意見に同調もした。
私の母は学校勤めのストレスから病気になったんだと思っている私は、ストレスの原因である1部の生徒を「殺してやりたい」(適切でなければ削除を)と本気で思ったし、その生徒のことを母は「あの子も可愛そうな子でねぇ」と気にかけていたけれど、私はどうしても許せなかった。だから、思わずチビママチャリを責めてしまったときの明里ちゃんのママの気持ちも分からんでもない。でも明里ちゃんからすれば、病気のことも忘れるくらいの楽しい体験だった。
一方的に誰が悪いという問題じゃないんですよね、ほとんどの場合。
などというようなことを、自分にオーバーラップさせられました。
ねぎさん、くろわっさんのいうように「長くて楽しい人生」の交点を是非とも探そう!?
…せっかく自転車に乗れたのに!
うう……
自分のせいで大事な友達が死ぬかもしれなかった。小学校5年生には重過ぎる出来事ですね。
これが小学校低学年であれば、事の重大さがあまり分からなかったかもしれない。そして、中学生であれば「運動してはいけない」という言葉をもっと深刻に受け止めていられたかもしれない。
小学校5年生という年齢が、ちょうど中途半端というか繊細な年頃でもあるしなぁと感じてしまいました。
今回、思い出を文章に書くことによって、くろわっさんの心の棘が抜けたのなら良いのですが。
目の奥が熱くなって、気がついたら涙が出ていました。あまりにも儚くて…切なくて…
自転車…多くの人にとっては当たり前のことかも知れないけど、明里ちゃんにとっては最高の瞬間だったと思います。
そして、そんな最高な瞬間をもたらしてくれた、ママチャリさんと過ごした時間が、彼女の中で一番光り輝いているんだろうなって思いました。
私にも、ふたを閉めて、そっとおいてある思い出があります。ふたを開けちゃうと、その時の感情があふれてしまいそうなので。
でもずっと閉めたままだと、楽しかった事まで忘れてしまうかもしれない。
だから、いつか、そのふたを開けて笑って受け止められるように強くなりたいなって…そんなことを思いました。(ずれちゃってたら、ごめんなさいm(__)m)
ごめんなさい。
コメントの言葉がでてきません。
いろいろ考えて、こんな時間に登校です。
私の娘の学校では、薬を3日飲まなければ命を亡くすと言われている子や、ちょっとした油断で危険な事になる子供が沢山います。その子達のお母さんを見ていると、明里ちゃんのお母さんの…何て表現していいかわからないけど、気持ちがわかるような気がします。悪気があってしたことじゃないってわかっていても、やっぱりチビママチャリを責めちゃうな…って。でも明里ちゃんは大変な事になっちゃったけど、凄く嬉しかったでしょうね。
私は今更ながら、健康に生み育ててくれた両親に感謝です。娘には障害あるし、限られた範囲でしか生活できないけど、楽しかったな…って思いをいっぱいさせてあげたいと思いました。
いつも本文同様、皆さんのコメントも楽しみに読んでるのですが、昨日、今日と携帯でコメントが全く見れないんです…泣(携帯読者です)
全然場違いなコメントだったらスミマセン。
「明里ちゃん」って名前はもしかしたら仮名かもしれないけど、こういう女の子がいたということをこんなに大勢の人が知って、ご冥福を祈っているだけでも、なんかステキなことだと思いました。
ステキな思い出のお話をありがとうございます。
(ぼくちゅうはほとんどステキな思い出ばかりですが)
明里ちゃんのご冥福をお祈りいたします。
>名無しさん
>あかりという名前に思い入れがある分、すごい感情移入して読んでしまいました。
そうですかー。
でも奇麗な名前ですよね~。
>当時のママチャリにとって、特別な存在だったんでしょうね。あかりちゃん。
おもいっきり特別でした。やっぱりとりたてて美人というわけでもなかったんですけどね。
めちゃくちゃ特別でした。
今日は色々プライベートであったので…米と米チェックしないでmixi行ったりしてて…
今米チェックして、明里チャンが既にこの世には居ない事実を知って…
どうしよう…涙止まりません。
チビママチャリ君のキモチ…明里チャンのキモチ…明里チャンのママのキモチ…和美チャンのキモチ…
全てが何か…切なくて。久々にボロボロ状態なりました。
でも…和美チャンへのキモチに気付いたママチャリ君…
こうして人って成長していくんだなって、今更ながら思ってみたり。
>FlowerMommyさん
>優しい男の子の恋の物語は…
>せつないですね。
そもそもが恋ではなかったんですけどね。
そういうのとは違う、友情みたいな・・・。
>テラsan
>なんか胸がちくちくする。
>幼いママチャリの想いに、
>和美ちゃんの切ない想いに、
その時は立ち直れないくらいでしたが、思い出になるうちに美化されて。
で、ぼくちゅうではさらに脚色までついていますからね。
つくりもの、と考えれば気が楽です。
でも、とにかくここまで書いて、楽になりましたー。
>じゃこさん
>明里ちゃんにっては”人生で一番”の嬉しいことだったんでしょうね・・
>自力で自転車に乗れるなんて・・
>でもそれが原因でサナトリウムに行くことになったあかりちゃん、お母さんの気持ちになれば・・
サナトリウムは病院というものとはまた違うので、遅かれ早かれ行くことが決まっていたのでしょう。
「もう普通の子とは遊ばせられない」と、思ったのかも知れませんし、だとすると明里ちゃんにこそ悪いことしたことになります。
いずれにせよ今どうこうできることでもありませんから、物語として読んでください。
>ことがねさん
>同情と恋愛が混ざってるの意味がやっとわかりました。
ママチャリ君も若いのに苦労されたんですね。
いえ。僕は苦労ってほどのものではありません。
ただ、悲しくて泣くようなことには、他の人より当たる確率が高かったです。それはたぶん自分の性格によるところが大きいんですが。
今も。そうでしょ?
>そして和美ちゃん、大胆ですね。
これは理由があるんです。
何度も何度も読み返しました。すごく胸が痛くなって、切なくて。
でもこの事がチビチャリ君を一回り成長させてるんだ、って思います。
え?みなさんのコメント読んでて気づいたのですが、明里ちゃんはその後亡くなったということなんですか?
読みが足りなくて、ごめんなさい。手紙の返事が来なくなったというのはそういうことだったんでしょうか?
はっきりと書いていなかったので、違うふうに解釈していました。
明里ちゃんは病気が治ったけど、他に好きな人ができてママチャリくんは振られちゃった~とかじゃダメですか?
うーん、なんだか自分で書いててワケがわからなくなってきました。発熱したみたいです。
おやすみなさい・・・。
>papaさん
>大切な思いのブログアップありがとうございました。
>これでくろわっさんの思いがおさまるところにおさまってくれればいいなと思います。
小説中の話なので、そのままではないですね。
おぼろな部分もあるんですが。
とりあえず、僕の中の「ぼくちゅう」は、役目を終えました。
自分でもびっくりです。
>亜矢さん
>自分の中にある言葉は陳腐で
>うまくコメントができません・・。
僕も書いている最中は、ずいぶんとせつなかったですが、今コメント返す段階になっては、そうでもありません。読み返さないからですけどね(笑)。
僕も表現は迷いましたが、ひとつの区切りとしては書いてよかったと思っています。
ストーリー展開上、脚色入れてあることがむしろ少し悔やまれます。
>torayokoさん
>僕も小学、中学、高校時代の友人を一人ずつ、なくしております。気がついたらいないんですものね。何とも言えぬ寂しさを感じたなぁ……明里ちゃん、なくなられたんですね。
そうですね。亡くなられたのは、本当にずいぶんと後で、その時は僕もいい大人になっていましたから、ただただ「そうかー」という感じでした。
でも、今回はおもいっきり違っていてびっくりしました。
もう小中高と親友は、かなりの数を亡くしました。
まったく悲しくないこともありませんが、やっぱり思い出よりは、今守らなきゃいけない生きている人間でせいいっぱいですね。
ある意味、僕にとっては、今、生きて読んでくださっている読者さんのほうが大切です。
比較対象論ではないのでしょうが。
>Dealerさん
>やばい、電車の中で泣いてるよ俺(T_T)
>ヤバイ感情移入しすぎて米かけないよ
必要にして十分以上なコメントですよ。
ありがとう。
>のりぞおさん
>ママチャリに一言だけ。
>優しすぎだ。
ママチャリ(チビチャリ?)は、そうでしたね。僕も大人の目で見てそう思いますね。
でも僕はさすがにいろいろ体験してまいりましたので、そのまま大人ではありません(笑)。
>菜摘ちゃん
>残された家族は逝ってしまったひとのこと、やっぱり「誰かに」覚えていて欲しい。「幸せだったんだ」と思いたい。
そして彼女をしらないたくさんのひとが彼女を思い、
いっしょに喜び、涙してます。
このページをみたら、きっとおあかあさんは、嬉しいはず。
「ああ、ここにまだ娘がいる。」と。
うわぁ。泣ける。これ。
僕がぼくちゅうを書くのが遅れましたから、明里ちゃんのお母さん自体、かなりな年齢のはずです。母より年上でしたので。
明里ちゃんも、若いとは言え、サナトリウムで生涯を送られたわけではないようですから、一概にそれを不幸とは言えません。
人は人の死を当然悲しみますが、でも永遠に生きるわけではないので、さすがにそこに不条理を感じる年齢ではなくなりました。
それを短いと言うのか、長いと言うのか。それはその人それぞれです。
>ちはるくん
>このミスチルの「くるみ」の歌詞を思い出しました。
ミスチル。ほんと好きなんだねー。
>僕って、気持ちを言葉にするのが下手な人間なんですけど今日はいつも以上に、言葉がでません。
今日は頭より胸で話を読んだ。無理やり言葉にするとそんな感じです。
悲しい話は、やっぱりへんにひねくれて読まない限りは、やっぱり悲しいですよね。
それでじゅうぶんです。
驚くほど心のリハビリになってるものなんです。悲しい話。
そんなふうに。前向きにいきましょー。なにしろぼくちゅう。
>ヒロさん
>それにしてもタカさんの自転車練習法!!
あれうちもやってましたよ~うちのママンも同じ事いってました♪
去年娘が自転車の練習する時半信半疑でやらせてみましたが!見事一日で乗れるようになりました。
うーん。忍法自転車に乗れるの術、使える人こんなにいたなんて。びっくりです。
でも、これ読んでる人多いから、きっと誰かの手助けにはなりますよね!
>月澤さん
>ママチャリくん、結局和美ちゃんが好きだったんだ。
夕子ちゃんちから戻って和美ちゃんちまで行ったところから、そうかも?とは思ってたけど。
ここはようやく自分の気持ちに気づき始めたばかりですね。
完全に告白するには至っていません。
>みゃあさん
>「結婚するから。」
それが、チビチャリくんの責任の取り方だったんですね。
小5の頃って、結構ストイックに考えてるとこありますよね。純粋なあまり。
明里ちゃんが「ケッコンしてあげる」って言ってますから。
それに応えたわけです。
なんでも「元気になりそうなこと」言いまくったわけです。
マンガみたいな奇跡を信じて。
>gaugauさん
>思い出が相手だと手ごわいですね~
>きれいで楽しいまま在り続けますから・・・
>でも勝てますよ思い出にも!
これは和美ちゃんへのエールですね?
和美。ファン多いなー。ほんと。
>るりさん
>「結婚しよう」って言われたことも、うれしかったに違いありません。
>自分にはそう言ってくれる人、いないかも・・・と思っていたかもしれないですからね。
そうですねー。これくらい時間がたって、なおかつ物語の中に埋め込むと、ある程度第三者の目で見ることもできますが、そうだろうなーって思います。
5年生には、それしかなかったんですね。出せる言葉が。
よくマンガとかで涙ぽつっと落ちると生き返るとか、魔法の言葉みたいなので、体がピカーって光り出して元気になる、とかあるじゃないですか。
そういう感覚で言ってました。幼かったですねー。
>nobukoちゃん
>一方的に誰が悪いという問題じゃないんですよね、ほとんどの場合。
などというようなことを、自分にオーバーラップさせられました。
よく極悪人が、好き放題やっても、やられて死ぬ時に
「もっと早くおまえさんに出会えてたらなぁ」
とかって台詞をはくと、あー、こいつも被害者のひとりかもなー、とか同情してしまいますが、じゃ、この極悪人が殺した父母はどうなる?とか、ほんとはあるわけですね。
その人のいいとこさがそう、とかしても、いいか悪いかってやっぱり客観なわけです。
だからnobukoさんの「殺意」は、間違っていない、って、僕は思いますね。「あの子も好きでそうなったわけじゃない」とか聞きますが、じゃぁ、なにやってもいいかってーと、そうじゃないですからね。
どんな生い立ちであれ、やっちゃいけないことはあります。当然。
もっともこれと僕の自転車騒動をリンクされると困るのですが。
>里美ちゃん
>…せっかく自転車に乗れたのに!
うう……
うん。そこ。せつないですね。ほんとに。
>ナイアさん
>小学校5年生という年齢が、ちょうど中途半端というか繊細な年頃でもあるしなぁと感じてしまいました。
うん。とっても微妙な年齢です。
>今回、思い出を文章に書くことによって、くろわっさんの心の棘が抜けたのなら良いのですが。
はい。けっこうすっきりしました。無責任に(笑)。
謎もいっぱいとけましたね。
問題はこれからどうするかです。
>ともまんさん
>私にも、ふたを閉めて、そっとおいてある思い出があります。ふたを開けちゃうと、その時の感情があふれてしまいそうなので。
でもずっと閉めたままだと、楽しかった事まで忘れてしまうかもしれない。
だから、いつか、そのふたを開けて笑って受け止められるように強くなりたいなって…そんなことを思いました。(ずれちゃってたら、ごめんなさいm(__)m)
時が訪れたら。で、いいと思いますね。
思い出の中には、眠っていたい思い出もあるかも。
僕は、ここで物語を書くことになったからですが、そうでなければやっぱり思い出さずにいました。
そう考えると半フィクションも正解だったと思えます。
不思議です。
>さっちゃん
>ごめんなさい。
コメントの言葉がでてきません
いいんです。わかります。
>すぱにえるさん
>私は今更ながら、健康に生み育ててくれた両親に感謝です。娘には障害あるし、限られた範囲でしか生活できないけど、楽しかったな…って思いをいっぱいさせてあげたいと思いました。
そうでしたか。
ぜひそのようにしてあげてください。
ぼくちゅうができることはなんでもしますよ!
きっといろいろできるって思います。
>NEKOさん
>「明里ちゃん」って名前はもしかしたら仮名かもしれないけど、こういう女の子がいたということをこんなに大勢の人が知って、ご冥福を祈っているだけでも、なんかステキなことだと思いました。
そうですね。
こんなとこで、まさかあの時のことが物語になってるなんて思いもよらないでしょうねー。
忘れ去られて行く魂よりはいいかも知れません。
そこに生きてたって。
明里ちゃん、もう亡くなられてたんですか。
ご冥福をお祈りします。
フィクションなら良かったのに。
あーもーこゆ時になんも言葉が出ない自分が腹立たしい。
みんなのコメント読んでると余計に自分が情けない。
あ゛~っ
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「結婚してあげる」と最初に明里ちゃんが言い、「大人になったら、結婚するヨ」とミニチャリクンが言い・・・。
でも、天国へ召されてしまった明里ちゃん。(高校生の頃はまだサナトリウム???)
心の中にそんな約束までした自分がいて、ずーーーっとミニチャリからママチャリになっても、明里ちゃんとの約束を守ろうとする、心の葛藤!!!
和美ちゃんに一歩踏み込めないわけだぁ・・・。
私は小さい頃から運動音痴で、自転車も(私が子供の頃は補助輪なんて便利なものがあったので、それを外してですが
私もタカさんの忍法を知ってればあれほどかからず済んだろうに…。
それだけでも「自分だけ乗れない」みたいな寂しさがあったし、たくさん練習して初めてちゃんと乗れるようになったときは本当に嬉しかったです。
もちろん私と明里ちゃんとでは状況も思いも全く違うとは思いますが。
でも一生懸命頑張って自転車に乗れるようになった時の明里ちゃんは本当に嬉しかっただろうし、自分の意志で努力したってことは明里ちゃんにとって自信にもなったんじゃないかな、と思います。
かなり切ないやん…。
責任を感じるなという方が無理だと思いますが
重過ぎる責任です。
3回目の読み返し、今、ここを読んでいます。
リアルタイムで読んだとき、二回目読んだとき、そして、今、三回目読んでいるとき、何度読み返しても、切なく思いますが、フィクションが含まれているとはいえ、一つ一つの思い出が、今のくろわっさんを築き、そして、ぼくちゅうとして、多くの人に感動を与えてくれていると思います。このブログに出会えて良かった、と心から思います。ありがとうございます✨